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蝉もいよいよ本格的に鳴き始め、夏真っ盛りです。
庭木で鳴き出したりすると本当にけたたましく、まさに蛙鳴蝉噪といった響きです。
夏の風物詩ではあるのですが、網戸に張り付かれたりすると煩すぎてダメです。
晩夏の夜の虫の音なんかは風流とは思うのですが……。
ちなみに虫の音を風流と思うのは、国内限定の価値観だそうです。
海外だと、蝉でもコオロギでも、虫の音は全部まとめて雑音なんだとか。
ホームセンターやペットショップで鈴虫が売ってるとか、狂気の沙汰らしいですよ。
N. veitchii bario (Akazukin x stripe peristome)
去年の末くらいに導入した、ビーチ・バリオ同士のシブクロスの実生苗。
山田食虫植物農園にて作出された苗で、最近は安価に大量に出品されています。
出始めの頃は結構高かったんですよ、これ……。
赤い袋をつけそうな選抜個体だったらしい、ということも関係してそうかもですが……。
最新の袋、蓋が開き始めたところですねー。
以前の袋と比べると、一段と大きくなっています。
ただ、たしかにビーチの袋ではあるのですが、まだ小さくて特徴も何もない感じ。
最大の特徴である豪奢な襟とかは、大きくならないと発現しないので、
うちの子にその特徴が出てくるのは、まだまだこれからといった感じ。
今の段階でも、袋の赤は結構出ているので、これからに期待です。
襟には両親の特徴を余すところなく引き継ぎ、綺麗なストライプになってくれたらいいですね。
私、縞々大好きなので……。
最新の葉っぱ。
新芽はまだ出てきてないですねー……。
けもけもして毛深い感じは、いかにもビーチといった感じ。
以前つけていた葉に比べると急激に大きくなっており、調子もよさそうな感じ。
夏場は高地性ネペンテスにとっては鬼門とされることも多いですが、
日照時間も長く、ちょっとした工夫でよい環境にすることも可能なので、
今の気候を上手く利用すれば、夏を一番の成長期にすることも難しくはありません。
実際、高地性ネペンテスを上手く栽っている人の温室では、夏が成長期みたいですし。
冷却設備満載の温室も珍しくはないですが、私が参考にしているところでは、専ら風とミストです。
ビーチを置いてる場所は、ミストの直撃を受けない場所なので、
湿度は高いけど用土は乾燥している……という状態を作り出すのに最適です。
この場所には、他にベントリコーサやシブヤンエンシス等を置いてます。
全体的に調子はよさげで、春に輸入したBEシブヤンも早くも着袋しそうな感じ。
ですが、EPのシブヤンだけは、なぜか一向に袋をつける気配すらありません……。
同じシブヤン同士でも、ナーセリーによって性質がかなり異なるみたいですね……。
吊って管理している鉢は、乾燥がさらに早いです。
事あるごとに水もざばざば掛けていますが、小一時間もあれば用土は奥まで乾いてしまいます。
ここに吊っているのは、トランカータやバーエド等。
葉が大きくて邪魔だったので吊っていたラフレシアナですが、
どうやら低地性の地生種には環境が全く合っていなかったらしく、調子を崩しました。
棚上に置いて管理に戻したところ、1年ぶりくらいに新しい葉を出しました。
低地性の子は、ミスト直撃みたいな環境の方が調子よさげです。
……ただ、駄温鉢に植わった低地組は、以前の怪異でほぼ壊滅状態ですが……。
以前は鉢表面に苔を敷いたりしていたのですが、
環境が整ってからは、勝手に生えてくるようになりました。
種類はわかりませんが、緑色のほわほわしたやつ。
こんな感じで生える苔が、ネペンテスの好む環境を示す一種のバロメーターになりそうです。
それから、新しくピンセットを買ってきたので、雑草はちょいちょい抜いていきましょう!
庭木で鳴き出したりすると本当にけたたましく、まさに蛙鳴蝉噪といった響きです。
夏の風物詩ではあるのですが、網戸に張り付かれたりすると煩すぎてダメです。
晩夏の夜の虫の音なんかは風流とは思うのですが……。
ちなみに虫の音を風流と思うのは、国内限定の価値観だそうです。
海外だと、蝉でもコオロギでも、虫の音は全部まとめて雑音なんだとか。
ホームセンターやペットショップで鈴虫が売ってるとか、狂気の沙汰らしいですよ。
N. veitchii bario (Akazukin x stripe peristome)
去年の末くらいに導入した、ビーチ・バリオ同士のシブクロスの実生苗。
山田食虫植物農園にて作出された苗で、最近は安価に大量に出品されています。
出始めの頃は結構高かったんですよ、これ……。
赤い袋をつけそうな選抜個体だったらしい、ということも関係してそうかもですが……。
最新の袋、蓋が開き始めたところですねー。
以前の袋と比べると、一段と大きくなっています。
ただ、たしかにビーチの袋ではあるのですが、まだ小さくて特徴も何もない感じ。
最大の特徴である豪奢な襟とかは、大きくならないと発現しないので、
うちの子にその特徴が出てくるのは、まだまだこれからといった感じ。
今の段階でも、袋の赤は結構出ているので、これからに期待です。
襟には両親の特徴を余すところなく引き継ぎ、綺麗なストライプになってくれたらいいですね。
私、縞々大好きなので……。
最新の葉っぱ。
新芽はまだ出てきてないですねー……。
けもけもして毛深い感じは、いかにもビーチといった感じ。
以前つけていた葉に比べると急激に大きくなっており、調子もよさそうな感じ。
夏場は高地性ネペンテスにとっては鬼門とされることも多いですが、
日照時間も長く、ちょっとした工夫でよい環境にすることも可能なので、
今の気候を上手く利用すれば、夏を一番の成長期にすることも難しくはありません。
実際、高地性ネペンテスを上手く栽っている人の温室では、夏が成長期みたいですし。
冷却設備満載の温室も珍しくはないですが、私が参考にしているところでは、専ら風とミストです。
ビーチを置いてる場所は、ミストの直撃を受けない場所なので、
湿度は高いけど用土は乾燥している……という状態を作り出すのに最適です。
この場所には、他にベントリコーサやシブヤンエンシス等を置いてます。
全体的に調子はよさげで、春に輸入したBEシブヤンも早くも着袋しそうな感じ。
ですが、EPのシブヤンだけは、なぜか一向に袋をつける気配すらありません……。
同じシブヤン同士でも、ナーセリーによって性質がかなり異なるみたいですね……。
吊って管理している鉢は、乾燥がさらに早いです。
事あるごとに水もざばざば掛けていますが、小一時間もあれば用土は奥まで乾いてしまいます。
ここに吊っているのは、トランカータやバーエド等。
葉が大きくて邪魔だったので吊っていたラフレシアナですが、
どうやら低地性の地生種には環境が全く合っていなかったらしく、調子を崩しました。
棚上に置いて管理に戻したところ、1年ぶりくらいに新しい葉を出しました。
低地性の子は、ミスト直撃みたいな環境の方が調子よさげです。
……ただ、駄温鉢に植わった低地組は、以前の怪異でほぼ壊滅状態ですが……。
以前は鉢表面に苔を敷いたりしていたのですが、
環境が整ってからは、勝手に生えてくるようになりました。
種類はわかりませんが、緑色のほわほわしたやつ。
こんな感じで生える苔が、ネペンテスの好む環境を示す一種のバロメーターになりそうです。
それから、新しくピンセットを買ってきたので、雑草はちょいちょい抜いていきましょう!
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無題
高山系Nepenthesの代表のアリストロキオイデスの小苗がウチにもありますが、やはり温室内の扇風機が一番丁度いいところにあるせいか、よく育ってくれます。
そう考えるとやはり風を循環させるのはとっても重要だと思いますね。
ねあさんは鉢は駄温鉢なのですね。
鉢内の湿度と温度にはいいですか?
そう考えるとやはり風を循環させるのはとっても重要だと思いますね。
ねあさんは鉢は駄温鉢なのですね。
鉢内の湿度と温度にはいいですか?
Re:無題
≫ネペン亭あら太さん
原種アリストすごいですね……!
アリストロキオイデスも所謂スマトラ系ネペンの一種なので、環境が合えば成長は早いです。
ただ、同じスマトラ系原種の中でも、特に丈夫なイネルミスやジャンバンに比べると気難しいです。
やっぱりネペンテスを育てるのに大切なのは、いかに風を上手く利用するかですね……。
うちでは一部の低地性のみ駄温鉢で、高地性含むそれ以外のほとんどは素焼き鉢です。
さらに根部の通気を好み過湿を嫌う種類には、鉢底をくり抜いたり胴抜きに仕立てたり、
水が停滞しにくく蒸れにくくなるように、いろいろ工夫しています。
こういう加工をした鉢は通常環境だとドライアウト一直線なのですが、
ミストシャワーと組み合わせることで、ちょうどいい感じになっています。
原種アリストすごいですね……!
アリストロキオイデスも所謂スマトラ系ネペンの一種なので、環境が合えば成長は早いです。
ただ、同じスマトラ系原種の中でも、特に丈夫なイネルミスやジャンバンに比べると気難しいです。
やっぱりネペンテスを育てるのに大切なのは、いかに風を上手く利用するかですね……。
うちでは一部の低地性のみ駄温鉢で、高地性含むそれ以外のほとんどは素焼き鉢です。
さらに根部の通気を好み過湿を嫌う種類には、鉢底をくり抜いたり胴抜きに仕立てたり、
水が停滞しにくく蒸れにくくなるように、いろいろ工夫しています。
こういう加工をした鉢は通常環境だとドライアウト一直線なのですが、
ミストシャワーと組み合わせることで、ちょうどいい感じになっています。
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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