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寒い……。
Brachypelma smithi
似非マクロ撮影。
置き型のルーペ越しに撮影してます。
ルーペはアンティークショップで買ったやつ。
どうせ中華製のイミテーションかと思ったら、予想に反してメイドインUSAでした。
アメリカって兵器以外も作ってるんですね。
蜘蛛の方は、2週間ほど拒食していたのですが、
週明け辺りから体色が黒くなってきたので、そろそろかと思っていたのですが……。
無事に脱皮してました。
ひっくり返った状態で固まっていたので一瞬焦りましたが、
蜘蛛が死ぬ際には俯せの姿勢のまま足を畳むので、ただの脱皮体勢です。
むしろ、ここで慌てて触ったりすると、脱皮不全を起こして本当に死ぬので注意が必要です。
そのまま少し目を離したら、次に見たときには終わってました。
このサイズだと本当に一瞬ですねー。
真っ白な状態の蜘蛛は珍しくて、そこを写真に収めようかとも思ったのですが、
脱皮直後に下手に刺激するのもよくないので、半日経ってから撮りました。
脚も長くなって頭胸部も大きくなったのですが、腹部が縮んだのでサイズ感はまだわかりません。
このサイズなら2~3日で外骨格は完全に固まるので、週末くらいには給餌を再開できそうです。
……固まるとはいっても、元々タランチュラは全身プニプニですけれど。
タランチュラの部位で硬いところなんて牙くらいです。
ちなみに脱皮前に拒食する理由は、古い殻から身体を抜きやすくするためらしいですよ。
脱皮直前まで食べ続けるいやしんぼも居るらしいですが、そういう個体は脱皮不全を起こしやすいとか。
どこかで聞きかじっただけなので、実際にどうかは知らないですけどね。
雌雄判別はまだまだ先ですけど、雌だったらいいなー。
ちなみにこの子の名前は『美男子丸』です。
Brachypelma smithi
似非マクロ撮影。
置き型のルーペ越しに撮影してます。
ルーペはアンティークショップで買ったやつ。
どうせ中華製のイミテーションかと思ったら、予想に反してメイドインUSAでした。
アメリカって兵器以外も作ってるんですね。
蜘蛛の方は、2週間ほど拒食していたのですが、
週明け辺りから体色が黒くなってきたので、そろそろかと思っていたのですが……。
無事に脱皮してました。
ひっくり返った状態で固まっていたので一瞬焦りましたが、
蜘蛛が死ぬ際には俯せの姿勢のまま足を畳むので、ただの脱皮体勢です。
むしろ、ここで慌てて触ったりすると、脱皮不全を起こして本当に死ぬので注意が必要です。
そのまま少し目を離したら、次に見たときには終わってました。
このサイズだと本当に一瞬ですねー。
真っ白な状態の蜘蛛は珍しくて、そこを写真に収めようかとも思ったのですが、
脱皮直後に下手に刺激するのもよくないので、半日経ってから撮りました。
脚も長くなって頭胸部も大きくなったのですが、腹部が縮んだのでサイズ感はまだわかりません。
このサイズなら2~3日で外骨格は完全に固まるので、週末くらいには給餌を再開できそうです。
……固まるとはいっても、元々タランチュラは全身プニプニですけれど。
タランチュラの部位で硬いところなんて牙くらいです。
ちなみに脱皮前に拒食する理由は、古い殻から身体を抜きやすくするためらしいですよ。
脱皮直前まで食べ続けるいやしんぼも居るらしいですが、そういう個体は脱皮不全を起こしやすいとか。
どこかで聞きかじっただけなので、実際にどうかは知らないですけどね。
雌雄判別はまだまだ先ですけど、雌だったらいいなー。
ちなみにこの子の名前は『美男子丸』です。
今年いっぱいの当面の予定が丸潰れしてどうしようもありません。
とにかく時間も無ければ機嫌も悪いので、今日は適当に書いてきます。
N. burkei x hamata / Borneo Exotics
草体は大きくなりましたが、調子がいいかと言われれば今一つな感じ。
袋は一応着けているし、次の袋も膨らんではいるのですけれど。
袋。
数、質、大きさ全部、去年の夏前頃の方がよかったですよね。
冬明け間もないので仕方ないです。
この主茎のサイズで脇芽が出るのは不調の証。
さっさと切り取って挿し木にしてもいいのですが、
不調の原因そのものを取り除かないと、姑息的な解決にしかなりません。
全体的に去年の災害的な酷暑以降、調子の上がらない個体が多いです。
今年も既に25度を超える日が出ており、また暑くなりそうで嫌な予感しかしないのですが……。
とにかく時間も無ければ機嫌も悪いので、今日は適当に書いてきます。
N. burkei x hamata / Borneo Exotics
草体は大きくなりましたが、調子がいいかと言われれば今一つな感じ。
袋は一応着けているし、次の袋も膨らんではいるのですけれど。
袋。
数、質、大きさ全部、去年の夏前頃の方がよかったですよね。
冬明け間もないので仕方ないです。
この主茎のサイズで脇芽が出るのは不調の証。
さっさと切り取って挿し木にしてもいいのですが、
不調の原因そのものを取り除かないと、姑息的な解決にしかなりません。
全体的に去年の災害的な酷暑以降、調子の上がらない個体が多いです。
今年も既に25度を超える日が出ており、また暑くなりそうで嫌な予感しかしないのですが……。
4月だっていうのに外は氷張ってるんですけど。
冗談みたいな気温はエイプリルフールだけにしてくださいよ。
N. aristolochioides x ventricosa BE-3447 #1 / Borneo Exotics
有機用土で栽培していたアリストリコーサにも花序が出てきました。
先日、#2の個体にも花芽が出ていたので、多少の誤差はあったものの、
成熟速度自体には大きな差はなかった、という結論に落ち着きそうです。
……というか、途中辺りから有機用土と無機用土の比較実験自体が曖昧で有耶無耶でしたけど。
#2の花序は雄花でしたが、今回出穂した#1の花序は雌花でした。
……ということは、アリストリコーサのシブクロスが作れそうな感じじゃないです?
タイミング的にも、雄花が僅かに先に開花する予定という完璧な感じ。
従って、#1が雌株、#2が雄株ということが確定しました。
成株からのクローン増殖苗は、雌雄が確定しているというのも強みな気がします。
もっとも、動物に比べるとペアで揃える意味合いがあるかは甚だ疑問ですが……。
形質的には雌株の方が袋が丸くなる、という話も聞いたことがありますが、
全ての種類のネペンテスに当てはまるかどうかは定かではありません。
本種の場合は雌株の袋は丸く、雄株は細長かったので、
本種に限って言えば、当てはまるのかもしれませんね。
まだこんなに小さな蕾でも雌雄を見分けられるのか、というお話ですが、意外とわかるものです。
最も確実に判別する方法は、蕾を一つ摘んで解剖してみれば、一発でわかります。
花に観賞性があるわけでもなく、交配の予定がなければ切り取ってしまう部位ですし。
今後、交配の予定があるなら、手持ちの個体の雌雄を知っておくのもいいと思います。
……もっとも、私もネペンテスの花を見る機会はそう多くないので自信がなく、
今回の判別も蕾を一粒解剖することで確定したのですけれど……。
上位袋の形はなかなか魅力的。
交配種なので原種アリストほどの寝袋感はありませんが、
ベントラータ並みの強度で、これだけエキゾチカルな袋を着けるなら、
充分すぎるくらいに魅力的な種類だと思います。
ただ、非常に強健な種類ではありますが、流通数は然程多くはないので、
入手したいと思ったときに手に入るかどうかは微妙なところです。
一部の入手困難な希少種とは違って、狙っていればそのうち手に入るとは思いますけど。
……というか、流通量増えたら値崩れして駄物扱いする人が出てきそうなので、
ネペンテスの価値を守るという点では、あんまり大量に出回らない方がいいのかもしれません。
在来系ベントリコーサの経緯を見たら明らかですよね。
殖やさない方がいいかもとは書きましたが、自家採取の種子から育ててみたさというのもあるので、
とりあえずは受粉を手助けする方向で、結実させてみようかと思っています。
同交配の種類をシブクロスしたら、どんな風になるのでしょうねー。
個体差がどんな風になるのかは、少し気になるところ。
あるいは原種アリストを戻し交配してみたり……というのも考えましたが、
それなら原種同士でシブクロスした方がいいかなって思います。
冗談みたいな気温はエイプリルフールだけにしてくださいよ。
N. aristolochioides x ventricosa BE-3447 #1 / Borneo Exotics
有機用土で栽培していたアリストリコーサにも花序が出てきました。
先日、#2の個体にも花芽が出ていたので、多少の誤差はあったものの、
成熟速度自体には大きな差はなかった、という結論に落ち着きそうです。
……というか、途中辺りから有機用土と無機用土の比較実験自体が曖昧で有耶無耶でしたけど。
#2の花序は雄花でしたが、今回出穂した#1の花序は雌花でした。
……ということは、アリストリコーサのシブクロスが作れそうな感じじゃないです?
タイミング的にも、雄花が僅かに先に開花する予定という完璧な感じ。
従って、#1が雌株、#2が雄株ということが確定しました。
成株からのクローン増殖苗は、雌雄が確定しているというのも強みな気がします。
もっとも、動物に比べるとペアで揃える意味合いがあるかは甚だ疑問ですが……。
形質的には雌株の方が袋が丸くなる、という話も聞いたことがありますが、
全ての種類のネペンテスに当てはまるかどうかは定かではありません。
本種の場合は雌株の袋は丸く、雄株は細長かったので、
本種に限って言えば、当てはまるのかもしれませんね。
まだこんなに小さな蕾でも雌雄を見分けられるのか、というお話ですが、意外とわかるものです。
最も確実に判別する方法は、蕾を一つ摘んで解剖してみれば、一発でわかります。
花に観賞性があるわけでもなく、交配の予定がなければ切り取ってしまう部位ですし。
今後、交配の予定があるなら、手持ちの個体の雌雄を知っておくのもいいと思います。
……もっとも、私もネペンテスの花を見る機会はそう多くないので自信がなく、
今回の判別も蕾を一粒解剖することで確定したのですけれど……。
上位袋の形はなかなか魅力的。
交配種なので原種アリストほどの寝袋感はありませんが、
ベントラータ並みの強度で、これだけエキゾチカルな袋を着けるなら、
充分すぎるくらいに魅力的な種類だと思います。
ただ、非常に強健な種類ではありますが、流通数は然程多くはないので、
入手したいと思ったときに手に入るかどうかは微妙なところです。
一部の入手困難な希少種とは違って、狙っていればそのうち手に入るとは思いますけど。
……というか、流通量増えたら値崩れして駄物扱いする人が出てきそうなので、
ネペンテスの価値を守るという点では、あんまり大量に出回らない方がいいのかもしれません。
在来系ベントリコーサの経緯を見たら明らかですよね。
殖やさない方がいいかもとは書きましたが、自家採取の種子から育ててみたさというのもあるので、
とりあえずは受粉を手助けする方向で、結実させてみようかと思っています。
同交配の種類をシブクロスしたら、どんな風になるのでしょうねー。
個体差がどんな風になるのかは、少し気になるところ。
あるいは原種アリストを戻し交配してみたり……というのも考えましたが、
それなら原種同士でシブクロスした方がいいかなって思います。
桜の開花宣言と共に、すぐに満開かとも思ったのですが、
以降急激に冷え込んで、開花はあまり進んでいません。
春の気候は不安定で、なんか毎年こんな感じですよね。
4月に入ればもう少し気温も安定してくるので、安心して屋外栽培に移れそうです。
用土のくたびれてきた子も多いので、そうしたら夏本番前に植え替えラッシュになりそうです。
晩春から初夏にかけては嵐のような風が吹くので、支柱を立てて固定することも忘れずに。
……なんだかすっかり蟲ブログになっているような気もしますけれど、
うちは一応ネペンテスの栽培観察記録がメインなんですよ。
今日も蟲の話ですけどね。
Brachypelma smithi
うちにきた当初の姿。
初めて飼う上に、知識も参考になるような資料もなかったのでわかりませんでしたが、
改めて見てみると、腹部が小さくて明らかに痩せすぎです。
ひょっとしたら、元々ほとんど餌を与えられていなかったのかもしれませんね。
絶食に強い爬虫類、特に最近流行りのヒョウモントカゲモドキなんかは、
小さい方がかわいくて売れやすいので、餌の量や頻度を極限まで落としている場合があります。
大きなホームセンターに付随するペットショップなんかに特に多い気がします。
近所のホームセンターにヒモゲドやフトアゴが結構売っているのですけれど、
基本的に骨と皮しかないような状態です。
ベビー時代に栄養不良を起こした個体は大きく育たない上に突然死したりするので、
導入の際にはちゃんとしたショップを見極めたいところですね。
専門店なら安心な場合が多いですが、中には大手でも酷い悪徳ショップがあったりするので注意が必要です。
おそらく他のショップから仕入れてそこに手数料を掛けているので、相場の数倍近い値段をつけている上に、
通販で購入すると、送料に加えて梱包料、手数料、その他経費を加えて合計料金に3000円以上水増しされて、
その上届くのは参考画像とは全く違うガリガリに痩せた拒食個体……という大手ショップが実在します。
注意喚起のためにもショップ名公開してやりたいところですが、また荒れそうだなぁ……。
ちなみに通販もやっている上に大手ですので、名前くらいは聞いたことあると思いますよ。
爬虫類イベントにも毎回出店してるみたいですし。
通販だと実物が見れない分、特に悲惨な個体が届きます。
最後に利用したのはもうずっと昔の話ですが、前回のぶりくらでは、
変種のヘテロでもない通常のコロ虹ベビーに5万円とかつけてた時点で、
当初からの阿漕なやり方は、今も何も変わっていないのでしょうね。
周囲のブースでは、そことは比べ物にならないくらい状態のいい個体が1万円前後でたくさん出てました。
ヘテロリューシでも5万はしてなかったです。
その値段はブラ虹と見間違えてるんじゃない?って意見もありそうですが、
ブラ虹は別に99.800円の値札がついてました。誰が買うんだよアレ……。
愛玩動物の値段、というのも下品な話ではあるのですが、
あの価格設定はさすがに、綺麗事で片付けられる限度を大きく逸脱しています。
市場に価値を認められず、不当に安い値段がつけられているものが存在するのも事実です。
ネペンテスも厳選された極美個体の価値が、先達の努力によってようやく認められるようになってきました。
今となっては厳選個体や希少種には、数万から数十万の値段がつくことも珍しくありません。
……それに便乗して、ホームセンターで買ってきたベントラータに数万円の値段をつける行為。
極論ではありますが、先に挙げた爬虫類ショップがやっているのは、そういうことです。
話が脱線した上に愚痴っぽくて何が言いたいのか霞んでしまいましたが、
上の画像の子の現状です、パンパンに太って蜘蛛らしい姿になりました。
かなり大きくなったようにも見えますが、一度も脱皮していないので変わったのは太さだけです。
あんまり食べるので過食を心配したりもしたのですが、
先日からパタッと食べなくなったので、本能的に自制はしているようです。
たぶん、今度こそ脱皮かなー。
蜘蛛の飼育について、あまり有用な情報が存在していない……という事実もありますが、
実際に飼ってみて、初めてわかるようなことが多く、新しい発見の連続で面白いです。
最近気付いたのは、湿度管理に霧吹きをすると、水滴が当たるとかなり嫌がるので、
湿度勾配をつける意味でも、ケージの半分に水差しでドボドボと注いでいます。
数を増やすなら、パネルヒーターで個別管理するよりも、
温室を用意して一括管理した方が、手間も掛からずよさそうなものなのですが、
ワーディアンケースを買ったとしたら、蜘蛛じゃなくてネペンテスに使いますよ。
その辺はやっぱり、メインでなにをやりたいかは、見失わないようにしないと……。
以降急激に冷え込んで、開花はあまり進んでいません。
春の気候は不安定で、なんか毎年こんな感じですよね。
4月に入ればもう少し気温も安定してくるので、安心して屋外栽培に移れそうです。
用土のくたびれてきた子も多いので、そうしたら夏本番前に植え替えラッシュになりそうです。
晩春から初夏にかけては嵐のような風が吹くので、支柱を立てて固定することも忘れずに。
……なんだかすっかり蟲ブログになっているような気もしますけれど、
うちは一応ネペンテスの栽培観察記録がメインなんですよ。
今日も蟲の話ですけどね。
Brachypelma smithi
うちにきた当初の姿。
初めて飼う上に、知識も参考になるような資料もなかったのでわかりませんでしたが、
改めて見てみると、腹部が小さくて明らかに痩せすぎです。
ひょっとしたら、元々ほとんど餌を与えられていなかったのかもしれませんね。
絶食に強い爬虫類、特に最近流行りのヒョウモントカゲモドキなんかは、
小さい方がかわいくて売れやすいので、餌の量や頻度を極限まで落としている場合があります。
大きなホームセンターに付随するペットショップなんかに特に多い気がします。
近所のホームセンターにヒモゲドやフトアゴが結構売っているのですけれど、
基本的に骨と皮しかないような状態です。
ベビー時代に栄養不良を起こした個体は大きく育たない上に突然死したりするので、
導入の際にはちゃんとしたショップを見極めたいところですね。
専門店なら安心な場合が多いですが、中には大手でも酷い悪徳ショップがあったりするので注意が必要です。
おそらく他のショップから仕入れてそこに手数料を掛けているので、相場の数倍近い値段をつけている上に、
通販で購入すると、送料に加えて梱包料、手数料、その他経費を加えて合計料金に3000円以上水増しされて、
その上届くのは参考画像とは全く違うガリガリに痩せた拒食個体……という大手ショップが実在します。
注意喚起のためにもショップ名公開してやりたいところですが、また荒れそうだなぁ……。
ちなみに通販もやっている上に大手ですので、名前くらいは聞いたことあると思いますよ。
爬虫類イベントにも毎回出店してるみたいですし。
通販だと実物が見れない分、特に悲惨な個体が届きます。
最後に利用したのはもうずっと昔の話ですが、前回のぶりくらでは、
変種のヘテロでもない通常のコロ虹ベビーに5万円とかつけてた時点で、
当初からの阿漕なやり方は、今も何も変わっていないのでしょうね。
周囲のブースでは、そことは比べ物にならないくらい状態のいい個体が1万円前後でたくさん出てました。
ヘテロリューシでも5万はしてなかったです。
その値段はブラ虹と見間違えてるんじゃない?って意見もありそうですが、
ブラ虹は別に99.800円の値札がついてました。誰が買うんだよアレ……。
愛玩動物の値段、というのも下品な話ではあるのですが、
あの価格設定はさすがに、綺麗事で片付けられる限度を大きく逸脱しています。
市場に価値を認められず、不当に安い値段がつけられているものが存在するのも事実です。
ネペンテスも厳選された極美個体の価値が、先達の努力によってようやく認められるようになってきました。
今となっては厳選個体や希少種には、数万から数十万の値段がつくことも珍しくありません。
……それに便乗して、ホームセンターで買ってきたベントラータに数万円の値段をつける行為。
極論ではありますが、先に挙げた爬虫類ショップがやっているのは、そういうことです。
話が脱線した上に愚痴っぽくて何が言いたいのか霞んでしまいましたが、
上の画像の子の現状です、パンパンに太って蜘蛛らしい姿になりました。
かなり大きくなったようにも見えますが、一度も脱皮していないので変わったのは太さだけです。
あんまり食べるので過食を心配したりもしたのですが、
先日からパタッと食べなくなったので、本能的に自制はしているようです。
たぶん、今度こそ脱皮かなー。
蜘蛛の飼育について、あまり有用な情報が存在していない……という事実もありますが、
実際に飼ってみて、初めてわかるようなことが多く、新しい発見の連続で面白いです。
最近気付いたのは、湿度管理に霧吹きをすると、水滴が当たるとかなり嫌がるので、
湿度勾配をつける意味でも、ケージの半分に水差しでドボドボと注いでいます。
数を増やすなら、パネルヒーターで個別管理するよりも、
温室を用意して一括管理した方が、手間も掛からずよさそうなものなのですが、
ワーディアンケースを買ったとしたら、蜘蛛じゃなくてネペンテスに使いますよ。
その辺はやっぱり、メインでなにをやりたいかは、見失わないようにしないと……。
前回の終わりに少し書きましたが、問題だらけのデザヘアの環境を見直しました。
■現状での問題点
・砂の粒子があまりにも細かすぎて空気中に舞ってしまう
・床材を掘った際、ケージの通気口を通じて砂が出てくる
・シェルターが意味を為しておらず、落ち着ける場所が無いため延々と隅を掘り続ける
・結果として水容器を埋めてしまうため、毎日掘り出して給水する手間が掛かる
上記の問題点を一つずつ潰していくことにしました。
・ヒュドラサンドの使用を中止、家に余ってた珪砂を使用
・床材の厚みを半分以下に
・掘れなくなった分、木化石やカクタススケルトン等の隙間だらけのシェルターを大量設置
・上記改善に付随して、水容器が埋まる問題も済し崩し的に解決
ヒュドラサンドは見た目には綺麗だったのですが、粒子があまりにも細かすぎて使いづらかったです。
特に前面扉式のケージとの相性は最低最悪です。
観音開き式だったので何とかなってましたけど、ガラス引き戸だと砂を噛んで悲惨なことになりそうです。
あと、海にも行ってないのに部屋がなんだかジャリジャリするようになります。
ヒュドラサンド使うなら、トールタイプの水槽みたいなケージがいいですね……。
それも蓋がぴっちり閉まるやつ。
ぴっちり閉まる蓋は蒸れやすいので、ヒュドラサンド使うような砂漠の生き物とは、
たぶん相性最悪という矛盾も孕むことになりますけど。
それか、砂が舞わないように少し湿った状態で使うとか。
準乾燥系の生物なら丁度いいかもしれません、試したことないですけど。
……ので、家で余ってた珪砂を使うことにしました。
やや粗めの砂なので、宙に舞ったりするようなことはないです。
問題点があるとすれば、見た目くらいでしょうか。
国産の珪砂は灰色がかっているので、見た目は砂漠というよりは砂場です。
見た目にもこだわるなら、ナミブサンドやサハラサンド等の本物の砂漠の砂を使ったらいいと思います。
材質的にはどちらも同じ珪砂なので、問題ないかと。
……本種が生息しているのは、サハラでもナミブでもなく、アリゾナなのですが。
床材を薄くした代わりに、木化石と骨サボテンを置きました。
やっぱり多少は掘りますが、地形が変わるほどの大工事はせずに、石の下を少し掘って落ち着きました。
隠れている時間も増えましたが、一応外からも姿を確認できることと、
夜の間は出てきているみたいなので、良しとします。
H. arizonensis
出てきました……デザヘアって昔は侮ってましたけど、
こうしてじっくり眺めてみると、めちゃくちゃかっこいいですね……。
キョクトウサソリは飼えなくなりましたが、それ以外の乾燥系サソリも案外いいものかもしれません。
奇蟲系はたくさん居ても管理の手間はほとんど変わらないので、
いつの間にか飼育数が増えていそうで怖いですね。
……数が増えたからといって、管理をおろそかにするのは本末転倒ですが。
タッパーで飼育して脱走させるとか言語道断ですよ。
………
……
…
クモの方ですが、どうやらデュビアを餌として認識していなかったようです。
潰したデュビアを置き餌で与えていたところ、これは餌だと学習したらしく、
最近だと入れた瞬間に飛び掛かってくるようになりました。
餌をよく食べるようになったところ、腹部がぱっつんぱっつんに太りました。
次に餌を食べなくなったとしたら、その時こそ脱皮でしょうねー。
……やっぱり奇蟲は飼ってるうちに数が増えてきそうで怖いです。
■現状での問題点
・砂の粒子があまりにも細かすぎて空気中に舞ってしまう
・床材を掘った際、ケージの通気口を通じて砂が出てくる
・シェルターが意味を為しておらず、落ち着ける場所が無いため延々と隅を掘り続ける
・結果として水容器を埋めてしまうため、毎日掘り出して給水する手間が掛かる
上記の問題点を一つずつ潰していくことにしました。
・ヒュドラサンドの使用を中止、家に余ってた珪砂を使用
・床材の厚みを半分以下に
・掘れなくなった分、木化石やカクタススケルトン等の隙間だらけのシェルターを大量設置
・上記改善に付随して、水容器が埋まる問題も済し崩し的に解決
ヒュドラサンドは見た目には綺麗だったのですが、粒子があまりにも細かすぎて使いづらかったです。
特に前面扉式のケージとの相性は最低最悪です。
観音開き式だったので何とかなってましたけど、ガラス引き戸だと砂を噛んで悲惨なことになりそうです。
あと、海にも行ってないのに部屋がなんだかジャリジャリするようになります。
ヒュドラサンド使うなら、トールタイプの水槽みたいなケージがいいですね……。
それも蓋がぴっちり閉まるやつ。
ぴっちり閉まる蓋は蒸れやすいので、ヒュドラサンド使うような砂漠の生き物とは、
たぶん相性最悪という矛盾も孕むことになりますけど。
それか、砂が舞わないように少し湿った状態で使うとか。
準乾燥系の生物なら丁度いいかもしれません、試したことないですけど。
……ので、家で余ってた珪砂を使うことにしました。
やや粗めの砂なので、宙に舞ったりするようなことはないです。
問題点があるとすれば、見た目くらいでしょうか。
国産の珪砂は灰色がかっているので、見た目は砂漠というよりは砂場です。
見た目にもこだわるなら、ナミブサンドやサハラサンド等の本物の砂漠の砂を使ったらいいと思います。
材質的にはどちらも同じ珪砂なので、問題ないかと。
……本種が生息しているのは、サハラでもナミブでもなく、アリゾナなのですが。
床材を薄くした代わりに、木化石と骨サボテンを置きました。
やっぱり多少は掘りますが、地形が変わるほどの大工事はせずに、石の下を少し掘って落ち着きました。
隠れている時間も増えましたが、一応外からも姿を確認できることと、
夜の間は出てきているみたいなので、良しとします。
H. arizonensis
出てきました……デザヘアって昔は侮ってましたけど、
こうしてじっくり眺めてみると、めちゃくちゃかっこいいですね……。
キョクトウサソリは飼えなくなりましたが、それ以外の乾燥系サソリも案外いいものかもしれません。
奇蟲系はたくさん居ても管理の手間はほとんど変わらないので、
いつの間にか飼育数が増えていそうで怖いですね。
……数が増えたからといって、管理をおろそかにするのは本末転倒ですが。
タッパーで飼育して脱走させるとか言語道断ですよ。
………
……
…
クモの方ですが、どうやらデュビアを餌として認識していなかったようです。
潰したデュビアを置き餌で与えていたところ、これは餌だと学習したらしく、
最近だと入れた瞬間に飛び掛かってくるようになりました。
餌をよく食べるようになったところ、腹部がぱっつんぱっつんに太りました。
次に餌を食べなくなったとしたら、その時こそ脱皮でしょうねー。
……やっぱり奇蟲は飼ってるうちに数が増えてきそうで怖いです。
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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