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ここ最近、雨が続いています。
暑さも一段落して湿度も高く、陽射しもきつくないので、
せっかくなので少しずつ植え替えを進めています。



裏に見えるのは、先日登場した無花果。
それと、ヘゴの成長速度は育ててみなければわからないと以前に書いたのですが、
一夏管理してみたところ、アホみたいに大きくなりました。
恐らくは大きな鉢に植えることが重要なのかと思いますが、
成長スペースさえあれば、かなりの早さで急成長するようです。
実際、温室に地植えにされたヘゴとか、とんでもない大きさになりますしねー……。
都合の関係で、雨の夕方に画像を用意しているので、暗くて画質も今一つです。
それ以外にも、このところスマホが不具合連発なので、そろそろ買い換えたいところです。
さすがに古い機種ですしねー……。



特に具合の悪かったジャンバン。
茎の細かった部分を埋め戻しました。
去年の夏は全然平気だったのですが、今年の異常な暑さはさすがに堪えたようです。
やはり高温により弱ったのか、葉に常在菌に侵された痕が見えます。
なんとか持ち直してくれたらいいのですけれど……。

基本的には植え替えではなく、表土の傷んだ部分のみを交換していきたいところなのですが、
ビーチやボゲリーは4号鉢では明らかに手狭になりつつあるので、
思い切って5号鉢に鉢増ししてみる予定です。
ラジャは表土のみ交換の予定なのですが、有機用土は水分多めだとダンゴムシ等が大量に沸いて、
それはもう酷い見た目になっています……、葉は大きくなっているのですが。
もしか万が一にでも、コガネムシとか入り込んでいたら、それだけが怖いです。
一度、用土の上にオルトランでも撒いておくべきでしょうか。

昼夜の寒暖差もなかなか激しくなってきました。
先日は雨も降ったりしましたし。
こんな気候で元気になるものといったらアレです。
みんな大好きキノコ観察です。
おそらく楽しみにしているのは私くらいなのでしょうけれど……。



Amanita orientogemmata
ウスキテングタケの幼菌
いつも観察している場所だと初めて見ました。
キノコの旬は秋中旬頃のイメージが強いですが、
テングタケ科の仲間は晩夏から初秋の頃にかけて多く見られます。

本属に限った話ではありませんが、キノコ全般は発生から消滅までの期間が短く、
少しでも時期がずれると全く見られなかったりすることも多いです。
環境の多様な野山や森であれば、ポコポコと長期間に渡って発生するのかもですが、
今回観察しているような小規模な森林公園の場合、一気に発生して一気に消滅してしまうため、
一日でも遅れたりすると、溶けかけの老菌しか残ってなかったりします。



テングタケ科のキノコには、タマゴタケを始めとした非常に美味しい食用菌と、
ドクツルタケを始め、猛毒キノコ御三家のような致死性の毒キノコが混在しています。

……ちなみに御三家は、消化吸収される前に吐き戻す以外に有効な治療法が存在せず、
解毒剤が存在しない上に即効性の毒ではないため、数週間苦しみ抜いた上でじわじわと死に至ります。
もしか何か悲しいことがあっても、食べない方がいいです。
それと、致死性の毒を持っていても、味の方は上記の食用菌以上に美味らしく性質が悪いです。

そんな美味しいor死……といった両極端なイメージを持つテングタケ科ですが、
本種を始め、テングタケやベニテングタケ等、
死にはしないけど普通に毒キノコというのも多いです。
効能は、下痢や嘔吐、発汗腹痛等々……。
普通に美味しいと聞きますけど、毒キノコなので絶対食べちゃダメなやつです。
死にはしないといっても、食中毒で上記の症状が出ると死ぬほど辛いですよ。



A. javanica
キタマゴタケ
過去画像ですが、よく似た食用菌も生えるのが性質が悪いです。
ちなみにさらに性質が悪いことに、この近辺にはタマゴタケモドキまで出るそうです。
見た目は本種に非常によく似たキノコですが、こちらは御三家に勝るとも劣らない猛毒菌です。
元々素人のキノコ狩り自体が推奨されたものではないですが、
この付近でのキノコ狩りは絶対にやめといた方がいいやつです……。

ここではテングタケ科のキノコが結構見られるのですが、
本科のキノコは大型で見栄えがして、色や形も美しい種類が多いので、
今後も観察していけたらと思います。

ご心配お掛けしております。
最近は気持ちの方もようやく落ち着いてきたかとも思ったのですが、
突然涙が止まらなくなったりと、安定には程遠い状態です。
いつまでも悲しんでいる訳にはいかないというのも重々承知しているのですけれど、
それでも悲しいものは悲しいのです……仕方ないのです。

何があったのかと言えば、回りくどく書く必要もなく、
友達を亡くしたという、ただそれだけのことなのですけれど。
交通事故でした。
『また明日』と言って別れて、それっきりです。
あまりにも突然だったため実感も無く、街を歩いていれば、
またどこかでばったり会いそうな気さえしていますが、
そんなことが有り得るはずもないということは、自分自身が一番よくわかっている訳で。
あの子はもう世界中の何処にも居ないのです。
仕事中に急に遊びにやって来ては、散々作業の邪魔をしに来て、
邪魔くさいと思ったことも、一度や二度ではありません。
私的には、いつもつるんでるただのアホの子くらいにしか思っていなかったのですが、
こんなことになって初めて、自分の中でどれだけ大きな存在だったのかということに気づかされました。
今更になって、あまりにも遅すぎたのですけれど……。
あれだけ邪魔くさいと思っていたのに、もう二度と来ないとなると、
寂しくて仕方がないのです……。

今日あるものが、明日もあるとは限らない。
典型的なメメント・モリやカルペ・ディエムの刹那主義を表す月並みな言葉ですし、
そんなことは解っていると、誰もが考えたことはあるかと思うのですが、
現代の平和な国の日常の中、実際にそのような事が明日起きると想定している人が、
はたしてどれだけ居るというのでしょうか。
今回起こったのは交通事故、寿命や病気による必定の死ではなく、
言ってしまえば不幸な運命の廻り合わせです。
もしかあの日、最近の無駄に暑い天気についての世間話でもして引き止めていれば、
このような事は、或いは起きなかったのかもしれません。
"If it could"――タラレバ理論がどこまでも不毛で無意味なことかは解っていますが、
それでも、そう考えずにはいられません。

現代社会で生きている以上、明日は我が身となる可能性はゼロではありません。
ただ、どちらかと言えば自分が死ぬことよりも、自分の大切な人が死ぬことの方が怖いです。
そういう考えが出てくる時点で、この涙も弔いのものではなく、
ただ自分が悲しいから流れているという、とても手前勝手なものだと思うと、
先にも書いた『もしも』と重なって、どうしようもなく酷い自己嫌悪に陥るのです。
今となっては、後に聞かされた『恐怖も痛みも感じる暇は無かっただろう』との言葉が、
唯一の救いだったと信じるのみです。
きっと葬儀も弔いも、こんな風に故人の為と言い聞かせて、
残された人たちが気持ちの整理を付けて納得する為のものなのです、それでいいと思います。

ブログの方も大分休んでしまいましたけれど、いつまでも休んでいる訳にもいかないですし、
少しずつ、また再開していけたらと思います。
今までのようなテンションで書けるかは分かりませんけれど、
この悲しい気持ちも、いつかはきっと時間が癒してくれるはずです。
きっと何時しか雨は止み、夜も明けるはずです。
今は到底信じられなくとも、きっとそうです。

タイトルの通りなのですが、しばらくブログの執筆を休止させていただきます。
理由としましては、現在の心理状態的に更新を続けていく事が困難と判断した為です。
別に栽培場が壊滅しただとか、枯死した個体が出ただとか、
そういった理由ではありませんので、そこはご安心ください。
栽培は今まで通り続けていきますので、
気持ちの整理がついて、精神的にも安定したら、その時にはまた更新を再開します。
その時まで、今しばらくお待ちいただけましたら幸いです。
今は少しだけ、休ませてください。
ここ数日あまりにも忙しく、嫌な事ばかりが続いているため心身的に余裕もなく、
文章を書いたり考えたりする余裕もないため、今回の更新はお休みします。
こんな時にいろいろ書いても愚痴っぽくなるだけかと思いますし。
次回までにコンディションが回復していれば、また更新していけるようがんばります。
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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