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4月だっていうのに外は氷張ってるんですけど。
冗談みたいな気温はエイプリルフールだけにしてくださいよ。
N. aristolochioides x ventricosa BE-3447 #1 / Borneo Exotics
有機用土で栽培していたアリストリコーサにも花序が出てきました。
先日、#2の個体にも花芽が出ていたので、多少の誤差はあったものの、
成熟速度自体には大きな差はなかった、という結論に落ち着きそうです。
……というか、途中辺りから有機用土と無機用土の比較実験自体が曖昧で有耶無耶でしたけど。
#2の花序は雄花でしたが、今回出穂した#1の花序は雌花でした。
……ということは、アリストリコーサのシブクロスが作れそうな感じじゃないです?
タイミング的にも、雄花が僅かに先に開花する予定という完璧な感じ。
従って、#1が雌株、#2が雄株ということが確定しました。
成株からのクローン増殖苗は、雌雄が確定しているというのも強みな気がします。
もっとも、動物に比べるとペアで揃える意味合いがあるかは甚だ疑問ですが……。
形質的には雌株の方が袋が丸くなる、という話も聞いたことがありますが、
全ての種類のネペンテスに当てはまるかどうかは定かではありません。
本種の場合は雌株の袋は丸く、雄株は細長かったので、
本種に限って言えば、当てはまるのかもしれませんね。
まだこんなに小さな蕾でも雌雄を見分けられるのか、というお話ですが、意外とわかるものです。
最も確実に判別する方法は、蕾を一つ摘んで解剖してみれば、一発でわかります。
花に観賞性があるわけでもなく、交配の予定がなければ切り取ってしまう部位ですし。
今後、交配の予定があるなら、手持ちの個体の雌雄を知っておくのもいいと思います。
……もっとも、私もネペンテスの花を見る機会はそう多くないので自信がなく、
今回の判別も蕾を一粒解剖することで確定したのですけれど……。
上位袋の形はなかなか魅力的。
交配種なので原種アリストほどの寝袋感はありませんが、
ベントラータ並みの強度で、これだけエキゾチカルな袋を着けるなら、
充分すぎるくらいに魅力的な種類だと思います。
ただ、非常に強健な種類ではありますが、流通数は然程多くはないので、
入手したいと思ったときに手に入るかどうかは微妙なところです。
一部の入手困難な希少種とは違って、狙っていればそのうち手に入るとは思いますけど。
……というか、流通量増えたら値崩れして駄物扱いする人が出てきそうなので、
ネペンテスの価値を守るという点では、あんまり大量に出回らない方がいいのかもしれません。
在来系ベントリコーサの経緯を見たら明らかですよね。
殖やさない方がいいかもとは書きましたが、自家採取の種子から育ててみたさというのもあるので、
とりあえずは受粉を手助けする方向で、結実させてみようかと思っています。
同交配の種類をシブクロスしたら、どんな風になるのでしょうねー。
個体差がどんな風になるのかは、少し気になるところ。
あるいは原種アリストを戻し交配してみたり……というのも考えましたが、
それなら原種同士でシブクロスした方がいいかなって思います。
冗談みたいな気温はエイプリルフールだけにしてくださいよ。
N. aristolochioides x ventricosa BE-3447 #1 / Borneo Exotics
有機用土で栽培していたアリストリコーサにも花序が出てきました。
先日、#2の個体にも花芽が出ていたので、多少の誤差はあったものの、
成熟速度自体には大きな差はなかった、という結論に落ち着きそうです。
……というか、途中辺りから有機用土と無機用土の比較実験自体が曖昧で有耶無耶でしたけど。
#2の花序は雄花でしたが、今回出穂した#1の花序は雌花でした。
……ということは、アリストリコーサのシブクロスが作れそうな感じじゃないです?
タイミング的にも、雄花が僅かに先に開花する予定という完璧な感じ。
従って、#1が雌株、#2が雄株ということが確定しました。
成株からのクローン増殖苗は、雌雄が確定しているというのも強みな気がします。
もっとも、動物に比べるとペアで揃える意味合いがあるかは甚だ疑問ですが……。
形質的には雌株の方が袋が丸くなる、という話も聞いたことがありますが、
全ての種類のネペンテスに当てはまるかどうかは定かではありません。
本種の場合は雌株の袋は丸く、雄株は細長かったので、
本種に限って言えば、当てはまるのかもしれませんね。
まだこんなに小さな蕾でも雌雄を見分けられるのか、というお話ですが、意外とわかるものです。
最も確実に判別する方法は、蕾を一つ摘んで解剖してみれば、一発でわかります。
花に観賞性があるわけでもなく、交配の予定がなければ切り取ってしまう部位ですし。
今後、交配の予定があるなら、手持ちの個体の雌雄を知っておくのもいいと思います。
……もっとも、私もネペンテスの花を見る機会はそう多くないので自信がなく、
今回の判別も蕾を一粒解剖することで確定したのですけれど……。
上位袋の形はなかなか魅力的。
交配種なので原種アリストほどの寝袋感はありませんが、
ベントラータ並みの強度で、これだけエキゾチカルな袋を着けるなら、
充分すぎるくらいに魅力的な種類だと思います。
ただ、非常に強健な種類ではありますが、流通数は然程多くはないので、
入手したいと思ったときに手に入るかどうかは微妙なところです。
一部の入手困難な希少種とは違って、狙っていればそのうち手に入るとは思いますけど。
……というか、流通量増えたら値崩れして駄物扱いする人が出てきそうなので、
ネペンテスの価値を守るという点では、あんまり大量に出回らない方がいいのかもしれません。
在来系ベントリコーサの経緯を見たら明らかですよね。
殖やさない方がいいかもとは書きましたが、自家採取の種子から育ててみたさというのもあるので、
とりあえずは受粉を手助けする方向で、結実させてみようかと思っています。
同交配の種類をシブクロスしたら、どんな風になるのでしょうねー。
個体差がどんな風になるのかは、少し気になるところ。
あるいは原種アリストを戻し交配してみたり……というのも考えましたが、
それなら原種同士でシブクロスした方がいいかなって思います。
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無題
雌雄揃っているとは!
交配子にも様々バラツキが出る様なのでチャレンジしてより自分好みの個体を選別してみるのも面白そうですね。
スペースが必要になるのがネックみたいですが。
有れば見向きもしないのに減ると祭り上げるのが恒例ですよね。
人のミーハー卑しさというのか単純な価値観で簡単に流される間抜けさが鬱陶しいんです。
冷えましたね。
此方ではサラセニアの蕾が雪を被りました!
交配子にも様々バラツキが出る様なのでチャレンジしてより自分好みの個体を選別してみるのも面白そうですね。
スペースが必要になるのがネックみたいですが。
有れば見向きもしないのに減ると祭り上げるのが恒例ですよね。
人のミーハー卑しさというのか単純な価値観で簡単に流される間抜けさが鬱陶しいんです。
冷えましたね。
此方ではサラセニアの蕾が雪を被りました!
Re:無題
≫なまくらさん
実生からの栽培の練習にも丁度よさそうです。
ネペンテスの種子は何度か購入したことがありますが、全て不活性種子で発芽しなかったので。
どの界隈でもある話ですよね。
オニプレも以前は貧乏人の飼うトカゲとか言われてたのに、
輸入ルートが断たれて以降はやたらと神格化されてますし。
蜘蛛だと今はローズヘアーがそうですね。
冷え込んだ影響もあって、今年は開花期間が長いですねー。
実生からの栽培の練習にも丁度よさそうです。
ネペンテスの種子は何度か購入したことがありますが、全て不活性種子で発芽しなかったので。
どの界隈でもある話ですよね。
オニプレも以前は貧乏人の飼うトカゲとか言われてたのに、
輸入ルートが断たれて以降はやたらと神格化されてますし。
蜘蛛だと今はローズヘアーがそうですね。
冷え込んだ影響もあって、今年は開花期間が長いですねー。
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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