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さ、寒い……。
先週まで残暑がどうとか言ってたのに、急に寒くなりました。
11月に入って、そういうパッチでも当たったのでしょうか。
なんだかネットスフィアの世界みたいですね!
それなら、私は仮想現実よりも光合成室がほしいです。
もちろん東亞重工製で!
今年は何かと天候が不安定で困ってしまいます……。



N. veitchii x burbidgeae
オーストラリアのナーセリー『Exotica Plants』の作出した傑作交配種の一つ。
人気の種類のため、受付開始と同時に売り切れるようなタイプです。
……とはいっても、EP自体が非常に人気の業者のため、大抵の種類がそうなのですが。

国内では山田食虫植物農園の販売リストに散発的に並ぶことがあるため、
がんばって狙えば、入手は一応可能です!
……が、実生個体なので個体差が大きく、当たり外れが激しいです。
好みの問題も大きいと思いますが……!

今回は襟があまり赤く染まらずに、ストライプの出そうな感じの子をお迎えしました。
このブログが公開されるよりも結構前から居る子なのですが、
ちらちらと不定期に登場したことはあったものの、正式に記事になることはありませんでした。
別に、お気に入りの品種だから出し惜しみしてたというわけでもなく……。
導入以来どうにも不調だったのでした。



見た目はよくないですが、袋の持ちはいいです。
導入当初は中粒の鹿沼土単用でポットに植え付けられており、鉢上げする際もそれに倣いました。
また、この交配の両親であるビーチもバービッジアエも用土の過湿を嫌うため、
乾燥気味に管理していたところ、ついていた葉が全部ベラベラに波打ってしまったのでした。
ただ、これは環境が変わったせいかなー……と、思っていたのですが、
新しく出来た葉もベラベラに……。
袋も出来てきて期待していたのですが、蓋が開いてみれば、
ちんちくりんの見るに堪えない出来栄え……。
まだ慣れない環境で初めてつけた袋だし、本調子でもなさそうなので、
次の袋に期待することにしたのでした。

……が、次の新芽が出ることは、なかったのでした。
こう書くと、なんか枯死したみたいですが、枯れてくるような様子もなく、
ただ、完全に動きが止まってしまったのでした。
原因もよくわからないので下手にいじれず、そのまま半年くらい経ちました。

………
……


時は経って、つい先日の話。
ビーバビを育てる契機となったブログの過去記事を読んでいたところ、
この交配種は両親とは違い用土の乾燥を好まず、お水大好きな種類であることが判明したのでした。
(むっくー様のブログ、食虫植物の謝肉祭はリンクにあるので遊びに行ってみましょう!)
今までずっと、乾燥気味に管理してたのが不調の原因だったようです。
素焼き鉢に中粒鹿沼土単用なんて、水持ちなんて単語とは到底無縁です。
……ので、他の子にも使っているような、もう少し保水性のある用土に植え替え、
潅水もカリカリに乾燥する前に、一日一回くらいの頻度で与えるように管理を変更したところ……。
(あ、保水性とはいってもベチャベチャにはしないですよ!)



今までの沈黙が嘘のように、成長を再開したのでした。
新しい葉は今までと違い、ベラベラ波打ってもいません。
どうやら今まで、相当我慢させてしまったようです……。
それでも力尽きないのが、交配種の強さなのかもしれませんね。



ピント全然合ってなくてアレなのですが……。
レインワルドティアナの蕾が綺麗ですね!
……それはともかく、次の袋も期待できそうです。
この調子で復活しつつ、どんどんいい袋をつけてくれたらいいですね!
密に入ったストライプや、バケツ型の大口開けたダイナミックな袋とか、早く見てみたいです!



恒例になりつつある、今日のトランカータのコーナーです。
成長の仕方は、今回のビーバビとよく似てる感じがします。
だいぶ伸びてきて、そろそろ葉が開き始めてきました。
今回は結構大きくなってくれそうな感じ!
せっかく吊り鉢になったので、鉢の縁からはみ出てくれてもいいんですよ!

今月から、試験的に固形肥料を使ってみることにしました。
左端の謎の物体がそれです、形状が特徴的で即座にバレそうですが……。
思うところあってお試しセットを買ってみたので、追々書いてみようと思います!


どうやら、先日の残暑が今年最後の暑さだったみたいですね。
10月ももう終わり、季節はいよいよ晩秋に入ってきました。
昼間はそれなりに暖かくなるので、低地性も含めて外で日光浴させつつ、
夜間は室内に取り込むという管理をしていました。
通年同じ場所で管理できる温室が羨ましいです……!

しかし、このところ夜温が10度を下回る日が連日続いているため、
低地性の子たちは室内に取り込むだけでは厳しくなってきました。
……ので、簡易ビニール温室を出してきたのでした。
今年は高地性が過ごせる程度に部屋ごと加温予定なので、
簡易温室は夜温だけ保てればいいなって思います。

……が、ここで問題発生。
グラシリスの自己主張が強すぎて、小さな温室には全然入りません!
この子は成長が非常に速く、途中で袋がもげたりしつつも気にすることなく、
ぐいぐいと徒長を続けてきました。
途中で鉢のバランスが悪くなったので鉢増ししたりもしたのですが、
ホームセンターで入手したての根もあまり発達していないような状態から、
一夏で根鉢を形成する程度に地下部の発達も旺盛なようです。
特に鉢底の大粒パーライトを中心に根が回ってたので、やっぱり通気が好きなのでしょうねー。
この旺盛な成長力なら、雑草化するのも納得です……!
どうしたものかと、いろいろ思案したところ……。



空中退避させました。
吊るす方法をいろいろ考えたのですが、マクラメ編みは不器用すぎて、私には無理でした……。
場末の園芸コーナーを見ていたところ、ちょうどいい金具が売ってたので使ってみたところ、
ちょっとワイヤーが長すぎる感じもしますが、ぴったりはまって最高にいい感じです!



せっかくなので4号鉢用のにトランカータも吊ってみました。
よく乾いて風も通るし、着生種にはいい感じです!



ステムの太さも好調っぽいですね!
栽培棚もこの頃手狭になってきたので、吊り鉢仕立ての子も増やしていきたいところです。
ペルタタも元の温室では吊るされているのを見たので、
この金具、まとまった数がほしいかも……!

でも、他のお店では見たことのない製品ですし、
空になった商品棚にも、ちっとも再入荷されません。
仕方がないので、製造元のサイトを見てみたところ……。

絶版でした!!!

たしかに、パッケージもちょっと力を掛けるだけで粉々に崩れるくらいに劣化してましたが……!
(あ、本体はオール金属製なので全然問題ないですよ!)
うーん……、製品になにか問題でもあったのでしょうか?
もしかしたら売れなかったのかも……、私は便利だと思うんですけど……。

ないものねだりをしたところでどうにもならないので、
現存するものを大事に使っていきましょう。



グラシリスほどではないですが、ラフレシアナも四方八方に葉っぱを伸ばすので大変です。
新芽を齧られたりもしましたが、なんとか元気そうです。
ラフレシアナは非常に成長が早い上に巨大化すると聞きますが、
うちではそこまで動きは早くないように感じます。
……が、まだ環境に慣れてないだけのような気も……?
というのも、この子が元居た環境が、うちの環境とはかけ離れているようで、
かなりの高温多湿で低地性種には理想的な環境で育てられているらしく、
うちのスパルタ環境に適応するには、結構長い時間が掛かるようです……。
別々の場所からやってきたアンプラリア『BE-3659』も、
片方はすぐに素直に成長を始めたのですが、
もう片方は綺麗な葉を展開するまでに3ヶ月以上愚図つきました。
もっとも、これは輸送ダメージもあったせいかと思いますが……。
ただ、一旦軌道に乗ってしまえば、あとは大丈夫です!
最初から理想的な温室などに入れてあげれば、こんなに愚図つくこともないでしょうし。
ラベルでどこの由来の子かわかるようになると、もう引き返せないところまで来てると思います(笑)



新芽のうちに齧られたので葉はガタガタですが、新しい袋も作ってますよ!
古い袋は枯れつつあるので、袋は一つしかつかない感じ、ちょっと物足りないかも……?
ただ、次の新芽も展開しつつあり、袋もできそうな感じなので、そっちにも期待です。



N. ampullaria (williams Red x Herlequin BE-3659)
うちに来た頃は本当に小さな苗だったのですが、一夏でだいぶ大きくなりました。
涼しくなって成長は緩慢になりましたが、愚図つくような様子はなく、
最新の葉は一際大きくなり、とうとう鉢の縁から飛び出しそうです。
来年あたりには大平鉢に植え替えてあげたい感じもしますが、置き場所が……!
徒長してからでも、いいかなー……。

非常に簡易的な温室なのですが、やっぱり夜温が保てると低地性は機嫌がいいです。
ヒーターが作動すると異常に乾燥するので加湿機構を連動させているため、
朝には内面が結露する程度には高湿度を保てているようです。
湿度は高そうなので、挿し穂と輸入順化苗も間借り中です。
もう少し落ち着いたら、そちらも紹介していきたいですね!


あ、暑い……。
10月ももう終わりだというのに、晴れ間が戻ると残暑もぶり返してきました。
昼間の時間は短くはなりましたが、それでも陽射しは真夏のよう。
先日紹介したマンドラゴラですが、ずっと曇りの中育ってきたため、
強光への耐性が全く備わっていなかったらしく、ここ数日ですっかり黄色くなってしまいました……。
さすがに枯れたりすることはないと思いますが、多少なりともダメージは入るはず……。
今年こそ結実させたいと思っていたのですが、早くも雲行きが怪しくなってきました……。
天気はいいのに雲行きは怪しいという、渾身の自虐ネタです。
笑ってくれてもいいですよ!



ウィスツバの苗かな?  ※違います(笑)

N. rajah Thomas Alt clone
王様ネペンテス、ラジャです。
ラジャはワシントン条約(CITES、絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約)
のランクIに指定されており、国際取引が厳しく制限されています。
最近では二ホンウナギやクロマグロが指定されそうとかで、一般にも有名になりましたね。
正当な手続きを踏めば輸入可能ですが、大量の書類の準備や許可の申請はとても大変です。
慣れれば簡単……とも聞きますが、面倒なことに変わりはないと思いますし。

ちなみに、このワシントン条約は国際取引を制限するものなので、
国内での売買にはなんの制約もありません。
……ので、正当な手続きで輸入された個体や、国内で増殖された個体を買うのは何も問題ありません。
国内では山田食虫植物農園にて、古い由来のフラスコ苗が維持され続けており、
順化された幼苗が定期的に販売されるため、入手は難しくありません。
……が、ここから大きくするのは意外と難しいらしいです。
リーフスパンは2センチにちょっと届かない程度。
環境が変わったせいか、すっかり紅葉してしまいましたが、
きちんと適応した新しい葉っぱが出てきました。
これから涼しい季節なので、来年までにはもう少し大きくなってくれたらうれしいなー……。

王様の系譜御三家が揃ったので、せっかくだからちらっと載せてみます。



N. peltata
ラジャの近縁種の一つ。
ずっと前から気になっていた種類だったのですが、最近になってようやくお迎えしました。
まだ本調子ではありませんが、真っ赤な新芽が綺麗ですねー!
全体的にかなり赤みが強く、レッドファントムの異名も納得です。
襟のストライプはまだまだ弱いですが、今後に期待です。
BE由来のクローンなので、素質は十分だと思いますし。
同一クローンの成長後の姿には、しっかりストライプ入ってましたし。

問題は、ペルタタの好む環境がよくわからないということ……。
低地性とも高地性とも云われており、栽培記録も全然見つかりません。
お水は好むのかしら、それとも乾燥気味……?
フィリピン高山系ということで、ひとまずは乾燥気味に管理してみようと思いますが、
ビーバビの前例があるので、ちょっと不安です……!



N. attenboroughii
そしてうちの虎の子、アッテンボロギです!
この子もラジャと近縁だったりします。
しばらく育ててみて思ったのが、この子めちゃくちゃ強い子だなって……。
流通量は少ないですが、かなりの強健種だと思います!
とても順調に育ってくれているので、このまま大きくなってほしいところ。
まずは、袋に特徴が出てくれるとうれしいなー……。

ラジャの近縁種はどれも個性派揃いで魅力的ですねー!
パラワネンシス?知らない子ですね……。



N. lowii Thomas Alt clone
話は戻って、さらにもう一つの極小苗のローウィです。
ラジャとセットで導入しました。
こちらもリーフスパン2センチ程度……!
ウィスツバとは違い、きちんと順化はされているそうですが、
それでもこのサイズはちょっと不安になりますねー……。
こちらも環境の変化のせいか古い袋は枯れましたが、新しい袋を作っている途中のようです。
成長はかなり遅いと思うので、動きがあれば何かのついでに報告していこうと思います。
トランカータ・ポジション……!



件の子は、ようやく新芽が立ち上がってきました。
ほんとにのんびり成長しますねー……(笑)


高井戸にて執り行われた第201回集会に森野が潜入してきたらしいので、今回はその報告です!



ネペンテス・アンプラリア。
ビッタータ的な色だと思うのですが、品種が多すぎて下手なこと言うとあれなので……。
私にはレッドとグリーンとビッタータ程度のことしかわからないですし。



鉢にはこれでもかってくらい袋が並んでます。
やっぱりアンプラリアはこれが醍醐味ですよねー!
うちのも早くこうなってほしいところです。



主茎の先にも、きちんと袋がついてるんですね!
ひょろひょろひょろっと伸びて、先端部は葉っぱだけ……ってパターンが多いですが、
こんな風にちゃんとウツボカズラしてくれると、どっちも楽しめるのでいいですねー!
うちのも早く……!



やたら大きなハエトリグサ。
うちではこんなに大きくならないので、すごいなーって思うばかりです。
環境以外にも、血統的なのもあるみたいですね。
ホームセンター由来の選別種なんていうのも、たまに聞きますし。



本当に見事な大きさですねー……。
この子はちょっと赤みの入ったタイプかしら。
最近はいろんな変異個体が増えてきて、一属一種とは思えない賑わいです。
惹かれる種類はいろいろありますが、ハエトリグサはあまり得意じゃないのが悩みどころです。



赤くなって、歯が伸びずにギザ歯になるタイプ。
レッドピラニアとかがそんな系統だった気がするけど、
最近は本当にたくさんの種類がありすぎて、同定するのは無理っぽいです。
ラベルがないと見分けられない種類が多くなってくると、ちょっと大変です。
そういうのって、多肉の世界で顕著な気がします。
肉眼ではわからないような変異や差異に、新しい名前を勝手につけたり。



誰がどう見てもおかしなハエトリグサ。
Fuzzy toothという系統だということくらいしかわからないですが、本当に特徴的ですね……。
こんな感じの、自然界では淘汰されてゆくであろう形質も面白いです。
ただ、噛み合わせがすごく悪そうですが、こういう葉ってちゃんと閉じられるのでしょうか……。



セファロタス・フォリキュラリス。
一科一属一種という、ハエトリグサ以上の異端種です。
フクロユキノシタという和名もなんだかかわいらしいですね。
ウツボカズラとよく似た袋を持ちますが、地下茎を持ち、立ち上がらないため、
付く袋はすべてグランドピッチャーのような感じになります。
この形が、虫をよく捕えるための最適解なのかもしれません。
アンプラリアみたいなグランドピッチャー好きからすれば、たまらない種類です!

栽培は、昔はヘリアンフォラと同じようなことを言われてましたが、
今ではそこまで気難しい種類ではないとされています。
環境が変化すると一時的に枯れかけたように見えるのが、難物とされた原因かもしれません。
袋には小さいものと大きいものの二種類しかなく、
中間のサイズが存在しないのも不思議です。



ドロソフィルム・ルシタニカ。
ドロセラ、モウセンゴケのオバケかと思いましたが、違うそうです。
こちらも一科一属一種という変わった子です。
画像からは伝わってきませんが、かなりの激臭だったらしく、
会場内でも一際存在感を放っていたそうです。

捕虫能力はかなり高いそうなので、うちに置いたら蚊がくっついてくれるかなー、
……とは思うのですが、臭いのはやだなぁ……。

上映会でビデオ鑑賞なんかもあったそうですが、
感想を聞いたところ、なるほどわからん。としか言えなかったので割愛します!

お土産に即売品なんかも買ってきてもらったのですが、
そちらの紹介はまたおいおいということで……!

全ッ然晴れないです!!
いつになっても曇りのち雨ばっかりで、全然陽が差しません!
9月に入ってからずっと、晴れた日が本当に数えるほどしかないです……。
少ない晴れ間を狙って画像を用意できるように、がんばってはいるのですが、
なかなか上手くいかないことも多く、そんな日にはどうしても暗い写真になってしまいます。
2週間の日照時間を全部合計しても1時間に届かないなんてことも、ざらにあります。
ここまで長期間に渡って天気が悪いのは、ちょっと初めてかもしれないです……。
梅雨時だって、もうちょっと晴れ間が覗いたりしますよ!?
こんな天気が、一体いつまで続くのでしょうか……。



ネペンテス・レインワルドティアナ。
少なく短い晴れ間を狙って撮ってます。
本当はもう少し大きくなってから紹介しようと思っていたのですが……。
海抜0メートルの低地から標高2000メートル以上の高地にまで、幅広く分布します。
ちょうどネペンテス・アラタと同じような生息環境です。
袋の感じもちょっとだけ似てますし。
性質もアラタに準じ、暑さ寒さにも強く、極めて丈夫で育てやすいとされていますが、
自生する環境があまりにも極端なため、個体によっては暑がったり、寒がったりするようです。
同じことは、アラタにも言えるのですが……。
やっぱり似た者同士なんですねー!



中~高地性の子たちと一緒に管理したところ、すっかり紅葉してしまいました。
このところ、夜温低かったからなー……。
どうやらうちに来る前は、低地性の環境で管理されていたようです。
紅葉は、昼間に生産したエネルギーが低温により代謝しきれず活性酸素を生むことで、
クロロフィルが分解され、アントシアニンへと変化することで起きる現象です。
(落葉樹の正常な紅葉とは異なる現象です)
これは昼間の遮光を強めたり、夜温を高くすることで防げます。

もっとも、とても強い種類なので、この程度で枯れたりするようなことはないと思いますが……。
ただ、少しかわいそうな気もするので、これからは夜に取り込んであげようと思います。
この程度の紅葉なら、養生することで回復できるはずです。



現在まともな袋はついていないのですが、新しい袋が膨らんできているところです。
とても小さな個体なので、早く特徴が出てくれたら嬉しい、と言いたいところですが……。
このレインワルドティアナ、特長がないのが特徴みたいなシンプルな袋なのです。
唯一の特徴は、袋内に覗く一対の蜜線が目玉模様に見えることです。
それすらも目立つようなものではない上に、ハマタなどの種類にも見られる特徴です。
そんなアイデンティティーが瓦解しかけたようなウツボカズラですが、
地味さなら、トバイカさん辺りだって負けてないですし……!

ただ、レインワルドティアナもトバイカも、そのシンプルさこそが魅力と私は信仰しています。
アントシアニンフリーの個体なんて、斑模様もストライプも奇抜な色もないのに、
鮮やかな新緑色がすごく綺麗なのです。
この個体が今後どのように育っていくかはわかりませんが、
綺麗な子になってくれたらいいなって思います。
その前に、まずは赤くなった葉っぱを治さないと、ですね!



そういえばトランカータの新芽、無事にしっかり外せました。
かなり細かい作業な上に、葉を傷めないように気を遣うので大変です。
……が、これで今回の袋は見られると思うので一安心です。
自力できちんと展開できるようになってくれたらいいんですけどねー……。
それ以外は、茎も太くなってきていい感じです!

動きが遅いので、何かのついでに登場するのが定例化していますが、
いつかまた、ちゃんと記録をつけてあげたいですねー。


プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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