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とうとう10月に入り、今年の終わりも着実に近付いてきました。
植物の栽培記録を付けるようになってから、時間の流れが早くなったように感じます。
成長の様子を見て取れるのは嬉しいのですが、あっという間に流れる時間は少し寂しくもあります。
明るい時間が短くなったのも、そう感じる一因なのかもしれません。
そんな、ちょっと切ない秋の午後なのでした。



N. aristolochioides x ventricosa
通称アリストリコーサ。
アリスって略すと急にメルヒェンな感じがしてきますよねー。
……アリストロキオイデスと区別つかなくなりますけど。
もういっそのこと、かぐや姫って交配種も作ってみたらどうかなって。



秋分を過ぎて夜温が20度前後になった頃から、アンプラリアと引き替えに急に元気になりました。
やっぱり暑いのはあんまり得意じゃないみたいです。
夏の間はミストで冷やしてたせいか、鉢が藻々しくて汚いですね……。
このところ日照不足気味でしたが、晴れ間が覗くと袋がぐいぐい膨らみます。
初めてうちに来たときには全く特徴のない、どの種類にも見られる典型的な幼苗の袋だったので、
その頃と比べると、だいぶ大きくなったなぁ……と。
まだ5センチくらいの袋ですけどね。
この交配種、どれくらいの大きさまで育つのかしら……?
この模様でそこそこ大きくなってくれたら、存在感抜群で最高ッポイデス!



成長が加速するにつれて、有機用土と無機用土の成長の差が顕著になりつつあります。
有機側は満身創痍の状態で、マイナスからのスタートだったのですが、
今では特にダメージも無かった無機側と、草姿では何ら遜色ありません。
むしろ袋の数や質は、有機側が圧倒しています。
他所のブログで紹介されていた有機用土を参考に調合したのですが、とてもいい用土みたいです。

袋、有機側の方がやや丸く、無機側は細長い感じです。
これは用土の違いによるものなのか、もしくは個体差なのか……。
真相はわかりませんが、どっちも大きくなってほしいところ。




アンプラリア、別に調子を落としている様子はないのですが、
最盛期に比べると、やっぱり成長速度が極端に落ちています。
ただ、これは温度だけの問題でもないらしく、最近の日照不足も効いてた模様……。
しばらく育成燈の下に置いてみたところ、そこそこ伸びて袋も出来てきました。



先月袋の先端だった部分が、ようやく完成しました。
やっぱり新品の袋は瑞々しくて綺麗ですねー!
なんだかんだで完成までに1か月近く掛かってしまいました。
冬になってもこれくらいのペースを維持できたらいいのですが……。

袋が大きくなってきたのは嬉しいのですが、
以前まで見えていたストライプは完全に消失して深紅のリップになりました。
どうやら幼苗だけに見られる一過性のものだったようですね……。
この子は『BE-3659』というクローン体らしく、個体差はないようです。
うーん……、ある程度育てたら、片方放出するかも……?

目まぐるしく変わる天気の中で撮ってきたので、それぞれ色味が違いますね(笑)
曇りがちの晴れは好きな天気ですけど、撮影時は快晴の方が簡単かも……!

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無題
はじめまして
私のブログの訪問者のリストからたどり着きました。訪問ありがとうございます(´∀`)
アリストベントリですか!成長した芋虫みたいな袋が楽しみですね!何やら逆交配のベントリアリストもいるらしいですが違いは分かりません。
うちにもアンプのおそらくそちらと同一のクローンがいますが、徒長を開始した途端、一気に成長スピードが増した気がします。
マッチ棒 2016/10/05 (Wed) 22:57 編集
Re:無題
>>マッチ棒さん

はじめまして!
アリストロキオイデスの交配種はいろいろありますが、どれも模様はアリスト似です。
芋虫かどうかはさておいて、どれもとても綺麗な袋だと思います。
BE-3659、Williams Red x Harlequinは最近よく見かけますねー。
うちのはまだまだ小さいですが、いつかグランドピッチャーが見られるくらい大きくしたいです。
ねあ URL 2016/10/06 (Thu) 01:42 編集
無題
こんばんわ。
N.aristolochioides x ventricosa拝見しましたが、とても良い出来ですね。我が家の個体は今、夏バテでヘロヘロ状態です。( ノД`)シクシク…
アンプもめっちゃ良い感じですね。温度以上に光線量を気にする品種かもしれません。確かに高温である方が生長は良い様ですが、がっつりとお陽さんに当ててやった方が冬場の低温にも耐えてくれますし、しっかり生長してくれる様に思います。是非大きくして下さいね。
Monkeycup URL 2016/10/06 (Thu) 19:57 編集
無題
こんばんは。
そうなんですよ。
最近は特に1日がというか時が経つのが早くて…
成長記録を見ながら大きくなったのを喜ぶのは良いんですけどね~。

これからは高山組のシーズンですね。
アリストロキオイデス×ベントリコーサ、良い感じの色と斑点模様ですね。
かわいいです。
この交配種は実生苗が出回っているようなのでいくつかの個体差があるようです。
れおん6000 2016/10/06 (Thu) 20:30 編集
Re:無題
>>Monkeycupさん

こんばんは!
原種ほどではないにしても、やっぱりアリストロキオイデスが入ってると多少暑がるみたいですねー。
夏場は屋外の風通しのいい場所にミストシャワーを設置しての栽培だったので、
程よく冷えつつ乾燥しすぎたりもせず、夏を越すことができました。
これからは涼しくなってきますし、そちらの子も持ち直してくれるといいですねー!

アンプは昔は水槽に入れて蛍光灯で育てる……みたいな記事をよく見た気がしますけど、
やっぱり外できちんと陽に当てて育てた方が、がっちり健康的に育ってくれると思います!
育成燈だけに頼らず、できるだけ陽に当ててあげたいところです。
冬の間にぐずつかせると全然大きくなってくれないので、管理に気をつけます……!
ねあ URL 2016/10/07 (Fri) 00:26 編集
Re:無題
>>れおん6000さん

こんばんは!
植物の成長を見守るのって時間も掛かりますし、やっぱりのんびりした趣味ですよねー。
日毎見た感じではあまり変化は感じないのに、記録を見ると確かに時間は流れてる感じの……!

今の時期は昼間はそこそこ暑くなりつつも、夜温はしっかり冷えるという理想的な環境ですね!
一年中今みたいな環境なら、栽培もやりやすくて過ごすにも快適という理想郷なのですが……。
気を抜くとすぐに冬になっちゃいますけどね(笑)
アリストリコーサ、最近いろんなところでよく見ますねー。
うちのアンプみたいなクローンかと思っていたのですが、実生個体だったのですね。
EPやBEの実生個体は在庫があるうちは簡単に入手できるのに、
売り切った時点で終了、以降入手困難みたいなのが結構あると思います。
(EPのN.lowii x ventricosa、私もほしかったなぁ……!)
ネペンテスはほしいときが買い時だと思うので、興味があれば挑戦してみるのもいいと思います!
ねあ URL 2016/10/07 (Fri) 00:26 編集
無題
はじめましてです!!
色々調べていてこのブログたどり着きました
初心者なので色々勉強させて頂きますm(__)m
もな 2016/10/07 (Fri) 23:53 編集
Re:無題
>>もなさん

はじめまして!
私の方こそまだまだ初心者ですので、
一緒にいろいろ学んでいければと思います!
ねあ URL 2016/10/08 (Sat) 09:46 編集
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

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