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今回登場するのは、日本に初めて持ち込まれたウツボカズラである、ネペンテス・ラフレシアナです。
和名でウツボカズラと呼ばれるのは、意外にもこの種類のことなのです。
夏にホームセンターでよく売ってるおなじみの種類の和名は、ヒョウタンウツボカズラといいます。
(ネペンテス・アラタ=ヒョウタンウツボカズラ、です。)
……とは言っても、最近はホームセンターにも様々な種類のネペンテスが売ってるので侮れません。
今年はなんと、ネペンテス・アルボマルギナタまで一般に出回っているそうです。
赤葉系の子は、ウツボカズラ畑の中でもちょっと目を引く感じなので結構好きだったりします。
話が逸れつつありますが、今回のラフレシアナさんもタイプによっては綺麗な赤い葉を持つんですよ!
ラフレシアナは、何度か登場しているアンプラリアと同じように、広域に分布するネペンテスです。
ちなみにアンプラリアと生息域がかぶっているため、自生地での自然交配種が存在します。
ネペンテス・フーケリアナ、っていうらしいです。
広域に分布しているため、やっぱり地域差や個体差が激しいです。
うちにいる子はクチン産、赤みの強いタイプの個体群です。
さて、この子がうちに導入されたのは、前回登場のアンプラリアと同時期なのですが、
今まで一度も登場しなかったのには理由がありまして……。
導入直後からすっかり調子を崩しており、うちに来てから一切動きがありませんでした。
ウツボカズラの成長は早くはありませんが、日毎動きがわかる程度には成長します。
特に低地性の種類は、高地性に比べると成長は格段に早いです。
数ヵ月もの間、少しも動きがないというのはいくらなんでも異常です。
できるだけ動かさないように養生させながら静観するつもりでいましたが、
あまりの異常事態に植え替えを断行しました。
植え替え中の画像は、ないのですけれど……。
植え替えてみてわかったことがいくつかあります。
まずは用土、鹿沼土単用のように見えましたが、実は根回りは水苔だったこと。
そして、その水苔がガッツリ傷んでました。
これじゃあ調子も崩すよね……。
基本的にウツボカズラの植え替えは根鉢を崩さないというのが原則ですが、
ピンセットと水流を使い、根を傷めないように丁寧に外していきます。
水苔をすっかり外して気付いたことがもうひとつ。
大きさから実生苗だと思っていたのですが、どうやら小さな脇芽を挿した苗のようです。
発根、ほとんどしてないじゃん………。
なんというかとにかく最低な状態だったので、手遅れになる前に植え替えられてよかったです。
用土は有機用土を使ってみました。
用土の比較はアリストリコーサで実験中ですが、途中経過を見る感じ、結果は明らかっぽいので……。
このあたりは後日改めて書いてみたいと思います。
植え替えの終わったラフレシアナはほぼ根無しの状態なので生水苔のトロ箱に鉢ごと埋めて、
メネデールとリキダスを交互に週一で与えて様子を見ていました。
そして先日、ようやく動きがあったため、この記事を書いています。
脇芽。
未熟な株の脇芽は調子を崩している証拠なのですが、
数ヵ月の沈黙を破り、主茎の新芽もにょろにょろと伸び始めました。
このまま主茎が伸びるにしても、脇芽に乗り換えるにしても、無事に成長して袋をつけてほしいところ。
まともに育成を再開するのは、いつになることやら……。
葉っぱだけの写真じゃつまらないですし、別個体の袋も載せてみます。
同じくクチン産のラフレシアナ。
どうせならマルディー産とかコシカワみたいな、産地違いや選抜個体にしたらよかったのに。
そんな貴重な個体なんて、そう簡単に手に入るはずもないですけど。
まだまだ未熟な個体なので、ラフレシアナ本来の魅力が出てないですね……。
もっと開口部が大きく開いて、襟とか蓋の柄が発達してくれれば好みなのですが。
とりあえずは株自体を大きく育てることが大事ですね!
和名でウツボカズラと呼ばれるのは、意外にもこの種類のことなのです。
夏にホームセンターでよく売ってるおなじみの種類の和名は、ヒョウタンウツボカズラといいます。
(ネペンテス・アラタ=ヒョウタンウツボカズラ、です。)
……とは言っても、最近はホームセンターにも様々な種類のネペンテスが売ってるので侮れません。
今年はなんと、ネペンテス・アルボマルギナタまで一般に出回っているそうです。
赤葉系の子は、ウツボカズラ畑の中でもちょっと目を引く感じなので結構好きだったりします。
話が逸れつつありますが、今回のラフレシアナさんもタイプによっては綺麗な赤い葉を持つんですよ!
ラフレシアナは、何度か登場しているアンプラリアと同じように、広域に分布するネペンテスです。
ちなみにアンプラリアと生息域がかぶっているため、自生地での自然交配種が存在します。
ネペンテス・フーケリアナ、っていうらしいです。
広域に分布しているため、やっぱり地域差や個体差が激しいです。
うちにいる子はクチン産、赤みの強いタイプの個体群です。
さて、この子がうちに導入されたのは、前回登場のアンプラリアと同時期なのですが、
今まで一度も登場しなかったのには理由がありまして……。
導入直後からすっかり調子を崩しており、うちに来てから一切動きがありませんでした。
ウツボカズラの成長は早くはありませんが、日毎動きがわかる程度には成長します。
特に低地性の種類は、高地性に比べると成長は格段に早いです。
数ヵ月もの間、少しも動きがないというのはいくらなんでも異常です。
できるだけ動かさないように養生させながら静観するつもりでいましたが、
あまりの異常事態に植え替えを断行しました。
植え替え中の画像は、ないのですけれど……。
植え替えてみてわかったことがいくつかあります。
まずは用土、鹿沼土単用のように見えましたが、実は根回りは水苔だったこと。
そして、その水苔がガッツリ傷んでました。
これじゃあ調子も崩すよね……。
基本的にウツボカズラの植え替えは根鉢を崩さないというのが原則ですが、
ピンセットと水流を使い、根を傷めないように丁寧に外していきます。
水苔をすっかり外して気付いたことがもうひとつ。
大きさから実生苗だと思っていたのですが、どうやら小さな脇芽を挿した苗のようです。
発根、ほとんどしてないじゃん………。
なんというかとにかく最低な状態だったので、手遅れになる前に植え替えられてよかったです。
用土は有機用土を使ってみました。
用土の比較はアリストリコーサで実験中ですが、途中経過を見る感じ、結果は明らかっぽいので……。
このあたりは後日改めて書いてみたいと思います。
植え替えの終わったラフレシアナはほぼ根無しの状態なので生水苔のトロ箱に鉢ごと埋めて、
メネデールとリキダスを交互に週一で与えて様子を見ていました。
そして先日、ようやく動きがあったため、この記事を書いています。
脇芽。
未熟な株の脇芽は調子を崩している証拠なのですが、
数ヵ月の沈黙を破り、主茎の新芽もにょろにょろと伸び始めました。
このまま主茎が伸びるにしても、脇芽に乗り換えるにしても、無事に成長して袋をつけてほしいところ。
まともに育成を再開するのは、いつになることやら……。
葉っぱだけの写真じゃつまらないですし、別個体の袋も載せてみます。
同じくクチン産のラフレシアナ。
どうせならマルディー産とかコシカワみたいな、産地違いや選抜個体にしたらよかったのに。
そんな貴重な個体なんて、そう簡単に手に入るはずもないですけど。
まだまだ未熟な個体なので、ラフレシアナ本来の魅力が出てないですね……。
もっと開口部が大きく開いて、襟とか蓋の柄が発達してくれれば好みなのですが。
とりあえずは株自体を大きく育てることが大事ですね!
先日ちらっと登場した、アンプラリアの出来かけの袋が完成したので書いていきたいと思います。
まだちょっとリップが開ききっていませんが、すぐに開くと思います。
アンプラリアは本当に温度さえあれば元気に育ってくれますねー!
(その反動か、低温に曝した場合のダメージもすごいのですが……)
湿度なんかもあると、それはもう機嫌よく袋までつけてくれるのです。
少し前はアンプラリアは水槽栽培が流行ってた印象があるのですが、今でもやってる人っているのかしら…?
水槽栽培はたしかに袋をよくつけてくれるのですが、常時湿度100%近い環境で育った植物は、
少しでも環境が変化するとしおれてしまうため、外に出すには順化が必要となります。
ずっと水槽の中だけで育てるなら問題ないのですが、水槽内だと広さも足りないので……。
ので、基本的にうちでは水槽栽培はやっていないのですが、
もしか、またヘリアンフォラとか育てる機会でもあれば、そのときはやってみたいかもです。
盛大に話が逸れてしまいましたが、もう一つの話題、苔についてです。
マルチングに水苔で覆うなんていうのは、結構広く行われていると思います。
生きた水苔なんか使うとわさわさしてかわいいですし。
…ただ、先に挙げた水槽栽培ならいいのですが、屋外栽培のウツボカズラのマルチングに使われた水苔なんて、
数刻で白くかさかさに乾いてしまいます、乾いてしまいました、経験者は語ります。
これでは乾燥水苔と変わらないので、(たぶんマルチングという意味での効果は十分に果たせると思いますが)
せっかくなので別の苔で覆ってみることにしました。
スギゴケやヒノキゴケなど、綺麗な種類の苔がいろいろあるらしいのですが、
近所のお店の盆栽コーナーに唯一置いてあったハイゴケというのを使ってみることにしました。
適当にわさわさと、鉢の表面に敷き詰めてみます。
あっちこっち跳ね回ってて、黄茶色できちゃない苔だなぁ……、というのが第一印象でした。
もっと綺麗な苔を売ってるお店探したほうがよかったかもって。
まぁ、でも、せっかく買ってきたんだし育ててみよっかー、
ということで、葉水のついでに苔にも水遣りしていたところ、ツンツン新芽を伸ばしてきました。
見た感じがウィローモスっぽかったので、同じノリでトリミング。
伸び上がった部分や、黄茶色に枯れた部分をせっせと刈り込んだところ、見違えるほどに綺麗になりました。
若草色の苔の絨毯にアンプラリアの赤い袋がよく映えて、とても綺麗な鉢にまとまりました。
当初からは予想もできない、想定以上の結果です!
また、ハイゴケは仮根を出さない性質があるため、用土の通水性を邪魔しにくい気がします。
ハイゴケはいろんな文献に『乾燥によく耐える』と書かれていますが、
直ちに枯れることはないというだけで、実際には水は大好きみたいです。
とにかく赤系の袋がよく映えるのでお気に入りです。
特に難しい工程もないので、興味があれば一度試してみるのもいいかもしれません!
……写真を並べて気付いたのですが、直射日光と遮光ネット越しでは色味が全然違いますね。
現在スマフォで撮ってますが、もっといい感じに撮れるようがんばっていきたいところ。
たくさん撮って、気に入ったものだけ選んでゆく、という方法ができるのは便利ですねー。
まだちょっとリップが開ききっていませんが、すぐに開くと思います。
アンプラリアは本当に温度さえあれば元気に育ってくれますねー!
(その反動か、低温に曝した場合のダメージもすごいのですが……)
湿度なんかもあると、それはもう機嫌よく袋までつけてくれるのです。
少し前はアンプラリアは水槽栽培が流行ってた印象があるのですが、今でもやってる人っているのかしら…?
水槽栽培はたしかに袋をよくつけてくれるのですが、常時湿度100%近い環境で育った植物は、
少しでも環境が変化するとしおれてしまうため、外に出すには順化が必要となります。
ずっと水槽の中だけで育てるなら問題ないのですが、水槽内だと広さも足りないので……。
ので、基本的にうちでは水槽栽培はやっていないのですが、
もしか、またヘリアンフォラとか育てる機会でもあれば、そのときはやってみたいかもです。
盛大に話が逸れてしまいましたが、もう一つの話題、苔についてです。
マルチングに水苔で覆うなんていうのは、結構広く行われていると思います。
生きた水苔なんか使うとわさわさしてかわいいですし。
…ただ、先に挙げた水槽栽培ならいいのですが、屋外栽培のウツボカズラのマルチングに使われた水苔なんて、
数刻で白くかさかさに乾いてしまいます、乾いてしまいました、経験者は語ります。
これでは乾燥水苔と変わらないので、(たぶんマルチングという意味での効果は十分に果たせると思いますが)
せっかくなので別の苔で覆ってみることにしました。
スギゴケやヒノキゴケなど、綺麗な種類の苔がいろいろあるらしいのですが、
近所のお店の盆栽コーナーに唯一置いてあったハイゴケというのを使ってみることにしました。
適当にわさわさと、鉢の表面に敷き詰めてみます。
あっちこっち跳ね回ってて、黄茶色できちゃない苔だなぁ……、というのが第一印象でした。
もっと綺麗な苔を売ってるお店探したほうがよかったかもって。
まぁ、でも、せっかく買ってきたんだし育ててみよっかー、
ということで、葉水のついでに苔にも水遣りしていたところ、ツンツン新芽を伸ばしてきました。
見た感じがウィローモスっぽかったので、同じノリでトリミング。
伸び上がった部分や、黄茶色に枯れた部分をせっせと刈り込んだところ、見違えるほどに綺麗になりました。
若草色の苔の絨毯にアンプラリアの赤い袋がよく映えて、とても綺麗な鉢にまとまりました。
当初からは予想もできない、想定以上の結果です!
また、ハイゴケは仮根を出さない性質があるため、用土の通水性を邪魔しにくい気がします。
ハイゴケはいろんな文献に『乾燥によく耐える』と書かれていますが、
直ちに枯れることはないというだけで、実際には水は大好きみたいです。
とにかく赤系の袋がよく映えるのでお気に入りです。
特に難しい工程もないので、興味があれば一度試してみるのもいいかもしれません!
……写真を並べて気付いたのですが、直射日光と遮光ネット越しでは色味が全然違いますね。
現在スマフォで撮ってますが、もっといい感じに撮れるようがんばっていきたいところ。
たくさん撮って、気に入ったものだけ選んでゆく、という方法ができるのは便利ですねー。
今回は、今までに登場したウツボカズラたちの近況について書いてみようと思います。
詳しい紹介は後の個別記事に譲るとして、まずは簡単な現状報告を…!
このブログで初めて紹介された、ネペンテス・トランカータ。
葉の部分が完成して、蔓の先端が接地したため、今は袋を膨らませ始めたところです。
できたて新品の葉っぱは、つるつるテカテカでプラスチックのような硬さです。
膨らみ始めた袋は日毎大きくなっていくのが見ていてわかるのですが、とてもゆっくりな上に、
完成っぽい感じで蓋が開きそうになってからも結構引っ張るので、やたらと時間がかかります。
やっぱり成長、遅いですよね!
まだあまりころころした感じの足りないアンプラリアさん。
以前紹介した際にちらっと写っていた蔓の先端が、こんな感じで膨らんできました。
もう少し大きく膨らむと思います、まだぺったんこですしね。
この子は本当に次々葉を出してくれるいい子です。
ここには写っていませんが、次の葉っぱの袋も準備はよさそうな感じ。
ただ、徒長する気配はまだまだ感じられないです。
たぶん実生苗なので、グランドピッチャーが見られるまで育つのは、まだまだ時間がかかりそう……。
受難のアラタ………誰だよおまえは!!
袋の感じといい葉の感じといい、この子純粋なアラタさんじゃないですね……。
おそらくはベントリコーサの血の入った、ネペンテス・ベントラータ。
ラベルをすっかり信じてましたが、ホームセンター由来の子はこれがあるから面白くもあり、厄介でもあり…。
ラベルの信憑性のなさに定評のあるところってありますしね、レッドアラタさんとか!
すっかり話が逸れましたが、この袋以外にも同時にたくさんの袋を膨らませており、
とってもにぎやかな鉢になってくれそうです。
アリストリコーサさんに、とってもきれいな袋がつきました!
くっきり濃く鮮明な模様に、つやっつやのリップ。
まだ小さいながらも、すごい完成度の袋です!こんな感じで大きくなってくれたら最高ですね!
……用土がちらっと写っているので察しがつくかもしれませんが、この子は療養中の有機側の子です。
辛うじて生き残っていた蔓から、この袋を作ってくれました。
新芽が折れたので脇芽が出るかと思ったのですが、折れた跡からちぎれたような葉を出しています。
成長点の部分は奥で生き残っていたのかもしれません。
この調子なら、お披露目できる日も、そう遠くないかもしれないです!
そんな感じで、いかがでしたでしょうか。
まだ紹介できてない子や、準備中の子もいますので、追々書いていきたいと思います。
今回の子たちも袋が完成したり、新たな動きがあったりしたら、また改めて記事にします!
詳しい紹介は後の個別記事に譲るとして、まずは簡単な現状報告を…!
このブログで初めて紹介された、ネペンテス・トランカータ。
葉の部分が完成して、蔓の先端が接地したため、今は袋を膨らませ始めたところです。
できたて新品の葉っぱは、つるつるテカテカでプラスチックのような硬さです。
膨らみ始めた袋は日毎大きくなっていくのが見ていてわかるのですが、とてもゆっくりな上に、
完成っぽい感じで蓋が開きそうになってからも結構引っ張るので、やたらと時間がかかります。
やっぱり成長、遅いですよね!
まだあまりころころした感じの足りないアンプラリアさん。
以前紹介した際にちらっと写っていた蔓の先端が、こんな感じで膨らんできました。
もう少し大きく膨らむと思います、まだぺったんこですしね。
この子は本当に次々葉を出してくれるいい子です。
ここには写っていませんが、次の葉っぱの袋も準備はよさそうな感じ。
ただ、徒長する気配はまだまだ感じられないです。
たぶん実生苗なので、グランドピッチャーが見られるまで育つのは、まだまだ時間がかかりそう……。
受難のアラタ………誰だよおまえは!!
袋の感じといい葉の感じといい、この子純粋なアラタさんじゃないですね……。
おそらくはベントリコーサの血の入った、ネペンテス・ベントラータ。
ラベルをすっかり信じてましたが、ホームセンター由来の子はこれがあるから面白くもあり、厄介でもあり…。
ラベルの信憑性のなさに定評のあるところってありますしね、レッドアラタさんとか!
すっかり話が逸れましたが、この袋以外にも同時にたくさんの袋を膨らませており、
とってもにぎやかな鉢になってくれそうです。
アリストリコーサさんに、とってもきれいな袋がつきました!
くっきり濃く鮮明な模様に、つやっつやのリップ。
まだ小さいながらも、すごい完成度の袋です!こんな感じで大きくなってくれたら最高ですね!
……用土がちらっと写っているので察しがつくかもしれませんが、この子は療養中の有機側の子です。
辛うじて生き残っていた蔓から、この袋を作ってくれました。
新芽が折れたので脇芽が出るかと思ったのですが、折れた跡からちぎれたような葉を出しています。
成長点の部分は奥で生き残っていたのかもしれません。
この調子なら、お披露目できる日も、そう遠くないかもしれないです!
そんな感じで、いかがでしたでしょうか。
まだ紹介できてない子や、準備中の子もいますので、追々書いていきたいと思います。
今回の子たちも袋が完成したり、新たな動きがあったりしたら、また改めて記事にします!
今回紹介させていただくのは、ネペンテス・アリストロキオイデスxベントリコーサです。
高地性の子の登場は今回が初めてですね!(とは言っても交配種ですが…)
片親であるアリストロキオイデスは標高2000メートル以上に自生する高地性のため、
夏の暑さに極めて弱く、本格的な冷却設備がなければ栽培は困難です。
一方、もう片方の親であるベントリコーサも高地性ですが、こちらはアラタに比肩するほどの強健種です。
ベントリコーサの交配は相手方の特徴をよく引き出してくれる上に、
それ自身も特徴的な袋をしているため、両者の特徴のよく出た面白い袋ができます。
さらに、ベントリコーサの丈夫さも引き継いでくれるため、
アリストロキオイデスの血を引いているにも関わらず、夏場も少し暑がる程度で乗り切ってくれます。
交配親としては、かなり魅力的な種類なのではないでしょうか。
ここで、うちのアリストリコーサさんの紹介です。
名前がうまく混ざった感じで気に入ってます、この呼び方。
やっぱりまだまだ小さいですが、小さいながらもアリストロキオイデスの特徴的な柄がよく出てます。
開口部はベントリコーサ寄りでしょうか。

柄が特徴的で存在感のある袋なため、ある程度育てば十分見応えしそうです。
植物体の方は、結構徒長するようです。
個人的にはがっしりしたロゼット型の方が好みなので、このまま成長してくれたらうれしいのですが。
強めの光でなんとか、ならないかなぁ……。
実はこのアリストリコーサさんも二鉢あって、一方は輸送事故により満身創痍状態なため療養中です。
先日話だけ出た療養中アンプラリアと同封されていたのですが、
こちらのアリストリコーサの方が状態が酷く、袋は潰れ、葉はちぎれ、新芽は折れている状態……。
さすがにあんまりな状態だったため問い合わせたところ、好意により代品を送ってくださいました。
画像の個体は、そのとき送られてきた子です。
あ、アンプラリアが二鉢あるのは別のお店から購入したためです、輸入元はたぶん同じですけど。
こちらはそこまで致命的な状態ではありませんでしたので、葉っぱは盛大に曲がってますが順調に育ってます。
一応二鉢なので、無機用土と有機用土に分けてみました、画像の子は無機の方ですね!
有機側に致命的なハンデキャップがあり、公平な比較とは言い難いですが、一応……。
これで有機用土側の方が成績優秀だったりしたら、うちのウツボカズラ用土に革命が起きちゃいますね!
うちは基本、無機用土なので……。
比較も含めて何か動きがあれば、また紹介していきます!
高地性の子の登場は今回が初めてですね!(とは言っても交配種ですが…)
片親であるアリストロキオイデスは標高2000メートル以上に自生する高地性のため、
夏の暑さに極めて弱く、本格的な冷却設備がなければ栽培は困難です。
一方、もう片方の親であるベントリコーサも高地性ですが、こちらはアラタに比肩するほどの強健種です。
ベントリコーサの交配は相手方の特徴をよく引き出してくれる上に、
それ自身も特徴的な袋をしているため、両者の特徴のよく出た面白い袋ができます。
さらに、ベントリコーサの丈夫さも引き継いでくれるため、
アリストロキオイデスの血を引いているにも関わらず、夏場も少し暑がる程度で乗り切ってくれます。
交配親としては、かなり魅力的な種類なのではないでしょうか。
ここで、うちのアリストリコーサさんの紹介です。
名前がうまく混ざった感じで気に入ってます、この呼び方。
やっぱりまだまだ小さいですが、小さいながらもアリストロキオイデスの特徴的な柄がよく出てます。
開口部はベントリコーサ寄りでしょうか。
柄が特徴的で存在感のある袋なため、ある程度育てば十分見応えしそうです。
植物体の方は、結構徒長するようです。
個人的にはがっしりしたロゼット型の方が好みなので、このまま成長してくれたらうれしいのですが。
強めの光でなんとか、ならないかなぁ……。
実はこのアリストリコーサさんも二鉢あって、一方は輸送事故により満身創痍状態なため療養中です。
先日話だけ出た療養中アンプラリアと同封されていたのですが、
こちらのアリストリコーサの方が状態が酷く、袋は潰れ、葉はちぎれ、新芽は折れている状態……。
さすがにあんまりな状態だったため問い合わせたところ、好意により代品を送ってくださいました。
画像の個体は、そのとき送られてきた子です。
あ、アンプラリアが二鉢あるのは別のお店から購入したためです、輸入元はたぶん同じですけど。
こちらはそこまで致命的な状態ではありませんでしたので、葉っぱは盛大に曲がってますが順調に育ってます。
一応二鉢なので、無機用土と有機用土に分けてみました、画像の子は無機の方ですね!
有機側に致命的なハンデキャップがあり、公平な比較とは言い難いですが、一応……。
これで有機用土側の方が成績優秀だったりしたら、うちのウツボカズラ用土に革命が起きちゃいますね!
うちは基本、無機用土なので……。
比較も含めて何か動きがあれば、また紹介していきます!
※この記事に登場するのは、N. alataではなくN. xventrataです。
今回登場するのは、おそらく現在日本で最も多く育てられている、ネペンテス・アラタです。初夏の頃から園芸店やホームセンターにも並ぶため、見たことのある方も多いのではないでしょうか。
その性質は極めて強健、なんというタフネス。
本来は中地性の品種ですが、高地性と低地性どちらの環境でも全く問題なく育ちます。
入手が容易で、とても丈夫でよく育つことから、よく駄物扱いされますが、
素直に育って袋をつけてくれる、ウツボカズラ栽培の楽しさを教えてくれるいい子だと思います。
…と、いうことで、うちのアラタさんの紹介です。
袋、どこいった……?
実は去年、冬に部屋に入れ忘れたところ、すっかりいじけてしまったのでした。
他種であれば半日と持たないであろう寒風吹きさらしの中を一冬耐え切った奇跡のようなヤツです。
春に荒れ果てていた主茎を切り落としたところ、脇芽が吹いてきたのでそれを育ててます。
生意気にも二芽立ちです。
ずっと葉だけを出してくすぶっていましたが、最近になってようやく袋を作り始めました。
画像の袋以外にも、苔に埋もれるように複数の蔓を伸ばしており、準備は万端のようです。
復活までもう一息、ですね!
今回はたまたま屋外越冬に成功しましたが、これは去年の記録的な暖冬や、
その他の条件の偶然重なった結果に得られた僥倖だと思います。
さすがに無対策での屋外越冬は、いくらアラタでも厳しいと思いますので再現性はなさそうです。
丈夫で頑丈であるがゆえにぞんざいな扱いを受けるって、どこの世界でもあると思います!
せめてこの子は、今後はいい環境でのびのびと育ってほしいです。
みんなもアラタさんを育てる機会があったら、大切にしてあげてね!
以上、今日のお前が言うなでした!
袋が復活したら、また紹介していきます!
プロフィール
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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