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今回登場するのは、日本に初めて持ち込まれたウツボカズラである、ネペンテス・ラフレシアナです。
和名でウツボカズラと呼ばれるのは、意外にもこの種類のことなのです。
夏にホームセンターでよく売ってるおなじみの種類の和名は、ヒョウタンウツボカズラといいます。
(ネペンテス・アラタ=ヒョウタンウツボカズラ、です。)
……とは言っても、最近はホームセンターにも様々な種類のネペンテスが売ってるので侮れません。
今年はなんと、ネペンテス・アルボマルギナタまで一般に出回っているそうです。
赤葉系の子は、ウツボカズラ畑の中でもちょっと目を引く感じなので結構好きだったりします。
話が逸れつつありますが、今回のラフレシアナさんもタイプによっては綺麗な赤い葉を持つんですよ!
ラフレシアナは、何度か登場しているアンプラリアと同じように、広域に分布するネペンテスです。
ちなみにアンプラリアと生息域がかぶっているため、自生地での自然交配種が存在します。
ネペンテス・フーケリアナ、っていうらしいです。
広域に分布しているため、やっぱり地域差や個体差が激しいです。
うちにいる子はクチン産、赤みの強いタイプの個体群です。
さて、この子がうちに導入されたのは、前回登場のアンプラリアと同時期なのですが、
今まで一度も登場しなかったのには理由がありまして……。
導入直後からすっかり調子を崩しており、うちに来てから一切動きがありませんでした。
ウツボカズラの成長は早くはありませんが、日毎動きがわかる程度には成長します。
特に低地性の種類は、高地性に比べると成長は格段に早いです。
数ヵ月もの間、少しも動きがないというのはいくらなんでも異常です。
できるだけ動かさないように養生させながら静観するつもりでいましたが、
あまりの異常事態に植え替えを断行しました。
植え替え中の画像は、ないのですけれど……。
植え替えてみてわかったことがいくつかあります。
まずは用土、鹿沼土単用のように見えましたが、実は根回りは水苔だったこと。
そして、その水苔がガッツリ傷んでました。
これじゃあ調子も崩すよね……。
基本的にウツボカズラの植え替えは根鉢を崩さないというのが原則ですが、
ピンセットと水流を使い、根を傷めないように丁寧に外していきます。
水苔をすっかり外して気付いたことがもうひとつ。
大きさから実生苗だと思っていたのですが、どうやら小さな脇芽を挿した苗のようです。
発根、ほとんどしてないじゃん………。
なんというかとにかく最低な状態だったので、手遅れになる前に植え替えられてよかったです。
用土は有機用土を使ってみました。
用土の比較はアリストリコーサで実験中ですが、途中経過を見る感じ、結果は明らかっぽいので……。
このあたりは後日改めて書いてみたいと思います。
植え替えの終わったラフレシアナはほぼ根無しの状態なので生水苔のトロ箱に鉢ごと埋めて、
メネデールとリキダスを交互に週一で与えて様子を見ていました。
そして先日、ようやく動きがあったため、この記事を書いています。
脇芽。
未熟な株の脇芽は調子を崩している証拠なのですが、
数ヵ月の沈黙を破り、主茎の新芽もにょろにょろと伸び始めました。
このまま主茎が伸びるにしても、脇芽に乗り換えるにしても、無事に成長して袋をつけてほしいところ。
まともに育成を再開するのは、いつになることやら……。
葉っぱだけの写真じゃつまらないですし、別個体の袋も載せてみます。
同じくクチン産のラフレシアナ。
どうせならマルディー産とかコシカワみたいな、産地違いや選抜個体にしたらよかったのに。
そんな貴重な個体なんて、そう簡単に手に入るはずもないですけど。
まだまだ未熟な個体なので、ラフレシアナ本来の魅力が出てないですね……。
もっと開口部が大きく開いて、襟とか蓋の柄が発達してくれれば好みなのですが。
とりあえずは株自体を大きく育てることが大事ですね!
和名でウツボカズラと呼ばれるのは、意外にもこの種類のことなのです。
夏にホームセンターでよく売ってるおなじみの種類の和名は、ヒョウタンウツボカズラといいます。
(ネペンテス・アラタ=ヒョウタンウツボカズラ、です。)
……とは言っても、最近はホームセンターにも様々な種類のネペンテスが売ってるので侮れません。
今年はなんと、ネペンテス・アルボマルギナタまで一般に出回っているそうです。
赤葉系の子は、ウツボカズラ畑の中でもちょっと目を引く感じなので結構好きだったりします。
話が逸れつつありますが、今回のラフレシアナさんもタイプによっては綺麗な赤い葉を持つんですよ!
ラフレシアナは、何度か登場しているアンプラリアと同じように、広域に分布するネペンテスです。
ちなみにアンプラリアと生息域がかぶっているため、自生地での自然交配種が存在します。
ネペンテス・フーケリアナ、っていうらしいです。
広域に分布しているため、やっぱり地域差や個体差が激しいです。
うちにいる子はクチン産、赤みの強いタイプの個体群です。
さて、この子がうちに導入されたのは、前回登場のアンプラリアと同時期なのですが、
今まで一度も登場しなかったのには理由がありまして……。
導入直後からすっかり調子を崩しており、うちに来てから一切動きがありませんでした。
ウツボカズラの成長は早くはありませんが、日毎動きがわかる程度には成長します。
特に低地性の種類は、高地性に比べると成長は格段に早いです。
数ヵ月もの間、少しも動きがないというのはいくらなんでも異常です。
できるだけ動かさないように養生させながら静観するつもりでいましたが、
あまりの異常事態に植え替えを断行しました。
植え替え中の画像は、ないのですけれど……。
植え替えてみてわかったことがいくつかあります。
まずは用土、鹿沼土単用のように見えましたが、実は根回りは水苔だったこと。
そして、その水苔がガッツリ傷んでました。
これじゃあ調子も崩すよね……。
基本的にウツボカズラの植え替えは根鉢を崩さないというのが原則ですが、
ピンセットと水流を使い、根を傷めないように丁寧に外していきます。
水苔をすっかり外して気付いたことがもうひとつ。
大きさから実生苗だと思っていたのですが、どうやら小さな脇芽を挿した苗のようです。
発根、ほとんどしてないじゃん………。
なんというかとにかく最低な状態だったので、手遅れになる前に植え替えられてよかったです。
用土は有機用土を使ってみました。
用土の比較はアリストリコーサで実験中ですが、途中経過を見る感じ、結果は明らかっぽいので……。
このあたりは後日改めて書いてみたいと思います。
植え替えの終わったラフレシアナはほぼ根無しの状態なので生水苔のトロ箱に鉢ごと埋めて、
メネデールとリキダスを交互に週一で与えて様子を見ていました。
そして先日、ようやく動きがあったため、この記事を書いています。
脇芽。
未熟な株の脇芽は調子を崩している証拠なのですが、
数ヵ月の沈黙を破り、主茎の新芽もにょろにょろと伸び始めました。
このまま主茎が伸びるにしても、脇芽に乗り換えるにしても、無事に成長して袋をつけてほしいところ。
まともに育成を再開するのは、いつになることやら……。
葉っぱだけの写真じゃつまらないですし、別個体の袋も載せてみます。
同じくクチン産のラフレシアナ。
どうせならマルディー産とかコシカワみたいな、産地違いや選抜個体にしたらよかったのに。
そんな貴重な個体なんて、そう簡単に手に入るはずもないですけど。
まだまだ未熟な個体なので、ラフレシアナ本来の魅力が出てないですね……。
もっと開口部が大きく開いて、襟とか蓋の柄が発達してくれれば好みなのですが。
とりあえずは株自体を大きく育てることが大事ですね!
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プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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