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あ、暑い……。
10月ももう終わりだというのに、晴れ間が戻ると残暑もぶり返してきました。
昼間の時間は短くはなりましたが、それでも陽射しは真夏のよう。
先日紹介したマンドラゴラですが、ずっと曇りの中育ってきたため、
強光への耐性が全く備わっていなかったらしく、ここ数日ですっかり黄色くなってしまいました……。
さすがに枯れたりすることはないと思いますが、多少なりともダメージは入るはず……。
今年こそ結実させたいと思っていたのですが、早くも雲行きが怪しくなってきました……。
天気はいいのに雲行きは怪しいという、渾身の自虐ネタです。
笑ってくれてもいいですよ!
ウィスツバの苗かな? ※違います(笑)
N. rajah Thomas Alt clone
王様ネペンテス、ラジャです。
ラジャはワシントン条約(CITES、絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約)
のランクIに指定されており、国際取引が厳しく制限されています。
最近では二ホンウナギやクロマグロが指定されそうとかで、一般にも有名になりましたね。
正当な手続きを踏めば輸入可能ですが、大量の書類の準備や許可の申請はとても大変です。
慣れれば簡単……とも聞きますが、面倒なことに変わりはないと思いますし。
ちなみに、このワシントン条約は国際取引を制限するものなので、
国内での売買にはなんの制約もありません。
……ので、正当な手続きで輸入された個体や、国内で増殖された個体を買うのは何も問題ありません。
国内では山田食虫植物農園にて、古い由来のフラスコ苗が維持され続けており、
順化された幼苗が定期的に販売されるため、入手は難しくありません。
……が、ここから大きくするのは意外と難しいらしいです。
リーフスパンは2センチにちょっと届かない程度。
環境が変わったせいか、すっかり紅葉してしまいましたが、
きちんと適応した新しい葉っぱが出てきました。
これから涼しい季節なので、来年までにはもう少し大きくなってくれたらうれしいなー……。
王様の系譜御三家が揃ったので、せっかくだからちらっと載せてみます。
N. peltata
ラジャの近縁種の一つ。
ずっと前から気になっていた種類だったのですが、最近になってようやくお迎えしました。
まだ本調子ではありませんが、真っ赤な新芽が綺麗ですねー!
全体的にかなり赤みが強く、レッドファントムの異名も納得です。
襟のストライプはまだまだ弱いですが、今後に期待です。
BE由来のクローンなので、素質は十分だと思いますし。
同一クローンの成長後の姿には、しっかりストライプ入ってましたし。
問題は、ペルタタの好む環境がよくわからないということ……。
低地性とも高地性とも云われており、栽培記録も全然見つかりません。
お水は好むのかしら、それとも乾燥気味……?
フィリピン高山系ということで、ひとまずは乾燥気味に管理してみようと思いますが、
ビーバビの前例があるので、ちょっと不安です……!
N. attenboroughii
そしてうちの虎の子、アッテンボロギです!
この子もラジャと近縁だったりします。
しばらく育ててみて思ったのが、この子めちゃくちゃ強い子だなって……。
流通量は少ないですが、かなりの強健種だと思います!
とても順調に育ってくれているので、このまま大きくなってほしいところ。
まずは、袋に特徴が出てくれるとうれしいなー……。
ラジャの近縁種はどれも個性派揃いで魅力的ですねー!
パラワネンシス?知らない子ですね……。
N. lowii Thomas Alt clone
話は戻って、さらにもう一つの極小苗のローウィです。
ラジャとセットで導入しました。
こちらもリーフスパン2センチ程度……!
ウィスツバとは違い、きちんと順化はされているそうですが、
それでもこのサイズはちょっと不安になりますねー……。
こちらも環境の変化のせいか古い袋は枯れましたが、新しい袋を作っている途中のようです。
成長はかなり遅いと思うので、動きがあれば何かのついでに報告していこうと思います。
トランカータ・ポジション……!
件の子は、ようやく新芽が立ち上がってきました。
ほんとにのんびり成長しますねー……(笑)
10月ももう終わりだというのに、晴れ間が戻ると残暑もぶり返してきました。
昼間の時間は短くはなりましたが、それでも陽射しは真夏のよう。
先日紹介したマンドラゴラですが、ずっと曇りの中育ってきたため、
強光への耐性が全く備わっていなかったらしく、ここ数日ですっかり黄色くなってしまいました……。
さすがに枯れたりすることはないと思いますが、多少なりともダメージは入るはず……。
今年こそ結実させたいと思っていたのですが、早くも雲行きが怪しくなってきました……。
天気はいいのに雲行きは怪しいという、渾身の自虐ネタです。
笑ってくれてもいいですよ!
ウィスツバの苗かな? ※違います(笑)
N. rajah Thomas Alt clone
王様ネペンテス、ラジャです。
ラジャはワシントン条約(CITES、絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約)
のランクIに指定されており、国際取引が厳しく制限されています。
最近では二ホンウナギやクロマグロが指定されそうとかで、一般にも有名になりましたね。
正当な手続きを踏めば輸入可能ですが、大量の書類の準備や許可の申請はとても大変です。
慣れれば簡単……とも聞きますが、面倒なことに変わりはないと思いますし。
ちなみに、このワシントン条約は国際取引を制限するものなので、
国内での売買にはなんの制約もありません。
……ので、正当な手続きで輸入された個体や、国内で増殖された個体を買うのは何も問題ありません。
国内では山田食虫植物農園にて、古い由来のフラスコ苗が維持され続けており、
順化された幼苗が定期的に販売されるため、入手は難しくありません。
……が、ここから大きくするのは意外と難しいらしいです。
リーフスパンは2センチにちょっと届かない程度。
環境が変わったせいか、すっかり紅葉してしまいましたが、
きちんと適応した新しい葉っぱが出てきました。
これから涼しい季節なので、来年までにはもう少し大きくなってくれたらうれしいなー……。
王様の系譜御三家が揃ったので、せっかくだからちらっと載せてみます。
N. peltata
ラジャの近縁種の一つ。
ずっと前から気になっていた種類だったのですが、最近になってようやくお迎えしました。
まだ本調子ではありませんが、真っ赤な新芽が綺麗ですねー!
全体的にかなり赤みが強く、レッドファントムの異名も納得です。
襟のストライプはまだまだ弱いですが、今後に期待です。
BE由来のクローンなので、素質は十分だと思いますし。
同一クローンの成長後の姿には、しっかりストライプ入ってましたし。
問題は、ペルタタの好む環境がよくわからないということ……。
低地性とも高地性とも云われており、栽培記録も全然見つかりません。
お水は好むのかしら、それとも乾燥気味……?
フィリピン高山系ということで、ひとまずは乾燥気味に管理してみようと思いますが、
ビーバビの前例があるので、ちょっと不安です……!
N. attenboroughii
そしてうちの虎の子、アッテンボロギです!
この子もラジャと近縁だったりします。
しばらく育ててみて思ったのが、この子めちゃくちゃ強い子だなって……。
流通量は少ないですが、かなりの強健種だと思います!
とても順調に育ってくれているので、このまま大きくなってほしいところ。
まずは、袋に特徴が出てくれるとうれしいなー……。
ラジャの近縁種はどれも個性派揃いで魅力的ですねー!
パラワネンシス?知らない子ですね……。
N. lowii Thomas Alt clone
話は戻って、さらにもう一つの極小苗のローウィです。
ラジャとセットで導入しました。
こちらもリーフスパン2センチ程度……!
ウィスツバとは違い、きちんと順化はされているそうですが、
それでもこのサイズはちょっと不安になりますねー……。
こちらも環境の変化のせいか古い袋は枯れましたが、新しい袋を作っている途中のようです。
成長はかなり遅いと思うので、動きがあれば何かのついでに報告していこうと思います。
トランカータ・ポジション……!
件の子は、ようやく新芽が立ち上がってきました。
ほんとにのんびり成長しますねー……(笑)
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無題
こんばんは。
大きな株を購入するといきなりその特徴を楽しめたり、株に力があるので成長させやすかったりと良い事が多いのは確かなのですが、小さな苗から立派な大きな株にするのも憧れますよね。
どうしても小さな苗しか手に入らないような品種もありますし。
ローウィーやトランカータは成長が遅い種類として有名ですので、立派な姿にするには時間がかかると思いますが、頑張ってください。
ウチもちょっとスローモーな苗がありますが、これからも大事に見守っていこうと改めて思いました。
大きな株を購入するといきなりその特徴を楽しめたり、株に力があるので成長させやすかったりと良い事が多いのは確かなのですが、小さな苗から立派な大きな株にするのも憧れますよね。
どうしても小さな苗しか手に入らないような品種もありますし。
ローウィーやトランカータは成長が遅い種類として有名ですので、立派な姿にするには時間がかかると思いますが、頑張ってください。
ウチもちょっとスローモーな苗がありますが、これからも大事に見守っていこうと改めて思いました。
Re:無題
>>れおん6000さん
こんばんは!
個体差のあるタイプだと、最初から大きな個体は特徴が出てたりするので安心ですねー!
例えば袋が丸かったり細長かったり、襟も単色だったりストライプだったり!
反面、小さな個体は大きくなるとどうなるのかわからないというのが、
不安でもあり、楽しみでもあり……!
実生個体なんて本当に面白そうですよね!
そう考えると、成長過程を楽しめつつ理想の形に近付いてゆく、
挿木個体やクローンあたりは最高かもしれないです。
EPの選抜カット苗とか、ものすごい値段ですが……!
ローウィは下位袋も面白い形なのですが、ちょっと小さすぎてまだよくわからないので、
もう少し大きくなってほしいところです……、お互い頑張りましょう!
こんばんは!
個体差のあるタイプだと、最初から大きな個体は特徴が出てたりするので安心ですねー!
例えば袋が丸かったり細長かったり、襟も単色だったりストライプだったり!
反面、小さな個体は大きくなるとどうなるのかわからないというのが、
不安でもあり、楽しみでもあり……!
実生個体なんて本当に面白そうですよね!
そう考えると、成長過程を楽しめつつ理想の形に近付いてゆく、
挿木個体やクローンあたりは最高かもしれないです。
EPの選抜カット苗とか、ものすごい値段ですが……!
ローウィは下位袋も面白い形なのですが、ちょっと小さすぎてまだよくわからないので、
もう少し大きくなってほしいところです……、お互い頑張りましょう!
無題
おはようございますです!!
うちのrajahは2年経ちましたが全く大きくなりません!!(>_<)
新芽を出すスピードはそこそこありますが、株の大きさ自体は伸び悩みますね~
peltataはmaximaぐらいの温度(?)のイメージがあります
最近寒いので新芽出すスピードが遅くなっています
attenboroughiiは本当に強いです! こないだ死にかけましたが、何のことなく復活して新芽伸ばしてます
lowiiは流石に新芽出すスピードも遅いですね(´・ω・`)
分かってはいましたけど
うちのrajahは2年経ちましたが全く大きくなりません!!(>_<)
新芽を出すスピードはそこそこありますが、株の大きさ自体は伸び悩みますね~
peltataはmaximaぐらいの温度(?)のイメージがあります
最近寒いので新芽出すスピードが遅くなっています
attenboroughiiは本当に強いです! こないだ死にかけましたが、何のことなく復活して新芽伸ばしてます
lowiiは流石に新芽出すスピードも遅いですね(´・ω・`)
分かってはいましたけど
Re:無題
>>もなさん
おはようございます!
ラジャの小苗はよく出回っていますが、枯れてしまったり大きくならない人が居たり、
逆に屋外栽培で驚くほど大きく育て上げている人が居たりと、基準がよくわからないです。
ペルタタ、マキシマと同程度ということは暑さにやや弱い乾燥気味という感じでしょうか。
うちでも新芽の動きは遅いですね……。
アッテンボロギの栽培記録は全然見つからないので興味深いです!
入手しました!……という記事はたまに見るのですが、続報が全く無かったり……。
うちの子の記録が、これから育てようという方の役に立ってくれたら嬉しいです。
ローウィは新しい袋が少しずつ膨らんできてはいるのですが、
虫眼鏡サイズなのでちょっと寂しいですねー……。
もう少し大きくなってくれたらいいのですが、どれだけ時間がかかるのでしょうか……!
おはようございます!
ラジャの小苗はよく出回っていますが、枯れてしまったり大きくならない人が居たり、
逆に屋外栽培で驚くほど大きく育て上げている人が居たりと、基準がよくわからないです。
ペルタタ、マキシマと同程度ということは暑さにやや弱い乾燥気味という感じでしょうか。
うちでも新芽の動きは遅いですね……。
アッテンボロギの栽培記録は全然見つからないので興味深いです!
入手しました!……という記事はたまに見るのですが、続報が全く無かったり……。
うちの子の記録が、これから育てようという方の役に立ってくれたら嬉しいです。
ローウィは新しい袋が少しずつ膨らんできてはいるのですが、
虫眼鏡サイズなのでちょっと寂しいですねー……。
もう少し大きくなってくれたらいいのですが、どれだけ時間がかかるのでしょうか……!
Re:無題
>>りとさん
難しいと思います。
まず、サイテスIであっても正当な飼育個体であれば、特定の種を除けば規制は比較的緩く、
余程の大規模な取引でもなければ、個人的利用の範疇として容認される場合がほとんどです。
正当な飼育個体と認められるのは第三世代(F3)以降、つまりひ孫の代からです。
ウナギやマグロは基本的に野生個体のため、規制は非常に厳しく、
学術的な研究目的や、保護のための公的機関での飼育以外には、基本的に許可はまず下りません。
ましてや食用のための商取引など、もってのほかです。
ちなみにワシントン条約は生体だけでなく、死体やその一部を用いた加工品にも適応されるため、
調理済みの食品を輸入することもできません。
養殖ならば……と思うかもしれませんが、ウナギやマグロの完全養殖は非常に難しく、
野生の稚魚を発生段階で大量に捕獲し、それを育てているのが現状です。
サイテスについて取り上げているサイトは結構たくさんあるので、
ご自身で検索してみれば、より詳しい情報も得やすいのではないでしょうか!
難しいと思います。
まず、サイテスIであっても正当な飼育個体であれば、特定の種を除けば規制は比較的緩く、
余程の大規模な取引でもなければ、個人的利用の範疇として容認される場合がほとんどです。
正当な飼育個体と認められるのは第三世代(F3)以降、つまりひ孫の代からです。
ウナギやマグロは基本的に野生個体のため、規制は非常に厳しく、
学術的な研究目的や、保護のための公的機関での飼育以外には、基本的に許可はまず下りません。
ましてや食用のための商取引など、もってのほかです。
ちなみにワシントン条約は生体だけでなく、死体やその一部を用いた加工品にも適応されるため、
調理済みの食品を輸入することもできません。
養殖ならば……と思うかもしれませんが、ウナギやマグロの完全養殖は非常に難しく、
野生の稚魚を発生段階で大量に捕獲し、それを育てているのが現状です。
サイテスについて取り上げているサイトは結構たくさんあるので、
ご自身で検索してみれば、より詳しい情報も得やすいのではないでしょうか!
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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