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今年も始まって1週間が経ちました。
私は今でも日付を書くとき、癖で2017と書きそうになりますが、やがては慣れてゆくのでしょうね。
7日といえば七草粥、正月明けに食べる大して美味しくないもの代表です。
畑に生えてた草を観察してみたところ、3種類くらいは見つかりました。
別に収穫はしなかったですけれど……。
カブに大根、セリ辺りまでならまだ分かるのですが、
ホトケノザにぺんぺん草なんてもう完全に雑草じゃないですかー、やだー!
† N. ventricosa classic
挿し穂として導入した在来系ベントリコーサでしたがダメでしたね……、とても残念です。
また機会があれば再導入したいところですが、高いんですよね在来系……。
挿し穂はお値段控えめですが、また活着失敗したら元も子もないですし、
次に買うときは、きちんと発芽発根した苗の状態のものにしようと思います。
それはさて置いて、どうしてこんな枯れ果てた状態の挿し穂を大事に維持しているのかというと……。
N. sp.
鉢の隅からなんか生えてきました。
最初は雑草かとも思ったのですが、この葉の質感、先端の捕虫袋めいたもの、
どこからどう見ても、明らかにネペンテスですよね……?
なら、この正体はなんなのかという考察についてです。
最初に思い付くであろうは、この鉢に元々挿されていた在来系ベントリコーサ説。
そうだったら大変嬉しいのですが、個人的にはまず有り得ないと思います。
まず、この挿し穂ですが、たくさん増やすことを念頭に細切れにして作られており、
用土に埋もれた部位に成長点となる潜在芽はありません。
また、挿し穂からこんなにも離れた位置に発芽することも非常に考えにくいです。
挿し木苗にしては、あまりにも小さすぎますし。
次に考えられるのは、なんらかのこぼれ種。
サイズ的にも、なんか実生苗っぽいですし。
ただ、うちに居るのはまだまだ開花には程遠い小苗ばかり。
開花した子は雄花ばかりでしたし、そもそも今期は花芽の段階で切ってます。
……実を言えば、種子の導入もしたことはあるのですが、
基本的には種子の状態で購入したものは全てが"しいな"ばっかりで、
発芽能力があると思えるものは一つもありませんでした。
長々と論じてみましたけれど、結局わかったことといえば、
何も分からないということだけが解っただけだったのでした。
結局このネペンテス、何者なんです……?
大きく育ててみれば判ることもあるのかもしれませんが、
このサイズの超極小苗、しかも1本しかないのを育てられるのか……。
リーフスパンは約5ミリ、一昨年導入したラジャやローウィよりも格段に小さいです。
枯らしてしまえば正体は永遠にわからなくなってしまいますし、
なんとか種の判別ができる程度には育ててみたいところです。
難しそうですが……。
N. jamban BE-3276 / Borneo Exotics
やっと袋が完成しそうです、長かった……。
でも、冬でも袋を着けてくれるのはいいですね。
ちなみにDavid個体の方はといえば、この子の倍以上の速度で成長しています。
倍とは言っても冬なので早くはないですけれど……。
ギザギザリップのジャンバンの方が、在来系の丸いジャンバンより成長が早いとのことですが、
それらの特徴にたしかに符合しますねー。
今年中には、挿し木にして増殖を狙っていけるくらいに育ってくれたら嬉しいです。
ジャンバンは殖えたら送りたい方がいますので……。
私は今でも日付を書くとき、癖で2017と書きそうになりますが、やがては慣れてゆくのでしょうね。
7日といえば七草粥、正月明けに食べる大して美味しくないもの代表です。
畑に生えてた草を観察してみたところ、3種類くらいは見つかりました。
別に収穫はしなかったですけれど……。
カブに大根、セリ辺りまでならまだ分かるのですが、
ホトケノザにぺんぺん草なんてもう完全に雑草じゃないですかー、やだー!
† N. ventricosa classic
挿し穂として導入した在来系ベントリコーサでしたがダメでしたね……、とても残念です。
また機会があれば再導入したいところですが、高いんですよね在来系……。
挿し穂はお値段控えめですが、また活着失敗したら元も子もないですし、
次に買うときは、きちんと発芽発根した苗の状態のものにしようと思います。
それはさて置いて、どうしてこんな枯れ果てた状態の挿し穂を大事に維持しているのかというと……。
N. sp.
鉢の隅からなんか生えてきました。
最初は雑草かとも思ったのですが、この葉の質感、先端の捕虫袋めいたもの、
どこからどう見ても、明らかにネペンテスですよね……?
なら、この正体はなんなのかという考察についてです。
最初に思い付くであろうは、この鉢に元々挿されていた在来系ベントリコーサ説。
そうだったら大変嬉しいのですが、個人的にはまず有り得ないと思います。
まず、この挿し穂ですが、たくさん増やすことを念頭に細切れにして作られており、
用土に埋もれた部位に成長点となる潜在芽はありません。
また、挿し穂からこんなにも離れた位置に発芽することも非常に考えにくいです。
挿し木苗にしては、あまりにも小さすぎますし。
次に考えられるのは、なんらかのこぼれ種。
サイズ的にも、なんか実生苗っぽいですし。
ただ、うちに居るのはまだまだ開花には程遠い小苗ばかり。
開花した子は雄花ばかりでしたし、そもそも今期は花芽の段階で切ってます。
……実を言えば、種子の導入もしたことはあるのですが、
基本的には種子の状態で購入したものは全てが"しいな"ばっかりで、
発芽能力があると思えるものは一つもありませんでした。
長々と論じてみましたけれど、結局わかったことといえば、
何も分からないということだけが解っただけだったのでした。
結局このネペンテス、何者なんです……?
大きく育ててみれば判ることもあるのかもしれませんが、
このサイズの超極小苗、しかも1本しかないのを育てられるのか……。
リーフスパンは約5ミリ、一昨年導入したラジャやローウィよりも格段に小さいです。
枯らしてしまえば正体は永遠にわからなくなってしまいますし、
なんとか種の判別ができる程度には育ててみたいところです。
難しそうですが……。
N. jamban BE-3276 / Borneo Exotics
やっと袋が完成しそうです、長かった……。
でも、冬でも袋を着けてくれるのはいいですね。
ちなみにDavid個体の方はといえば、この子の倍以上の速度で成長しています。
倍とは言っても冬なので早くはないですけれど……。
ギザギザリップのジャンバンの方が、在来系の丸いジャンバンより成長が早いとのことですが、
それらの特徴にたしかに符合しますねー。
今年中には、挿し木にして増殖を狙っていけるくらいに育ってくれたら嬉しいです。
ジャンバンは殖えたら送りたい方がいますので……。
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無題
紛れ込むオマケも食虫植物栽培の醍醐味ですね。サラセニアを購入したら別のサラセニアが発芽してきたこともあります。
やっぱりギザギザジャンバンは丈夫ですか。もっと涼しい土地に移住できれば栽培できるのでしょうが、当分は低地性とインターメディエイトに絞ろうと思ってます。南関東なら真冬でも15度以上にキープするのは容易いとわかりましたので。
やっぱりギザギザジャンバンは丈夫ですか。もっと涼しい土地に移住できれば栽培できるのでしょうが、当分は低地性とインターメディエイトに絞ろうと思ってます。南関東なら真冬でも15度以上にキープするのは容易いとわかりましたので。
Re:無題
≫jaz*****さん
湿生の食虫植物だと、結構な確率で用土にモウセンゴケが生えてますよね。
その所為もあってかドロセラの一部の種類は特定外来種に指定されてしまいましたけれど……。
ジャンバンは高地性とは信じられないくらいに耐暑性が強いですね。
かといって低温に弱いということもなく、繊細そうな見た目に反してかなりの強健種です。
ただ、茎が細すぎる所為か挿し木増殖が難しいという記事も見るので、
流通量は全然増えないし、普及するにはまだまだ先は長そうですねー。
湿生の食虫植物だと、結構な確率で用土にモウセンゴケが生えてますよね。
その所為もあってかドロセラの一部の種類は特定外来種に指定されてしまいましたけれど……。
ジャンバンは高地性とは信じられないくらいに耐暑性が強いですね。
かといって低温に弱いということもなく、繊細そうな見た目に反してかなりの強健種です。
ただ、茎が細すぎる所為か挿し木増殖が難しいという記事も見るので、
流通量は全然増えないし、普及するにはまだまだ先は長そうですねー。
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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