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寒っ……。

現在自室の水槽栽培用の環境を構築しているところですが、育成燈ってどうしたらいいんでしょうね。
とりあえずはLEDを予定しているのですが、いろいろ種類があってどれにしたらいいのやら……。
蛍光管型LEDって水槽用の照明器具にも刺さるのでしょうか。
だとしたら、古い器具も使い回せて助かるのですけれど……。

水槽栽培のような密閉栽培はスタンスに反するのですけれど、
低地性種では最難関とされるノーシアナを育ててみたくなったことと、
自生地がノーシアナと同じで、通常の低地性の環境では愚図りっぱなしのラフレを、
試験的に超高湿度の環境に置いてみたいという意図もあり……。

それにしても、今日は本当に寒いですね……。



N. veitchii bario Akazukin x stripe peristome / Y's Exotics
草体だけは立派に育ったビーチ・バリオ。
夏にリーフジャンプして、そのサイズの葉を安定して着けています。
安定しているといえば聞こえはいいですが、それ以降株径は大きくなっていないというのも事実。
また大きな葉っぱを出してくれたらいいですけれど、
この子が大きくなるのは春から秋にかけてなんですよね。
これは、来年に期待かな……。



改めて画像に起こしてみると、本当に酷い袋を着けてますね……。
口は開き切っておらず細長いし、袋まで丸みどころか細長いですし、
色も出ていなければ模様もありません……本当に酷い袋ですね……。
これなら夏以前の方が、株は小さくとも綺麗な袋を着けていました。
おそらくは今夏の災害級の異常すぎる酷暑のダメージを引きずっているのでしょうけれど。
元々の素質はある子なので、来年の春以降には、また綺麗な袋を着けてくれることに期待です。



なんだかんだで次の袋はちゃっかり膨らんできています。
冬の屋内栽培なので、それほど発色も期待はできないのですけれど、
冬に袋を着けてくれているというだけでも、ちょっと嬉しくなったりしますので。



頂芽。
けもけもした毛虫みたいな新芽は、幼い頃からずっとビーチで安心です。
今回の葉っぱも大きくなってくれそう。

ビーチ・バリオの成長速度はと言えば、遅くもないけど早くもない、
気付いたらそれなりに大きくなってる感じです。
そういえば、この子も導入当初は2号ポットにちょこんと植わった極小苗だったのでした。
当時から成長過程を追っていくと、なかなか感慨深いものがあるのです……。



こうして画像で並べてみると、本当にちっちゃいですね!

自室の乾燥があまりにも酷いため、小型の加湿器を設置しました。
ネペンテス用のは以前からあったのですけれど……。
その結果、ずっと痛かった喉の症状が和らいだ気がしました。
心因的な偽薬効果なのかもしれませんが、別にいいんです。
そんなことよりまだ風邪治ってなかったのって話なのですが。



この子誰だっけ……。
大谷さんのところのタグが付いてるのですが、深く刺さりすぎてて見えません。
左沢は植え替えのときに毎回タグ深く刺しすぎなんですよ。
何の躊躇もなく一番奥まで突っ込みますからね……。

ラベル落ちしてるわけではないので、確認しようと思えばいつでもできるのですが、
謎は謎のままにしておいた方が楽しそうなので、このまま育ててみます。



米粒みたいな袋がいくつか着いてますが、ここから推察するのはちょっと無理ですね。
この子が大きく育って特徴が出てきたら、いつか答え合わせをしましょう。



頂芽。
葉の質感は革質っぽいので高地性でしょうか。
元々全然葉も展開せず動かない子だったのですが、最近になって成長し始めました。
この調子で特徴が出てくるまで育ってくれたらいいんですけど。

日頃あんまり観察しない子だから、書くことが全然ないですね。
今は寒波到来でまたしばらく外には出せなさそうですが、他にもいくつか画像を用意したので、
次回からはその子らについて記事にしていけたらと思います。

通気を然程気にせず超高湿度を好む低地性のごく一部の種類の栽培環境の構築のために、
ずっと使っていなかった水槽を引っ張り出したりしたのですが、ほったらかしだった分掃除が大変です。
これ、新しく買った方が早いんじゃないかな……。
60センチ規格のオールガラス水槽なんて今時安いものでしょう?
今洗ってる水槽も、チャムのセールで2000円くらいで買ったやつですし。
……というか水槽洗ってたら、普通にアクアリウムやりたくなりました。
卓上の小型水槽ではなく、ちゃんとソイル敷いて水草植えて水景作るやつ。

……こんな寒い日に外で水使って作業してるから風邪よくならないんですよ。
森野も言ってた。



N. xVentrata
とうとう植え替えてきました。
ちなみにこの行燈支柱、安かったけど死ぬほど使いにくかったです。
やっぱり安かろう悪かろうじゃダメですね……。

本格的にネペンテス栽培を始める前からうちに居る、本当の最古参。
場末のホームセンターでも売っていて、桁違いに丈夫なため、よく雑草と揶揄されますが、
個人的には思い入れも愛着もあって、お気に入りの子だったりします。

真冬だろうが真夏だろうが保温も冷房も必要なく、霜に当てたり蒸し焼きにしたりしなければ枯れず、
そんな過酷に溢れた環境であろうとも気にせずポコポコと袋を鈴生りに着けてくれる、
本当にネペンテスの栽培の楽しさを、初心者にも手軽に教えてくれる優良種です。
ただ生きているという生命力だけでなく袋を着けやすいというのも、
ホムセンネペンに求められる条件なのかもしれませんね。
枯れなくとも袋が着かなかったら、興味の無い方は飽きてしまいますから。

ちなみにこの個体、2015年の暖冬の年に屋外越冬という偉業を成し遂げ生き残りました。
ベントラータの丈夫さを讃えるよりも、私の杜撰な管理を非難すべきところです。



アラタとベントラータはよく似ていて、販売される際にもタグがない場合がほとんどなので、
間違われることが非常に多いのですけれど、ベントラータは襟が角張るので見分けがつきます。
他には蔓が赤く染まるところとか、細かい部分に差異が見られます。

片方枯れてますけど袋はこの二つだけではなく、大量に鈴生りにぶら下がっています。



こちらは別個体……とは言っても挿木の練習がてら増殖した同一遺伝子を持つクローン個体です。
こんな風に、今の時期でも新しい袋が次々作られてゆきます。

脇芽も大量に出てくるのですが、切ったら切っただけ、
主茎もバラバラに分解したら、同じ数だけ増殖します。
まるでプラナリアのようですが、ただ切るだけで増殖するわけではないです。
きちんと切る場所も決まってますし、切ったらきちんと挿しておきます。

同一遺伝子を持っているので比較実験なんかには使い易そうな気もしますが、
正直どんな滅茶苦茶をやっても動じないので、あんまり参考にならない気も……。

ちなみにこの後取り込むのを忘れて、一晩出しっぱなしでした……。
今期一番の冷え込みは過ぎた後だったのでダメージはなかったのですが、
霜に当てられたりたりすると、ベントラータとはいえ、さすがに枯れます。

お気に入りの子ではあるのですが、導入当初から丈夫さゆえに雑に扱われています……。
それでも袋を着けてくれる辺り、いっぱいちゅき♡

風邪が全然よくならないどころか、日に日に悪化の一途を辿っています。
今現在も頭痛が酷くてさっさと寝たい……。
ここ数日は耳閉感や眩暈の症状も出てきたりで……。
それでも仕事は溜まる一方なのが本当に辛い……。
全ての責務を投げ出して、石垣島辺りに移住したい。
そこで私はマンゴー農家として生きていくのです……。
たまには海で釣りなんかしたりで。

……心身共に焦燥し切っているので、多少の妄言は甘く見てくださいね。
ちなみに今回登場する個体は過去イベントの展示品であり、当方の栽培品ではありません。
夜になって今日の分記事にできるだけの画像が何もなかったことに気付いたので……。
タイトルの通り、お茶濁しなのです。



N. palawanensis
2010年、種小名の示す通りパラワンのスルタンピーク、海抜1200m付近で発見された新種です。
ラジャの近縁種であり、形質としてはアッテンボロギに極めて近しい仲間です。
栽培方法はアッテンボロギに準拠するとしたら、一般的な低地寄りのインターメディエイトと同じです。
冷やしても枯れはしませんが、成長はピタリと止まります。
同じ環境で問題なければ一度育ててみたいですね。



N.rafflesiana
古典的な低地性種でありながら、そのバリエーションの豊富さから根強い人気を博すラフレシアナ。
うちにも一鉢居るのですが、これがまたものすごく気難しい個体で全然上手く栽れません。
本種は初心者向けとされていますが、うちでももう少し素直な性質な子を育ててみたいです。

うちの個体は出自を辿れば、元はサラワク州のクチンに行き着きます。
そう、あの低地性種の中でも超難物と名高いノーシアナの自生地のすぐ隣の地区です。
……ということは、ノーシアナ栽培のような環境を構築してみたら案外育つかも?
……なんて仮説を立ててみたり。

ノーシアナの自生地は低地性種の分布域の中でも特に変わった特殊な環境です。
最近は世界の天気予報も簡単に調べることができるのですけれど、
クチンの天気なんていつ見ても清々しいまでに、毎日が雨のち曇り、時々雷雨です。
暑くジメジメした暗い環境、私がいつも忌避している水槽栽培そのまんまの環境ですね。
ラフレシアナも水槽栽培可能な品種の一つですし、試してみるのも悪くないかも。
その辺りの実験と観察結果は、実行したらまとめてみようかと思います。

……画像の個体全然関係ない話でしたね。



N.ampullaria
グランドピッチャーをゴロゴロと着けた素晴らしい個体。
それもそのはず、この個体は土居先生が直々に育てられた個体なのです。
さらに驚くべきはこの個体、挿木してから1年ちょっとしか経ってないらしいんですよ。
まさに神業、栽培技術が違いすぎます……。
一体全体どんな風に育てたら、こんな風に大きくなるのやら。

今年はいろんなところからアンプラリアが作落ち気味との報告を耳にするのですが、
いくら高温多湿を好むアンプラリアとはいえ、際限なく暑さを好むわけではなく、
限度を超えた暑さはダメージにしかならないということが、よくわかりました。
自生地は湿度が高いため、体感温度は非常に高いのですが実際には35度を超えることはなく、
今年の日本の夏のように連日40度を大きく超えるような気候は負担が大きいみたいです。

幸いアンプラリアを含む低地性種は冬でも環境を作りやすいので、
来年に向けて、しっかり養生させてあげたいところです……。

しっかり養生したいのは私も一緒なんですけど……。

風邪、全っ然治らないんですけど……。
喉の痛みだけだったのが、頭痛と鼻詰まりの症状も出てきて……。
調子が悪いと気持ちの方まで滅入ってくるので厄介です。



N. lowii mulu Thomas Alt clone / Y's Exotics
先月登場したローウィですが、一回り大きな葉を着けました。
リーフジャンプと言えるほどの進歩ではありませんが、着実に成長しています。
そして、先月にも登場したことに加えてタイトルの由来にもなっているのですが、
先月の画像と見比べてみたところ、本当に全っ然変わってないんですよ……。
アハ体験より難しいですって実際。



N. lowii Trusmadi seedgrown / Carnivorous and more
アングル合わせてみたらよくわかりますけど、1ミリも動いてないですねこれ……。
撮影時間だけ変えて夕方撮ったって言えば普通に通用しそうですけど、
これ前回から丸1ヶ月以上経ってますからね……。

ローウィの幼苗はとにかく動きが遅く、育てるには途方もない根気が必須となります。
ここで成長を促進させようとあれこれ手を加えると、まず枯れます。
下品な話ですがリーフスパン10センチの個体が5万円以上するのって、これが原因だと思うんですよ。
2センチくらいの極小苗なんかだと2千円以下で買えますしね。
そこから育てるのに掛かる手間と時間を考えたら、
安いからって買い易いとは到底思えないですけど……。
ローウィは産地によって形質の異なる個体が多いですし、
狙った産地の成長した個体が出品される確率を考えたら、
がんばってでもフラスコ由来の幼苗から育てる努力をしなければならないのではないでしょうか。
この先になると盗掘個体やら何やらの話になってくるのですが、
ものすごーく長くなってしまいますので今回は割愛します、体調もよくないですし。
でも、間違ってもそういう個体には、絶対に手を出さないでくださいね。
買い手が居なければ、その手のブラックマーケットは自ずと消滅するのですから。



猛暑で全滅した苔ですが、復活の兆しが見えてきました。
画像では全然わからないのですけれど、緑の新芽が芽吹き始めてきました。
湿度高めに管理しておけば、なんとか再生してくれそうです。
他の鉢の苔も大丈夫だといいのですけれど……。

プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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