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今年も始まって三が日、正月気分もまだまだ抜けてません。
仕事もタスクもまだまだうず高く山積みですが、今年もがんばっていきましょう。
クリスマスに年末年始の豪華な食事もおいしくて、英気も養いましたし。
ただ、消化器には確実にダメージがいってると思うのですが……!
N. ampullaria Sulawesi highland
去年もでしたが、今年も新年最初の記事は、アンプラリアで書いていこうかと思います。
前回の年末スペシャルにもちらっと登場しましたが、去年から比べると結構しっかり育ちました。
袋もアンプラリアらしい形ですし、見てて不安になるような感じもありません。
これは去年から着いてた袋。
去年とはいっても、夏頃から着けてた袋なので、かなり長持ちです。
多少表面がくたびれた感じはありますが、まだまだ綺麗で現役な感じ。
古くなっても色も模様も出ずに、あくまで緑一色の無地を貫いてゆくスタイル。
そういうの、嫌いじゃないです。
こちらは最近開いた最新の袋。
やっぱり新しい方が、黄緑色が鮮やかで瑞々しい感じ。
たた、サイズは多少小さくなりました。
去年の夏後半からの天候不順も効いてる感じはありますが、
去年屋内栽培に移行した際にも袋は小さくなりましたので、日照量が減少したのが原因と思われます。
アンプラリアは日陰でも育つイメージが強いですが、あくまで耐えられるだけで、
実際には日照大好きで、強い光に当てた方が大きな袋を着けてくれます。
もちろん低日照に慣れた個体をいきなり強光下に曝せば、一気に葉焼けして枯死するリスクが高いですが。
最新の葉と新芽。
まだまだ時間は掛かりそうですが、次の袋もしっかり着けそうです。
面白いのが、普段よく見るアンプラリアとは葉の形が大きく違います。
本種はスラウェシ産らしいので、地域差異のようなものがあるのかもしれません。
アンプラリア自体分布が広く、様々なフォームが存在していますし。
N. ampullaria williams Red x Herlequin / Borneo Exotics
こちらは赤いアンプラリア。
スラウェシ高地系に比べると、葉の切先が尖っています。
ただ、袋の形はどちらもやっぱりアンプラリアですねー。
袋の胴の表面の質感は、ビロード状で綺麗です。
葉の色とのコントラストもいいですねー。
最新の葉と新芽。
去年は冬の間に続々とリーフジャンプして株が大型化したのですが、
今年は大きくなってはいるものの、成長度合いは穏やかな感じ。
たぶんあまり手を掛けられていないからだと思います……。
やっぱり手を掛ければ、それだけ応えてくれるのですね。
冬のうちに植え替えて時期の屋外栽培に備えようかと思っていましたが、
やっぱり植え替えはセオリー通りに梅雨時くらいにしようかと思います。
水とかも冷たいですしね。
仕事もタスクもまだまだうず高く山積みですが、今年もがんばっていきましょう。
クリスマスに年末年始の豪華な食事もおいしくて、英気も養いましたし。
ただ、消化器には確実にダメージがいってると思うのですが……!
N. ampullaria Sulawesi highland
去年もでしたが、今年も新年最初の記事は、アンプラリアで書いていこうかと思います。
前回の年末スペシャルにもちらっと登場しましたが、去年から比べると結構しっかり育ちました。
袋もアンプラリアらしい形ですし、見てて不安になるような感じもありません。
これは去年から着いてた袋。
去年とはいっても、夏頃から着けてた袋なので、かなり長持ちです。
多少表面がくたびれた感じはありますが、まだまだ綺麗で現役な感じ。
古くなっても色も模様も出ずに、あくまで緑一色の無地を貫いてゆくスタイル。
そういうの、嫌いじゃないです。
こちらは最近開いた最新の袋。
やっぱり新しい方が、黄緑色が鮮やかで瑞々しい感じ。
たた、サイズは多少小さくなりました。
去年の夏後半からの天候不順も効いてる感じはありますが、
去年屋内栽培に移行した際にも袋は小さくなりましたので、日照量が減少したのが原因と思われます。
アンプラリアは日陰でも育つイメージが強いですが、あくまで耐えられるだけで、
実際には日照大好きで、強い光に当てた方が大きな袋を着けてくれます。
もちろん低日照に慣れた個体をいきなり強光下に曝せば、一気に葉焼けして枯死するリスクが高いですが。
最新の葉と新芽。
まだまだ時間は掛かりそうですが、次の袋もしっかり着けそうです。
面白いのが、普段よく見るアンプラリアとは葉の形が大きく違います。
本種はスラウェシ産らしいので、地域差異のようなものがあるのかもしれません。
アンプラリア自体分布が広く、様々なフォームが存在していますし。
N. ampullaria williams Red x Herlequin / Borneo Exotics
こちらは赤いアンプラリア。
スラウェシ高地系に比べると、葉の切先が尖っています。
ただ、袋の形はどちらもやっぱりアンプラリアですねー。
袋の胴の表面の質感は、ビロード状で綺麗です。
葉の色とのコントラストもいいですねー。
最新の葉と新芽。
去年は冬の間に続々とリーフジャンプして株が大型化したのですが、
今年は大きくなってはいるものの、成長度合いは穏やかな感じ。
たぶんあまり手を掛けられていないからだと思います……。
やっぱり手を掛ければ、それだけ応えてくれるのですね。
冬のうちに植え替えて時期の屋外栽培に備えようかと思っていましたが、
やっぱり植え替えはセオリー通りに梅雨時くらいにしようかと思います。
水とかも冷たいですしね。
早いもので、今年も今日で最後となります。
そんなわけで今回は今年一年を振り返ってみて、そのことについて書いていこうかと思います。
いつもギリギリな制作スケジュールを緩和すべく、スタッフ待望の総集編です!
N. ventricosa Mt.Madja-as BE-3278
N. vogelii BE-3256
N. maxima wavy leaf BE-3543
そういえばこの子ら、導入したのは今年だったのですね。
まだ1年経ってなかったのは、ちょっと意外でした。
来年は新規導入よりも、今居る子を大きくしていきたいところです。
スペースの問題なんかもありますし。
N. veitchii x burbidgeae / Exotica Plants
冬は明ける前が一番寒い、2月のお話。
室内は保温はしているのですが、夜になればやっぱり寒いです。
加湿器も稼働していますが、湿度もあまり上がらないですし……。
そんな劣悪な環境の中でも、この子は袋を着けてくれました。
やっぱり交配種は強いです。
N. ampullaria Sulawesi highland
冬も明けて暖かくなり、屋外に出られる日も増えてきた3月。
画像はうちに来てから日も浅い、高地性アンプラリアです。
最近では丸い綺麗な袋を着けてくれていますが、この頃はまだまだ貧弱ですねー。
裏を返せば一夏であそこまで大きく成長してくれるので、
アンプラリアにとって夏がどれだけ大事な時期なのかが判ります。
梅雨明けくらいから爆発的に大きくなりますよ。
N. peltata BE-3464
うちではペルタタは冬の間、完全に動きを止めてしまうのですが、
4月に入った辺りから再び動き始めます。
気温とか、日照とか、いろいろと条件はあるのでしょうけれど。
BEペルタタなので、袋の形は相変わらず細長いのですが。
この子は夏本番よりも、春から初夏くらいにかけてが一番調子がいいです。
N. veitchii bario Akazukin x stripe peristome / Y's Exotics
ビーチ・バリオもこの頃はまだまだ小さいですねー。
今もそんなに大きくはないですが、草体の割に袋が大きくなってくれました。
今は袋の赤い色や、リップのストライプも発現してきましたし。
……栽培場に侵入者があって設備破壊の被害を受けたのは、今年5月のことでした。
失ったものもいろいろありましたが、なんとかモチベーションを持ち直すことができたのも、
一重にブログを通じて応援してくださる方々のおかげです。
N. veitchii x burbidgeae / Exotica Plants
6月の雨の季節、今年は空梅雨でしたね。
思えば後々、天候関連では悲惨なことになるのですが、これもその予兆だったのかもしれません。
画像は先にも登場したビーバビ。
屋内栽培のような環境でも一応袋は着けてくれるのですが、
やっぱり屋外で着けた袋の方が、色も形も大きさも比べ物にならないくらい綺麗です。
ストライプの本数はまだまだ少ないですが、大きくなるにつれて密に入るようになります。
N. attenboroughii BE-3693 / Borneo Exotics
7月、今年の夏の最後の晴れ間。
アッテンボロギは導入から1年で、思ったよりもかなり大きく育ってくれました。
袋もアッテンボロギらしさの片鱗が見え始めます。
本種の栽培のポイントは、冬に冷やし過ぎないことだと思います。
基本的には10度を切っても枯れたりはしませんが、15度を下回った辺りから成長が一気に滞ります。
これを書いてる今の時期には大切なことです。
N. ampullaria Sulawesi highland
今年の8月は、絶望の始まり。
これから約3ヶ月間に渡って雨が降り続くとは、この頃にはまだ知る由もなく。
そういえばこの頃には、身体を壊して入院したりもしましたねー……。
画像のハイランドアンプラリアは去年の晩秋頃に導入したのですが、
暖かい季節を越させると、一気に成長しますね。
上記の3月頃の弱々しい小さな袋と同一個体とは思えません。
来年こそはきちんと晴れて、低地性種には夏を最後まで満喫させてあげたいです。
N. jamban David / Carnivoria EU
9月は普段ならば、まだまだ残暑も厳しい季節のはずなのですが……。
雲の切れ間から多少陽が覗くことはあっても、基本的には1ヶ月のうち25日は雨が降ってました。
当然畑は全て水没の田んぼ状態、野菜の値段も大高騰です。
日照がほぼゼロなので気温も上がらず、9月とは信じられない冷え込みとなりました。
画像は今年初めて導入したジャンバンです。
この個体は梅雨の間に届いたので、初夏から8月までの間に順化してある程度成長できましたが、
後発の個体は7月下旬の到着だったので、輸入直後から真っ暗な3ヶ月を過ごすことになり、
今でこそ袋を作り始めましたが、調子は全く上がりませんでした。
N. rajah Thomas Alt clone / Y's Exotics
10月に入って、3ヶ月続いた雨も最高潮で最悪の状態に。
空には常時分厚い雲がかかって冷たい雨が降り、例年なら残暑もまだまだ厳しい日もあるはずが、
今年に至っては月初めには既に気温10度を切っており……。
さすがに3ヶ月もの間絶え間なく雨が降り続いた上の冷え込みで、
うちでも枯死する個体が出始めてしまいました。
ラジャはそんな悲惨な環境の中でもがんばって大きくなってくれました。
もしか天気がもっとよければ、もう少し大きくなってたのかもしれないですね。
早いところリーフスパン10センチの壁を超えたいところですが……。
N. veitchii bario Akazukin x stripe peristome / Y's Exotics
11月に入り、暗黒の3ヵ月間を越えて、ようやく晴れ間が戻りました。
画像のビーチの袋も赤く染まりましたが、基本的にこの辺りの成長は、
8月に入る前に培われてきたもので、この3ヵ月間は基本的には現状維持でした。
維持出来ずに枯死してしまった個体もありますが……。
やっと晴れ間が戻っても、今年の冬はもう間近。
本格的な成長は、来年の春以降にお預けです。
N. truncata / Y's Exotics
そして記憶に新しい、今月の出来事。
例の3ヵ月間の爪痕はとても大きく……。
画像のトランカータも、古い葉がことごとく枯れてしまって、まともな葉は3枚しか残ってないです。
新芽がまた伸びてきたのが救いですが、トランカータは展開速度が異常に遅いので心配です。
また葉がたくさん生え揃うまで、今ある葉を枯らさないようにしないとです……。
………
……
…
そんなわけで、今年の出来事をダイジェストに振り返ってみたのでした。
来年の目標は本文中にも書きましたが、今居る子たちを大きくすること。
そして私個人ではどうにもできないことですが、
来年はきちんと成長期に晴れてくれるといいですね……。
それでは、また来年にお会いしましょう。
皆様よいお年を!
そんなわけで今回は今年一年を振り返ってみて、そのことについて書いていこうかと思います。
いつもギリギリな制作スケジュールを緩和すべく、スタッフ待望の総集編です!
N. ventricosa Mt.Madja-as BE-3278
N. vogelii BE-3256
N. maxima wavy leaf BE-3543
そういえばこの子ら、導入したのは今年だったのですね。
まだ1年経ってなかったのは、ちょっと意外でした。
来年は新規導入よりも、今居る子を大きくしていきたいところです。
スペースの問題なんかもありますし。
N. veitchii x burbidgeae / Exotica Plants
冬は明ける前が一番寒い、2月のお話。
室内は保温はしているのですが、夜になればやっぱり寒いです。
加湿器も稼働していますが、湿度もあまり上がらないですし……。
そんな劣悪な環境の中でも、この子は袋を着けてくれました。
やっぱり交配種は強いです。
N. ampullaria Sulawesi highland
冬も明けて暖かくなり、屋外に出られる日も増えてきた3月。
画像はうちに来てから日も浅い、高地性アンプラリアです。
最近では丸い綺麗な袋を着けてくれていますが、この頃はまだまだ貧弱ですねー。
裏を返せば一夏であそこまで大きく成長してくれるので、
アンプラリアにとって夏がどれだけ大事な時期なのかが判ります。
梅雨明けくらいから爆発的に大きくなりますよ。
N. peltata BE-3464
うちではペルタタは冬の間、完全に動きを止めてしまうのですが、
4月に入った辺りから再び動き始めます。
気温とか、日照とか、いろいろと条件はあるのでしょうけれど。
BEペルタタなので、袋の形は相変わらず細長いのですが。
この子は夏本番よりも、春から初夏くらいにかけてが一番調子がいいです。
N. veitchii bario Akazukin x stripe peristome / Y's Exotics
ビーチ・バリオもこの頃はまだまだ小さいですねー。
今もそんなに大きくはないですが、草体の割に袋が大きくなってくれました。
今は袋の赤い色や、リップのストライプも発現してきましたし。
……栽培場に侵入者があって設備破壊の被害を受けたのは、今年5月のことでした。
失ったものもいろいろありましたが、なんとかモチベーションを持ち直すことができたのも、
一重にブログを通じて応援してくださる方々のおかげです。
N. veitchii x burbidgeae / Exotica Plants
6月の雨の季節、今年は空梅雨でしたね。
思えば後々、天候関連では悲惨なことになるのですが、これもその予兆だったのかもしれません。
画像は先にも登場したビーバビ。
屋内栽培のような環境でも一応袋は着けてくれるのですが、
やっぱり屋外で着けた袋の方が、色も形も大きさも比べ物にならないくらい綺麗です。
ストライプの本数はまだまだ少ないですが、大きくなるにつれて密に入るようになります。
N. attenboroughii BE-3693 / Borneo Exotics
7月、今年の夏の最後の晴れ間。
アッテンボロギは導入から1年で、思ったよりもかなり大きく育ってくれました。
袋もアッテンボロギらしさの片鱗が見え始めます。
本種の栽培のポイントは、冬に冷やし過ぎないことだと思います。
基本的には10度を切っても枯れたりはしませんが、15度を下回った辺りから成長が一気に滞ります。
これを書いてる今の時期には大切なことです。
N. ampullaria Sulawesi highland
今年の8月は、絶望の始まり。
これから約3ヶ月間に渡って雨が降り続くとは、この頃にはまだ知る由もなく。
そういえばこの頃には、身体を壊して入院したりもしましたねー……。
画像のハイランドアンプラリアは去年の晩秋頃に導入したのですが、
暖かい季節を越させると、一気に成長しますね。
上記の3月頃の弱々しい小さな袋と同一個体とは思えません。
来年こそはきちんと晴れて、低地性種には夏を最後まで満喫させてあげたいです。
N. jamban David / Carnivoria EU
9月は普段ならば、まだまだ残暑も厳しい季節のはずなのですが……。
雲の切れ間から多少陽が覗くことはあっても、基本的には1ヶ月のうち25日は雨が降ってました。
当然畑は全て水没の田んぼ状態、野菜の値段も大高騰です。
日照がほぼゼロなので気温も上がらず、9月とは信じられない冷え込みとなりました。
画像は今年初めて導入したジャンバンです。
この個体は梅雨の間に届いたので、初夏から8月までの間に順化してある程度成長できましたが、
後発の個体は7月下旬の到着だったので、輸入直後から真っ暗な3ヶ月を過ごすことになり、
今でこそ袋を作り始めましたが、調子は全く上がりませんでした。
N. rajah Thomas Alt clone / Y's Exotics
10月に入って、3ヶ月続いた雨も最高潮で最悪の状態に。
空には常時分厚い雲がかかって冷たい雨が降り、例年なら残暑もまだまだ厳しい日もあるはずが、
今年に至っては月初めには既に気温10度を切っており……。
さすがに3ヶ月もの間絶え間なく雨が降り続いた上の冷え込みで、
うちでも枯死する個体が出始めてしまいました。
ラジャはそんな悲惨な環境の中でもがんばって大きくなってくれました。
もしか天気がもっとよければ、もう少し大きくなってたのかもしれないですね。
早いところリーフスパン10センチの壁を超えたいところですが……。
N. veitchii bario Akazukin x stripe peristome / Y's Exotics
11月に入り、暗黒の3ヵ月間を越えて、ようやく晴れ間が戻りました。
画像のビーチの袋も赤く染まりましたが、基本的にこの辺りの成長は、
8月に入る前に培われてきたもので、この3ヵ月間は基本的には現状維持でした。
維持出来ずに枯死してしまった個体もありますが……。
やっと晴れ間が戻っても、今年の冬はもう間近。
本格的な成長は、来年の春以降にお預けです。
N. truncata / Y's Exotics
そして記憶に新しい、今月の出来事。
例の3ヵ月間の爪痕はとても大きく……。
画像のトランカータも、古い葉がことごとく枯れてしまって、まともな葉は3枚しか残ってないです。
新芽がまた伸びてきたのが救いですが、トランカータは展開速度が異常に遅いので心配です。
また葉がたくさん生え揃うまで、今ある葉を枯らさないようにしないとです……。
………
……
…
そんなわけで、今年の出来事をダイジェストに振り返ってみたのでした。
来年の目標は本文中にも書きましたが、今居る子たちを大きくすること。
そして私個人ではどうにもできないことですが、
来年はきちんと成長期に晴れてくれるといいですね……。
それでは、また来年にお会いしましょう。
皆様よいお年を!
気付けば今年も残り数日。
ただ、今年は大晦日が日曜日なので、今年中にもう一回更新の機会があります。
今年のまとめだとか、来年への抱負だとか、そういう話はまた次回で。
今年の冬は特に寒いと言われており、たしかに朝晩の冷え込みはとても厳しく、
昼間晴れていても一度北風が吹けば、突き刺すような寒さに襲われます。
冬至も過ぎて、これから徐々に日は伸びてゆきますが、冬の寒さはこれからが本番です。
ただ、風の吹かない日の陽だまりは暖かく、小春日和になる日も少なからずあります。
N.sibuyanensis AW / Wistuba
一番好きな原種なのですが、やっぱり冬はダメですねー……。
……というより、私自身まだシブヤンエンシスの癖を完全には掴んでない感じがします。
ベントリ近縁種の例に漏れず日照大好きなのですが、本種は特にその傾向が強いです。
今年は8月から3ヶ月もの間日照がなかったので、元々調子は落とし気味だったかと思いますけれど。
ちょっと意外だったのが、今の季節一番調子がいいのがAW産の個体ということ。
AWはもやしみたいな苗が届くイメージが強いですが、この子はかなり大きい状態で届いたので……。
おそらくはラボラトリーの育成燈の下で育った個体なので、低日照にも耐性があるのかもです。
うちに居るシブヤンエンシスの中では、唯一今でも袋を着けて、新しい袋も作っています。
本当に好きな種類なので、他の産地の個体もこんな風に育てられるようにしたいのですけれど……。
N.sibuyanensis BE-3164 / Borneo Exotics
丈夫なBE産の個体も、最近は全然袋を着けてくれません。
今の時期に袋を着けさせるには、メタハラや高出力LEDなどのハイパワーな育成燈が必要なのかもです。
最近は天気もいいので、出来る限り陽に当てるようにはしているのですが。
例の3ヶ月の悪影響を未だ引きずっている感はあるので、今後どうなるかですね。
N. sibuyanensis (d) / Exotica Plants
うちのシブヤンシリーズの中でも、一番の問題児。
この子だけは、本当に何やってもダメです。
お迎えして丸一年を超えるのですが、今まで一度も袋を着けたことがないです。
本当にこの子、どうやったら袋着けてくれるんです……?
他の子もそうですが、まだみんな4号鉢サイズなので、草体を大きくしていきたいところ。
次期の屋外栽培までに根付くように、そろそろ鉢増しも考えていきたいのですが、
ワンサイズアップで5号にするか、次回の植え替えまで余裕ができるよう、6号にするべきか……。
4号を超える大きさになってくると鉢内の通気の問題とかもいろいろ出てくると思うので、
使うとするなら、胴抜き仕様に加工することになりそうです。
鉢の加工については去年いろいろと書きましたが、現在ラジャを植えている仕様だと、
横から用土がぼろぼろとこぼれてくるので、ローウィを植えた仕様にすると思います。
ただ、あの加工はリューターでやると、時間も掛かるし本当にめんどくさいのです……。
もういっそ、ビットを電動ドライバーに取り付けちゃうか、
丸い穴をたくさん開けるだけなので、コンクリートドリルの先っちょを買ってくるかしようと思います。
ただ、今年は大晦日が日曜日なので、今年中にもう一回更新の機会があります。
今年のまとめだとか、来年への抱負だとか、そういう話はまた次回で。
今年の冬は特に寒いと言われており、たしかに朝晩の冷え込みはとても厳しく、
昼間晴れていても一度北風が吹けば、突き刺すような寒さに襲われます。
冬至も過ぎて、これから徐々に日は伸びてゆきますが、冬の寒さはこれからが本番です。
ただ、風の吹かない日の陽だまりは暖かく、小春日和になる日も少なからずあります。
N.sibuyanensis AW / Wistuba
一番好きな原種なのですが、やっぱり冬はダメですねー……。
……というより、私自身まだシブヤンエンシスの癖を完全には掴んでない感じがします。
ベントリ近縁種の例に漏れず日照大好きなのですが、本種は特にその傾向が強いです。
今年は8月から3ヶ月もの間日照がなかったので、元々調子は落とし気味だったかと思いますけれど。
ちょっと意外だったのが、今の季節一番調子がいいのがAW産の個体ということ。
AWはもやしみたいな苗が届くイメージが強いですが、この子はかなり大きい状態で届いたので……。
おそらくはラボラトリーの育成燈の下で育った個体なので、低日照にも耐性があるのかもです。
うちに居るシブヤンエンシスの中では、唯一今でも袋を着けて、新しい袋も作っています。
本当に好きな種類なので、他の産地の個体もこんな風に育てられるようにしたいのですけれど……。
N.sibuyanensis BE-3164 / Borneo Exotics
丈夫なBE産の個体も、最近は全然袋を着けてくれません。
今の時期に袋を着けさせるには、メタハラや高出力LEDなどのハイパワーな育成燈が必要なのかもです。
最近は天気もいいので、出来る限り陽に当てるようにはしているのですが。
例の3ヶ月の悪影響を未だ引きずっている感はあるので、今後どうなるかですね。
N. sibuyanensis (d) / Exotica Plants
うちのシブヤンシリーズの中でも、一番の問題児。
この子だけは、本当に何やってもダメです。
お迎えして丸一年を超えるのですが、今まで一度も袋を着けたことがないです。
本当にこの子、どうやったら袋着けてくれるんです……?
他の子もそうですが、まだみんな4号鉢サイズなので、草体を大きくしていきたいところ。
次期の屋外栽培までに根付くように、そろそろ鉢増しも考えていきたいのですが、
ワンサイズアップで5号にするか、次回の植え替えまで余裕ができるよう、6号にするべきか……。
4号を超える大きさになってくると鉢内の通気の問題とかもいろいろ出てくると思うので、
使うとするなら、胴抜き仕様に加工することになりそうです。
鉢の加工については去年いろいろと書きましたが、現在ラジャを植えている仕様だと、
横から用土がぼろぼろとこぼれてくるので、ローウィを植えた仕様にすると思います。
ただ、あの加工はリューターでやると、時間も掛かるし本当にめんどくさいのです……。
もういっそ、ビットを電動ドライバーに取り付けちゃうか、
丸い穴をたくさん開けるだけなので、コンクリートドリルの先っちょを買ってくるかしようと思います。
今年は本当に寒いですね……。
まあ、去年も寒かったのですけれど。
ニュースで騒がれるほどの暖冬でなければ、冬は寒いものです。
一昨年でしたっけ、あの時は1月や2月でも昼間は20度ありましたからねー……。
毎冬あんな気候なら、熱帯植物の栽培も簡単なのに。
沖縄あたりなら、低地性高地性共に、かなり理想的な環境で栽れそうですよね。
国内では自生地の環境に最も近いわけですし。
もっとも、沖縄は水道水のKHが非常に高いらしいので、RO浄水器の導入が必須らしいですが。
N. burkei x hamata
由来はよくわかりませんが、たぶんBEからです。
春から秋にかけてはたくさんの袋を鈴生りに着けるのですが、冬はやっぱりダメですね。
今年は天気的に晩夏の頃からダメでしたけど。
10月に入った時点でもう冬みたいな気候でしたしね……。
原種に比べると牙のシャープさはありませんが、
胴の斑模様や、蓋の上の毛とか、ハマタらしさの片鱗は垣間見えます。
やっぱり原種育てたいなぁ……。
次の袋。
立ち上がってるので膨らみはするかと思いますが、完成はいつになるか……。
後述しますが、最近は細かく手を掛けられていないので環境があまりよくないのです。
新芽。
こうして見ると、袋になる部分は大きいし、悪くはなさそうなんですけどねー。
低地性種の温室に入れとけば、たぶん冬でもしっかり育つとは思うのですが。
来年の春以降に期待しておくことにします。
先にも書いた、屋内栽培の環境の悪さについて。
昔の記事で、ネペンテスの好む環境作りのバロメーターとしてアジアンタムを植えていたのですが、
屋内栽培に移行して以降、続々と枯れてきてるんですよね……。
さらに、屋外で用土に生えてきた苔も、干乾びるように枯れつつあります。
原因はおそらく湿度不足。
一応加湿器は稼働させているのですが存外に乾燥が酷く、
次に確認する頃にはタンクが空っぽで動作停止しているのです。
空気が乾燥しているせいか、用土の乾燥も早い感じです。
ネペンテスのほとんどは湿生ではないので、用土は多少乾燥しても耐えられますが、
あんまり乾かしてしまうとドライアウトはしないまでも、根が貧弱になってしまうのですよね……。
もう少し小まめに観察できたらいいのですが、最近は本当に時間が取れず……。
水槽でも置けば、かなりの湿気の供給源にはなるのですが、
正直当初の予定のままに、あそこに海水水槽を置いたりしたら、
辺り一帯塩まみれになって、ネペンテスが全滅する未来しか見えないのですよね……。
なんかネペンテスを置くのにちょうどよくなってるし、
上にも育成燈を吊るすのにちょうどいい燈架台もついてますし。
まあ、去年も寒かったのですけれど。
ニュースで騒がれるほどの暖冬でなければ、冬は寒いものです。
一昨年でしたっけ、あの時は1月や2月でも昼間は20度ありましたからねー……。
毎冬あんな気候なら、熱帯植物の栽培も簡単なのに。
沖縄あたりなら、低地性高地性共に、かなり理想的な環境で栽れそうですよね。
国内では自生地の環境に最も近いわけですし。
もっとも、沖縄は水道水のKHが非常に高いらしいので、RO浄水器の導入が必須らしいですが。
N. burkei x hamata
由来はよくわかりませんが、たぶんBEからです。
春から秋にかけてはたくさんの袋を鈴生りに着けるのですが、冬はやっぱりダメですね。
今年は天気的に晩夏の頃からダメでしたけど。
10月に入った時点でもう冬みたいな気候でしたしね……。
原種に比べると牙のシャープさはありませんが、
胴の斑模様や、蓋の上の毛とか、ハマタらしさの片鱗は垣間見えます。
やっぱり原種育てたいなぁ……。
次の袋。
立ち上がってるので膨らみはするかと思いますが、完成はいつになるか……。
後述しますが、最近は細かく手を掛けられていないので環境があまりよくないのです。
新芽。
こうして見ると、袋になる部分は大きいし、悪くはなさそうなんですけどねー。
低地性種の温室に入れとけば、たぶん冬でもしっかり育つとは思うのですが。
来年の春以降に期待しておくことにします。
先にも書いた、屋内栽培の環境の悪さについて。
昔の記事で、ネペンテスの好む環境作りのバロメーターとしてアジアンタムを植えていたのですが、
屋内栽培に移行して以降、続々と枯れてきてるんですよね……。
さらに、屋外で用土に生えてきた苔も、干乾びるように枯れつつあります。
原因はおそらく湿度不足。
一応加湿器は稼働させているのですが存外に乾燥が酷く、
次に確認する頃にはタンクが空っぽで動作停止しているのです。
空気が乾燥しているせいか、用土の乾燥も早い感じです。
ネペンテスのほとんどは湿生ではないので、用土は多少乾燥しても耐えられますが、
あんまり乾かしてしまうとドライアウトはしないまでも、根が貧弱になってしまうのですよね……。
もう少し小まめに観察できたらいいのですが、最近は本当に時間が取れず……。
水槽でも置けば、かなりの湿気の供給源にはなるのですが、
正直当初の予定のままに、あそこに海水水槽を置いたりしたら、
辺り一帯塩まみれになって、ネペンテスが全滅する未来しか見えないのですよね……。
なんかネペンテスを置くのにちょうどよくなってるし、
上にも育成燈を吊るすのにちょうどいい燈架台もついてますし。
今朝土の上を歩いたら、地面がサクサクとしていました。
見れば、辺り一面霜柱が立っています……道理で寒いわけです。
踏むときの感触がザクザクとして、楽しいですよね。
もうすっかり冬です。
N. lowii Mt.mulu Thomas Alt clone / Y's Exotics
前回から1ヶ月、ぴょこんと伸びた新芽が展開し、葉になりつつあります。
1ヶ月でこの変化って、常識的に考えたらめちゃくちゃ遅いはずなのに、
なんかローウィにしてはがんばってるような、そんな気になってきます。
私も呼吸してるだけで褒めてもらえるような、そんな人生でありたかった……。
ピントが行方不明。
袋もじんわり大きくなってきました。
今の季節は霜柱が形成されるほどの寒暖差。
高地性種には寒暖差が大事とは聞きますが、これはやりすぎのような……。
まあ、ずっと外に出してるわけではないですけれど。
そろそろまた大きな寒波が来るらしいので、昼間も出せなくなりそうですね。
N. truncata / Y's Exotics
夏から秋にかけての天候不順で新しい葉っぱが全然出来なかったのですが、
新しい葉が出てないのに古い葉は枯れてくるので、元気な葉が減ってきてちょっとおピンチっぽいです。
このところはよく晴れてくれるのですが、もう冬ですしねー……。
次の袋。
まだ膨らみ切ってない感じなのですが、なんか開いちゃいそうなんですよねー……。
袋の方も、あと何枚か展開してくれたら安心なのですが、トランカータは本当に遅いですからね……。
次の新芽が出てくるのも、袋がきっちり完成した後ですし。
同じ成長の遅いタイプの中でも、ローウィは袋を膨らませてる途中で次の新芽を出し始めるので、
一口に遅いタイプといっても性質は全然違うんだなーと感じました。
最近登場する個体がワンパターン化してますが、もうすっかり冬でみんな成長が鈍ってきているので、
正直書くことがあまりないのです……。
またいろいろ書いてお茶を濁していくしかないかもですね……。
過去に登場した子で、現在が気になる子とか挙げていただければ、その子について書くかもです。
見れば、辺り一面霜柱が立っています……道理で寒いわけです。
踏むときの感触がザクザクとして、楽しいですよね。
もうすっかり冬です。
N. lowii Mt.mulu Thomas Alt clone / Y's Exotics
前回から1ヶ月、ぴょこんと伸びた新芽が展開し、葉になりつつあります。
1ヶ月でこの変化って、常識的に考えたらめちゃくちゃ遅いはずなのに、
なんかローウィにしてはがんばってるような、そんな気になってきます。
私も呼吸してるだけで褒めてもらえるような、そんな人生でありたかった……。
ピントが行方不明。
袋もじんわり大きくなってきました。
今の季節は霜柱が形成されるほどの寒暖差。
高地性種には寒暖差が大事とは聞きますが、これはやりすぎのような……。
まあ、ずっと外に出してるわけではないですけれど。
そろそろまた大きな寒波が来るらしいので、昼間も出せなくなりそうですね。
N. truncata / Y's Exotics
夏から秋にかけての天候不順で新しい葉っぱが全然出来なかったのですが、
新しい葉が出てないのに古い葉は枯れてくるので、元気な葉が減ってきてちょっとおピンチっぽいです。
このところはよく晴れてくれるのですが、もう冬ですしねー……。
次の袋。
まだ膨らみ切ってない感じなのですが、なんか開いちゃいそうなんですよねー……。
袋の方も、あと何枚か展開してくれたら安心なのですが、トランカータは本当に遅いですからね……。
次の新芽が出てくるのも、袋がきっちり完成した後ですし。
同じ成長の遅いタイプの中でも、ローウィは袋を膨らませてる途中で次の新芽を出し始めるので、
一口に遅いタイプといっても性質は全然違うんだなーと感じました。
最近登場する個体がワンパターン化してますが、もうすっかり冬でみんな成長が鈍ってきているので、
正直書くことがあまりないのです……。
またいろいろ書いてお茶を濁していくしかないかもですね……。
過去に登場した子で、現在が気になる子とか挙げていただければ、その子について書くかもです。
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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