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先週から体調がとんでもなく悪いです。
ずっと喉が痛く風邪気味だったのですが、市販の風邪薬で様子を見ていたところ、どんどん悪化。
風邪ひいてるのに氷点下での水仕事や、連日深夜遅くまで作業していた私にも問題があるのですが、
完全にこじらせモードでバタンキューです……肺炎とかなったら洒落になりません。
これなら最初から素直に病院行っとけばよかった……。
N. aristolochioides x ventricosa BE-3447 / Borneo Exotics
数年管理してみて、実体験から分かってきたことを書いてみます。
中にはそんなの当たり前……という内容も多々ありますが、自分用に、忘備録として。
例としてアリストリコーサを出していますが、まずは吊り鉢について。
吊り鉢と素焼き鉢の相性は、基本的によくないです。
前回も書きましたが、特に蒸散量の多い個体との相性は最悪です。
なぜかといえば、乾きすぎてしまうのです。
常にミストが掛かり、朝晩2回の潅水ができる環境……要するに夏の屋外栽培ですが、
そのような環境であれば、この乾きすぎもメリットとして昇華できるのですが、
冬の屋内栽培へ移行すると、その通気性と水捌けの良さが全てデメリットとして襲い掛かってきます。
小まめに潅水したところで下葉は枯れ上がり、袋の寿命は極端に縮み、
明らかに用土の水分量不足の症状がもろに出てきます。
吊り鉢にする子には、駄温鉢を使うべきということがわかりました。
N. rajah Thomas Alt clone / Y's Exotics
次は有機用土について。
上記のアリストリコーサの比較栽培でもわかったことですが、
有機用土に植えた個体は、たしかに成長度合いがとてもいいです。
ただ、やっぱり有機質を多分に含んでいるせいか、劣化は結構早いです。
あと蟲も湧いてきます、特にヤスデの類。
これらがネペンテスに対して何か悪さをしているかは不明ですが、
見ていて気分のいいものではないことは確かです。
これらが分解者として用土の劣化を早めているような気もしないでもないですが……。
対策といえば、やっぱり無機用土に比べて短いスパンで植え替えていくしかないと思います。
水苔と違って植え替えても根は比較的傷めにくいですし。
N. attenboroughii BE-3693 / Borneo Exotics
前回載せそびれたアッテンボロギの植え替え後の様子。
あれから数日経ちましたが、新芽は動きを止めずに成長していることから、
一応今のところは、植え替えは成功だったと思います。
実際には春まで置いてみて、暖かくなってからの動き次第な気もしますけれど……。
とにかく、春以降にまた一気に爆発的に大きくなってくれたら嬉しいですね!
ずっと喉が痛く風邪気味だったのですが、市販の風邪薬で様子を見ていたところ、どんどん悪化。
風邪ひいてるのに氷点下での水仕事や、連日深夜遅くまで作業していた私にも問題があるのですが、
完全にこじらせモードでバタンキューです……肺炎とかなったら洒落になりません。
これなら最初から素直に病院行っとけばよかった……。
N. aristolochioides x ventricosa BE-3447 / Borneo Exotics
数年管理してみて、実体験から分かってきたことを書いてみます。
中にはそんなの当たり前……という内容も多々ありますが、自分用に、忘備録として。
例としてアリストリコーサを出していますが、まずは吊り鉢について。
吊り鉢と素焼き鉢の相性は、基本的によくないです。
前回も書きましたが、特に蒸散量の多い個体との相性は最悪です。
なぜかといえば、乾きすぎてしまうのです。
常にミストが掛かり、朝晩2回の潅水ができる環境……要するに夏の屋外栽培ですが、
そのような環境であれば、この乾きすぎもメリットとして昇華できるのですが、
冬の屋内栽培へ移行すると、その通気性と水捌けの良さが全てデメリットとして襲い掛かってきます。
小まめに潅水したところで下葉は枯れ上がり、袋の寿命は極端に縮み、
明らかに用土の水分量不足の症状がもろに出てきます。
吊り鉢にする子には、駄温鉢を使うべきということがわかりました。
N. rajah Thomas Alt clone / Y's Exotics
次は有機用土について。
上記のアリストリコーサの比較栽培でもわかったことですが、
有機用土に植えた個体は、たしかに成長度合いがとてもいいです。
ただ、やっぱり有機質を多分に含んでいるせいか、劣化は結構早いです。
あと蟲も湧いてきます、特にヤスデの類。
これらがネペンテスに対して何か悪さをしているかは不明ですが、
見ていて気分のいいものではないことは確かです。
これらが分解者として用土の劣化を早めているような気もしないでもないですが……。
対策といえば、やっぱり無機用土に比べて短いスパンで植え替えていくしかないと思います。
水苔と違って植え替えても根は比較的傷めにくいですし。
N. attenboroughii BE-3693 / Borneo Exotics
前回載せそびれたアッテンボロギの植え替え後の様子。
あれから数日経ちましたが、新芽は動きを止めずに成長していることから、
一応今のところは、植え替えは成功だったと思います。
実際には春まで置いてみて、暖かくなってからの動き次第な気もしますけれど……。
とにかく、春以降にまた一気に爆発的に大きくなってくれたら嬉しいですね!
先日は日中とても暖かい、小春日和になりました。
気温は17度にまで上がって冷たい北風も吹かず。
外では天道虫や、蝶々が飛んでいるのも見かけたり。
もうずっと、こんな穏やかな天気が続いたらいいのに、そう思ったのに。
時期外れの暖かな日の反動か、現在世界は寒波の底にあるのでした。
今朝外に置いてあるバケツ見たら、4センチくらいの厚みの氷張ってましたし……。
1月にネペンテスが屋外に並んでいるというのも奇妙な光景です。
でも、この日は本当に暖かかったのです……。
いつも通りの分厚い外套なんて着たら、汗をかいてしまうくらい。
日が傾く前にさっさとしまいましたが、やっぱり外での水遣りは本当に楽です……。
N. attenboroughii BE-3693 / Borneo Exotics
こんな陽気も珍しいので、せっかくなので植え替えたかった子を植え替えてきました。
今回植え替えたのはアッテンボロギ。
このサイズのアッテンボロギの根なんて、そうそう見られるものでもない気がします。
見た感じは結構伸びてますが、思ったほどではなかった感じ。
意外に根鉢になるほどは伸びないのですねー。
今回5号鉢にしたので、しばらくは根を伸ばすスペースの問題はなくなりそう。
屋外栽培に移る4月には養生も終わってると思いますので、また大きく育ってほしいところです。
……と、ここで問題発生。
植え付け完了後の写真撮ってなかった……。
と、とりあえずは恙なく無事に終わりましたので安心です。
植え付け完了後のアッテンボロギの御姿は、後日お見せできれば……。
寒波到来中の今、昼間は風が無くても空気は冷たく深々と冷え込み、
夜ともなれば、それはもう意味がわからないくらいに冷えます。
そういえば、今年もまた蛇口が凍って破裂しました。
去年直したばっかりなのに……。
ただ、この寒波も週明けには落ち着くらしく、来週にはまた日中暖かくなる日も来るかもとの予報。
そうなれば、他にも植え替えたい子がいるのですよね。
具体的にはアリストリコーサとバーエド。
前者は用土が傷んできたことに加えて両者に共通するのは、
高地性交配種なので通気性を重視して素焼き鉢にしたのですが、
両種共に蒸散量が半端じゃなく、潅水してもすぐに用土がカラッカラになってしまいます。
これ、たぶん素焼き鉢よりも駄温鉢とかの方が向いてるんじゃないかなって思います。
鉢のサイズも5号鉢くらいにした方がいい気がします。
アリストリコーサの方は、もういっそ6号鉢とかでも……。
気温は17度にまで上がって冷たい北風も吹かず。
外では天道虫や、蝶々が飛んでいるのも見かけたり。
もうずっと、こんな穏やかな天気が続いたらいいのに、そう思ったのに。
時期外れの暖かな日の反動か、現在世界は寒波の底にあるのでした。
今朝外に置いてあるバケツ見たら、4センチくらいの厚みの氷張ってましたし……。
1月にネペンテスが屋外に並んでいるというのも奇妙な光景です。
でも、この日は本当に暖かかったのです……。
いつも通りの分厚い外套なんて着たら、汗をかいてしまうくらい。
日が傾く前にさっさとしまいましたが、やっぱり外での水遣りは本当に楽です……。
N. attenboroughii BE-3693 / Borneo Exotics
こんな陽気も珍しいので、せっかくなので植え替えたかった子を植え替えてきました。
今回植え替えたのはアッテンボロギ。
このサイズのアッテンボロギの根なんて、そうそう見られるものでもない気がします。
見た感じは結構伸びてますが、思ったほどではなかった感じ。
意外に根鉢になるほどは伸びないのですねー。
今回5号鉢にしたので、しばらくは根を伸ばすスペースの問題はなくなりそう。
屋外栽培に移る4月には養生も終わってると思いますので、また大きく育ってほしいところです。
……と、ここで問題発生。
植え付け完了後の写真撮ってなかった……。
と、とりあえずは恙なく無事に終わりましたので安心です。
植え付け完了後のアッテンボロギの御姿は、後日お見せできれば……。
寒波到来中の今、昼間は風が無くても空気は冷たく深々と冷え込み、
夜ともなれば、それはもう意味がわからないくらいに冷えます。
そういえば、今年もまた蛇口が凍って破裂しました。
去年直したばっかりなのに……。
ただ、この寒波も週明けには落ち着くらしく、来週にはまた日中暖かくなる日も来るかもとの予報。
そうなれば、他にも植え替えたい子がいるのですよね。
具体的にはアリストリコーサとバーエド。
前者は用土が傷んできたことに加えて両者に共通するのは、
高地性交配種なので通気性を重視して素焼き鉢にしたのですが、
両種共に蒸散量が半端じゃなく、潅水してもすぐに用土がカラッカラになってしまいます。
これ、たぶん素焼き鉢よりも駄温鉢とかの方が向いてるんじゃないかなって思います。
鉢のサイズも5号鉢くらいにした方がいい気がします。
アリストリコーサの方は、もういっそ6号鉢とかでも……。
南向きの室内は暖かいのですが、一歩外へ出れば吹き荒ぶ木枯らしが冷たいです。
部屋に居ても聞こえてくる風息の音は、なんだか不安になる音色ですね。
びひゅおうおうおうおうひゅうおうおうおうおうおう。
―――世界的迷子だ。
N. sibuyanensis (d) / Exotica Plants
EP産シブヤンエンシスについて本気出して考えてみました。
まずは観察です。
根元を見たところ、どうやら根が結構傷んでいる様子。
その原因について……。
そういえば他の袋を着けているシブヤンとは明確に違うところがあります。
他のシブヤンは、他の大多数のネペンテスと同じ通常の無機用土で植え付けてあるのですが、
このEPシブヤンは元々植わっていた軽石主体の用土を使用しています。
さらに水捌けがよくなるような加工をした素焼き鉢に植えていました。
思えば、これが問題だったのではないかと……。
本個体が導入時に元々植わっていたのは、ポリポットでした。
あの用土は本来通気性のない鉢に使うべきものだったんじゃないかなって……。
それによって用土中の水分量が足りず、過度の乾燥によって根が傷んだのではないかと。
さらには粒の大きな軽石によって用土中の隙間が大きかったことも災いして、
しっかり根を張ることができなかったんじゃないかなって……。
そう結論付けましたので、問題を解決すべく植え替えを敢行したのでした。
高地性ネペンテスの植え替え適期は12月頃なので、少し時期は過ぎているのですが、
本格的に屋外栽培へと移行する4月までに十分な時間があることに加え、
低地性種用の温室内は環境が安定しているので、そこで養生させようかと。
鉢から抜いてみました。
やっぱり根はあまり伸びてないですねー……。
袋を形成するに足りる根がなかったことが、ずっと袋を着けてくれなかった主原因な気がします。
問題は、意外になくはないんだって気がつきました。
使用するのは5号鉢。
4号鉢に比べると容積の増加から水捌けや通気性は悪くなっていますので、底抜き鉢にします。
用土はいつもの無機用土なので、ちょうどいいんじゃないかなって。
ただ、5号鉢はまだあまり使っておらず、使っているのも通常仕様なので、
使用感についてはまだよくわかっていないことも多く……。
5号鉢については次回詳しく書いてみることにするとして、
今回のシブヤンエンシスが、5号鉢運用の試金石になってくれたらいいなって思います。
植え付け完了です。
これで軽石主体ではなく、通常の無機用土となりました。
そういえば去年の下半期以降は栽培スペースの問題もあって全く導入していなかったので、
ネペンテスを植え付ける作業はかなり久しぶりですねー。
植え替え直後はバイタルV-RNAでケアしておきます。
価格的に気軽に使えるものでもないですが、輸入順化や植え替えの安心感が段違いです。
不調の所見と植え替えの判断が正しかったのか、それは春以降になれば解ること。
何が正しかったのかは、全て後の歴史が決めてくれるのです。
せっかくなので、後で答え合わせしてみましょう。
それはさておいて、やっぱり植え替え作業は楽しいですねー。
高額苗や希少種なんかだと怖くてビクビクしながら作業してますが。
なんだかんだで今年の梅雨頃には2周年を迎えて、屋外栽培も3期目に入るわけです。
やっぱり、そろそろ植え替えが必要になってくる鉢も出てくるわけで。
今年の目標である、今居る子たちを大きくするためにも、
狭くなりそうな子は、今のうちに鉢増ししておいた方がいいかもしれません。
部屋に居ても聞こえてくる風息の音は、なんだか不安になる音色ですね。
びひゅおうおうおうおうひゅうおうおうおうおうおう。
―――世界的迷子だ。
N. sibuyanensis (d) / Exotica Plants
EP産シブヤンエンシスについて本気出して考えてみました。
まずは観察です。
根元を見たところ、どうやら根が結構傷んでいる様子。
その原因について……。
そういえば他の袋を着けているシブヤンとは明確に違うところがあります。
他のシブヤンは、他の大多数のネペンテスと同じ通常の無機用土で植え付けてあるのですが、
このEPシブヤンは元々植わっていた軽石主体の用土を使用しています。
さらに水捌けがよくなるような加工をした素焼き鉢に植えていました。
思えば、これが問題だったのではないかと……。
本個体が導入時に元々植わっていたのは、ポリポットでした。
あの用土は本来通気性のない鉢に使うべきものだったんじゃないかなって……。
それによって用土中の水分量が足りず、過度の乾燥によって根が傷んだのではないかと。
さらには粒の大きな軽石によって用土中の隙間が大きかったことも災いして、
しっかり根を張ることができなかったんじゃないかなって……。
そう結論付けましたので、問題を解決すべく植え替えを敢行したのでした。
高地性ネペンテスの植え替え適期は12月頃なので、少し時期は過ぎているのですが、
本格的に屋外栽培へと移行する4月までに十分な時間があることに加え、
低地性種用の温室内は環境が安定しているので、そこで養生させようかと。
鉢から抜いてみました。
やっぱり根はあまり伸びてないですねー……。
袋を形成するに足りる根がなかったことが、ずっと袋を着けてくれなかった主原因な気がします。
問題は、意外になくはないんだって気がつきました。
使用するのは5号鉢。
4号鉢に比べると容積の増加から水捌けや通気性は悪くなっていますので、底抜き鉢にします。
用土はいつもの無機用土なので、ちょうどいいんじゃないかなって。
ただ、5号鉢はまだあまり使っておらず、使っているのも通常仕様なので、
使用感についてはまだよくわかっていないことも多く……。
5号鉢については次回詳しく書いてみることにするとして、
今回のシブヤンエンシスが、5号鉢運用の試金石になってくれたらいいなって思います。
植え付け完了です。
これで軽石主体ではなく、通常の無機用土となりました。
そういえば去年の下半期以降は栽培スペースの問題もあって全く導入していなかったので、
ネペンテスを植え付ける作業はかなり久しぶりですねー。
植え替え直後はバイタルV-RNAでケアしておきます。
価格的に気軽に使えるものでもないですが、輸入順化や植え替えの安心感が段違いです。
不調の所見と植え替えの判断が正しかったのか、それは春以降になれば解ること。
何が正しかったのかは、全て後の歴史が決めてくれるのです。
せっかくなので、後で答え合わせしてみましょう。
それはさておいて、やっぱり植え替え作業は楽しいですねー。
高額苗や希少種なんかだと怖くてビクビクしながら作業してますが。
なんだかんだで今年の梅雨頃には2周年を迎えて、屋外栽培も3期目に入るわけです。
やっぱり、そろそろ植え替えが必要になってくる鉢も出てくるわけで。
今年の目標である、今居る子たちを大きくするためにも、
狭くなりそうな子は、今のうちに鉢増ししておいた方がいいかもしれません。
今年も始まって1週間が経ちました。
私は今でも日付を書くとき、癖で2017と書きそうになりますが、やがては慣れてゆくのでしょうね。
7日といえば七草粥、正月明けに食べる大して美味しくないもの代表です。
畑に生えてた草を観察してみたところ、3種類くらいは見つかりました。
別に収穫はしなかったですけれど……。
カブに大根、セリ辺りまでならまだ分かるのですが、
ホトケノザにぺんぺん草なんてもう完全に雑草じゃないですかー、やだー!
† N. ventricosa classic
挿し穂として導入した在来系ベントリコーサでしたがダメでしたね……、とても残念です。
また機会があれば再導入したいところですが、高いんですよね在来系……。
挿し穂はお値段控えめですが、また活着失敗したら元も子もないですし、
次に買うときは、きちんと発芽発根した苗の状態のものにしようと思います。
それはさて置いて、どうしてこんな枯れ果てた状態の挿し穂を大事に維持しているのかというと……。
N. sp.
鉢の隅からなんか生えてきました。
最初は雑草かとも思ったのですが、この葉の質感、先端の捕虫袋めいたもの、
どこからどう見ても、明らかにネペンテスですよね……?
なら、この正体はなんなのかという考察についてです。
最初に思い付くであろうは、この鉢に元々挿されていた在来系ベントリコーサ説。
そうだったら大変嬉しいのですが、個人的にはまず有り得ないと思います。
まず、この挿し穂ですが、たくさん増やすことを念頭に細切れにして作られており、
用土に埋もれた部位に成長点となる潜在芽はありません。
また、挿し穂からこんなにも離れた位置に発芽することも非常に考えにくいです。
挿し木苗にしては、あまりにも小さすぎますし。
次に考えられるのは、なんらかのこぼれ種。
サイズ的にも、なんか実生苗っぽいですし。
ただ、うちに居るのはまだまだ開花には程遠い小苗ばかり。
開花した子は雄花ばかりでしたし、そもそも今期は花芽の段階で切ってます。
……実を言えば、種子の導入もしたことはあるのですが、
基本的には種子の状態で購入したものは全てが"しいな"ばっかりで、
発芽能力があると思えるものは一つもありませんでした。
長々と論じてみましたけれど、結局わかったことといえば、
何も分からないということだけが解っただけだったのでした。
結局このネペンテス、何者なんです……?
大きく育ててみれば判ることもあるのかもしれませんが、
このサイズの超極小苗、しかも1本しかないのを育てられるのか……。
リーフスパンは約5ミリ、一昨年導入したラジャやローウィよりも格段に小さいです。
枯らしてしまえば正体は永遠にわからなくなってしまいますし、
なんとか種の判別ができる程度には育ててみたいところです。
難しそうですが……。
N. jamban BE-3276 / Borneo Exotics
やっと袋が完成しそうです、長かった……。
でも、冬でも袋を着けてくれるのはいいですね。
ちなみにDavid個体の方はといえば、この子の倍以上の速度で成長しています。
倍とは言っても冬なので早くはないですけれど……。
ギザギザリップのジャンバンの方が、在来系の丸いジャンバンより成長が早いとのことですが、
それらの特徴にたしかに符合しますねー。
今年中には、挿し木にして増殖を狙っていけるくらいに育ってくれたら嬉しいです。
ジャンバンは殖えたら送りたい方がいますので……。
私は今でも日付を書くとき、癖で2017と書きそうになりますが、やがては慣れてゆくのでしょうね。
7日といえば七草粥、正月明けに食べる大して美味しくないもの代表です。
畑に生えてた草を観察してみたところ、3種類くらいは見つかりました。
別に収穫はしなかったですけれど……。
カブに大根、セリ辺りまでならまだ分かるのですが、
ホトケノザにぺんぺん草なんてもう完全に雑草じゃないですかー、やだー!
† N. ventricosa classic
挿し穂として導入した在来系ベントリコーサでしたがダメでしたね……、とても残念です。
また機会があれば再導入したいところですが、高いんですよね在来系……。
挿し穂はお値段控えめですが、また活着失敗したら元も子もないですし、
次に買うときは、きちんと発芽発根した苗の状態のものにしようと思います。
それはさて置いて、どうしてこんな枯れ果てた状態の挿し穂を大事に維持しているのかというと……。
N. sp.
鉢の隅からなんか生えてきました。
最初は雑草かとも思ったのですが、この葉の質感、先端の捕虫袋めいたもの、
どこからどう見ても、明らかにネペンテスですよね……?
なら、この正体はなんなのかという考察についてです。
最初に思い付くであろうは、この鉢に元々挿されていた在来系ベントリコーサ説。
そうだったら大変嬉しいのですが、個人的にはまず有り得ないと思います。
まず、この挿し穂ですが、たくさん増やすことを念頭に細切れにして作られており、
用土に埋もれた部位に成長点となる潜在芽はありません。
また、挿し穂からこんなにも離れた位置に発芽することも非常に考えにくいです。
挿し木苗にしては、あまりにも小さすぎますし。
次に考えられるのは、なんらかのこぼれ種。
サイズ的にも、なんか実生苗っぽいですし。
ただ、うちに居るのはまだまだ開花には程遠い小苗ばかり。
開花した子は雄花ばかりでしたし、そもそも今期は花芽の段階で切ってます。
……実を言えば、種子の導入もしたことはあるのですが、
基本的には種子の状態で購入したものは全てが"しいな"ばっかりで、
発芽能力があると思えるものは一つもありませんでした。
長々と論じてみましたけれど、結局わかったことといえば、
何も分からないということだけが解っただけだったのでした。
結局このネペンテス、何者なんです……?
大きく育ててみれば判ることもあるのかもしれませんが、
このサイズの超極小苗、しかも1本しかないのを育てられるのか……。
リーフスパンは約5ミリ、一昨年導入したラジャやローウィよりも格段に小さいです。
枯らしてしまえば正体は永遠にわからなくなってしまいますし、
なんとか種の判別ができる程度には育ててみたいところです。
難しそうですが……。
N. jamban BE-3276 / Borneo Exotics
やっと袋が完成しそうです、長かった……。
でも、冬でも袋を着けてくれるのはいいですね。
ちなみにDavid個体の方はといえば、この子の倍以上の速度で成長しています。
倍とは言っても冬なので早くはないですけれど……。
ギザギザリップのジャンバンの方が、在来系の丸いジャンバンより成長が早いとのことですが、
それらの特徴にたしかに符合しますねー。
今年中には、挿し木にして増殖を狙っていけるくらいに育ってくれたら嬉しいです。
ジャンバンは殖えたら送りたい方がいますので……。
今年も始まって三が日、正月気分もまだまだ抜けてません。
仕事もタスクもまだまだうず高く山積みですが、今年もがんばっていきましょう。
クリスマスに年末年始の豪華な食事もおいしくて、英気も養いましたし。
ただ、消化器には確実にダメージがいってると思うのですが……!
N. ampullaria Sulawesi highland
去年もでしたが、今年も新年最初の記事は、アンプラリアで書いていこうかと思います。
前回の年末スペシャルにもちらっと登場しましたが、去年から比べると結構しっかり育ちました。
袋もアンプラリアらしい形ですし、見てて不安になるような感じもありません。
これは去年から着いてた袋。
去年とはいっても、夏頃から着けてた袋なので、かなり長持ちです。
多少表面がくたびれた感じはありますが、まだまだ綺麗で現役な感じ。
古くなっても色も模様も出ずに、あくまで緑一色の無地を貫いてゆくスタイル。
そういうの、嫌いじゃないです。
こちらは最近開いた最新の袋。
やっぱり新しい方が、黄緑色が鮮やかで瑞々しい感じ。
たた、サイズは多少小さくなりました。
去年の夏後半からの天候不順も効いてる感じはありますが、
去年屋内栽培に移行した際にも袋は小さくなりましたので、日照量が減少したのが原因と思われます。
アンプラリアは日陰でも育つイメージが強いですが、あくまで耐えられるだけで、
実際には日照大好きで、強い光に当てた方が大きな袋を着けてくれます。
もちろん低日照に慣れた個体をいきなり強光下に曝せば、一気に葉焼けして枯死するリスクが高いですが。
最新の葉と新芽。
まだまだ時間は掛かりそうですが、次の袋もしっかり着けそうです。
面白いのが、普段よく見るアンプラリアとは葉の形が大きく違います。
本種はスラウェシ産らしいので、地域差異のようなものがあるのかもしれません。
アンプラリア自体分布が広く、様々なフォームが存在していますし。
N. ampullaria williams Red x Herlequin / Borneo Exotics
こちらは赤いアンプラリア。
スラウェシ高地系に比べると、葉の切先が尖っています。
ただ、袋の形はどちらもやっぱりアンプラリアですねー。
袋の胴の表面の質感は、ビロード状で綺麗です。
葉の色とのコントラストもいいですねー。
最新の葉と新芽。
去年は冬の間に続々とリーフジャンプして株が大型化したのですが、
今年は大きくなってはいるものの、成長度合いは穏やかな感じ。
たぶんあまり手を掛けられていないからだと思います……。
やっぱり手を掛ければ、それだけ応えてくれるのですね。
冬のうちに植え替えて時期の屋外栽培に備えようかと思っていましたが、
やっぱり植え替えはセオリー通りに梅雨時くらいにしようかと思います。
水とかも冷たいですしね。
仕事もタスクもまだまだうず高く山積みですが、今年もがんばっていきましょう。
クリスマスに年末年始の豪華な食事もおいしくて、英気も養いましたし。
ただ、消化器には確実にダメージがいってると思うのですが……!
N. ampullaria Sulawesi highland
去年もでしたが、今年も新年最初の記事は、アンプラリアで書いていこうかと思います。
前回の年末スペシャルにもちらっと登場しましたが、去年から比べると結構しっかり育ちました。
袋もアンプラリアらしい形ですし、見てて不安になるような感じもありません。
これは去年から着いてた袋。
去年とはいっても、夏頃から着けてた袋なので、かなり長持ちです。
多少表面がくたびれた感じはありますが、まだまだ綺麗で現役な感じ。
古くなっても色も模様も出ずに、あくまで緑一色の無地を貫いてゆくスタイル。
そういうの、嫌いじゃないです。
こちらは最近開いた最新の袋。
やっぱり新しい方が、黄緑色が鮮やかで瑞々しい感じ。
たた、サイズは多少小さくなりました。
去年の夏後半からの天候不順も効いてる感じはありますが、
去年屋内栽培に移行した際にも袋は小さくなりましたので、日照量が減少したのが原因と思われます。
アンプラリアは日陰でも育つイメージが強いですが、あくまで耐えられるだけで、
実際には日照大好きで、強い光に当てた方が大きな袋を着けてくれます。
もちろん低日照に慣れた個体をいきなり強光下に曝せば、一気に葉焼けして枯死するリスクが高いですが。
最新の葉と新芽。
まだまだ時間は掛かりそうですが、次の袋もしっかり着けそうです。
面白いのが、普段よく見るアンプラリアとは葉の形が大きく違います。
本種はスラウェシ産らしいので、地域差異のようなものがあるのかもしれません。
アンプラリア自体分布が広く、様々なフォームが存在していますし。
N. ampullaria williams Red x Herlequin / Borneo Exotics
こちらは赤いアンプラリア。
スラウェシ高地系に比べると、葉の切先が尖っています。
ただ、袋の形はどちらもやっぱりアンプラリアですねー。
袋の胴の表面の質感は、ビロード状で綺麗です。
葉の色とのコントラストもいいですねー。
最新の葉と新芽。
去年は冬の間に続々とリーフジャンプして株が大型化したのですが、
今年は大きくなってはいるものの、成長度合いは穏やかな感じ。
たぶんあまり手を掛けられていないからだと思います……。
やっぱり手を掛ければ、それだけ応えてくれるのですね。
冬のうちに植え替えて時期の屋外栽培に備えようかと思っていましたが、
やっぱり植え替えはセオリー通りに梅雨時くらいにしようかと思います。
水とかも冷たいですしね。
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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