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ここ数ヵ月体調不良が続いていましたが、ここ数週間本格的にヤバめです。
入院を勧められたりもしたのですが、入院したところで出来ることもないので、
とりあえずは意思を尊重して自宅療養という形に落ち着いています。
……今入院したら、ネペンテスとか全部枯れそうですし。
そう考えると、飼育や栽培ってリスクのある趣味ですよね。



ケヅメリクガメ。
最近すっかり春らしくなったので外に居ることが多いです。
大好物のタンポポの花も食べ放題です。
ちなみにお散歩範囲は私有地のみなので、農薬やら除草剤やらの心配がない場所で、
変なものを食べたりしないように、散歩中は付きっきりで見てますよ……と、予防線を張っておきます。

……爬虫類の散歩って近年のSNSだと炎上案件ですけど、
炎上するのはヘビとかトカゲばっかりで、カメ辺りは逆に面白がられたりしますよね。
やっぱり世間一般のイメージとか偏見によるものなのでしょうか。
以前にサバンナモニターの散歩で炎上した方とか居ましたけど、
きちんとリードを着けていた以上、危険性は犬と何ら変わらないと思うのですが……。

最近だとボールパイソンのお花見での大炎上とかもありましたけど、
やっぱり一般から見れば、蛇なんて恐怖と嫌悪の対象でしかないんだろうなと思うと、少し悲しいですね。
……もっともあれは、今年のクソ寒い時期に地べたに放し飼いにして可哀想、という意見が大多数でしたが。

カメやトカゲ等の昼行性の爬虫類はバスキングという性質があるので、
多少気温が低くても、天気が良ければ体温を上げられるので活動できるのですが、
夜行性のヘビにあの真冬みたいな気温の中はさすがに無理でしょ……。
ただ、さすがにカメでも晴れてるからといって寒い中連れ出すのは無理ですよ。
うちでは気温16度をデッドラインとして、20度前後くらいを目安として屋外飼育しています。
夏なんかで30度を超すと、逆に暑がって木陰から出てこなくなります。

トカゲとかは屋外で疾走されると手が付けられませんが、
リクガメだとどれだけ急いだところで、早歩きで追いつける速さなので、
そういった扱いやすさも、リクガメの散歩が世間から市民権を得るに至る理由なのかもしれませんね。
草食なところもポイント高い気がします、イグアナも草食ですが最近テレビで叩かれてますけど。

最近は仕事関連で気持ちが沈んでダメダメです。
今の自分を自己分析してみたら、何のために生きてるのかよくわからなくなってきました。
私の代わりは居ないとしても、上位互換がいくらでも存在しているのです。
ブログの方も、気付いたら画像用意してないどころか日付変わってましたし。

今回はまた適当に部屋にあるものでお茶を濁してゆきます。
次回辺りにはまたネペンテスについて書いていけたらと思います。
予告しておくとマダガスカリエンシスです。
夏にドライアウトさせましたけど、大分復活してきましたので。



砂漠テラリウムを作ってます。
用途は最近の記事見てたら分かると思います。
照明は100均のLEDなのですが、肉眼で見る分には綺麗なのですが、
カメラを通して見ると、すごいチラチラしています。
中華製なので爆発したりしなけりゃいいんですけど……。



オーバーハングで日陰めいたレイアウトにしてみました。
パタンと倒れて埋まりそうに見えますが、この赤い石、実はかなり大きくて、
ケージ内の1/4以上を占めており、砂の中に大部分が埋まってて先っちょだけ見えてる状態なので、
倒れたりするようなことはないと思います。
普通に砂が流れ込んで埋まることはあると思いますけども。



引き出しに入ってたアンモナイト。
アンモナイトはオウムガイっぽくて好きなんですけれども、
この化石は個人的にあんまり気に入ってなかったやつ。
古いものなのであんまり覚えてないですけど、確か何かのおまけでもらったやつ。
そもそも化石自体が古い時代のものという野暮なツッコミは無しの方向で。

LEDは昼白色を使っていて、肉眼だと砂漠とか、夏の砂浜みたいなギラギラ感が出ているのですが、
カメラを通すと途端に白飛びして全ッ然映えないですね……。
実は隣にはパルダリウムを立ち上げていて、そっちは電球色を使ってみたのですが、
肉眼だと黄味が強すぎるように見えるのですが、カメラを通すと綺麗だったり……。
そっちの方は、まだ植栽も終わってないので、登場はまだ先です。
テラリウムは組むだけで完結してしまうのですが、
パルダリウムは植物が成長することで変化していくのが面白そうです。
そちらの用途も察してください。

気になるネペンテスもいろいろあるのですが、
あまり自由に使えるお金も無いので、余裕が出てきたら導入を考えます。
不安定なことこの上ないネペンテス市場で、その時まで入手可能な状態でいるかといえば、
全くの未知数なのですけれど……。
アンプのブラックミラコーとか、もっとたくさん出回って値段落ち着いたりしないかな……。
ミーハーな人ならたぶんきっと、普及した途端に興味を失うので入手しやすくなりそうですが。

栽培数増やせないのにどうしてスペースの拡張を行う必要があるのかといえば、
導入時は幼苗だった個体も成長につれて大きくなってきて、狭く感じるようになってきたので……。
あんまりみっちり詰め込んで置くのも、いろいろと不便なこととかありますし。

手の空いた時間に少しずつ進めていく予定なので、まだ形にはなっていないのですが、
本格的な屋外栽培に移行する春頃までには完成させていきたいと思います。
そして今気付いたのですが、今日載せる画像が何も無かったです。



N. northiana
水槽栽培環境を構築したので導入しました。
詳しい個体情報は確認してませんが、BEのクローンです。
難物種ってことで成長は遅いのかなって思ってたのですが、
予想に反して葉の展開速度は意外に早いです。

一緒にクチン産のラフレシアナも入れてみたのですが、
今まで葉を一枚展開するのに半年以上掛かっていたのが二週間で展開したり、
たぶんこの個体はノーシアナと同じ環境が正解なんだろうなって思いました。

水槽栽培については、もう少し経過を観察してからいろいろ書いてみます。

身体が重い……。
やるべきことはたくさんあるのに、身体が動きません。
関節に油を注して、背中の発条を巻き直したら、また歯車のように動けるでしょうか。
馬鹿な事を言ってないで、うず高く積み上がったタスクを処理しなくちゃ。



Paralithodes camtschaticus
オホーツク海、ベーリング海、アラスカ湾の北太平洋から、北極海にかけて分布する大型の十脚類。
主に寒い海に生息しますが、駿河湾等の深海部や、ガラパゴス諸島等の南半球のごく一部にも分布します。
学名は主な生息地であるカムチャッカ半島に由来します。
同じ由来を持つ種小名は学名の中では比較的ポピュラーで、
園芸植物としても有名なクロユリの種小名もカムチャッカエンシスです。

……話は逸れましたが、水族館でも北の海コーナーに居る場合が殆どです。
深海コーナーの方に居るのは、Macrocheira kaempferiです。
彼らは近縁ではないとかいうレベルの話ではなく、そもそも生物としての種類が違います。
形は似ていますが、M. kaempferiは純粋なカニの仲間。
P. camtschaticusもカニのように見えますが、実際にはヤドカリの仲間です。
共通しているのは、どちらも見た人から『美味しそう』と言われるくらい。
葛西臨海水族館の入り口に居るマグロ達のような役回りです。

………
……




美味しそう……。
生きて水槽に居る間は生物として見てしまいますが、
こうしてボイルされた姿は完全に食材ですね。
パラリトーデス・カムチャティクスなんて小難しい学名で呼んだところで、
和名で言ってしまえばタラバガニですから。

歩脚に包帯巻いてますけど、折れてるのでお値打ち品らしいです。
いや、それでも十分高いんですけど。
ヤドカリの仲間なので歩脚が一対少ないです。
それじゃ十脚類にならなくない?……という疑問もあるかと思いますが、
甲羅の中に一対隠れています、ジ・Oの隠し腕みたいなものです。
ちなみに隠し腕の部分は可食部が無いので食べられません。
ヤドカリだった頃の痕跡器官らしいですよ。

こんな大きなタラバガニと対峙する機会なんてそうそうないので、
じっくりと観察していきましょう。



顔はやっぱりヤドカリの顔なんですよねー。
カニの顔じゃないですね、これは……。
ヤシガニなんかも同じような顔をしています。
あちらも沖縄では高級食材ですが、乱獲されすぎて大型個体はもう殆ど居ないらしいですよ。
以前に沖縄の森で遭遇したことがありますが、20センチ前後の小型個体でした。
いや、陸棲の甲殻類としてはやばいくらい大きいですけど……。

ちなみにヤシガニの生息地は不自然に分散しており、
この島には居るけど隣の島には居なかったりと、独特の分布をしています。
原因は人間。
食材として狩り尽くされた結果、分布域に空白が出来たという、
当たり前ですがそれだけのお話です。
日本の漁業の暗黒面のお話になりますけど、早い者勝ちで絶滅するまで狩り続けますから。
二ホンウナギが絶滅の危機と言いながらも大量消費している現状を見れば判るでしょう?
養殖ウナギもあれ、野生の稚魚を一網打尽に捕まえて、池で育ててるだけですからね。

話が盛大に逸れた上に愚痴っぽいですね。
気が滅入っていると、言葉が毒々しくなるのは悪い癖だなぁ……。



タラバガニは強い! タラバガニはでかい! タラバガニは海を守ってる!
TARABAGANI is the strongest! TARABAGANI is the largest! TARABAGANI is protecting the sea!

一番よく動かす、一番美味しい部分。
美味しいけど身を取り出すのが大変なんですよね。
ちなみに蟹スプーンの正式名称は、蟹甲殻類大脚部歩脚身取出器具っていうそうですよ。

撮影会の後、この蟹は森野によってバラッバラに解体されて鍋になりました。
傍から見てると関節折ってるだけのようにも見えるのですが、
食べやすい形に分解するのって意外と知識や技術が必要だったりするんですよね。
森野、ウニ以外も捌けたんだなー……。

寒っ……。
もう10月も下旬ですしねー……。
一日曇っていると最高気温13度、最低気温は10度を下回るようになってきました。
本格的な冬になったらジャーキー作ったりも楽しいのですけれど。



とりあえず一通り屋内に取り込みました。
時間が無くてとりあえず突っ込んだだけなので、
鉢増しや植え替え、枯れ葉の整理等々の手入れも進めていきます。

……それと、冬の管理への移行に当たって、吊り鉢は全て地上に降ろしました。
冬の屋内で鉢を吊ったままにしておくと、うちの環境だとドライアウトまっしぐらなので……。
加湿器回してるとか、そんなの関係ないレベルでやばいです。
やっぱり吊り鉢は、周囲が濡れるのも厭わずに水をぶっ掛けられる環境じゃないと危ないです。
霧吹きとかも、一日中植物に付いて居られる訳でもないですし。

今後天候が回復して、昼間の気温が上がったら、
その時はまた日光浴させてあげようかと。

……例にもよって、今日も日没後に画像を用意しているため暗いです。
最近ちょっと、モチベーションが低すぎるような気がするんですよ……。

プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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