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ここ数日、なんだかすごく涼しいですねー。
このところ夏型の太平洋高気圧が弱まっているのだとか。
それによって定期的に雨雲が入ってくるので、よく雨が降ります。
さらにオホーツク海高気圧からの冷たい空気が流れ込むことによって、気温が上がりにくいのだとか。
数年前にも記録的な冷夏がありましたが、当時のように20度を切ることはないものの、
8月だというのに気温が23度くらいまでしか上がらない日もあったりしました。
高地性品種は調子よさげに成長していますが、低地性は今年はいまいちです。
特にアンプラリアは鉢を叩き割られたダメージもあってか、全然振るわないです。
今年は去年を超える超猛暑って言ってたのになぁ……。
N. burkei x hamata BE-3612 / Borneo Exotics
導入してから半年ほど不調でしたが、春以降はようやく環境に馴染んだようで、成長を始めました。
以降はさすがは交配種といった感じに、どんどん袋をたくさんつけてくれるようになりました。
袋。
御三家やハマタなどの牙系の遺伝はとても弱く、交配種になると形質はほぼ現れないのですが、
この個体はハマタの形質が結構残ってるような気がします。
原種ほどのシャープさはないですが、僅かに牙らしき襟も確認できます。
蓋の上に生えた毛とかも、それっぽいです。
最新の袋。
リップの色が若いくらいで、あんまり変わらないですねー。
大きくなってもハマタの形質をよく残してくれたらいいのですが……。
ピント合ってないですが、次の袋も膨らんでます。
小さな芽だと、どうしても焦点が合わないですねー……。
湿度が高いので、用土表面に苔がよく生えます。
苔ならいいのですが、素焼き鉢表面に藍藻類が生えるのは厄介です。
見た目が汚いですし、何よりぬるぬる滑るので、鉢移動の際に危ないです。
一度ブラシか何かで擦り落とそうかしら……?
新芽の様子。
典型的な草質ネペンテスの葉と新芽といった感じ。
このタイプは葉の展開が早く、成長も早いです。
交配種も魅力的ですが、いつかは原種のハマタ様も育ててみたいですねー。
スマトラ系高地性ネペンテスは、みんな個性的で魅力的なのです。
このところ夏型の太平洋高気圧が弱まっているのだとか。
それによって定期的に雨雲が入ってくるので、よく雨が降ります。
さらにオホーツク海高気圧からの冷たい空気が流れ込むことによって、気温が上がりにくいのだとか。
数年前にも記録的な冷夏がありましたが、当時のように20度を切ることはないものの、
8月だというのに気温が23度くらいまでしか上がらない日もあったりしました。
高地性品種は調子よさげに成長していますが、低地性は今年はいまいちです。
特にアンプラリアは鉢を叩き割られたダメージもあってか、全然振るわないです。
今年は去年を超える超猛暑って言ってたのになぁ……。
N. burkei x hamata BE-3612 / Borneo Exotics
導入してから半年ほど不調でしたが、春以降はようやく環境に馴染んだようで、成長を始めました。
以降はさすがは交配種といった感じに、どんどん袋をたくさんつけてくれるようになりました。
袋。
御三家やハマタなどの牙系の遺伝はとても弱く、交配種になると形質はほぼ現れないのですが、
この個体はハマタの形質が結構残ってるような気がします。
原種ほどのシャープさはないですが、僅かに牙らしき襟も確認できます。
蓋の上に生えた毛とかも、それっぽいです。
最新の袋。
リップの色が若いくらいで、あんまり変わらないですねー。
大きくなってもハマタの形質をよく残してくれたらいいのですが……。
ピント合ってないですが、次の袋も膨らんでます。
小さな芽だと、どうしても焦点が合わないですねー……。
湿度が高いので、用土表面に苔がよく生えます。
苔ならいいのですが、素焼き鉢表面に藍藻類が生えるのは厄介です。
見た目が汚いですし、何よりぬるぬる滑るので、鉢移動の際に危ないです。
一度ブラシか何かで擦り落とそうかしら……?
新芽の様子。
典型的な草質ネペンテスの葉と新芽といった感じ。
このタイプは葉の展開が早く、成長も早いです。
交配種も魅力的ですが、いつかは原種のハマタ様も育ててみたいですねー。
スマトラ系高地性ネペンテスは、みんな個性的で魅力的なのです。
……と、いうわけで、今回からいつも通りに書いていきます。
先日身体を大事にするよう言っていただいた直後に、この有り様です。
まだまだ厳しい残暑も続いていきそうですし、体調管理はしっかりしていかないとです。
N. sibuyanensis red pitcher
MTからリリースされている、赤い袋をつけるクローン。
導入は去年の秋頃だったので、10ヵ月くらい経つのですねー。
一時期は生死の瀬戸際でしたが、最近はコンスタントに袋をつけてくれます。
ただ、株はまだまだ充実していないので、幼苗の袋で特徴はまだないです。
出来かけの次の袋。
こちらもまだまだ特徴は出なさそうですねー……。
ですが、瀕死から持ち直してくれたので、よしとします。
これから時間をかけて、持ち前の赤い袋を見せてくれるようになればいいですねー。
同一クローンの別個体。
大きな蓋がいい感じですが、やっぱり特徴はまだみたいです。
ベントリ系交配種も最初はこんな袋をつけますが、すぐに特徴が出てきます。
交配種なら数ヵ月も掛からないですが、原種ならもう少し時間が必要かな……。
N.sibuyanensis BE-3164
今年の春に輸入した個体。
導入してからの期間は短いのですが、元々の状態が非常によくて絶好調です。
まだ完成はしていませんが、袋ができそうです。
MTクローンが導入直後に死にかけたり、袋ができるまで1年近くかかったのに比べると、
元々の状態がどれだけよかったのかが窺えます……さすがはBEです。
BEのシブヤンは、20クローン以上の中からランダムに送られてくるので、
どんな個体になるかは、育ててみないとわかりません。
まだまだ幼苗の域ですが、見た感じだと黄色系の袋……?
こちらもとりあえずは特徴が出てくるまで育ててみたいところです。
N. sibuyanensis (d)
こちらはEPから導入した個体。
葉はそこそこの速度でコンスタントにつけてくれるのですが、
なぜか今までに一度も袋をつけてくれていません……。
気になることはといえば、袋をつけた個体の蔓は、みんな鉢の用土の上に接地しているのに対し、
このEPシブヤンは、中途半端な株直径があるので、蔓はみんな宙ぶらりんの状態。
それが袋をつけるのに、何か関わっていたりするのでしょうか。
隣の鉢の用土の上に接地させてみるのも面白そうですが、今はちょうど台風シーズン。
鉢を動かす機会も多いので、出来かけの蔓をぷっちんしてしまいそうです……。
N. sibuyanensis AW
ウィスツバから、まさかのサイズで届いた新入り。
ここの由来のシブヤンは、綺麗な袋をつけるとのことですが、
まだ袋もついていないので詳細は不明。
BE苗みたいに簡単に根付いてくれたらいいですが、そこはAW苗。
一筋縄では、いかないだろうなぁ……。
先日身体を大事にするよう言っていただいた直後に、この有り様です。
まだまだ厳しい残暑も続いていきそうですし、体調管理はしっかりしていかないとです。
N. sibuyanensis red pitcher
MTからリリースされている、赤い袋をつけるクローン。
導入は去年の秋頃だったので、10ヵ月くらい経つのですねー。
一時期は生死の瀬戸際でしたが、最近はコンスタントに袋をつけてくれます。
ただ、株はまだまだ充実していないので、幼苗の袋で特徴はまだないです。
出来かけの次の袋。
こちらもまだまだ特徴は出なさそうですねー……。
ですが、瀕死から持ち直してくれたので、よしとします。
これから時間をかけて、持ち前の赤い袋を見せてくれるようになればいいですねー。
同一クローンの別個体。
大きな蓋がいい感じですが、やっぱり特徴はまだみたいです。
ベントリ系交配種も最初はこんな袋をつけますが、すぐに特徴が出てきます。
交配種なら数ヵ月も掛からないですが、原種ならもう少し時間が必要かな……。
N.sibuyanensis BE-3164
今年の春に輸入した個体。
導入してからの期間は短いのですが、元々の状態が非常によくて絶好調です。
まだ完成はしていませんが、袋ができそうです。
MTクローンが導入直後に死にかけたり、袋ができるまで1年近くかかったのに比べると、
元々の状態がどれだけよかったのかが窺えます……さすがはBEです。
BEのシブヤンは、20クローン以上の中からランダムに送られてくるので、
どんな個体になるかは、育ててみないとわかりません。
まだまだ幼苗の域ですが、見た感じだと黄色系の袋……?
こちらもとりあえずは特徴が出てくるまで育ててみたいところです。
N. sibuyanensis (d)
こちらはEPから導入した個体。
葉はそこそこの速度でコンスタントにつけてくれるのですが、
なぜか今までに一度も袋をつけてくれていません……。
気になることはといえば、袋をつけた個体の蔓は、みんな鉢の用土の上に接地しているのに対し、
このEPシブヤンは、中途半端な株直径があるので、蔓はみんな宙ぶらりんの状態。
それが袋をつけるのに、何か関わっていたりするのでしょうか。
隣の鉢の用土の上に接地させてみるのも面白そうですが、今はちょうど台風シーズン。
鉢を動かす機会も多いので、出来かけの蔓をぷっちんしてしまいそうです……。
N. sibuyanensis AW
ウィスツバから、まさかのサイズで届いた新入り。
ここの由来のシブヤンは、綺麗な袋をつけるとのことですが、
まだ袋もついていないので詳細は不明。
BE苗みたいに簡単に根付いてくれたらいいですが、そこはAW苗。
一筋縄では、いかないだろうなぁ……。
今日は時間もないので、ちゃちゃっと書いていきます。
N. vogelii
今年の初めに導入した個体。
細長い袋がかっこよく、鮮やかな斑模様と、密に入った黒い縞模様が綺麗な原種。
BEは最近高地性原種をあまりリストに出してこないですし、ボゲリーも滅多に販売しないので、
入手困難というほどではありませんが、ちょっとだけ珍しい種類。
まだ小さな苗の小さな袋ですが、ポテンシャルは十分。
現状の小ささでも綺麗に特徴が出ています。
襟のストライプは、かなり大きくならないと発現しない種類が多いですし、
このサイズから袋の特徴を楽しむことのできる種類は、結構貴重かもしれません。
あくまでBEクローンの話なので、個体差のある他の個体はわかりませんが……。
膨らみ途中の袋……蓋が開いてないだけで、ほぼ完成してますね。
やっぱりボゲリーの袋はかっこいいです。
鉢の値札剥がしてないのは、かっこ悪いですけど。
恥ずかしいからちゃんと剥がそうね。
新芽の様子。
まだまだ展開中で、次の袋は全く膨らんでいません。
いろんな種類の子を見ていると、袋の膨らみ方や、
葉の展開の仕方にも、いろんなパターンがあるみたいです。
ボゲリーは、途中の袋を完成させてから、次の芽を育ててゆくスタイルっぽいです。
蓋が開いたら、この芽の動きも早くなると思います。
ボゲリーは高地性ですが、なぜか耐寒性をほとんど持っていません。
冬季に他の高地性と同じように管理していると、ものすごく寒がります。
最低気温15度くらいの気候が続くと低温障害を起こすので、冬は低地性として扱った方が安心です。
耐暑性はどの程度あるのかは不明ですが、今のところは全く暑がる様子はありません。
これ、本当は低地性なんじゃないかな……。
N. vogelii
今年の初めに導入した個体。
細長い袋がかっこよく、鮮やかな斑模様と、密に入った黒い縞模様が綺麗な原種。
BEは最近高地性原種をあまりリストに出してこないですし、ボゲリーも滅多に販売しないので、
入手困難というほどではありませんが、ちょっとだけ珍しい種類。
まだ小さな苗の小さな袋ですが、ポテンシャルは十分。
現状の小ささでも綺麗に特徴が出ています。
襟のストライプは、かなり大きくならないと発現しない種類が多いですし、
このサイズから袋の特徴を楽しむことのできる種類は、結構貴重かもしれません。
あくまでBEクローンの話なので、個体差のある他の個体はわかりませんが……。
膨らみ途中の袋……蓋が開いてないだけで、ほぼ完成してますね。
やっぱりボゲリーの袋はかっこいいです。
鉢の値札剥がしてないのは、かっこ悪いですけど。
恥ずかしいからちゃんと剥がそうね。
新芽の様子。
まだまだ展開中で、次の袋は全く膨らんでいません。
いろんな種類の子を見ていると、袋の膨らみ方や、
葉の展開の仕方にも、いろんなパターンがあるみたいです。
ボゲリーは、途中の袋を完成させてから、次の芽を育ててゆくスタイルっぽいです。
蓋が開いたら、この芽の動きも早くなると思います。
ボゲリーは高地性ですが、なぜか耐寒性をほとんど持っていません。
冬季に他の高地性と同じように管理していると、ものすごく寒がります。
最低気温15度くらいの気候が続くと低温障害を起こすので、冬は低地性として扱った方が安心です。
耐暑性はどの程度あるのかは不明ですが、今のところは全く暑がる様子はありません。
これ、本当は低地性なんじゃないかな……。
暑いし忙しいし、体調も悪くて時間もないです。
喉も痛くて鼻もずびずびするし、夏風邪かしら……。
空調の効いている部屋とそうでない部屋で、温度差が20度以上あるので身体への負担も大きそうです。
予定もタスクもどんどん圧縮されて、先延ばしでいろいろとマズいです。
今この文章を書いている23時現在……、日付変更の更新時間に間に合うのでしょうか。
N. lowii mulu
ローウィーはとても成長が遅く、幼苗のうちは特に顕著と聞きますが、
うちでも大体そんな感じ、評判通りの成長の遅さで安心です。
本当はもっと大きくなってくれた方が安心なのですが……。
うちに来てから10ヵ月ほど経ち、遅いながらも成長してくれてて、
少しずつ癖とか、どんな風に成長するのか等もちょっとずつわかってきました。
最新の袋、まだ蓋が開いていません。
開くにはもう少しだけ掛かりそうかな……。
前回の袋は深紅に染まりましたが、今回はまた冴えない色です。
赤くなったり緑になったり忙しい子です……。
前回の袋は、いつの間にか枯れてました。
こんなにも小さな幼苗ですが、ローウィー特有のやたら硬い葉と袋は既に顕著で、
普通は枯れると萎れてしまうものですが、そのままの形をバリっと保ったままです。
ある意味すごい……、大きな袋もこんな感じに形を保ってくれるなら、いろいろ面白そうです。
前々回の袋はまだまだ普通に現役っぽいです。
二つの袋の違いは、前々回が去年屋外で出来た袋なのに対し、
枯れてしまった前回の袋は、今年屋内で膨らんだものです。
やっぱり屋外で出来た袋の方が強く育つのでしょうか。
新しい葉っぱ。
ローウィーをしばらく育ててみてわかったことは、
たしかに動きは非常に遅く、葉の展開も袋を膨らませるにも非常に時間が掛かるのですが、
時間を掛けた分だけ、葉の一枚一枚が展開するごとに、目に見えて大きく成長します。
導入時はリーフスパン2センチほどでしたが、今は3センチ強……、
この葉はもう少し大きく伸びると思いますので、展開し切れば4センチ弱くらいにはなりそうです。
葉が展開し切れば、次の新芽が出てきつつ、この葉の先端の袋も膨らみ始めるかと。
ただ、やっぱり葉の一枚一枚、袋の一つ一つの動きは非常に遅いので、
完成するのは秋口から中秋の頃にかけてになりそうです。
N. rajah (Thomas Alt clone)
おそらく国内で最もよく目にする機会の多いラジャ。
本来ワシントン条約I類の希少種であるラジャが、国内であまり珍しく見られないのは、
この個体群と、定期的に安価で放出してくれる山田食虫植物農園のおかげです。
リーフスパン2センチほどの個体でしたが、幼苗のうちは動きが非常に遅いので、
もう一回り大きな個体を導入した方が、いろいろ安心だと思います。
ネペンテス栽培の黎明期には、これくらいの苗が数十万円ほどしたと聞きます。
いい時代になったものです……。
最新の袋。
導入時に比べれば大きくなってはいるものの、まだまだ特徴も何もないです。
瓶出しの培養苗なので、脇芽がどんどん出てきます。
放置すると本体の成長に影響が出そうですし、逐一削除していくべきなのでしょうねー。
切り取った脇芽も根付かせることができればいいのですが、あまりに小さすぎて難しいです。
新しい葉っぱ。
展開速度はローウィーに比べたら早いですが、他の子に比べたら遅いです。
ただ、ローウィーのような毎回リーフジャンプはしないので、成長率では遅れてる気がします……。
植え替えから時間が経ったので、根も馴染んで成長してくれたらいいですが。
ある程度大きくなったら、一気に大鉢に植えて、自由に根を張れるようにしてあげた方がいいかな……。
まずはラジャもローウィーも、リーフスパン10センチを目指していきましょう!
N. veitchii bario (Akazukin x stripe peristome)
前回は蓋が開いたばかりでしたが、どうやら開き切ったようです。
リップも見えるようになりましたが、びっくりするほどの無地リップ……。
これからどうなる……?
喉も痛くて鼻もずびずびするし、夏風邪かしら……。
空調の効いている部屋とそうでない部屋で、温度差が20度以上あるので身体への負担も大きそうです。
予定もタスクもどんどん圧縮されて、先延ばしでいろいろとマズいです。
今この文章を書いている23時現在……、日付変更の更新時間に間に合うのでしょうか。
N. lowii mulu
ローウィーはとても成長が遅く、幼苗のうちは特に顕著と聞きますが、
うちでも大体そんな感じ、評判通りの成長の遅さで安心です。
本当はもっと大きくなってくれた方が安心なのですが……。
うちに来てから10ヵ月ほど経ち、遅いながらも成長してくれてて、
少しずつ癖とか、どんな風に成長するのか等もちょっとずつわかってきました。
最新の袋、まだ蓋が開いていません。
開くにはもう少しだけ掛かりそうかな……。
前回の袋は深紅に染まりましたが、今回はまた冴えない色です。
赤くなったり緑になったり忙しい子です……。
前回の袋は、いつの間にか枯れてました。
こんなにも小さな幼苗ですが、ローウィー特有のやたら硬い葉と袋は既に顕著で、
普通は枯れると萎れてしまうものですが、そのままの形をバリっと保ったままです。
ある意味すごい……、大きな袋もこんな感じに形を保ってくれるなら、いろいろ面白そうです。
前々回の袋はまだまだ普通に現役っぽいです。
二つの袋の違いは、前々回が去年屋外で出来た袋なのに対し、
枯れてしまった前回の袋は、今年屋内で膨らんだものです。
やっぱり屋外で出来た袋の方が強く育つのでしょうか。
新しい葉っぱ。
ローウィーをしばらく育ててみてわかったことは、
たしかに動きは非常に遅く、葉の展開も袋を膨らませるにも非常に時間が掛かるのですが、
時間を掛けた分だけ、葉の一枚一枚が展開するごとに、目に見えて大きく成長します。
導入時はリーフスパン2センチほどでしたが、今は3センチ強……、
この葉はもう少し大きく伸びると思いますので、展開し切れば4センチ弱くらいにはなりそうです。
葉が展開し切れば、次の新芽が出てきつつ、この葉の先端の袋も膨らみ始めるかと。
ただ、やっぱり葉の一枚一枚、袋の一つ一つの動きは非常に遅いので、
完成するのは秋口から中秋の頃にかけてになりそうです。
N. rajah (Thomas Alt clone)
おそらく国内で最もよく目にする機会の多いラジャ。
本来ワシントン条約I類の希少種であるラジャが、国内であまり珍しく見られないのは、
この個体群と、定期的に安価で放出してくれる山田食虫植物農園のおかげです。
リーフスパン2センチほどの個体でしたが、幼苗のうちは動きが非常に遅いので、
もう一回り大きな個体を導入した方が、いろいろ安心だと思います。
ネペンテス栽培の黎明期には、これくらいの苗が数十万円ほどしたと聞きます。
いい時代になったものです……。
最新の袋。
導入時に比べれば大きくなってはいるものの、まだまだ特徴も何もないです。
瓶出しの培養苗なので、脇芽がどんどん出てきます。
放置すると本体の成長に影響が出そうですし、逐一削除していくべきなのでしょうねー。
切り取った脇芽も根付かせることができればいいのですが、あまりに小さすぎて難しいです。
新しい葉っぱ。
展開速度はローウィーに比べたら早いですが、他の子に比べたら遅いです。
ただ、ローウィーのような毎回リーフジャンプはしないので、成長率では遅れてる気がします……。
植え替えから時間が経ったので、根も馴染んで成長してくれたらいいですが。
ある程度大きくなったら、一気に大鉢に植えて、自由に根を張れるようにしてあげた方がいいかな……。
まずはラジャもローウィーも、リーフスパン10センチを目指していきましょう!
N. veitchii bario (Akazukin x stripe peristome)
前回は蓋が開いたばかりでしたが、どうやら開き切ったようです。
リップも見えるようになりましたが、びっくりするほどの無地リップ……。
これからどうなる……?
蝉もいよいよ本格的に鳴き始め、夏真っ盛りです。
庭木で鳴き出したりすると本当にけたたましく、まさに蛙鳴蝉噪といった響きです。
夏の風物詩ではあるのですが、網戸に張り付かれたりすると煩すぎてダメです。
晩夏の夜の虫の音なんかは風流とは思うのですが……。
ちなみに虫の音を風流と思うのは、国内限定の価値観だそうです。
海外だと、蝉でもコオロギでも、虫の音は全部まとめて雑音なんだとか。
ホームセンターやペットショップで鈴虫が売ってるとか、狂気の沙汰らしいですよ。
N. veitchii bario (Akazukin x stripe peristome)
去年の末くらいに導入した、ビーチ・バリオ同士のシブクロスの実生苗。
山田食虫植物農園にて作出された苗で、最近は安価に大量に出品されています。
出始めの頃は結構高かったんですよ、これ……。
赤い袋をつけそうな選抜個体だったらしい、ということも関係してそうかもですが……。
最新の袋、蓋が開き始めたところですねー。
以前の袋と比べると、一段と大きくなっています。
ただ、たしかにビーチの袋ではあるのですが、まだ小さくて特徴も何もない感じ。
最大の特徴である豪奢な襟とかは、大きくならないと発現しないので、
うちの子にその特徴が出てくるのは、まだまだこれからといった感じ。
今の段階でも、袋の赤は結構出ているので、これからに期待です。
襟には両親の特徴を余すところなく引き継ぎ、綺麗なストライプになってくれたらいいですね。
私、縞々大好きなので……。
最新の葉っぱ。
新芽はまだ出てきてないですねー……。
けもけもして毛深い感じは、いかにもビーチといった感じ。
以前つけていた葉に比べると急激に大きくなっており、調子もよさそうな感じ。
夏場は高地性ネペンテスにとっては鬼門とされることも多いですが、
日照時間も長く、ちょっとした工夫でよい環境にすることも可能なので、
今の気候を上手く利用すれば、夏を一番の成長期にすることも難しくはありません。
実際、高地性ネペンテスを上手く栽っている人の温室では、夏が成長期みたいですし。
冷却設備満載の温室も珍しくはないですが、私が参考にしているところでは、専ら風とミストです。
ビーチを置いてる場所は、ミストの直撃を受けない場所なので、
湿度は高いけど用土は乾燥している……という状態を作り出すのに最適です。
この場所には、他にベントリコーサやシブヤンエンシス等を置いてます。
全体的に調子はよさげで、春に輸入したBEシブヤンも早くも着袋しそうな感じ。
ですが、EPのシブヤンだけは、なぜか一向に袋をつける気配すらありません……。
同じシブヤン同士でも、ナーセリーによって性質がかなり異なるみたいですね……。
吊って管理している鉢は、乾燥がさらに早いです。
事あるごとに水もざばざば掛けていますが、小一時間もあれば用土は奥まで乾いてしまいます。
ここに吊っているのは、トランカータやバーエド等。
葉が大きくて邪魔だったので吊っていたラフレシアナですが、
どうやら低地性の地生種には環境が全く合っていなかったらしく、調子を崩しました。
棚上に置いて管理に戻したところ、1年ぶりくらいに新しい葉を出しました。
低地性の子は、ミスト直撃みたいな環境の方が調子よさげです。
……ただ、駄温鉢に植わった低地組は、以前の怪異でほぼ壊滅状態ですが……。
以前は鉢表面に苔を敷いたりしていたのですが、
環境が整ってからは、勝手に生えてくるようになりました。
種類はわかりませんが、緑色のほわほわしたやつ。
こんな感じで生える苔が、ネペンテスの好む環境を示す一種のバロメーターになりそうです。
それから、新しくピンセットを買ってきたので、雑草はちょいちょい抜いていきましょう!
庭木で鳴き出したりすると本当にけたたましく、まさに蛙鳴蝉噪といった響きです。
夏の風物詩ではあるのですが、網戸に張り付かれたりすると煩すぎてダメです。
晩夏の夜の虫の音なんかは風流とは思うのですが……。
ちなみに虫の音を風流と思うのは、国内限定の価値観だそうです。
海外だと、蝉でもコオロギでも、虫の音は全部まとめて雑音なんだとか。
ホームセンターやペットショップで鈴虫が売ってるとか、狂気の沙汰らしいですよ。
N. veitchii bario (Akazukin x stripe peristome)
去年の末くらいに導入した、ビーチ・バリオ同士のシブクロスの実生苗。
山田食虫植物農園にて作出された苗で、最近は安価に大量に出品されています。
出始めの頃は結構高かったんですよ、これ……。
赤い袋をつけそうな選抜個体だったらしい、ということも関係してそうかもですが……。
最新の袋、蓋が開き始めたところですねー。
以前の袋と比べると、一段と大きくなっています。
ただ、たしかにビーチの袋ではあるのですが、まだ小さくて特徴も何もない感じ。
最大の特徴である豪奢な襟とかは、大きくならないと発現しないので、
うちの子にその特徴が出てくるのは、まだまだこれからといった感じ。
今の段階でも、袋の赤は結構出ているので、これからに期待です。
襟には両親の特徴を余すところなく引き継ぎ、綺麗なストライプになってくれたらいいですね。
私、縞々大好きなので……。
最新の葉っぱ。
新芽はまだ出てきてないですねー……。
けもけもして毛深い感じは、いかにもビーチといった感じ。
以前つけていた葉に比べると急激に大きくなっており、調子もよさそうな感じ。
夏場は高地性ネペンテスにとっては鬼門とされることも多いですが、
日照時間も長く、ちょっとした工夫でよい環境にすることも可能なので、
今の気候を上手く利用すれば、夏を一番の成長期にすることも難しくはありません。
実際、高地性ネペンテスを上手く栽っている人の温室では、夏が成長期みたいですし。
冷却設備満載の温室も珍しくはないですが、私が参考にしているところでは、専ら風とミストです。
ビーチを置いてる場所は、ミストの直撃を受けない場所なので、
湿度は高いけど用土は乾燥している……という状態を作り出すのに最適です。
この場所には、他にベントリコーサやシブヤンエンシス等を置いてます。
全体的に調子はよさげで、春に輸入したBEシブヤンも早くも着袋しそうな感じ。
ですが、EPのシブヤンだけは、なぜか一向に袋をつける気配すらありません……。
同じシブヤン同士でも、ナーセリーによって性質がかなり異なるみたいですね……。
吊って管理している鉢は、乾燥がさらに早いです。
事あるごとに水もざばざば掛けていますが、小一時間もあれば用土は奥まで乾いてしまいます。
ここに吊っているのは、トランカータやバーエド等。
葉が大きくて邪魔だったので吊っていたラフレシアナですが、
どうやら低地性の地生種には環境が全く合っていなかったらしく、調子を崩しました。
棚上に置いて管理に戻したところ、1年ぶりくらいに新しい葉を出しました。
低地性の子は、ミスト直撃みたいな環境の方が調子よさげです。
……ただ、駄温鉢に植わった低地組は、以前の怪異でほぼ壊滅状態ですが……。
以前は鉢表面に苔を敷いたりしていたのですが、
環境が整ってからは、勝手に生えてくるようになりました。
種類はわかりませんが、緑色のほわほわしたやつ。
こんな感じで生える苔が、ネペンテスの好む環境を示す一種のバロメーターになりそうです。
それから、新しくピンセットを買ってきたので、雑草はちょいちょい抜いていきましょう!
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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