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今年も始まって三が日、正月気分もまだまだ抜けてません。
仕事もタスクもまだまだうず高く山積みですが、今年もがんばっていきましょう。
クリスマスに年末年始の豪華な食事もおいしくて、英気も養いましたし。
ただ、消化器には確実にダメージがいってると思うのですが……!



N. ampullaria Sulawesi highland
去年もでしたが、今年も新年最初の記事は、アンプラリアで書いていこうかと思います。
前回の年末スペシャルにもちらっと登場しましたが、去年から比べると結構しっかり育ちました。
袋もアンプラリアらしい形ですし、見てて不安になるような感じもありません。



これは去年から着いてた袋。
去年とはいっても、夏頃から着けてた袋なので、かなり長持ちです。
多少表面がくたびれた感じはありますが、まだまだ綺麗で現役な感じ。
古くなっても色も模様も出ずに、あくまで緑一色の無地を貫いてゆくスタイル。
そういうの、嫌いじゃないです。



こちらは最近開いた最新の袋。
やっぱり新しい方が、黄緑色が鮮やかで瑞々しい感じ。
たた、サイズは多少小さくなりました。
去年の夏後半からの天候不順も効いてる感じはありますが、
去年屋内栽培に移行した際にも袋は小さくなりましたので、日照量が減少したのが原因と思われます。
アンプラリアは日陰でも育つイメージが強いですが、あくまで耐えられるだけで、
実際には日照大好きで、強い光に当てた方が大きな袋を着けてくれます。
もちろん低日照に慣れた個体をいきなり強光下に曝せば、一気に葉焼けして枯死するリスクが高いですが。



最新の葉と新芽。
まだまだ時間は掛かりそうですが、次の袋もしっかり着けそうです。
面白いのが、普段よく見るアンプラリアとは葉の形が大きく違います。
本種はスラウェシ産らしいので、地域差異のようなものがあるのかもしれません。
アンプラリア自体分布が広く、様々なフォームが存在していますし。



N. ampullaria williams Red x Herlequin / Borneo Exotics
こちらは赤いアンプラリア。
スラウェシ高地系に比べると、葉の切先が尖っています。
ただ、袋の形はどちらもやっぱりアンプラリアですねー。
袋の胴の表面の質感は、ビロード状で綺麗です。
葉の色とのコントラストもいいですねー。



最新の葉と新芽。
去年は冬の間に続々とリーフジャンプして株が大型化したのですが、
今年は大きくなってはいるものの、成長度合いは穏やかな感じ。
たぶんあまり手を掛けられていないからだと思います……。
やっぱり手を掛ければ、それだけ応えてくれるのですね。
冬のうちに植え替えて時期の屋外栽培に備えようかと思っていましたが、
やっぱり植え替えはセオリー通りに梅雨時くらいにしようかと思います。
水とかも冷たいですしね。

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無題
正月に不摂生した結果、胃がノックアウトして背中が痛いjaz*****です。
アンプラリアはコロコロかわいい上にバリエーションが多いので集め始めると大変な事になりそうですね。
ダーウィンが来たでは落ちてくる枯葉をピッチャーで受け止めて栄養にしているとありましたが、日本の樹木の葉でもいけるのでしょうか。いけるなら明るい木陰にでも置いてみると日光も餌も豊富で喜びそうです。
jaz***** 2018/01/04 (Thu) 19:37 編集
Re:無題
≫jaz*****さん

今の時期は豪華な料理を酒宴の席でだらだらちびちびと食べ続けたりするので胃にきますね……。
アンプラリアは高温を好みますし、数が増えると冬の管理が大変になりそうです。

自生地の環境の一部だけを切り取って真似しても上手くいかないことが多いですが、
本種でも同じことが言えると思います。
栽培品のアンプだと袋のサイズ的にも密度的にも落葉は入りにくいと思いますし、
最悪、枯れ葉の接触により害虫や病気等をうつされたりの可能性も考えられます。
どうしても再現したいなら通常の栽培環境で餌代わりに袋に微量の腐葉土を入れてみる、
……というのも考えましたが、それがどのような効果をもたらすのかは全く不明です。
そもそも夏は屋外で栽培していれば、うんざりするくらい虫が入りますしねー……。
2018/01/05 (Fri) 17:27
無題
生兵法は怪我の元ですね…。
あのソフトボールが入りそうなピッチャーを見るためには自生地に行くしかないのでしょうね…。
jaz***** 2018/01/05 (Fri) 19:56 編集
Re:無題
≫jaz*****さん

環境の大きく異なる異国の地で、狭い植木鉢に閉じ込めているので、どうしても限界はありますね。
植物園等では環境の安定した超大型温室に地植えにしている例もありますが、
それを個人で再現するのは、たぶん石油王でもない限り不可能ではないかと……。
やっぱりそんな姿を見たいなら、自生地探索しかないと思います。
2018/01/07 (Sun) 02:46
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Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

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