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夜は本当に寒くなってきましたね……。
それもそのはず、今週から11月に入り、いよいよ本格的な晩秋の季節です。
吐く息も白くなって、今年の終わりも見え始めてきた感じです。
今年は元々温度が低めで既に高地性も取り込んでいますが、この気温だと高地性も外は辛そうです。
それと、この季節にまさかの台風二つ目です……。
前回の台風以降、三日に一度は晴れてくれる感じで相変わらず晴れの日はそう多くないのですが、
8月以降みたいに三週間絶え間なく雨が降り続くとか、一ヶ月間まるごと曇りとかに比べたら全然マシです。
こんなに寒いんだから、もういっそ冬型気圧配置になって毎日ピーカン晴れになったらいいのに……。
去年みたいに11月入った途端に雪が降ったりしたら、さすがに笑いますけれど。
N. truncata / Y's Exotics
いつものトランカータ。
吊り鉢の空中庭園栽培を中断し、下界へと舞い戻りました。
鉢から袋飛び出てるとはいっても、まだそんなに邪魔になるサイズではないですし。
ただ、トランカータを吊り鉢にした理由は、邪魔だからではなく通気性確保のため。
取り込むときは水切り台に乗せてますが、屋外でそんなのに乗せたら一発で風で吹っ飛びます。
ただでさえ水辛めの管理で軽い鉢なのに……。
また4号鉢用の吊り具作ろうかなーとは思いますが、あれ結構大変なんですよね……。
前回から着いてる袋。
だいぶくたびれてきましたが、まだなんとかがんばってます。
トランカータの袋って意外と綺麗な状態で長持ちしないんですけどねー。
さっさと上半分だけ枯れる割には、下半分が貯水機構として数年単位で残ったりするので、
切るに切れなくて枯れかけの袋がいつまでもぶら下がった、悲しい姿になったりもするのですが。
現状袋がこれ一つしかないから持ちこたえてるような気がします。
たぶん次の袋が完成したら、さっさと枯れるやつです。
もちろん、上半分だけ……。
ちなみにドライアウトしそうになると、残った下半分の袋も急速に枯れてきます。
去年の屋内栽培からの経験則ですが、貯水機構としての本懐を果たしています。
最新の葉っぱ、硬くつやつやしているので、まるでプラスチックのような質感です。
新しい葉っぱはそれなりの色をしているのですが、今年の最低な気候の影響のためか、
これ以前の下葉は全部酷い色をしています……。
トランカータは葉の展開が遅く、入れ替わりに時間が掛かるので、
全体が綺麗な状態に戻るには、また来年一年掛かりそうだなぁって……。
次の袋の蕾。
立ち上がってきたので、次の袋を着ける気は満々のようです。
トランカータって動きは非常に遅いですが、着袋率はものすごく高いですよね。
初めて導入して環境に慣れて以降は、蕾がもげたりドライアウトしない限りは必ず着けてくれてます。
前回の袋は結構大きかったですが、今回の袋と葉を繋ぐ蔓の部分は前回よりも太いので、
前回以上に大きな袋を着けられる素質は十分に備わっていると思います。
ただ、去年も同じような時期に出来た大きくなりそうな蕾の部分を、
屋内栽培に移行するタイミングでドライアウトさせてしまって散々だったんですよね……。
今年は最悪な気候の中で作った蕾部分ですし、無理せず袋になってさえくれたら、それでいいかな……。
このトランカータ、毎年何かしらの災難に見舞われますよね。
怪物めいた大きな袋をうちで着けてくれるのは、一体いつになることやら……。
N. aristolochioides x ventricosa BE-3447 / Borneo Exotics
トランカータを吊っていた金具がどこへ行ったのかといえば、この子を吊ったのでした。
四方八方に葉を伸ばして絡まりまくっていたのですが、最近は袋も引きずるようになったので……。
やっぱり徒長すると、袋は着けにくくなるものですねー。
それに加えてベントリコーサの血が入っているので、ここ数ヵ月日照が無かったのも響いてそうです。
それにしても、育ってきた個体に吊り鉢はいいですねー。
袋を引きずる心配が皆無ですから。
ダイエリアナは高さ1メートル程の専用スタンドに乗せていたのですが、
最近は余裕で思いっきり袋を引きずるようになってしまいました……。
現在10号深鉢なので、こんなの吊ったらポールが折れてしまいます。
とは言っても、この状況でいいはずもないですし……。
ダイエリアナはそろそろ鉢に植えるのは諦めて、ハンギングバスケット辺りに植えてみようかと思います。
問題はそれを、どこに吊るのかということなのですが……。
徒長し始めた茎に着いた袋は、やや色が薄くなりました。
これから上位袋に移行してゆく過程の、中位袋なのかもです。
逆光ですが、袋の内側が光に透かされて綺麗ですねー。
アリストロキオイデスの袋はこのように、本来の入り口を蓋で隠し、逆に袋の内側を明るくすることで、
蜜を舐め終えた虫が袋の内部に向かって飛び立つように仕向けることで捕虫を行っているそうです。
スマトラ高山系ネペンテスはそれぞれ非常に個性的な形態を持ちますが、
それぞれが貪欲に虫を効率的に捕えるための最適解を求めた結果だとしたら面白いですね。
ハマタの牙だけは、本当に用途がわからないのですが……。
いつかはハマタも手許で育ててみたいです。
そうすれば、何か答えも見えてくるかもしれません……。
M. autumnalis
初夏に植え替えを敢行して根詰まりが解消された影響か、今までにない勢いで成長が爆発しました。
ただ、日照ゼロの中での成長だったので、葉はやや貧弱な感じ。
去年の秋も酷い気候だったので既視感があるのですが、
このような環境で出た葉は、天候の回復と同時に枯れ落ちる可能性が非常に高いです。
ただ、今年は勢いが本当にすごいので、この調子なら初めての種子が採取できるかもしれません。
……というか、こんな勢いで成長したら、またすぐ根詰まりするのでは?
これを書き上げた午後11時50分。
明日のパーティー用のかぼちゃパイの仕込みを、今からしてきます。
週末まで徹夜とか、嫌になっちゃいますね……。
それもそのはず、今週から11月に入り、いよいよ本格的な晩秋の季節です。
吐く息も白くなって、今年の終わりも見え始めてきた感じです。
今年は元々温度が低めで既に高地性も取り込んでいますが、この気温だと高地性も外は辛そうです。
それと、この季節にまさかの台風二つ目です……。
前回の台風以降、三日に一度は晴れてくれる感じで相変わらず晴れの日はそう多くないのですが、
8月以降みたいに三週間絶え間なく雨が降り続くとか、一ヶ月間まるごと曇りとかに比べたら全然マシです。
こんなに寒いんだから、もういっそ冬型気圧配置になって毎日ピーカン晴れになったらいいのに……。
去年みたいに11月入った途端に雪が降ったりしたら、さすがに笑いますけれど。
N. truncata / Y's Exotics
いつものトランカータ。
吊り鉢の空中庭園栽培を中断し、下界へと舞い戻りました。
鉢から袋飛び出てるとはいっても、まだそんなに邪魔になるサイズではないですし。
ただ、トランカータを吊り鉢にした理由は、邪魔だからではなく通気性確保のため。
取り込むときは水切り台に乗せてますが、屋外でそんなのに乗せたら一発で風で吹っ飛びます。
ただでさえ水辛めの管理で軽い鉢なのに……。
また4号鉢用の吊り具作ろうかなーとは思いますが、あれ結構大変なんですよね……。
前回から着いてる袋。
だいぶくたびれてきましたが、まだなんとかがんばってます。
トランカータの袋って意外と綺麗な状態で長持ちしないんですけどねー。
さっさと上半分だけ枯れる割には、下半分が貯水機構として数年単位で残ったりするので、
切るに切れなくて枯れかけの袋がいつまでもぶら下がった、悲しい姿になったりもするのですが。
現状袋がこれ一つしかないから持ちこたえてるような気がします。
たぶん次の袋が完成したら、さっさと枯れるやつです。
もちろん、上半分だけ……。
ちなみにドライアウトしそうになると、残った下半分の袋も急速に枯れてきます。
去年の屋内栽培からの経験則ですが、貯水機構としての本懐を果たしています。
最新の葉っぱ、硬くつやつやしているので、まるでプラスチックのような質感です。
新しい葉っぱはそれなりの色をしているのですが、今年の最低な気候の影響のためか、
これ以前の下葉は全部酷い色をしています……。
トランカータは葉の展開が遅く、入れ替わりに時間が掛かるので、
全体が綺麗な状態に戻るには、また来年一年掛かりそうだなぁって……。
次の袋の蕾。
立ち上がってきたので、次の袋を着ける気は満々のようです。
トランカータって動きは非常に遅いですが、着袋率はものすごく高いですよね。
初めて導入して環境に慣れて以降は、蕾がもげたりドライアウトしない限りは必ず着けてくれてます。
前回の袋は結構大きかったですが、今回の袋と葉を繋ぐ蔓の部分は前回よりも太いので、
前回以上に大きな袋を着けられる素質は十分に備わっていると思います。
ただ、去年も同じような時期に出来た大きくなりそうな蕾の部分を、
屋内栽培に移行するタイミングでドライアウトさせてしまって散々だったんですよね……。
今年は最悪な気候の中で作った蕾部分ですし、無理せず袋になってさえくれたら、それでいいかな……。
このトランカータ、毎年何かしらの災難に見舞われますよね。
怪物めいた大きな袋をうちで着けてくれるのは、一体いつになることやら……。
N. aristolochioides x ventricosa BE-3447 / Borneo Exotics
トランカータを吊っていた金具がどこへ行ったのかといえば、この子を吊ったのでした。
四方八方に葉を伸ばして絡まりまくっていたのですが、最近は袋も引きずるようになったので……。
やっぱり徒長すると、袋は着けにくくなるものですねー。
それに加えてベントリコーサの血が入っているので、ここ数ヵ月日照が無かったのも響いてそうです。
それにしても、育ってきた個体に吊り鉢はいいですねー。
袋を引きずる心配が皆無ですから。
ダイエリアナは高さ1メートル程の専用スタンドに乗せていたのですが、
最近は余裕で思いっきり袋を引きずるようになってしまいました……。
現在10号深鉢なので、こんなの吊ったらポールが折れてしまいます。
とは言っても、この状況でいいはずもないですし……。
ダイエリアナはそろそろ鉢に植えるのは諦めて、ハンギングバスケット辺りに植えてみようかと思います。
問題はそれを、どこに吊るのかということなのですが……。
徒長し始めた茎に着いた袋は、やや色が薄くなりました。
これから上位袋に移行してゆく過程の、中位袋なのかもです。
逆光ですが、袋の内側が光に透かされて綺麗ですねー。
アリストロキオイデスの袋はこのように、本来の入り口を蓋で隠し、逆に袋の内側を明るくすることで、
蜜を舐め終えた虫が袋の内部に向かって飛び立つように仕向けることで捕虫を行っているそうです。
スマトラ高山系ネペンテスはそれぞれ非常に個性的な形態を持ちますが、
それぞれが貪欲に虫を効率的に捕えるための最適解を求めた結果だとしたら面白いですね。
ハマタの牙だけは、本当に用途がわからないのですが……。
いつかはハマタも手許で育ててみたいです。
そうすれば、何か答えも見えてくるかもしれません……。
M. autumnalis
初夏に植え替えを敢行して根詰まりが解消された影響か、今までにない勢いで成長が爆発しました。
ただ、日照ゼロの中での成長だったので、葉はやや貧弱な感じ。
去年の秋も酷い気候だったので既視感があるのですが、
このような環境で出た葉は、天候の回復と同時に枯れ落ちる可能性が非常に高いです。
ただ、今年は勢いが本当にすごいので、この調子なら初めての種子が採取できるかもしれません。
……というか、こんな勢いで成長したら、またすぐ根詰まりするのでは?
これを書き上げた午後11時50分。
明日のパーティー用のかぼちゃパイの仕込みを、今からしてきます。
週末まで徹夜とか、嫌になっちゃいますね……。
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無題
また台風なのは本当に心が折れます。ねあさんのトランカータは影響が少なそうですごいですね。私のは天気の読みや栽培の経験不足がもろに出て水やりが迷走したせいでジャブジャブや水不足を繰り返して袋の長さがまだ10cmなのに袋が開き始める、新芽の太さが半分になる等散々です。まだ枯れてないだけありがたいのかもしれませんが悔いの残る夏秋でした。
Re:無題
≫jaz*****さん
さすがに台風のときには屋内に取り込むので、強風の影響はないですねー。
むしろ怖いのは予報に出ないような突風です、うちでは晩春の頃によく発生しますが、
それこそ本当に物干し台が吹き飛ぶような威力なので……。
ただ、天候不順の影響はしっかり受けて、下葉の色が悪いです。
袋の奇形や葉のサイズダウンは導入に伴う環境の急変によりよくあることなので、
しばらくすれば、そちらの環境に馴染んで徐々に通常通りの葉や袋が展開すると思います。
さすがに台風のときには屋内に取り込むので、強風の影響はないですねー。
むしろ怖いのは予報に出ないような突風です、うちでは晩春の頃によく発生しますが、
それこそ本当に物干し台が吹き飛ぶような威力なので……。
ただ、天候不順の影響はしっかり受けて、下葉の色が悪いです。
袋の奇形や葉のサイズダウンは導入に伴う環境の急変によりよくあることなので、
しばらくすれば、そちらの環境に馴染んで徐々に通常通りの葉や袋が展開すると思います。
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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