×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
年も明けて数日が経ちましたが、どうにも体調がよろしくないです。
お正月気分が抜けきらないのかもですね。
……体調不良は、年末あたりからなのですが。
N. ampullaria (williams Red x Herlequin BE-3659)
体調のよくない私とは裏腹に、アンプラリアはとても元気です。
冬の寒さでどうなることかと心配したりもしたのですが、杞憂だったようです。
前回に続いて今回の葉もリーフジャンプ、株の直径がどんどん大きくなります。
どうしても日照は短くなりがちで、袋は小さく色も悪くなってしまうのですが……。
夏の屋外だとがっちり育ちますが、やっぱり温室の方が成長自体は早いのかもですね。
この調子で育ってくれるなら、今年の梅雨くらいには大平鉢に植え替えてあげてもよさそうです。
やっぱり色はよくないですねー……。
袋は微妙ですが、葉の展開はとても早いです。
低地性種の中ではグラシリスなどに比べると、成長は特に早いというわけではないのですが、
低地性特有の新陳代謝の早さゆえか、成長の早いと言われる高地性種の倍以上の速度で成長します。
トランカータの成長が非常に遅いといわれる所以は、このあたりにあるのかもしれません。
低地性という括りの中ではたしかに非常に遅いですが、高地性として考えると普通といった印象です。
高地性種の成長の遅さに慣れないと、肥料やら何やらと、
あれこれ手を加えてダメにするのかもしれないですね。
初心者は低地性から、という風潮がありますが、最初から高地性の栽培を見据えている人は、
最初から高地性の簡単な種類、もしくは交配種から始めた方がいいと思います。
別個体。
こちらもリーフジャンプ……というほどではありませんが、新しい葉は大きくなってます。
うちに来たばかりの頃は、まともな葉がほとんどなく、みすぼらしい姿だったのですが、
綺麗な葉っぱも増えてきて、だいぶ見られる姿になってきたんじゃないかと思います。
まだ隙間があって、完全なロゼットとはいきませんが……。
やっぱり袋は小さくなってしまいましたが、色はそこまで落ちてないですねー。
アンプラリアの新芽は爪楊枝より細く小さい状態から始まることが多く、
本当にこんな状態からちゃんと葉になるのか心配になります。
みんなきちんと展開しつつ、リーフジャンプまでしているので問題はなさそうですが。
高地性アンプラリア。
新しい葉は独特な色で綺麗です。
産地の由来が大きく異なるせいか、葉っぱの形も全然違うのが面白いですねー。
まだまだ仕立て途中な感じですが、こちらもゆっくりながら成長を続けてくれています。
今年の晩夏の頃には見られる姿になってくれるのではないでしょうか。
この個体の成長後の姿はどこでも見たことがないので、
比較的新しい由来の苗なのかもしれません。
成長したら、一体どんな姿になるのでしょうねー。
明日は池袋にて、蘭の即売会があるらしいです。
ネペンテスも多数出品されるらしいので、行ってみたいですねー。
お正月気分が抜けきらないのかもですね。
……体調不良は、年末あたりからなのですが。
N. ampullaria (williams Red x Herlequin BE-3659)
体調のよくない私とは裏腹に、アンプラリアはとても元気です。
冬の寒さでどうなることかと心配したりもしたのですが、杞憂だったようです。
前回に続いて今回の葉もリーフジャンプ、株の直径がどんどん大きくなります。
どうしても日照は短くなりがちで、袋は小さく色も悪くなってしまうのですが……。
夏の屋外だとがっちり育ちますが、やっぱり温室の方が成長自体は早いのかもですね。
この調子で育ってくれるなら、今年の梅雨くらいには大平鉢に植え替えてあげてもよさそうです。
やっぱり色はよくないですねー……。
袋は微妙ですが、葉の展開はとても早いです。
低地性種の中ではグラシリスなどに比べると、成長は特に早いというわけではないのですが、
低地性特有の新陳代謝の早さゆえか、成長の早いと言われる高地性種の倍以上の速度で成長します。
トランカータの成長が非常に遅いといわれる所以は、このあたりにあるのかもしれません。
低地性という括りの中ではたしかに非常に遅いですが、高地性として考えると普通といった印象です。
高地性種の成長の遅さに慣れないと、肥料やら何やらと、
あれこれ手を加えてダメにするのかもしれないですね。
初心者は低地性から、という風潮がありますが、最初から高地性の栽培を見据えている人は、
最初から高地性の簡単な種類、もしくは交配種から始めた方がいいと思います。
別個体。
こちらもリーフジャンプ……というほどではありませんが、新しい葉は大きくなってます。
うちに来たばかりの頃は、まともな葉がほとんどなく、みすぼらしい姿だったのですが、
綺麗な葉っぱも増えてきて、だいぶ見られる姿になってきたんじゃないかと思います。
まだ隙間があって、完全なロゼットとはいきませんが……。
やっぱり袋は小さくなってしまいましたが、色はそこまで落ちてないですねー。
アンプラリアの新芽は爪楊枝より細く小さい状態から始まることが多く、
本当にこんな状態からちゃんと葉になるのか心配になります。
みんなきちんと展開しつつ、リーフジャンプまでしているので問題はなさそうですが。
高地性アンプラリア。
新しい葉は独特な色で綺麗です。
産地の由来が大きく異なるせいか、葉っぱの形も全然違うのが面白いですねー。
まだまだ仕立て途中な感じですが、こちらもゆっくりながら成長を続けてくれています。
今年の晩夏の頃には見られる姿になってくれるのではないでしょうか。
この個体の成長後の姿はどこでも見たことがないので、
比較的新しい由来の苗なのかもしれません。
成長したら、一体どんな姿になるのでしょうねー。
明日は池袋にて、蘭の即売会があるらしいです。
ネペンテスも多数出品されるらしいので、行ってみたいですねー。
明けました、今年もよろしくお願いします。
喪中につき、挨拶がちょっと質素です。
今年は酉年ということで、フライドチキンやらの鶏料理が流行ってます。
干支って、こういうことだっけ……とも思うのですが、
楽しくお祭り騒ぎできたら、それでいいのかもしれません。
以前輸入した分の苗が届きました。
実際に到着したのは、去年の暮れのことなのですが。
今回注文したのはこれだけです。
箱は結構大きかったですが……。
緩衝材をたっぷり入れることで空気を含み、保温にも一役買ってるのかもしれないですねー。
この季節ですし、朝晩の冷え込みは怖いです。
昼間は天気よくても外は寒いですしねー。
植え付けました。
でも、どことなく違和感……。
今回発注したのは、ネペンテス・プラティチラ。
下半分がちょっと見切れていますが、N. platychilaの字が見えるのですが……。
なんか、妙に赤いです。
さらに、葉の裏や新芽、蔓は毛深いのですが、葉表面はつるつるしてます。
プラティチラって、こんなだっけ……。
袋。
まだ小さくて、特徴とかもないので、よくわからないです。
そもそもプラティチラの実物を見たことがないので、
こんなものなのかなー……と、思いつつも、順化させることにしたのでした。
検疫にて根もばっちり毟られているので、根からの水分の吸収力はほぼないです。
小まめに霧吹きしつつ、被いをかけて干乾びないように注意します。
………
……
…
そして後日、先方からメールが……。
どうやら、N. platychilaと間違えて、N. peltataを発送したそうです。
道理で違和感があったはず、と言いたいところなのですが、
こんなものかー、で済ませて全然気付いてなかったよね。
危うくプラティチラと信じてペルタタを育ててるところだったよね。
後から判明したミスをきちんと知らせてくれるお店は、すごく信頼できると思います。
育て上げてから誤品と判明したときのガッカリ感は、方々で語られていますし。
そんなわけで、到着しました。
今度こそ正真正銘のN. platychilaです!
葉表面も含めて全身毛深い草姿、文献通りの特徴です。
まだ小さくて特徴はないのですが、N. fuscaに似た細長い感じの袋。
プラティチラは上位袋が醍醐味なので、なんとかそこまで育てたいです。
順化開始したばかりで、まだまだ頼りない姿ですが、
春には他の子と一緒に、屋外で過ごせるようになってくれたらいいですねー。
誤品のペルタタは、一緒に育ててみてくださいとのことで、御厚意に甘えさせていただきました。
まさか引っこ抜いて返送するわけにもいかないですし……。
うちには元々BEのペルタタが居たのですが、こちらは細長い袋をつけるタイプのクローンみたいですし、
最初はトラブルでしたが、僥倖にもうちにやってきた由来違いの個体の今後も気になるところです。
ペルタタは元々丸い袋が気になってた種類ですし、そうなってくれたら嬉しいなー……。
順化の経過も、順次報告していければと思います。
そんな感じのゆるゆるなブログですが、今年もどうかよろしくですよー!
喪中につき、挨拶がちょっと質素です。
今年は酉年ということで、フライドチキンやらの鶏料理が流行ってます。
干支って、こういうことだっけ……とも思うのですが、
楽しくお祭り騒ぎできたら、それでいいのかもしれません。
以前輸入した分の苗が届きました。
実際に到着したのは、去年の暮れのことなのですが。
今回注文したのはこれだけです。
箱は結構大きかったですが……。
緩衝材をたっぷり入れることで空気を含み、保温にも一役買ってるのかもしれないですねー。
この季節ですし、朝晩の冷え込みは怖いです。
昼間は天気よくても外は寒いですしねー。
植え付けました。
でも、どことなく違和感……。
今回発注したのは、ネペンテス・プラティチラ。
下半分がちょっと見切れていますが、N. platychilaの字が見えるのですが……。
なんか、妙に赤いです。
さらに、葉の裏や新芽、蔓は毛深いのですが、葉表面はつるつるしてます。
プラティチラって、こんなだっけ……。
袋。
まだ小さくて、特徴とかもないので、よくわからないです。
そもそもプラティチラの実物を見たことがないので、
こんなものなのかなー……と、思いつつも、順化させることにしたのでした。
検疫にて根もばっちり毟られているので、根からの水分の吸収力はほぼないです。
小まめに霧吹きしつつ、被いをかけて干乾びないように注意します。
………
……
…
そして後日、先方からメールが……。
どうやら、N. platychilaと間違えて、N. peltataを発送したそうです。
道理で違和感があったはず、と言いたいところなのですが、
こんなものかー、で済ませて全然気付いてなかったよね。
危うくプラティチラと信じてペルタタを育ててるところだったよね。
後から判明したミスをきちんと知らせてくれるお店は、すごく信頼できると思います。
育て上げてから誤品と判明したときのガッカリ感は、方々で語られていますし。
そんなわけで、到着しました。
今度こそ正真正銘のN. platychilaです!
葉表面も含めて全身毛深い草姿、文献通りの特徴です。
まだ小さくて特徴はないのですが、N. fuscaに似た細長い感じの袋。
プラティチラは上位袋が醍醐味なので、なんとかそこまで育てたいです。
順化開始したばかりで、まだまだ頼りない姿ですが、
春には他の子と一緒に、屋外で過ごせるようになってくれたらいいですねー。
誤品のペルタタは、一緒に育ててみてくださいとのことで、御厚意に甘えさせていただきました。
まさか引っこ抜いて返送するわけにもいかないですし……。
うちには元々BEのペルタタが居たのですが、こちらは細長い袋をつけるタイプのクローンみたいですし、
最初はトラブルでしたが、僥倖にもうちにやってきた由来違いの個体の今後も気になるところです。
ペルタタは元々丸い袋が気になってた種類ですし、そうなってくれたら嬉しいなー……。
順化の経過も、順次報告していければと思います。
そんな感じのゆるゆるなブログですが、今年もどうかよろしくですよー!
クリスマスも終わって、気付けばもう年末!
今回が今年最後の更新となります!
時間が経つのは早いですねー。
時は金なり光陰矢の如し、歳月人を待たずとは、よくいったものです。
N. aristolochioides x ventricosa
冬でも元気な交配種、アリストリコーサ。
有機用土と無機用土に分けて、成長の比較をしています。
過去の軌跡はこちらから。
秋の始まりのアリス
有機用土と無機用土
N. aristolochioides x ventricosa
近況、まずは有機用土です。
寒さも気にせずに成長してます。
葉も大きくなったりで、順調な感じ。
まだ徒長を始めるような雰囲気はありませんが、
この交配種、どれくらいのサイズになるのでしょうねー。
アリストロキオイデスの血を強く受け継いでいるのならば、
そろそろ徒長しはじめそうなサイズなのですが。
ベントリコーサの影響が強いなら、まだまだですね。
最新の袋。
前回より少し大きくなりました。
本当に、どれくらいのサイズになるのでしょうねー。
10センチくらいあれば、かなり見応えしそうですが、
アリストロキオイデスが小型種なので、ちょっと厳しいかもしれませんね。
用土の様子。
やや劣化して、少し痩せてきた感じです。
原因は、おそらく赤玉土。
通常のものを使っていたので、崩れてしまったみたいです。
最初期と比べると、水の抜けがやや遅くなりました。
ウツボカズラのように植え替えの頻度の少ない植物には、
硬質赤玉土や焼成赤玉土のような、崩れにくいものを使うべきだと思います。
最近は鹿沼土より崩れにくい軽石系のメディアを使う機会が多いみたいですし。
うちで使っている用土も、最近の水はけ重視の子は日向土の比率が高いです。
続いて無機用土。
こちらは逆に、葉っぱが少し小さくなりました。
どゆことー……?
葉っぱは小さくなりましたが、袋は大きくなりました。
有機に比べると、用土中の水分量が少なかったのかもしれません。
ウツボカズラは乾燥気味に育てると、蒸散を防ぐために、葉を小さく硬くするらしいです。
ラフレシアナやビカルカラタなど、メートル級のロゼットを形成する種類を、
コンパクトに育てるには有効な手法だそうです。
兵庫フラワーセンターのネペンテスの用土とか、カラッカラに乾燥してますし。
普通に考えたら一発でドライアウトしてそうな状況ですが、
なんであんなにも元気で、しかも大きいのか……。
私の理解を超えています。
用土の様子。
表面に多少藻類がついて汚れた感じはしますが、崩れたりはしてない感じ。
潅水の際も、水がそのまま抜けてる感じですし。
最低限の水分だけを、セラミスとベラボンが保持してくれてる感じ……だと思います。
最近は天気のいい日がずっと続いていたのですが、
今日の分の画像を準備しようとした日に限って雨降りです。
余程日頃の行いがいいと見えます。
暗い画像ばかりで、申し訳ないのですが……。
ピントが全く合っていないあたりからも、テンションの低さが窺い知れます。
そういうのも全部、低気圧のせいにしたいです。
……多種類のネペンテスを初めて一年目。
まだまだわからないことだらけですが、もっと上手く育ててあげたいです。
来年も試行錯誤しつつ、うちの環境に合った栽培方法を模索していけたらと思います。
それではまた来年、よいお年を!
今回が今年最後の更新となります!
時間が経つのは早いですねー。
時は金なり光陰矢の如し、歳月人を待たずとは、よくいったものです。
N. aristolochioides x ventricosa
冬でも元気な交配種、アリストリコーサ。
有機用土と無機用土に分けて、成長の比較をしています。
過去の軌跡はこちらから。
秋の始まりのアリス
有機用土と無機用土
N. aristolochioides x ventricosa
近況、まずは有機用土です。
寒さも気にせずに成長してます。
葉も大きくなったりで、順調な感じ。
まだ徒長を始めるような雰囲気はありませんが、
この交配種、どれくらいのサイズになるのでしょうねー。
アリストロキオイデスの血を強く受け継いでいるのならば、
そろそろ徒長しはじめそうなサイズなのですが。
ベントリコーサの影響が強いなら、まだまだですね。
最新の袋。
前回より少し大きくなりました。
本当に、どれくらいのサイズになるのでしょうねー。
10センチくらいあれば、かなり見応えしそうですが、
アリストロキオイデスが小型種なので、ちょっと厳しいかもしれませんね。
用土の様子。
やや劣化して、少し痩せてきた感じです。
原因は、おそらく赤玉土。
通常のものを使っていたので、崩れてしまったみたいです。
最初期と比べると、水の抜けがやや遅くなりました。
ウツボカズラのように植え替えの頻度の少ない植物には、
硬質赤玉土や焼成赤玉土のような、崩れにくいものを使うべきだと思います。
最近は鹿沼土より崩れにくい軽石系のメディアを使う機会が多いみたいですし。
うちで使っている用土も、最近の水はけ重視の子は日向土の比率が高いです。
続いて無機用土。
こちらは逆に、葉っぱが少し小さくなりました。
どゆことー……?
葉っぱは小さくなりましたが、袋は大きくなりました。
有機に比べると、用土中の水分量が少なかったのかもしれません。
ウツボカズラは乾燥気味に育てると、蒸散を防ぐために、葉を小さく硬くするらしいです。
ラフレシアナやビカルカラタなど、メートル級のロゼットを形成する種類を、
コンパクトに育てるには有効な手法だそうです。
兵庫フラワーセンターのネペンテスの用土とか、カラッカラに乾燥してますし。
普通に考えたら一発でドライアウトしてそうな状況ですが、
なんであんなにも元気で、しかも大きいのか……。
私の理解を超えています。
用土の様子。
表面に多少藻類がついて汚れた感じはしますが、崩れたりはしてない感じ。
潅水の際も、水がそのまま抜けてる感じですし。
最低限の水分だけを、セラミスとベラボンが保持してくれてる感じ……だと思います。
最近は天気のいい日がずっと続いていたのですが、
今日の分の画像を準備しようとした日に限って雨降りです。
余程日頃の行いがいいと見えます。
暗い画像ばかりで、申し訳ないのですが……。
ピントが全く合っていないあたりからも、テンションの低さが窺い知れます。
そういうのも全部、低気圧のせいにしたいです。
……多種類のネペンテスを初めて一年目。
まだまだわからないことだらけですが、もっと上手く育ててあげたいです。
来年も試行錯誤しつつ、うちの環境に合った栽培方法を模索していけたらと思います。
それではまた来年、よいお年を!
冬至です!
今日は1年の間で最も日の短い日!
3時前にもなると、すっかり陽が傾いてしまいます。
日の短い季節は、どうしても寂しい気分になりがちですが、
この日を境にまた少しずつ日が伸びてゆくのは、なんだか希望の象徴みたいですね!
N. veitchii bario Akazukin x stripe peristome
ついに導入しました、ビーチ・バリオ。
以前から気になる種類の一つでしたが、ビーチ・バリオは個体差が非常に激しく、
買ってみても好みの個体になる確証はないし、
形質の保証された個体はとんでもない値段だったりして、
なかなか手を出せないでいました。
今回の個体は実生個体。
ただでさえ個体差の激しいビーチ・バリオの実生個体なんて、
どんな成長をするのか、見当もつかないような気もしますが……。
この子、親元がすごいのです。
片親の『Akazukin』といえば、赤く丸い袋に派手な縞々襟の超優良個体、
もう片親の『stripe peristome』も、その名の通りストライプ襟が特長の品種です。
かの山田食虫植物農園にて作出され、同じ交配の苗が大量に販売されていますが、
今回お迎えしたのは、その中でも特に袋が赤く丸くなりそうな選抜個体です。
今はまだ幼苗ですが、将来的に両親のストライプも引き継いでくれたら、
赤ずきん似の綺麗な個体になってくれるのではないでしょうか!?
まだ小さな幼苗です。
頻繁に登場するトランカータも同じくらいのサイズからのスタートだったので、
1年もあれば、それなりのサイズになるんじゃないでしょうか。
うちのトランカータも、由来を辿ると山田食虫植物農園に行き着くそうですし。
……販売元は、違いますけど。
最近知ったのですが、ビーチとトランカータって近縁種じゃないんですね……。
今までずっと近縁だと思ってました。
ただ、育て方は大体同じような感じだと思います。
陽当たりも風当たりもよくして、用土は乾燥気味で。
ビーチの方がデリケートらしいですが、大体そんな感じらしいです。
水はけのいい鉢といえば、うちでも胴抜き鉢をいくつか試作してみましたが……。
ラジャを植えてある試作一号。
スリットを入れた、典型的なよくある胴抜き鉢です。
鉢内の水はけも風通しも最高によいのですが、
横から用土の粒がぽろぽろこぼれてくるのが最高にダメな感じです。
水苔植えするなら、最高かもしれないですが……。
見た目以外は、ですけど。
ローウィを植えた試作二号。
この呼び方、なんかガンダムっぽくてお気に入りです。
最初のが用土だだ漏れだったことから、スリットではなく穴を無数に開けたタイプです。
通気性は多少劣りますが、用土がこぼれることもなく、いい感じです。
水も横から抜けるので、通水性はよさそうですし。
穴の位置を決めて、規則的に開ければ、見た目もそんなに悪くないです。
ただ、加工がとんでもなく面倒で、二度とやりたくないので却下です。
シブヤンエンシスを植えた試作三号。
デンドロビウムが植わってそうなタイトルですが、蘭はやってないので……。
一見すると、ただの素焼き鉢ですが……。
同じ加工を施した空鉢。
底穴を拡げて、ほぼ底抜けに近い状態になってます。
あんまりやりすぎると、鉢底ネットがすっぽ抜けるので程々に。
元々はセッコクを植えるための技術だそうです、まさにデンドロビウム。
側面はノータッチなので、どうなのか試してみたところ、
水はけがとんでもなくよくなったので、用土の過湿を嫌うタイプには最適そうです。
夏季はミストシャワーで冷やすので、水はけはとても大事ですし。
4号鉢くらいまでなら、無くてもなんとかなりそうですが、
それ以上になると、鉢内に結構水が停滞して、乾きにくくなったりするので、
中粒の用土と合わせて意識したほうがよさそうかもって思いました。
そして一番大事な加工性。
元々開いてる穴を棒ヤスリでゴリゴリするだけなので、
リューターなどの特殊な工具も必要ない上に、数分とかからずにできます。
とても簡単なので、乾燥気味の用土を好む子には積極的に使っていこうと思います。
デメリットは、メリットでもあるのですが、ものすごく乾きます。
素焼き鉢自体も乾きやすいですが、種類によらず加工した鉢はその比較じゃないくらい乾きます。
乾いた環境の苦手な子には逆効果だと思いますし、
ミストシャワー影響下や、小まめな潅水ができるなどの環境でなければ、
ドライアウトのリスクが格段に上がります。
温度や湿度、用土などもそうですが、一部の環境のみをそのまま真似すると、
大失敗に繋がることがあるため、それぞれの管理や環境に合わせて、
取捨選択や創意工夫などしていくことが、とても大切です。
難しい話になった気もしますが、今回のビーチは底穴を拡げた鉢に植える予定です。
もう少し暖かくなってから、春からの屋外栽培には間に合う程度に……!
今日は1年の間で最も日の短い日!
3時前にもなると、すっかり陽が傾いてしまいます。
日の短い季節は、どうしても寂しい気分になりがちですが、
この日を境にまた少しずつ日が伸びてゆくのは、なんだか希望の象徴みたいですね!
N. veitchii bario Akazukin x stripe peristome
ついに導入しました、ビーチ・バリオ。
以前から気になる種類の一つでしたが、ビーチ・バリオは個体差が非常に激しく、
買ってみても好みの個体になる確証はないし、
形質の保証された個体はとんでもない値段だったりして、
なかなか手を出せないでいました。
今回の個体は実生個体。
ただでさえ個体差の激しいビーチ・バリオの実生個体なんて、
どんな成長をするのか、見当もつかないような気もしますが……。
この子、親元がすごいのです。
片親の『Akazukin』といえば、赤く丸い袋に派手な縞々襟の超優良個体、
もう片親の『stripe peristome』も、その名の通りストライプ襟が特長の品種です。
かの山田食虫植物農園にて作出され、同じ交配の苗が大量に販売されていますが、
今回お迎えしたのは、その中でも特に袋が赤く丸くなりそうな選抜個体です。
今はまだ幼苗ですが、将来的に両親のストライプも引き継いでくれたら、
赤ずきん似の綺麗な個体になってくれるのではないでしょうか!?
まだ小さな幼苗です。
頻繁に登場するトランカータも同じくらいのサイズからのスタートだったので、
1年もあれば、それなりのサイズになるんじゃないでしょうか。
うちのトランカータも、由来を辿ると山田食虫植物農園に行き着くそうですし。
……販売元は、違いますけど。
最近知ったのですが、ビーチとトランカータって近縁種じゃないんですね……。
今までずっと近縁だと思ってました。
ただ、育て方は大体同じような感じだと思います。
陽当たりも風当たりもよくして、用土は乾燥気味で。
ビーチの方がデリケートらしいですが、大体そんな感じらしいです。
水はけのいい鉢といえば、うちでも胴抜き鉢をいくつか試作してみましたが……。
ラジャを植えてある試作一号。
スリットを入れた、典型的なよくある胴抜き鉢です。
鉢内の水はけも風通しも最高によいのですが、
横から用土の粒がぽろぽろこぼれてくるのが最高にダメな感じです。
水苔植えするなら、最高かもしれないですが……。
見た目以外は、ですけど。
ローウィを植えた試作二号。
この呼び方、なんかガンダムっぽくてお気に入りです。
最初のが用土だだ漏れだったことから、スリットではなく穴を無数に開けたタイプです。
通気性は多少劣りますが、用土がこぼれることもなく、いい感じです。
水も横から抜けるので、通水性はよさそうですし。
穴の位置を決めて、規則的に開ければ、見た目もそんなに悪くないです。
ただ、加工がとんでもなく面倒で、二度とやりたくないので却下です。
シブヤンエンシスを植えた試作三号。
デンドロビウムが植わってそうなタイトルですが、蘭はやってないので……。
一見すると、ただの素焼き鉢ですが……。
同じ加工を施した空鉢。
底穴を拡げて、ほぼ底抜けに近い状態になってます。
あんまりやりすぎると、鉢底ネットがすっぽ抜けるので程々に。
元々はセッコクを植えるための技術だそうです、まさにデンドロビウム。
側面はノータッチなので、どうなのか試してみたところ、
水はけがとんでもなくよくなったので、用土の過湿を嫌うタイプには最適そうです。
夏季はミストシャワーで冷やすので、水はけはとても大事ですし。
4号鉢くらいまでなら、無くてもなんとかなりそうですが、
それ以上になると、鉢内に結構水が停滞して、乾きにくくなったりするので、
中粒の用土と合わせて意識したほうがよさそうかもって思いました。
そして一番大事な加工性。
元々開いてる穴を棒ヤスリでゴリゴリするだけなので、
リューターなどの特殊な工具も必要ない上に、数分とかからずにできます。
とても簡単なので、乾燥気味の用土を好む子には積極的に使っていこうと思います。
デメリットは、メリットでもあるのですが、ものすごく乾きます。
素焼き鉢自体も乾きやすいですが、種類によらず加工した鉢はその比較じゃないくらい乾きます。
乾いた環境の苦手な子には逆効果だと思いますし、
ミストシャワー影響下や、小まめな潅水ができるなどの環境でなければ、
ドライアウトのリスクが格段に上がります。
温度や湿度、用土などもそうですが、一部の環境のみをそのまま真似すると、
大失敗に繋がることがあるため、それぞれの管理や環境に合わせて、
取捨選択や創意工夫などしていくことが、とても大切です。
難しい話になった気もしますが、今回のビーチは底穴を拡げた鉢に植える予定です。
もう少し暖かくなってから、春からの屋外栽培には間に合う程度に……!
今季初の寒波の到来、だそうです。
今までも十分寒かったんですが……。
……が、これまでの寒さとは、ちょっと格が違いました。
夜温はついに氷点下となり、本格的な冬の到来です。
ここまで冷えると、高地性にもちょっとつらいですね。
N. lowii
袋が膨らんできました。
……が、この袋、初登場したときについていた先端部です。
袋一つに何か月かける気ですか……。
というか、まだ完成してないですし。
あまりにも成長が遅いため、日毎観察していても、動きが全くわかりません。
2か月前の画像と比べて、微妙に大きくなってるというレベルなので、
当たり前といってしまえば、そうなのかもしれませんが……。
新芽が出てきたあたりは進歩といえば、そうかもしれないです。
開くのに何か月かかるのか、気が遠くなりそうですが……!
リーフスパン10センチくらいの個体が数万円する理由がよくわかります。
N. rajah
うちに来て初めての葉っぱは、少し小さくなりました。
ラジャは環境の変化には非常に弱いらしいですし、最初は仕方ないかもですね。
植え付けてから根が回って充実し、成長が軌道に乗るまで1年かかるとも聞きますし。
見ていて不安になるサイズなので、もう少し大きくなってくれたら安心なのですが、
上記のローウィほどではないにしても成長は非常に遅く、動きがわかりません。
……が、ここで焦ってあれこれ手を加えるのは失敗フラグだそうです。
ラジャの極小苗が難しいといわれる所以は、このあたりにもあるそうです。
のんびりじっくり成長を見守る以外なさそうです。
……見てても、成長はほとんど実感できないんですけどねー。
本体はまだ全然ですが、苔だけは育ってます。
用土を崩さず植え付けたので、中央は丸い苔サークルになっていたのですが、
周囲の用土に浸食しつつ、範囲を広げているようです。
綺麗なので、このまま苔絨毯になってくれたらいいですねー。
トランカータの新しい袋は徐々に大きくなっているのですが、
前回の画像だと影になってて全然見えなかったですね。
せっかくなので、よく見えるように……。
茎も太いので、いい袋になってくれるとうれしいのですが。
今までも十分寒かったんですが……。
……が、これまでの寒さとは、ちょっと格が違いました。
夜温はついに氷点下となり、本格的な冬の到来です。
ここまで冷えると、高地性にもちょっとつらいですね。
N. lowii
袋が膨らんできました。
……が、この袋、初登場したときについていた先端部です。
袋一つに何か月かける気ですか……。
というか、まだ完成してないですし。
あまりにも成長が遅いため、日毎観察していても、動きが全くわかりません。
2か月前の画像と比べて、微妙に大きくなってるというレベルなので、
当たり前といってしまえば、そうなのかもしれませんが……。
新芽が出てきたあたりは進歩といえば、そうかもしれないです。
開くのに何か月かかるのか、気が遠くなりそうですが……!
リーフスパン10センチくらいの個体が数万円する理由がよくわかります。
N. rajah
うちに来て初めての葉っぱは、少し小さくなりました。
ラジャは環境の変化には非常に弱いらしいですし、最初は仕方ないかもですね。
植え付けてから根が回って充実し、成長が軌道に乗るまで1年かかるとも聞きますし。
見ていて不安になるサイズなので、もう少し大きくなってくれたら安心なのですが、
上記のローウィほどではないにしても成長は非常に遅く、動きがわかりません。
……が、ここで焦ってあれこれ手を加えるのは失敗フラグだそうです。
ラジャの極小苗が難しいといわれる所以は、このあたりにもあるそうです。
のんびりじっくり成長を見守る以外なさそうです。
……見てても、成長はほとんど実感できないんですけどねー。
本体はまだ全然ですが、苔だけは育ってます。
用土を崩さず植え付けたので、中央は丸い苔サークルになっていたのですが、
周囲の用土に浸食しつつ、範囲を広げているようです。
綺麗なので、このまま苔絨毯になってくれたらいいですねー。
トランカータの新しい袋は徐々に大きくなっているのですが、
前回の画像だと影になってて全然見えなかったですね。
せっかくなので、よく見えるように……。
茎も太いので、いい袋になってくれるとうれしいのですが。
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
最新コメント
リンク(業者関連)
カレンダー
記事検索
アーカイブ
PR