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夜は急に涼しいですねー。
それもそのはず、気付けば9月ももう半ば。
昼の残暑は、通常であれば来月くらいまでは続くはずですが、
日没もどんどん早くなって、季節は進んでゆくのですね。
少なくとも去年のように、10月初頭に気温が10度を切るなんてことは、ないはずです。
そんな異常気象が毎年あってたまるもんですか。



N. attenboroughii BE-3693 / Borneo Exotics
いつも元気なアッテンボロギ。
今年は夜温が全然下がらなかったこともあり、夜もミストが稼働してたりで、
全体的に鉢が藻々しくて汚いです……。
高地性種も暑がらせてしまった感があるので、
これからの季節、突然力尽きたりしないかが心配です……。



袋は小さいことを除けば、ほぼほぼアッテンボロギのロワーといった感じ。
翼の部分がギザギザして主張してます。
ただ、やっぱり暑すぎた所為か、次の袋が育っていません。
秋の間に着けてくれたらいいですけど、ちょっと厳しいかも……。
去年は冬の屋内でも着袋していたのですが、
ラジャ系は大きくなるほど袋を着けにくくなりますし……。



最新の葉。
とても大きくはなったのですが、なんだか細くて長い感じ。
おまけに葉質も薄く、あまりいい感じの葉ではないです。
もっとプラスチックのようなガッチガチの葉を出してくれた方が、アッテンボロギらしいです。
思い当たる要因としては、葉の濡れすぎにより蒸散の必要性が少なかったことでしょうか。
先述しましたけど、夜も冷やすためにミスト掛けてましたしねー……。
水槽なんかで密閉栽培すると、よくこんな葉が出てくるイメージです。



頂芽。
なんかひょろ長くて、次の葉も同じようになりそうなのですが……。
夜温は大分下がるようになってきましたし、また丈夫な葉に戻ってくれたらいいのですが。
あんまり軟弱な葉だと、屋内栽培に移行した際の環境変化で傷んでしまいそうです。

台風の影響で、すごい風です。
今年は元々常時風は強めだったのですけれど、今日の関西はその比ではなかったようで……。
風速57メートルってどういうことなんですか……。
中継見てたけど、トラックが吹き飛ばされてましたよ……。
向こうの方の人たちは大丈夫なのでしょうか……。



N. sibuyanensis (d) / Exotica Plants
うちに来てから丸二年近く一切袋を着けていませんでしたが、
最近になって、ようやくの初袋を着けてくれました、しかも二つ。

ちなみに今日は、なんかカメラの調子がめちゃくちゃ悪くて画質がおかしいです。
元々湿度の高い日にはレンズが曇りがちになるのですけれど、
今日はいつも以上にひどくて、真っ白で全然見えない画像も多く、
なんとか写っているものを加工して見やすくしています。
デジカメ買いたいな……。



全然袋は着けてくれないし、やたらと気難しいのですが、
袋の形はなんだかんだで一番美形かも。
シブヤンエンシスで検索して出てくる、ずんぐりむっくりの丸っこい袋に似てます。
元々はあの画像を見て一目惚れした原種なので、理想の形に近いです。
フォームとしてはスクアットに近いのでしょうか。
EPのシブヤン(d)はsquat x largeのシブクロスですし。
本種の袋は本当に千差万別なので、実生選別とかしたら面白いでしょうねー……。



害虫に齧られた最新の葉。
頂芽の方は大丈夫そうです。
なんだかんだでこの子もようやく袋を着けてくれて、今年はもう秋になってしまいますが、
これからはコンスタントに着けてくれるようになると嬉しいです。
ここまでではなかったですが、MTのシブヤンレッドも初袋までは1年近く掛かりましたし、
翌年以降はきちんと着けてくれるようになったので、この子にも期待です。

昼間の気温が40度あるのはまだわかるんですよ。
いや、それでも十分異常なんですけど……。
陽が落ちれば涼しくなるかなって思ったんですけど、
夜温35度ってどういうことなんです……?



N. veitchii bario Akazukin x stripe peristome / Y's Exotics
あんなに楽しみだった夏なのに、蓋を開けてみればクソみたいな環境だった訳ですが、
太平洋沖には既に秋雨前線が待機しており、それももう終わりです。
それによって大気が不安定になっており、突然バケツをひっくり返したような通り雨が降るのですが、
それで少しは世界も冷えたらいいんですけどねー……。

今回登場するのは、そんな環境にも負けずにそれなりに大きくなったビーチ・バリオです。
正直袋の方は酷い出来ですが、着けてるだけまだましな方です。
後ろに見える幼苗の方がいい袋着けてるような気もしますが……。
やっぱり交配種は強いです、水さえ切らさなければどんな環境でも育ちますからね。



リーフジャンプした最新の葉と、袋の蕾。
これから涼しくなったら綺麗な赤い袋になればいいのですけれど……。
株の勢いとしては、先日紹介したボゲリーの方が強いです。
あれ本当にインターメディエイトかよってレベルの耐暑性です。



頂芽は相変わらずの毛深さで、やっぱりビーチなんだなーって思います。
暑いですけどまだまだ展開しそうですし、やっとリーフスパンが12センチを超えそうです。
それより忌々しき事態なのが、表土の苔がことごとく枯れました。
もふもふしててお気に入りだったのに、がっかり感が半端じゃないです……。
一応苔の生き残っている鉢もあるにはあるのですが、ほぼ壊滅状態です。
涼しくなったら一度表土を剥がして、移植した方が今後綺麗になるかもですね……。

最近は植物の世話をじっくりする心理的余裕もなく、
ただ潅水するだけの日々が続いていたのですが、やってしまいました。



N. madagascariensis
棚の位置の関係上ミストが当たらず、基本的には手作業で潅水していたのですが、
ちょうど死角になっていた場所の子に、水が掛かっていなかったようです。
その個体が、よりにもよって湿生ネペンテス代表のマダガスカリエンシス。
腰水が切れただけで萎びるのに、気付いたときにはパッサパサになっていました。
見た瞬間に枯れてると確信したのですが、一応水を掛けてみたところ、
元通りとまではいきませんでしたが、なんとか生きていたようです。
本当に、ドライアウトさせるとか栽培者失格ですよ……。



マダガスカリエンシスの特徴として、小さいうちから脇芽が大量に出るのですが、
脇芽の方は主茎に比べたらダメージは小さいようです。
一つくらい切り取って挿しておいたら、保険にはなりそうですけれど、
そもそもこのような事態を起こすこと自体に問題があるわけで……。



主茎の方は生きてはいたものの、ダメージが大きすぎたので切ろうかとも思ったのですが、
頂芽を見れば、まだなんとかやっていけそうな感じもします。
とりあえずは、しばらく様子見でしょうか。
それにしても害虫の発生やら何やらで散々です。
やっぱりネペンテスは、毎日観察して手を掛けてやらないとダメですね……。
今後はこのようなことがないように、気を付けていきたいところです。

ツクツク法師も鳴き始めて、今年の夏も終わりに近付いてきました。
気温的にはまだまだ終わりそうもないですけれど……。



N. vogelii BE-3256 / Borneo Exotics
前回の登場も割と近かったような気がするのですが、
二段階ほどリーフジャンプして一気に大きくなりました。
今年の夏の暑さの所為でしょうか。
ボゲリーはインターメディエイトですが、暑さに強く寒さに弱いという、
どちらかと言えば低地性種に近い性質を持っています。



葉っぱは大きくなったのですが、袋の方は今一つな感じ。
さすがにちょっと暑すぎるのかもしれません。
高地性種も暑がって袋を着けなくなっているので、
暑さの盛りの時期だけは、ミスト直撃の場所でよく冷えるようにした方がいいかもしれません。



頂芽と最新の葉。
本当にここ1ヶ月で一気に大きくなりました。
あと、用土がかなり劣化しつつあります。
一時期使っていた用土で、無機用土にピートモスを少し混ぜて、
有機と無機のいいとこどりしてみようと試みた時期があって、たぶんその時の用土だと思うのですが、
成長は無機と変わらず、ただ劣化が早くなっただけという結果に終わりました。
世の中そう上手くいかないものなのです。
晩秋から初冬の頃にかけて、植え替えていこうかと思います。

プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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