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さ、寒い……。
桜も咲いて、もうすっかり春と思っていた矢先の花冷えです。
ここ数日は雨続きでしたが、先日は寒の戻りで霙になりました。
その上夕暮れ時になまじ晴れたせいで放射冷却が起こり、朝には辺り一面季節外れの降霜です。
夏野菜の苗は遅霜に当てられると全滅ですし、怖いですねー。
N. ampullaria BE-3659 williams Red x Herlequin
やっぱり低地性の子たちは成長が早いですねー。
次々葉を展開して新しい袋をつけてくれる様は、見ていて楽しいです。
冬の間は高地性の子たちの成長も滞っていたので、なおさらです。
アンプたちは寒さに当てると滞るどころか枯れちゃうので、しっかり加温してましたが、
袋は小さくなったものの、調子は落とさずにこれからの季節を迎えられそうです。
新しい袋が開きました。
まだ開いたばっかりで、ちょっと細いですねー。
もう少し時間が経てば、口も丸く開くと思います。
最近は昼間はよく陽に当てているので、色も悪くなさそうですねー。
先日は数日雨続きでしたが……。
別個体の袋。
こちらもちょうど開きたてです。
季節的に、低地性の子たちの活性も上がってきているのでしょうか。
閉鎖的な温室内の環境云々よりも、単純に日照時間が長くなった影響だと思いますが……。
日照時間の長い国が羨ましいです……。
日照時間の長い国といえばニュージーランドですが、
日の長い夏の季節なんかだと、一日18時間近い脅威の日照時間を誇ります。
朝5時に陽が昇って、夜10時過ぎに日没する感じです。
また、夏季でも最高気温は28度くらいで、陽射しは強くても気温は上がらず、
日没後の夜間は半袖ではいられないほど急激に気温が下がるため、
高地性ネペンテスを栽るには、これ以上ないほどの理想郷みたいな環境かもしれません。
実際あちらの植物は、同種であっても日本では考えられないほど巨大に育ちます。
街路樹の一本一本が、日本では御神木と言われても通用するような大きさです。
ただし固有種も多く、とても貴重な生態系を持つため、検疫がとても厳しいそうですが……。
話は逸れましたが、こちらは高地性アンプラリア。
まだまだって感じです。
葉に対して袋がかなり小さいですが、晩秋の導入だったため日照が足りなかったのか、
もしくは株の充実具合がまだまだ足りないのか……。
……両方だと思います!
新しい袋、完成するにはもうしばらくかかりそうです。
低地性の品種って、本体の大きさの割に袋は控えめなイメージです。
ラフレシアナとか、ビカルカラタとか……。
決して袋が小さい種類というわけではないのですが、対比するロゼットが大きすぎるのです。
ビカルカラタの自生地でのロゼットなんて、2メートル超えがざらにあるっぽいですし……。
栽培下では、植物園のような環境でない限り、そこまで大きくはならないみたいですが。
むしろロゼットを小さくまとめて、袋だけ大きくするのが腕の見せ所らしいです。
うちではまだまだ試行錯誤な手探り状態ですし、まだ幼苗の個体も多いですし、
とりあえずは大きく育ってくれれば、それで満足なところがあります。
もちろん、育てる以上は種としての特徴は出していきたいところですが、
枯れるか瀬戸際のチキンレースで苛め抜いて美しく育てる盆栽のようなやり方は、
私には、まだちょっと敷居が高いです……。
桜も咲いて、もうすっかり春と思っていた矢先の花冷えです。
ここ数日は雨続きでしたが、先日は寒の戻りで霙になりました。
その上夕暮れ時になまじ晴れたせいで放射冷却が起こり、朝には辺り一面季節外れの降霜です。
夏野菜の苗は遅霜に当てられると全滅ですし、怖いですねー。
N. ampullaria BE-3659 williams Red x Herlequin
やっぱり低地性の子たちは成長が早いですねー。
次々葉を展開して新しい袋をつけてくれる様は、見ていて楽しいです。
冬の間は高地性の子たちの成長も滞っていたので、なおさらです。
アンプたちは寒さに当てると滞るどころか枯れちゃうので、しっかり加温してましたが、
袋は小さくなったものの、調子は落とさずにこれからの季節を迎えられそうです。
新しい袋が開きました。
まだ開いたばっかりで、ちょっと細いですねー。
もう少し時間が経てば、口も丸く開くと思います。
最近は昼間はよく陽に当てているので、色も悪くなさそうですねー。
先日は数日雨続きでしたが……。
別個体の袋。
こちらもちょうど開きたてです。
季節的に、低地性の子たちの活性も上がってきているのでしょうか。
閉鎖的な温室内の環境云々よりも、単純に日照時間が長くなった影響だと思いますが……。
日照時間の長い国が羨ましいです……。
日照時間の長い国といえばニュージーランドですが、
日の長い夏の季節なんかだと、一日18時間近い脅威の日照時間を誇ります。
朝5時に陽が昇って、夜10時過ぎに日没する感じです。
また、夏季でも最高気温は28度くらいで、陽射しは強くても気温は上がらず、
日没後の夜間は半袖ではいられないほど急激に気温が下がるため、
高地性ネペンテスを栽るには、これ以上ないほどの理想郷みたいな環境かもしれません。
実際あちらの植物は、同種であっても日本では考えられないほど巨大に育ちます。
街路樹の一本一本が、日本では御神木と言われても通用するような大きさです。
ただし固有種も多く、とても貴重な生態系を持つため、検疫がとても厳しいそうですが……。
話は逸れましたが、こちらは高地性アンプラリア。
まだまだって感じです。
葉に対して袋がかなり小さいですが、晩秋の導入だったため日照が足りなかったのか、
もしくは株の充実具合がまだまだ足りないのか……。
……両方だと思います!
新しい袋、完成するにはもうしばらくかかりそうです。
低地性の品種って、本体の大きさの割に袋は控えめなイメージです。
ラフレシアナとか、ビカルカラタとか……。
決して袋が小さい種類というわけではないのですが、対比するロゼットが大きすぎるのです。
ビカルカラタの自生地でのロゼットなんて、2メートル超えがざらにあるっぽいですし……。
栽培下では、植物園のような環境でない限り、そこまで大きくはならないみたいですが。
むしろロゼットを小さくまとめて、袋だけ大きくするのが腕の見せ所らしいです。
うちではまだまだ試行錯誤な手探り状態ですし、まだ幼苗の個体も多いですし、
とりあえずは大きく育ってくれれば、それで満足なところがあります。
もちろん、育てる以上は種としての特徴は出していきたいところですが、
枯れるか瀬戸際のチキンレースで苛め抜いて美しく育てる盆栽のようなやり方は、
私には、まだちょっと敷居が高いです……。
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無題
鉢の表面のミズゴケもあってより美しく見えますね!
低地性に生ミズゴケ使うって方はあまり見かけない気がしますが、表面だけミズゴケを植えてるのでしょうか?
高山性アンプは興味あります!
耐寒性が気になりますね。
流石に普通の高山性ネペンに比べると暖かい環境を好むのでしょうか..
低地性に生ミズゴケ使うって方はあまり見かけない気がしますが、表面だけミズゴケを植えてるのでしょうか?
高山性アンプは興味あります!
耐寒性が気になりますね。
流石に普通の高山性ネペンに比べると暖かい環境を好むのでしょうか..
Re:無題
≫むっくーさん
赤アンプの用土の表面は、ミズゴケではなくハイゴケを敷いてあります。
乾燥に強く、生水苔では干乾びてしまうような環境でも茂ってくれるし、
仮根を出さない性質なので通水性もよく、いざとなったら簡単に剥がせます。
表面を覆っているだけなので、鉢の中は鹿沼主体の普通の用土です。
構成的には一緒に写っている高地性アンプと一緒です。
高地性アンプは海抜1000メートル前後のものですが、
この標高だと耐寒性は毛の生えた程度で、あってないようなものみたいです……。
おそらく低地寄りのインターメディエイトに近い感じかと思います。
赤アンプの用土の表面は、ミズゴケではなくハイゴケを敷いてあります。
乾燥に強く、生水苔では干乾びてしまうような環境でも茂ってくれるし、
仮根を出さない性質なので通水性もよく、いざとなったら簡単に剥がせます。
表面を覆っているだけなので、鉢の中は鹿沼主体の普通の用土です。
構成的には一緒に写っている高地性アンプと一緒です。
高地性アンプは海抜1000メートル前後のものですが、
この標高だと耐寒性は毛の生えた程度で、あってないようなものみたいです……。
おそらく低地寄りのインターメディエイトに近い感じかと思います。
無題
こんばんは。
我が家にもスラウェシの高地性アンプがありますが、なかなか思うように育ってくれません。
葉が赤くて袋が緑色という変わった個体なので将来が楽しみなのですが、小苗のうちは成長が遅いので気長に付き合っていくしかありませんね。
我が家にもスラウェシの高地性アンプがありますが、なかなか思うように育ってくれません。
葉が赤くて袋が緑色という変わった個体なので将来が楽しみなのですが、小苗のうちは成長が遅いので気長に付き合っていくしかありませんね。
Re:無題
≫花楽園さん
こんばんは。
赤アンプは幼苗でしたが、梅雨明けくらいから爆発的に成長したので、
高地性アンプにも期待したいところですが、やっぱり性質は多少違うのかもですね。
アンプラリアは様々な形質がありますし、成長後の姿は楽しみですねー。
こんばんは。
赤アンプは幼苗でしたが、梅雨明けくらいから爆発的に成長したので、
高地性アンプにも期待したいところですが、やっぱり性質は多少違うのかもですね。
アンプラリアは様々な形質がありますし、成長後の姿は楽しみですねー。
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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