忍者ブログ
サイトの名前
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

このところ、ウツボカズラの記事を全然書いてない気がします!
どうしても変化が少なくなりがちなので、仕方ないのかもしれないですが……。
日常の話を交えつつ書いてみたりもしましたが、
ちょっと誰得な感じになってしまった感が否めません。
少しずつでいいから、ウツボカズラのことも書くべきなんでしょうねー。



N. attenboroughii BE-3693
最近はよく販売リストに並んでいるのを見ます。
増殖が順調なのでしょうか。
とても丈夫な種類だと思うので、普及してくれたらうれしいですねー。

それとは別に、Borneo Exoticsは来年から販売価格を値上げするそうです。
何かあったのでしょうか。
BEからの輸入はとても状態のいい苗が届くので、ちょっと困る機会も増えそうです。



成長はゆっくりですが、動きが止まることはなく、マイペースに育ちます。
葉数も結構増えてきました。
同じくらいの大きさの葉もだいぶ多くなってきたので、
そろそろジャンプしてほしいところです。



袋もまだまだ小さいままなのですが……。
最近の袋は少し形質が変わってきました。
今までは他のウツボカズラと変わらない、なんの特徴もない袋だったのですが、
前回あたりから、蓋が立ち上がって小さくなりました。
アッテンボロギの特徴っぽいですが、まだ小さくてよくわからないですねー……。



次以降の袋も同じような感じになれば、形質が変化してきたということで、
一歩前進な感じなのですが、最近は成長が遅くて全然膨らんでこないです。
日毎、微妙に動いているのはわかるのですが……。
次の袋がどうなるのか、興味深いですねー!



今日のトランカータ。
このところ全然出番がなかったですが、相変わらずのんびりで、
あんまり変わってないので大丈夫です。

前回に比べると、袋がだいぶ膨らんできました。
蓋が開くまでには、まだまだ遠そうですが……。
この感じだと、完成するのは来年ですねー。


今週からいよいよ12月に入り、今年もそろそろ終わりに近付いてきました。
師も走り出す忙しさ、師走とはよく言ったものです。
それに引き換え、この時期になるとウツボカズラはどうしても動きが鈍ってしまい、
日々の変化の経過の記録が難しくなってきますねー……。
アリストリコーサは元気ですが、そればっかり書いても仕方ないですし。



N. ampullaria (williams Red x Herlequin BE-3659)
いつもおなじみの赤いアンプラリア。
最近は晴れても外気温は上がらないため、日中は室内の窓際にいます。



この寒い中、新しい袋ができました。
冬なので陽射しは弱く短く、さらに室内のため、どうしても日照が不足してしまいがちです。
完成した袋はとても小さくなってしまった上に、色も全然出ていません。
冬ですし、こんなもんかなー、とも思うのですが、
成長が止まらないだけいいのかもしれないです。
ゆっくりだけど成長を止めずに続けてくれたら、春以降の立ち上がりも早いでしょうし。
今はこのまま耐えて、綺麗な袋は春になってからに期待しましょう。



袋は小さくなったのですが、葉っぱは逆に大きくなりました。
連続でリーフジャンプしているため、調子が悪いわけではなさそうです。
夜間は温室に入っているので、夜温と湿度は十分な影響でしょうか。
袋が大きくなるには、日照がとても大切そうですが、
アンプラリアの場合、草体が育つには温度と湿度が重要なのかもしれないですね。
……とは言っても、季節の関係でどうしても短くなってしまっただけで、
現在でも可能な限り、陽に当てるように努力はしているのですよ。
光はすべての植物の基本ですし、軽視していい項目ではないと思います。

温度と湿度と日照時間、そのすべてを特に意識せずとも達成可能という点では、
やっぱりアンプラリアは夏の植物なんだなー……って思います。



高地性アンプラリア。
うちの環境に馴染むのに時間が掛かっていますが、
成長再開したので慣れてきたんじゃないかな……。
導入先にもよりますが、動き出してからまともに成長を始めるまで半年くらい掛かります。
まだとても小さな株で、ついてきた袋も緑一色で今後どうなるかわかりません。



高地性とは言っても海抜1000メートル前後のため、
どちらかといえば低地寄りのインターメディエイトに近いと思います。
耐寒性もほとんど毛の生えた程度で、それなりに保護してあげないと厳しそうです。
一般的な中~高地性のような感覚で管理すると、低温障害を起こします。
秋以降にお迎えしたため、夏の暑さはどうなるかわかりませんが、
この感じだと、暑さはまず問題にならないんじゃないかなって思います。

冬にアンプラリアの成長が爆発するっていうのも考えにくいですし、
今は耐えてもらって、春以降に向けて力を溜めておいてほしいところです。
この子は成長したらどんな袋になるのか、楽しみですねー!


11月も半ばを過ぎ、すっかり晩秋の季節です。
近頃は平地でも紅葉が始まりました。
もみじもいちょうも綺麗ですねー。
ただ、銀杏並木はたまに雌の木が混ざっていて激臭を醸しています。
銀杏は、おいしいんですけどねー……。



N. sibuyanensis(d) EP sib-cross squat x large
やたら長いですが、要するにネペンテス・シブヤンエンシスです。
以前はウツボカズラといえばアラタだったのですが、様々な種類があると知り、
中でもこのシブヤンエンシスは気になる種類の一つでした。
他にはペルタタ等、丸くなるタイプが気になってました。

シブヤンエンシスはベントリコーサの近縁種で、栽培は簡単とされているそうですが、
栽培記録は全然見当たらないですし、全然売ってないです。
交配種は割とよく見かけるのですが……。
ベントリコーサ近縁種と聞くと簡単そうな印象ですが、メリリアナとかは難しいですし。



先日お迎えしたばかりなので、詳しいことはまだ全然わかりません。
というか、まだそんな大きくない苗なのに、やたら高かった……!
半分枯れちゃってますけど、袋は下半分が白くて上半分がピンクがかった感じの、
典型的な幼苗の袋ですが、形はいい感じに出てます。
まん丸でとってもかわいいです!
EPの識別表記付きですし、ひょっとしたらこれから化けるのかもしれないですね。
どんな子なのかは検索しても全く引っ掛からなかったので、
大きくなってからのお楽しみです。
もう少し大きくなれば、どんな傾向の袋になるのか判断できそうです。



葉の先から、とにかく蔓がやたらと長く伸びます。
シブヤンエンシスの特徴の一つらしく、袋を意地でも接地させてから膨らむのだそうです。
自生地でも、地面の茂みの中に隠すように袋をつけるそうですし。

ベントリコーサ近縁種の例からして、おそらくかなりの強光を求める種類です。
まだ植え付けて間もないですが、もう少し慣らしたら強めの日照にガンガン当てていきましょう!



別個体のシブヤンエンシス。
詳しくは次回の記事に書く予定ですが、絶不調です。
由来違いでこっちも綺麗な袋がつく予定のクローンなので、
なんとか持ち直してほしいところなのですが……。



今日のトランカータ。
新しい葉が開いてきたところで、古い袋が枯れてきました。
本来は間にひとつ袋がついてるはずだったので、お役目を全うしたのでしょう。
トランカータの袋は半分枯れても、貯水器官として下半分がいつまでも残ってる感じです。
ただ、綺麗な状態の袋がないのはちょっと寂しいので、
新しい袋にも早く完成してほしいところです。



最近は西高東低の、すっかり冬型の気圧配置になってきました。
陽射しは暖かいのですが北風が冷たく、晴れても外気温はあまり上がりません。
つい先日には、木枯らし1号も観測されました。
本当に、ネペンテスにはつらい季節になってきましたねー。
寒さだけでなく、日照時間の減少も地味に効いてそうです。
このところは3時も過ぎればすっかり斜陽の時刻です。
冬至まであと1ヵ月、日はもう少し短くなりそうです……。
そんな寒い季節にも、元気なウツボカズラがいます。



N. aristolochioides x ventricosa
通称アリストリコーサが最盛期を迎えています。
秋口あたりから涼しくなり、徐々に調子を上げてきてはいたのですが、
ベントリコーサの血も入っているせいか、日照不足でどうにも不完全燃焼だった感じ……。
……が、このところは天候が回復したおかげか、寒さも気にせず絶好調です!



今までも鉢の外に袋を作る程度の大きさはあったのですが、
ここにきて、株の直径が一回り大きくなりました。
待機している次の新芽も最初からかなりの大きさで、次の葉っぱも大きくなりそう……!
小さな株で、袋も小さいのですが、非常に綺麗な袋をつけてくれる上に、
袋の持ちがとてもよく、鈴なりになって見応えするのでお気に入りの子です。
葉っぱが大きくなったので、袋も大きくなってくれたらうれしいなー!



新しい袋と古い袋。
最近は余程調子がいいのか、蓋のあたりから多量の蜜を分泌するようになりました。
さすがに舐める勇気はないですが、甘かったりするのでしょうか。
袋の中に滴っているあたり、殺意が高いです……!

大抵袋は古くなってくると、蓋が傷んだり色もくすんだりしてくるのですが、
この子は古い袋も深い色合いになって、なかなか素敵です。
蓋も枯れこんでこないですし。
アリストロキオイデスの血が入ってるので気難しいかと思いましたが、
全然そんなことはなく、丈夫で綺麗で、いい交配種だと思います。
夏は多少暑がりますけどね!



次の袋も準備万端です!
袋はいっぱいついてるのですが、それでもまだ新しい袋を膨らませるあたり、やる気満々です。
大きな葉についた蕾なので、どこまで大きくなってくれるか楽しみです。

多肉植物でもそうですが、こんな感じで夏型と冬型があると、
どちらの季節にも楽しめるのがうれしいですね!
……とはいっても、多肉みたく休眠してくれるわけではないので、
オフシーズンの間も機嫌が悪くならない程度に環境を作ってあげないといけません。
低地性は冬に寒がらせると、暖かくなってからも調子が戻らず何年経っても小さいままですし、
高地性は夏に暑がらせると、秋口あたりに突然力尽きて枯れたりするらしいので怖いです……!

インターメディエイトな種類や交配種なら、
高温低温どっちにも結構対応できたりするので、育ててて安心ですよ!


晴れる日も増えてきましたが、陽が陰ると急に、ものすごく冷えます。
日差しは暖かいのですが、陽が差さなくなると気温が一気に10度近く下がるので、
高地性はともかく、低地性は怖くて外に出せなくなってきました。
もう冬もすぐそこまで迫ってますねー。
ただ、大窓のある室内や温室なんかでは逆に環境作りはしやすいかもです。
もっとも、低地性の子まで最盛期のような成長をさせようとなると、
維持コストも嵩んでしまいますが……。
今回は、そんな寒空の下でも元気な食虫植物たちのお話です。



Heliamphora minor x heterodoxa
前回の登場から、ずっと屋外放置です。
最近は乾燥するので腰水管理にしました。
ちょっと寒くて紅葉したり、心配したりもしたのですが、
気付いたら新しい葉がわさわさ伸びてきました。
しかも1本や2本どころじゃなく、結構な数です……。
この角度からだと4本見えますね!

本当にヘリアンフォラらしからぬ、なんというタフネス……。
それと屋外栽培してみて気付いたのが、ヘリアンフォラの捕虫能力の高さです。
潅水は頭からじゃばじゃば掛けてるのですが、ネペンテスのような蓋もないので、
水があふれる際に筒の中から羽虫の残骸らしきものも、
一緒に大量にあふれてきて正気度が減りそうになりました。
うわー………、って思わず呟くレベルです。



Cephalotus follicularis BE-3563
最近ではホームセンターでも売ってるらしいのですが、私はまだ見たことないです。
この子はBE由来の子だそうです。
セファロタスは一科一属一種ですが、ハエトリグサほどではないにしても、
いろいろなフォームがあるそうです。
この子はたぶん、普通のタイプなんじゃないかな。
詳しいこと知らないですが……。



植え替え……というより鉢増ししました。
根が長く伸びるので蘭鉢です。
ハエトリグサもそうなのですが、普通の4号深鉢だと底穴から根が飛び出してしまいます。
……ので、蘭鉢を使いたいところなのですが、細長いのでよく転がしてしまいます……><。
それに、なんか妙に高価ですしね、蘭鉢……。

本当は水苔ってあんまり得意じゃないので鹿沼植えにしたかったのですが、
ほぐすのも大変そうだったので、そのまま水苔で増した感じです。
セファロタスは時間は掛かるものの、葉挿しで簡単に増殖できるため、
増えたら鹿沼土系のに植えようかと思います。
例外的に、ハエトリグサは水苔に植えるのが好きなんですけどねー……。



Sarracenia purpurea
1号ポットに植わった極小苗です。
セファロタスのポットと合わせて、森野のお土産です。
サラセニアは気になるけど、背の高くなるのは風が……と言っていたのを覚えていたようです。
こんなにも小さいと、なんだかヘリアンフォラにも似た雰囲気があります。
……というか、サラセニアってホームセンターで売ってるイメージなので、
こんなにも小さい子は初めて見ました……!
品種を指定して買おうとすると、こんなサイズになってしまうのでしょうか。
ここからちゃんと大きくできるのか、ちょっと心配です……。



Pinguicula sp.
去年の今頃の季節にホームセンターで買ってきた、品種不明のピンギキュラ。
メキシカンピンギキュラということくらいしかわかりません。
たぶんウェサーだと思いますが、ラベルにはムシトリスミレとしか書かれていないので……。

多肉みたいな葉の集合体がかわいいと思ったのですが、あれは冬芽だったのですね……。
今はいかにもピンギキュラって葉っぱしてます。
密生してたので株分けしたのですが、それでもまだまだ密生してる感じです……。
分けようと思えば、いくらでも分裂しそうな感じですし……。
分けた際に落ちた葉っぱからも子株が発生してきました。
後ろの二鉢がそれです、まだまだいっぱいあります。
なんていうか、収集がつかなくなりそうです……!
でも、葉挿しで増えた子の方が、ごちゃごちゃしてなくて私好みかもしれないです。



ここでウツボカズラの話題も一つ。
ラフレシアナの蓋が開きました。
まだまだ小さくて、襟の模様もいまひとつですが、形はそれらしくなってきました。
蓋も大きめで、細かい歯がいっぱい生えててなかなかのイケメンです。
大きくなればもっといい形になってくると思うので、
成長はゆっくりですが、これからにも期待です!
草体はもう少しコンパクトにまとまってくれると、助かるのですが……!


プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
最新記事
(07/14)
(07/03)
(06/30)
(06/26)
(06/23)
最新コメント
[07/04 なまくら]
[07/01 なまくら]
[06/27 なまくら]
[06/23 なまくら]
[06/21 R.n]
[06/20 なまくら]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
記事検索


PR



忍者ブログ [PR]