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屋外栽培って日当たりも風当たりもいいし、水遣りも周囲を気にしなくていいので楽です。
気にしなさすぎて自分が濡れることも多々ありますが……。
そんな素敵な屋外栽培ですが、そんなに都合よく、いいことだけじゃありません。
やられました。
次回紹介の予定の子だったのですが、最新の葉っぱをバリムシャァされてしまいました。
犯人はハマキムシ。
とてもわかりやすい変異だったので、遠慮なく除去させていただきました。
イモムシの類はやばいですね……、夜盗虫なんか夜毎被害が広がって始末が悪いし、
スズメガの幼虫の食欲なんて、もう悪夢以外の何者でもありません。
ウツボカズラではないのですが、ぶどう棚に潜んだスズメガの芋虫の発見が遅れて、
あっという間に葉っぱを1/3ほど食べられてしまいました……。
こんなのがウツボカズラについた日には、それこそカタストロフィーです。
怖いのはこれだけじゃありません。
汁を吸うタイプの奴ら、アザミウマやウンカの類、アブラムシがこれに相当します。
葉っぱを直接食べられるわけじゃないので被害に気付きにくく、
気付いたときには被害甚大なんてことも……。
うちではよくウンカの幼虫がついているのですが、
手で取ろうとしても、小さい上にすばしっこく跳ね回るため、大抵取り逃がします。
これじゃよくないので、何かしらの薬を使おうかと思うのですが、
どんな薬を使ったらいいか、決めあぐねている状態です……。
さらに怖い奴らが、根に悪さをするタイプ。
コガネムシの幼虫や、線虫の類です。
ある日突然枯れ上がり、鉢から抜いて初めてその存在に気付く様はまさにサイレントキラー。
線虫の一番怖いところは、一度寄生されたら二度と駆除することはできないということ。
根にしかつかないので挿木更新で助かることもあるそうですが、
症状が出た時点で、挿木に耐えられるだけの体力が残されていない場合がほとんどです。
ので、対策は予防に努めるしかありません。
コガネムシは未熟な有機用土や腐葉土の類につきやすく、
線虫は地面に直接鉢を置かず、棚や吊り鉢を利用し、
雨や潅水での泥跳ねの防止で予防できます。
植え替えを嫌うウツボカズラでも、数年に一度は鉢も用土も新しいものに取り換えたり、
挿木などで株を更新することも、大切かもしれませんね。
植物につく害虫とは違うのですが、この季節は蚊が多いのも困ったところ。
手入れをしてると数分であっちこっち痒くなってしまいます。
基本的に食虫植物は害虫に対しては無力ですし、仕方ないですけど……。
害虫とは違うのですが、蜘蛛にもちょっと困ってます。
ハエトリグモみたいな徘徊性の蜘蛛なら、ぴょんぴょんしてるだけでかわいいのですが、
造網性の蜘蛛が多く、袋や葉っぱの周りを蜘蛛の巣だらけにされてしまいます。
ウツボカズラが虫を集める性質を知っててわざとやってるのかもですが、
お願いだから、他所でやってよ………><。
ここまで害虫の話をしてきましたが、
では、屋外栽培に於いて最も恐ろしい存在とは一体なんでしょうか?
答えは人間です。
花盗人……というやつですね。
害虫以下の卑しい人間が、悲しいことに実在します。
食虫植物や多肉植物、蘭の類は一鉢にとんでもない値段がつくことも珍しくありません。
最近の花泥棒は、大鉢だろうとプランターだろうと、丸ごと盗んでいきます。
綺麗だから、珍しいからというさもしい理由で。
そこには希少植物としての価値も、どんな想いで育てていたかも一切関係ありません。
一部の心無い害獣のせいで、通りに面した場所で育てるなんて恐ろしくて到底できません。
本当は、いろんな人に見てほしいのに。
希少植物は自分一人で秘密に通じて、秘密の花園に仕舞いこんで満足するような、
そんな楽しみ方しか、できないのでしょうか……?
自生地での盗掘や密猟の問題が取り沙汰されていますが、
各々の栽培下でもこんな問題に頭を悩ませなければならないなんて、なんだか物悲しいですね……。
……すっかり暗い話になってしまったので、袋の近況を載せてみます。
先日登場したアンプラリア。
前回は襟が開ききっていなかったので、後日撮影してみました。
相変わらずのグリーンリップですが、ストライプが入りました。
大きくなるに従って、全体的に密に入れば素敵な個体になってくれそうです!
以前ちらっと登場した交配種、だいぶ袋も出来てきました。
袋に斑模様も入っていい感じです!
たぶん襟も発達する予定ですが、今の段階ではわからないですねー。
縞々好きなので、ストライプ模様が密に綺麗に入ってくれると嬉しいのですが。
完成までもう一息、ですね!
気にしなさすぎて自分が濡れることも多々ありますが……。
そんな素敵な屋外栽培ですが、そんなに都合よく、いいことだけじゃありません。
やられました。
次回紹介の予定の子だったのですが、最新の葉っぱをバリムシャァされてしまいました。
犯人はハマキムシ。
とてもわかりやすい変異だったので、遠慮なく除去させていただきました。
イモムシの類はやばいですね……、夜盗虫なんか夜毎被害が広がって始末が悪いし、
スズメガの幼虫の食欲なんて、もう悪夢以外の何者でもありません。
ウツボカズラではないのですが、ぶどう棚に潜んだスズメガの芋虫の発見が遅れて、
あっという間に葉っぱを1/3ほど食べられてしまいました……。
こんなのがウツボカズラについた日には、それこそカタストロフィーです。
怖いのはこれだけじゃありません。
汁を吸うタイプの奴ら、アザミウマやウンカの類、アブラムシがこれに相当します。
葉っぱを直接食べられるわけじゃないので被害に気付きにくく、
気付いたときには被害甚大なんてことも……。
うちではよくウンカの幼虫がついているのですが、
手で取ろうとしても、小さい上にすばしっこく跳ね回るため、大抵取り逃がします。
これじゃよくないので、何かしらの薬を使おうかと思うのですが、
どんな薬を使ったらいいか、決めあぐねている状態です……。
さらに怖い奴らが、根に悪さをするタイプ。
コガネムシの幼虫や、線虫の類です。
ある日突然枯れ上がり、鉢から抜いて初めてその存在に気付く様はまさにサイレントキラー。
線虫の一番怖いところは、一度寄生されたら二度と駆除することはできないということ。
根にしかつかないので挿木更新で助かることもあるそうですが、
症状が出た時点で、挿木に耐えられるだけの体力が残されていない場合がほとんどです。
ので、対策は予防に努めるしかありません。
コガネムシは未熟な有機用土や腐葉土の類につきやすく、
線虫は地面に直接鉢を置かず、棚や吊り鉢を利用し、
雨や潅水での泥跳ねの防止で予防できます。
植え替えを嫌うウツボカズラでも、数年に一度は鉢も用土も新しいものに取り換えたり、
挿木などで株を更新することも、大切かもしれませんね。
植物につく害虫とは違うのですが、この季節は蚊が多いのも困ったところ。
手入れをしてると数分であっちこっち痒くなってしまいます。
基本的に食虫植物は害虫に対しては無力ですし、仕方ないですけど……。
害虫とは違うのですが、蜘蛛にもちょっと困ってます。
ハエトリグモみたいな徘徊性の蜘蛛なら、ぴょんぴょんしてるだけでかわいいのですが、
造網性の蜘蛛が多く、袋や葉っぱの周りを蜘蛛の巣だらけにされてしまいます。
ウツボカズラが虫を集める性質を知っててわざとやってるのかもですが、
お願いだから、他所でやってよ………><。
ここまで害虫の話をしてきましたが、
では、屋外栽培に於いて最も恐ろしい存在とは一体なんでしょうか?
答えは人間です。
花盗人……というやつですね。
害虫以下の卑しい人間が、悲しいことに実在します。
食虫植物や多肉植物、蘭の類は一鉢にとんでもない値段がつくことも珍しくありません。
最近の花泥棒は、大鉢だろうとプランターだろうと、丸ごと盗んでいきます。
綺麗だから、珍しいからというさもしい理由で。
そこには希少植物としての価値も、どんな想いで育てていたかも一切関係ありません。
一部の心無い害獣のせいで、通りに面した場所で育てるなんて恐ろしくて到底できません。
本当は、いろんな人に見てほしいのに。
希少植物は自分一人で秘密に通じて、秘密の花園に仕舞いこんで満足するような、
そんな楽しみ方しか、できないのでしょうか……?
自生地での盗掘や密猟の問題が取り沙汰されていますが、
各々の栽培下でもこんな問題に頭を悩ませなければならないなんて、なんだか物悲しいですね……。
……すっかり暗い話になってしまったので、袋の近況を載せてみます。
先日登場したアンプラリア。
前回は襟が開ききっていなかったので、後日撮影してみました。
相変わらずのグリーンリップですが、ストライプが入りました。
大きくなるに従って、全体的に密に入れば素敵な個体になってくれそうです!
以前ちらっと登場した交配種、だいぶ袋も出来てきました。
袋に斑模様も入っていい感じです!
たぶん襟も発達する予定ですが、今の段階ではわからないですねー。
縞々好きなので、ストライプ模様が密に綺麗に入ってくれると嬉しいのですが。
完成までもう一息、ですね!
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無題
こんにちは!
先日はブログにコメント頂きありがとうございました!
ネペンテスを中心に栽培されているんですね!
害虫は困ってしまいますよね。
僕も生育中のネペンテスをチョッキンされてしまうことがあります。
そして、そうなんです、人間が一番怖いんですよね(笑)
僕は蘭の類は2Fや柵の向こう側でやっていますが、
ハーブや観賞用の花なんかはごっそり切られて持って行かれたりします。
困っちゃいますよね。
後、もしかしてブログデザインはご自分で書かれた絵を使われている感じでしょうか。
僕、絵と字にはコンプレックスしかないので(笑)
羨ましい限りです(笑)
これからも是非宜しくお願いいたしますね!
先日はブログにコメント頂きありがとうございました!
ネペンテスを中心に栽培されているんですね!
害虫は困ってしまいますよね。
僕も生育中のネペンテスをチョッキンされてしまうことがあります。
そして、そうなんです、人間が一番怖いんですよね(笑)
僕は蘭の類は2Fや柵の向こう側でやっていますが、
ハーブや観賞用の花なんかはごっそり切られて持って行かれたりします。
困っちゃいますよね。
後、もしかしてブログデザインはご自分で書かれた絵を使われている感じでしょうか。
僕、絵と字にはコンプレックスしかないので(笑)
羨ましい限りです(笑)
これからも是非宜しくお願いいたしますね!
無題
こんにちは!
植物はいろいろあるのですが、ネペンテスの種類が一番多いですね!
害虫は本当に困ってしまいます……。
出来かけの袋をちょっきんされたりしたら、本当にがっかりしてしまいそうです……。
トランカータみたいに袋の数も、つける頻度も少ない種類がやられると、
精神面でのダメージも大きくなってしまいそう……。
花泥棒、やっぱりどこででもありますよねー……。
ネペンテスは通りから見えない場所で育てていますが、
通りに面した薔薇なんかは、開花期になるとぽつぽつと花が切り取られて減っていきます。
地植えにしてても苗だったりすると、引っこ抜いて持ってかれるらしいですね……。
本当に困ってしまいます、自分で買えばいいのにね(笑)
イラスト関連は別名義で描いてたりします。
ここで使ってるのは、ブログを始めるにあたって描き下ろしです。
こちらこそ、よろしくおねがいします!
また、そちらのブログにも遊びに行かせていただきます!
植物はいろいろあるのですが、ネペンテスの種類が一番多いですね!
害虫は本当に困ってしまいます……。
出来かけの袋をちょっきんされたりしたら、本当にがっかりしてしまいそうです……。
トランカータみたいに袋の数も、つける頻度も少ない種類がやられると、
精神面でのダメージも大きくなってしまいそう……。
花泥棒、やっぱりどこででもありますよねー……。
ネペンテスは通りから見えない場所で育てていますが、
通りに面した薔薇なんかは、開花期になるとぽつぽつと花が切り取られて減っていきます。
地植えにしてても苗だったりすると、引っこ抜いて持ってかれるらしいですね……。
本当に困ってしまいます、自分で買えばいいのにね(笑)
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ここで使ってるのは、ブログを始めるにあたって描き下ろしです。
こちらこそ、よろしくおねがいします!
また、そちらのブログにも遊びに行かせていただきます!
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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