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最近はすっかりもう春の陽気です。
晴れていれば、ウツボカズラたちは何の心配もなく外で日光浴させられます。
日もすっかり伸びて、今では6時近くなってもまだ薄明るいです。
それもそのはず、もうそろそろ彼岸入りで、3月も半ばです。
時間が経つのは本当に早いですねー……。
N. madagascariensis
去年の秋の輸入組の中のひとつ。
なんだかんだで初めて袋をつけてくれたのは、このマダガスカリエンシスなのでした。
個人的には最初はフーケリアナかな……と思っていたので想定外です。
マダガスカリエンシスは、その名の通りマダガスカル島の固有種で、
17世紀に世界で初めて発見されたウツボカズラ科の植物でもあります。
同科の他の植物とは分布が遠く離れて孤立している異端児です。
初めてつけた袋は、意外と丸っこいです。
イメージだと、もう少し細長かったような気もするのですが……。
個体差なのかもしれないし、大きくなったら変化するのかもしれないし、
ひょっとしたら、元々こんななのかもしれません。
蓋と口回りが赤く、襟と胴の部分が緑色で、シンプルながらもかわいい袋です。
本種は上位袋が特長的なので、今後どうなっていくかも楽しみです。
次の袋も準備万端です。
最初の袋は形が少し歪なので、綺麗に開くのはこの袋からになりそうです。
マダガスカリエンシスは他のネペンテス類とは自生地が離れているせいか生態も独特で、
直射日光に曝された湿地帯という、夏季のサラセニアと似た環境を好みます。
もちろん熱帯性の植物なので、冬に休眠したりはしませんが……。
ウツボカズラの中では例外的に湿生なので、用土の乾燥は極度に嫌うようです。
うちでは用土の表面が乾いた時点で水切れの症状を出していました。
基本的には、この種類だけは腰水がおすすめです。
次の新芽も出てきました。
この種類が本領を発揮するのは、春も過ぎた盛夏の頃になると思います。
ただ、ちょっと株がぐらぐらするので、梅雨あたりに深く植え直したさもあります。
この種類は脇芽が出やすく、ブッシュ状になると聞きますが、
そのうち鉢も大きくした方がいいのかもしれないですねー。
一番にはなれませんでしたが、フーケリアナの袋も順調に膨らみつつあります。
こちらの袋を紹介できる日も、そう遠くなさそうです。
存外に大きな苗が多かったこともあって、4号鉢だとちょっと狭そうです。
輸入苗の経過報告みたくなりましたが、みんな順調にうちの環境に馴染みつつあります。
晩春の頃になれば低地性種も本調子になると思うので、楽しみです!
晴れていれば、ウツボカズラたちは何の心配もなく外で日光浴させられます。
日もすっかり伸びて、今では6時近くなってもまだ薄明るいです。
それもそのはず、もうそろそろ彼岸入りで、3月も半ばです。
時間が経つのは本当に早いですねー……。
N. madagascariensis
去年の秋の輸入組の中のひとつ。
なんだかんだで初めて袋をつけてくれたのは、このマダガスカリエンシスなのでした。
個人的には最初はフーケリアナかな……と思っていたので想定外です。
マダガスカリエンシスは、その名の通りマダガスカル島の固有種で、
17世紀に世界で初めて発見されたウツボカズラ科の植物でもあります。
同科の他の植物とは分布が遠く離れて孤立している異端児です。
初めてつけた袋は、意外と丸っこいです。
イメージだと、もう少し細長かったような気もするのですが……。
個体差なのかもしれないし、大きくなったら変化するのかもしれないし、
ひょっとしたら、元々こんななのかもしれません。
蓋と口回りが赤く、襟と胴の部分が緑色で、シンプルながらもかわいい袋です。
本種は上位袋が特長的なので、今後どうなっていくかも楽しみです。
次の袋も準備万端です。
最初の袋は形が少し歪なので、綺麗に開くのはこの袋からになりそうです。
マダガスカリエンシスは他のネペンテス類とは自生地が離れているせいか生態も独特で、
直射日光に曝された湿地帯という、夏季のサラセニアと似た環境を好みます。
もちろん熱帯性の植物なので、冬に休眠したりはしませんが……。
ウツボカズラの中では例外的に湿生なので、用土の乾燥は極度に嫌うようです。
うちでは用土の表面が乾いた時点で水切れの症状を出していました。
基本的には、この種類だけは腰水がおすすめです。
次の新芽も出てきました。
この種類が本領を発揮するのは、春も過ぎた盛夏の頃になると思います。
ただ、ちょっと株がぐらぐらするので、梅雨あたりに深く植え直したさもあります。
この種類は脇芽が出やすく、ブッシュ状になると聞きますが、
そのうち鉢も大きくした方がいいのかもしれないですねー。
一番にはなれませんでしたが、フーケリアナの袋も順調に膨らみつつあります。
こちらの袋を紹介できる日も、そう遠くなさそうです。
存外に大きな苗が多かったこともあって、4号鉢だとちょっと狭そうです。
輸入苗の経過報告みたくなりましたが、みんな順調にうちの環境に馴染みつつあります。
晩春の頃になれば低地性種も本調子になると思うので、楽しみです!
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無題
こんばんわ。
とても良い感じに育っていますね。素晴らしいです。
本種のロアーは普通の嚢って感じですが、仰る様にアッパーはとても特異で、蔓の先端を上部に突き出した感じで着袋します。見ててとてもユニークだなと感じるところです。ベルビレイに雰囲気は似ているでしょうか。
是非アッパーを着けさせて下さいね。期待しております。(*^^)v
とても良い感じに育っていますね。素晴らしいです。
本種のロアーは普通の嚢って感じですが、仰る様にアッパーはとても特異で、蔓の先端を上部に突き出した感じで着袋します。見ててとてもユニークだなと感じるところです。ベルビレイに雰囲気は似ているでしょうか。
是非アッパーを着けさせて下さいね。期待しております。(*^^)v
Re:無題
>>Monkeycupさん
こんばんは!
輸入時についていた、くすんだ葉っぱと比べると、新しい葉はつやつやして綺麗です。
立ち上がった黄色い袋がたくさん並んだ姿は、たしかに似てるかもです……!
これからどんどん暖かくなってくる時期ですし、低地性の本種にもいい季節ですねー。
早く上位袋を見られるようにがんばります!
こんばんは!
輸入時についていた、くすんだ葉っぱと比べると、新しい葉はつやつやして綺麗です。
立ち上がった黄色い袋がたくさん並んだ姿は、たしかに似てるかもです……!
これからどんどん暖かくなってくる時期ですし、低地性の本種にもいい季節ですねー。
早く上位袋を見られるようにがんばります!
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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