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全ッ然晴れないです!!
いつになっても曇りのち雨ばっかりで、全然陽が差しません!
9月に入ってからずっと、晴れた日が本当に数えるほどしかないです……。
少ない晴れ間を狙って画像を用意できるように、がんばってはいるのですが、
なかなか上手くいかないことも多く、そんな日にはどうしても暗い写真になってしまいます。
2週間の日照時間を全部合計しても1時間に届かないなんてことも、ざらにあります。
ここまで長期間に渡って天気が悪いのは、ちょっと初めてかもしれないです……。
梅雨時だって、もうちょっと晴れ間が覗いたりしますよ!?
こんな天気が、一体いつまで続くのでしょうか……。
ネペンテス・レインワルドティアナ。
少なく短い晴れ間を狙って撮ってます。
本当はもう少し大きくなってから紹介しようと思っていたのですが……。
海抜0メートルの低地から標高2000メートル以上の高地にまで、幅広く分布します。
ちょうどネペンテス・アラタと同じような生息環境です。
袋の感じもちょっとだけ似てますし。
性質もアラタに準じ、暑さ寒さにも強く、極めて丈夫で育てやすいとされていますが、
自生する環境があまりにも極端なため、個体によっては暑がったり、寒がったりするようです。
同じことは、アラタにも言えるのですが……。
やっぱり似た者同士なんですねー!
中~高地性の子たちと一緒に管理したところ、すっかり紅葉してしまいました。
このところ、夜温低かったからなー……。
どうやらうちに来る前は、低地性の環境で管理されていたようです。
紅葉は、昼間に生産したエネルギーが低温により代謝しきれず活性酸素を生むことで、
クロロフィルが分解され、アントシアニンへと変化することで起きる現象です。
(落葉樹の正常な紅葉とは異なる現象です)
これは昼間の遮光を強めたり、夜温を高くすることで防げます。
もっとも、とても強い種類なので、この程度で枯れたりするようなことはないと思いますが……。
ただ、少しかわいそうな気もするので、これからは夜に取り込んであげようと思います。
この程度の紅葉なら、養生することで回復できるはずです。
現在まともな袋はついていないのですが、新しい袋が膨らんできているところです。
とても小さな個体なので、早く特徴が出てくれたら嬉しい、と言いたいところですが……。
このレインワルドティアナ、特長がないのが特徴みたいなシンプルな袋なのです。
唯一の特徴は、袋内に覗く一対の蜜線が目玉模様に見えることです。
それすらも目立つようなものではない上に、ハマタなどの種類にも見られる特徴です。
そんなアイデンティティーが瓦解しかけたようなウツボカズラですが、
地味さなら、トバイカさん辺りだって負けてないですし……!
ただ、レインワルドティアナもトバイカも、そのシンプルさこそが魅力と私は信仰しています。
アントシアニンフリーの個体なんて、斑模様もストライプも奇抜な色もないのに、
鮮やかな新緑色がすごく綺麗なのです。
この個体が今後どのように育っていくかはわかりませんが、
綺麗な子になってくれたらいいなって思います。
その前に、まずは赤くなった葉っぱを治さないと、ですね!
そういえばトランカータの新芽、無事にしっかり外せました。
かなり細かい作業な上に、葉を傷めないように気を遣うので大変です。
……が、これで今回の袋は見られると思うので一安心です。
自力できちんと展開できるようになってくれたらいいんですけどねー……。
それ以外は、茎も太くなってきていい感じです!
動きが遅いので、何かのついでに登場するのが定例化していますが、
いつかまた、ちゃんと記録をつけてあげたいですねー。
いつになっても曇りのち雨ばっかりで、全然陽が差しません!
9月に入ってからずっと、晴れた日が本当に数えるほどしかないです……。
少ない晴れ間を狙って画像を用意できるように、がんばってはいるのですが、
なかなか上手くいかないことも多く、そんな日にはどうしても暗い写真になってしまいます。
2週間の日照時間を全部合計しても1時間に届かないなんてことも、ざらにあります。
ここまで長期間に渡って天気が悪いのは、ちょっと初めてかもしれないです……。
梅雨時だって、もうちょっと晴れ間が覗いたりしますよ!?
こんな天気が、一体いつまで続くのでしょうか……。
ネペンテス・レインワルドティアナ。
少なく短い晴れ間を狙って撮ってます。
本当はもう少し大きくなってから紹介しようと思っていたのですが……。
海抜0メートルの低地から標高2000メートル以上の高地にまで、幅広く分布します。
ちょうどネペンテス・アラタと同じような生息環境です。
袋の感じもちょっとだけ似てますし。
性質もアラタに準じ、暑さ寒さにも強く、極めて丈夫で育てやすいとされていますが、
自生する環境があまりにも極端なため、個体によっては暑がったり、寒がったりするようです。
同じことは、アラタにも言えるのですが……。
やっぱり似た者同士なんですねー!
中~高地性の子たちと一緒に管理したところ、すっかり紅葉してしまいました。
このところ、夜温低かったからなー……。
どうやらうちに来る前は、低地性の環境で管理されていたようです。
紅葉は、昼間に生産したエネルギーが低温により代謝しきれず活性酸素を生むことで、
クロロフィルが分解され、アントシアニンへと変化することで起きる現象です。
(落葉樹の正常な紅葉とは異なる現象です)
これは昼間の遮光を強めたり、夜温を高くすることで防げます。
もっとも、とても強い種類なので、この程度で枯れたりするようなことはないと思いますが……。
ただ、少しかわいそうな気もするので、これからは夜に取り込んであげようと思います。
この程度の紅葉なら、養生することで回復できるはずです。
現在まともな袋はついていないのですが、新しい袋が膨らんできているところです。
とても小さな個体なので、早く特徴が出てくれたら嬉しい、と言いたいところですが……。
このレインワルドティアナ、特長がないのが特徴みたいなシンプルな袋なのです。
唯一の特徴は、袋内に覗く一対の蜜線が目玉模様に見えることです。
それすらも目立つようなものではない上に、ハマタなどの種類にも見られる特徴です。
そんなアイデンティティーが瓦解しかけたようなウツボカズラですが、
地味さなら、トバイカさん辺りだって負けてないですし……!
ただ、レインワルドティアナもトバイカも、そのシンプルさこそが魅力と私は信仰しています。
アントシアニンフリーの個体なんて、斑模様もストライプも奇抜な色もないのに、
鮮やかな新緑色がすごく綺麗なのです。
この個体が今後どのように育っていくかはわかりませんが、
綺麗な子になってくれたらいいなって思います。
その前に、まずは赤くなった葉っぱを治さないと、ですね!
そういえばトランカータの新芽、無事にしっかり外せました。
かなり細かい作業な上に、葉を傷めないように気を遣うので大変です。
……が、これで今回の袋は見られると思うので一安心です。
自力できちんと展開できるようになってくれたらいいんですけどねー……。
それ以外は、茎も太くなってきていい感じです!
動きが遅いので、何かのついでに登場するのが定例化していますが、
いつかまた、ちゃんと記録をつけてあげたいですねー。
最近はすっかり秋も深まり、夜には結構肌寒くなってきました。
季節の変わり目、こんな時期は油断すると、すぐに体調を崩してしまいがちです。
例えば、薄い夏の掛布団で眠ったり。
おかげで咳が止まらず喉が痛くてたまりません><。
初夏の頃からホームセンターや、一般的なお花屋さんに並んだ食虫植物たちにも受難の季節です。
お店によっての管理もまちまちですよね。
例えば、外でしっかり日差しを浴びつつ、潅水もきちんとされて元気そうな子もいれば、
お店の奥まった薄暗い場所で、ろくに水も与えられずに放置されている子もいます。
今回登場するのは後者の方で……。
おそらく初夏の頃から、水も光もろくに与えられずに管理(放置?)されたウツボカズラの成れの果て。
当然袋なんか一つもついておらず、パッと見ただの不健康そうな草です。
タグには『ネペンテス』とだけ書かれており、普通はこれが食虫植物だって気付かないんじゃないかな……。
値札も定価から半額、見切り品へと値下がりしており、ちょっと憐れんで買ってしまったのでした。
帰って確認してみると、思った以上に重症です。
水をほとんど与えられなかったせいか、用土のピートモスがカチカチに乾燥して縮んで干乾びてます。
用土を足しつつ植え替えをしましたが、根も細く弱り切っており、
草体を支えることができずにグラグラと不安定です。
うーん……、なんとかなると思ってたのですが、ここから復活させられるかどうか……。
袋も全くついてないので、種類も全然わかりません!
もし復活させることができたら、どんな子になるのか……。
こういうのって、ちょっとワクワクしないですか?
……まあ、たぶんミランダなんですけど。
来年の春くらいには、他の子と一緒に外に並べるようになったらいいですね!
………
……
…
ホームセンター代表といえば、レディーラックもそうですね。
近所のお店に初夏の頃から売ってるものがあるのですが、未だに売れ残ってます。
ネペンテスの中では安い方だと思いますが、
観葉植物としてはかなり高い部類に入るので仕方ないかもしれないです。
そのお店では直射日光下で管理していますが、最近夜温が下がったせいか、
がっつり葉焼けして見た目がかわいそうなことになりつつあります。
あの様子だと、値下げしないと買い手つかないだろうなぁ……。
うちのレディーはまだまだ元気です!
ただ、新しい袋はたしかに出来ているのですが、
どれくらい成長したのか、正直よくわかりません!
ベントラータもそうなのですが、二芽立ちだと成長が見えにくいです……。
袋もまだまだ出来そうです。
やっぱり出来たての袋は鮮やかで綺麗ですねー!
原種のアンプラリアに比べると、ベントリコーサが入った分だけ低温に耐性があるようです。
……が、予報だと今週から急激に気温が下がるとのこと。
予報最低気温も今週中には10度を切ってしまうそうで……。
さすがにこれだと高地性にも厳しくなってきそうです。
屋外栽培の参考にしたところでは、気温2度でも全然平気で元気なのだそうですが、
さすがにそこまでのスパルタは、怖くて真似できないです……。
ただ、鍛えて育てる方法は不測の事態のダメージも最小限にできそうです。
先日、温室やら育成燈やらに繋がっている補助電源のコンセントを、
業者に勝手に抜かれて使われてたこともありましたし……。
秋だったからよかったものの、冬にやられたら全滅待ったなしです。
このあたりも何かしら対策しておかないと、これからの季節、怖いですね……。
季節の変わり目、こんな時期は油断すると、すぐに体調を崩してしまいがちです。
例えば、薄い夏の掛布団で眠ったり。
おかげで咳が止まらず喉が痛くてたまりません><。
初夏の頃からホームセンターや、一般的なお花屋さんに並んだ食虫植物たちにも受難の季節です。
お店によっての管理もまちまちですよね。
例えば、外でしっかり日差しを浴びつつ、潅水もきちんとされて元気そうな子もいれば、
お店の奥まった薄暗い場所で、ろくに水も与えられずに放置されている子もいます。
今回登場するのは後者の方で……。
おそらく初夏の頃から、水も光もろくに与えられずに管理(放置?)されたウツボカズラの成れの果て。
当然袋なんか一つもついておらず、パッと見ただの不健康そうな草です。
タグには『ネペンテス』とだけ書かれており、普通はこれが食虫植物だって気付かないんじゃないかな……。
値札も定価から半額、見切り品へと値下がりしており、ちょっと憐れんで買ってしまったのでした。
帰って確認してみると、思った以上に重症です。
水をほとんど与えられなかったせいか、用土のピートモスがカチカチに乾燥して縮んで干乾びてます。
用土を足しつつ植え替えをしましたが、根も細く弱り切っており、
草体を支えることができずにグラグラと不安定です。
うーん……、なんとかなると思ってたのですが、ここから復活させられるかどうか……。
袋も全くついてないので、種類も全然わかりません!
もし復活させることができたら、どんな子になるのか……。
こういうのって、ちょっとワクワクしないですか?
……まあ、たぶんミランダなんですけど。
来年の春くらいには、他の子と一緒に外に並べるようになったらいいですね!
………
……
…
ホームセンター代表といえば、レディーラックもそうですね。
近所のお店に初夏の頃から売ってるものがあるのですが、未だに売れ残ってます。
ネペンテスの中では安い方だと思いますが、
観葉植物としてはかなり高い部類に入るので仕方ないかもしれないです。
そのお店では直射日光下で管理していますが、最近夜温が下がったせいか、
がっつり葉焼けして見た目がかわいそうなことになりつつあります。
あの様子だと、値下げしないと買い手つかないだろうなぁ……。
うちのレディーはまだまだ元気です!
ただ、新しい袋はたしかに出来ているのですが、
どれくらい成長したのか、正直よくわかりません!
ベントラータもそうなのですが、二芽立ちだと成長が見えにくいです……。
袋もまだまだ出来そうです。
やっぱり出来たての袋は鮮やかで綺麗ですねー!
原種のアンプラリアに比べると、ベントリコーサが入った分だけ低温に耐性があるようです。
……が、予報だと今週から急激に気温が下がるとのこと。
予報最低気温も今週中には10度を切ってしまうそうで……。
さすがにこれだと高地性にも厳しくなってきそうです。
屋外栽培の参考にしたところでは、気温2度でも全然平気で元気なのだそうですが、
さすがにそこまでのスパルタは、怖くて真似できないです……。
ただ、鍛えて育てる方法は不測の事態のダメージも最小限にできそうです。
先日、温室やら育成燈やらに繋がっている補助電源のコンセントを、
業者に勝手に抜かれて使われてたこともありましたし……。
秋だったからよかったものの、冬にやられたら全滅待ったなしです。
このあたりも何かしら対策しておかないと、これからの季節、怖いですね……。
「錬金術の庭」とは名ばかりで、申し訳程度の錬金術要素もないこのブログ。
せっかくなので、たまにはオカルティクスな植物でも登場させてみようかと思います。
マンドラゴラ。
ファンタジーな物語によく登場しますが、実在する植物なのです。
この子はオータムナリスという品種で秋咲きとされていますが、
開花期は11月の下旬から12月にかけてなので、ほぼ冬咲きです。
この子もうちにいる鉢植えの中ではかなりの古株で、正直いつから居るのか全く覚えてません。
たしか種を買ってきて、ポットに蒔いたのが始まりだったと思うのですが……。
芽が出たので大きめテラコッタに植え付けて以来、毎年休眠と成長を繰り返してます。
繰り返すうちに、だんだん端に寄ってきました……。
晩春には休眠に入って、目覚めるのはいつもなら9月の初めくらいです。
ただ、今年はイレギュラーがあって……。
いつも通り5月の半ばにはすっかり枯れ上がり、休眠に入っていたのですが、
夏の初めにやたらと気温が低く、一月も経たない6月のうちに再び芽が動き出してしまったのです。
雨は降りませんでしたが、梅雨も明ければ暑さも戻り、マンドラゴラには厳しい季節。
本来なら休眠して耐えるはずなのです。
結論から言ってしまえば、芽は出したものの一夏の間全く動かず、休眠していたようで……。
目を開けたまま寝る人ならぬ、芽を出したまま休眠するという珍しい姿を見ることができました。
こちらとしては気が気じゃなかったのですが、秋に入ると何事もなかったように成長を再開した訳で……。
本当は今年こそ、休眠中に植え替える予定だったのですが、見事にタイミングを逃した訳で……。
まだ花芽は見えてませんねー。
株が充実してからは毎年咲くのですが、一度も実をつけたことがありません……。
マンドラゴラが雌雄異株なんて話は聞いたこともないので、たぶん何かしら問題があるのかと思います。
そして一つ、心当たりが……。
マンドラゴラはナス科の植物で、かなりの肥料喰いです。
さらに一年草ではなく大きな根塊を持つ宿根多年草なので、さらに肥料を必要とします。
たしかこの子は、軽石主体の有機質をほとんど含まない用土に植えたはず。
そして、うちの主役の食虫植物は肥料分をほとんど必要としない子が多いです。
……ので、ついつい一緒に肥料を控えめにしてしまう傾向があります。
要するにただの肥料不足な気がします。
8年くらい植え替えてないので、根っこが詰まってる可能性もあるかも……?
次の休眠期には、もう少し大きめのテラコッタに植えつつ、有機用土を使おうと思います。
あと、今年は肥料もちゃんとあげようね……。
前回の記事の後、ベントリコーサの挿し穂の管理を変えてみました。
今までは水苔に埋もれさせての放任でしたが、これからは積極的に手を掛けていく予定です。
具体的には屋内での腰水管理に切り替えました。
腰水にはメネデールやリキダスを使っています。
薄めた活力剤は失活が早いので、2日置きくらいに取り換えます。
用土の中に停滞してそうな分も入れ替えるように、潅水したりもしてみたり。
光もよく当たるようにしてみました。
効果は意外とすぐ出た感じです。
芽はまだ出ていないのですが、以前よりかなり膨らんできました。
そう遠くないうちに出芽すると思います。
トランカータにも次の芽が出てきた感じです。
……が、今回もやっぱり挟まってる雰囲気……。
これ本当になんなんでしょうねー……。
もう少し待ってみて、外せそうならがんばってみます。
せっかくなので、たまにはオカルティクスな植物でも登場させてみようかと思います。
マンドラゴラ。
ファンタジーな物語によく登場しますが、実在する植物なのです。
この子はオータムナリスという品種で秋咲きとされていますが、
開花期は11月の下旬から12月にかけてなので、ほぼ冬咲きです。
この子もうちにいる鉢植えの中ではかなりの古株で、正直いつから居るのか全く覚えてません。
たしか種を買ってきて、ポットに蒔いたのが始まりだったと思うのですが……。
芽が出たので大きめテラコッタに植え付けて以来、毎年休眠と成長を繰り返してます。
繰り返すうちに、だんだん端に寄ってきました……。
晩春には休眠に入って、目覚めるのはいつもなら9月の初めくらいです。
ただ、今年はイレギュラーがあって……。
いつも通り5月の半ばにはすっかり枯れ上がり、休眠に入っていたのですが、
夏の初めにやたらと気温が低く、一月も経たない6月のうちに再び芽が動き出してしまったのです。
雨は降りませんでしたが、梅雨も明ければ暑さも戻り、マンドラゴラには厳しい季節。
本来なら休眠して耐えるはずなのです。
結論から言ってしまえば、芽は出したものの一夏の間全く動かず、休眠していたようで……。
目を開けたまま寝る人ならぬ、芽を出したまま休眠するという珍しい姿を見ることができました。
こちらとしては気が気じゃなかったのですが、秋に入ると何事もなかったように成長を再開した訳で……。
本当は今年こそ、休眠中に植え替える予定だったのですが、見事にタイミングを逃した訳で……。
まだ花芽は見えてませんねー。
株が充実してからは毎年咲くのですが、一度も実をつけたことがありません……。
マンドラゴラが雌雄異株なんて話は聞いたこともないので、たぶん何かしら問題があるのかと思います。
そして一つ、心当たりが……。
マンドラゴラはナス科の植物で、かなりの肥料喰いです。
さらに一年草ではなく大きな根塊を持つ宿根多年草なので、さらに肥料を必要とします。
たしかこの子は、軽石主体の有機質をほとんど含まない用土に植えたはず。
そして、うちの主役の食虫植物は肥料分をほとんど必要としない子が多いです。
……ので、ついつい一緒に肥料を控えめにしてしまう傾向があります。
要するにただの肥料不足な気がします。
8年くらい植え替えてないので、根っこが詰まってる可能性もあるかも……?
次の休眠期には、もう少し大きめのテラコッタに植えつつ、有機用土を使おうと思います。
あと、今年は肥料もちゃんとあげようね……。
前回の記事の後、ベントリコーサの挿し穂の管理を変えてみました。
今までは水苔に埋もれさせての放任でしたが、これからは積極的に手を掛けていく予定です。
具体的には屋内での腰水管理に切り替えました。
腰水にはメネデールやリキダスを使っています。
薄めた活力剤は失活が早いので、2日置きくらいに取り換えます。
用土の中に停滞してそうな分も入れ替えるように、潅水したりもしてみたり。
光もよく当たるようにしてみました。
効果は意外とすぐ出た感じです。
芽はまだ出ていないのですが、以前よりかなり膨らんできました。
そう遠くないうちに出芽すると思います。
トランカータにも次の芽が出てきた感じです。
……が、今回もやっぱり挟まってる雰囲気……。
これ本当になんなんでしょうねー……。
もう少し待ってみて、外せそうならがんばってみます。
とうとう10月に入り、今年の終わりも着実に近付いてきました。
植物の栽培記録を付けるようになってから、時間の流れが早くなったように感じます。
成長の様子を見て取れるのは嬉しいのですが、あっという間に流れる時間は少し寂しくもあります。
明るい時間が短くなったのも、そう感じる一因なのかもしれません。
そんな、ちょっと切ない秋の午後なのでした。
N. aristolochioides x ventricosa
通称アリストリコーサ。
アリスって略すと急にメルヒェンな感じがしてきますよねー。
……アリストロキオイデスと区別つかなくなりますけど。
もういっそのこと、かぐや姫って交配種も作ってみたらどうかなって。
秋分を過ぎて夜温が20度前後になった頃から、アンプラリアと引き替えに急に元気になりました。
やっぱり暑いのはあんまり得意じゃないみたいです。
夏の間はミストで冷やしてたせいか、鉢が藻々しくて汚いですね……。
このところ日照不足気味でしたが、晴れ間が覗くと袋がぐいぐい膨らみます。
初めてうちに来たときには全く特徴のない、どの種類にも見られる典型的な幼苗の袋だったので、
その頃と比べると、だいぶ大きくなったなぁ……と。
まだ5センチくらいの袋ですけどね。
この交配種、どれくらいの大きさまで育つのかしら……?
この模様でそこそこ大きくなってくれたら、存在感抜群で最高ッポイデス!
成長が加速するにつれて、有機用土と無機用土の成長の差が顕著になりつつあります。
有機側は満身創痍の状態で、マイナスからのスタートだったのですが、
今では特にダメージも無かった無機側と、草姿では何ら遜色ありません。
むしろ袋の数や質は、有機側が圧倒しています。
他所のブログで紹介されていた有機用土を参考に調合したのですが、とてもいい用土みたいです。
袋、有機側の方がやや丸く、無機側は細長い感じです。
これは用土の違いによるものなのか、もしくは個体差なのか……。
真相はわかりませんが、どっちも大きくなってほしいところ。
アンプラリア、別に調子を落としている様子はないのですが、
最盛期に比べると、やっぱり成長速度が極端に落ちています。
ただ、これは温度だけの問題でもないらしく、最近の日照不足も効いてた模様……。
しばらく育成燈の下に置いてみたところ、そこそこ伸びて袋も出来てきました。
先月袋の先端だった部分が、ようやく完成しました。
やっぱり新品の袋は瑞々しくて綺麗ですねー!
なんだかんだで完成までに1か月近く掛かってしまいました。
冬になってもこれくらいのペースを維持できたらいいのですが……。
袋が大きくなってきたのは嬉しいのですが、
以前まで見えていたストライプは完全に消失して深紅のリップになりました。
どうやら幼苗だけに見られる一過性のものだったようですね……。
この子は『BE-3659』というクローン体らしく、個体差はないようです。
うーん……、ある程度育てたら、片方放出するかも……?
目まぐるしく変わる天気の中で撮ってきたので、それぞれ色味が違いますね(笑)
曇りがちの晴れは好きな天気ですけど、撮影時は快晴の方が簡単かも……!
植物の栽培記録を付けるようになってから、時間の流れが早くなったように感じます。
成長の様子を見て取れるのは嬉しいのですが、あっという間に流れる時間は少し寂しくもあります。
明るい時間が短くなったのも、そう感じる一因なのかもしれません。
そんな、ちょっと切ない秋の午後なのでした。
N. aristolochioides x ventricosa
通称アリストリコーサ。
アリスって略すと急にメルヒェンな感じがしてきますよねー。
……アリストロキオイデスと区別つかなくなりますけど。
もういっそのこと、かぐや姫って交配種も作ってみたらどうかなって。
秋分を過ぎて夜温が20度前後になった頃から、アンプラリアと引き替えに急に元気になりました。
やっぱり暑いのはあんまり得意じゃないみたいです。
夏の間はミストで冷やしてたせいか、鉢が藻々しくて汚いですね……。
このところ日照不足気味でしたが、晴れ間が覗くと袋がぐいぐい膨らみます。
初めてうちに来たときには全く特徴のない、どの種類にも見られる典型的な幼苗の袋だったので、
その頃と比べると、だいぶ大きくなったなぁ……と。
まだ5センチくらいの袋ですけどね。
この交配種、どれくらいの大きさまで育つのかしら……?
この模様でそこそこ大きくなってくれたら、存在感抜群で最高ッポイデス!
成長が加速するにつれて、有機用土と無機用土の成長の差が顕著になりつつあります。
有機側は満身創痍の状態で、マイナスからのスタートだったのですが、
今では特にダメージも無かった無機側と、草姿では何ら遜色ありません。
むしろ袋の数や質は、有機側が圧倒しています。
他所のブログで紹介されていた有機用土を参考に調合したのですが、とてもいい用土みたいです。
袋、有機側の方がやや丸く、無機側は細長い感じです。
これは用土の違いによるものなのか、もしくは個体差なのか……。
真相はわかりませんが、どっちも大きくなってほしいところ。
アンプラリア、別に調子を落としている様子はないのですが、
最盛期に比べると、やっぱり成長速度が極端に落ちています。
ただ、これは温度だけの問題でもないらしく、最近の日照不足も効いてた模様……。
しばらく育成燈の下に置いてみたところ、そこそこ伸びて袋も出来てきました。
先月袋の先端だった部分が、ようやく完成しました。
やっぱり新品の袋は瑞々しくて綺麗ですねー!
なんだかんだで完成までに1か月近く掛かってしまいました。
冬になってもこれくらいのペースを維持できたらいいのですが……。
袋が大きくなってきたのは嬉しいのですが、
以前まで見えていたストライプは完全に消失して深紅のリップになりました。
どうやら幼苗だけに見られる一過性のものだったようですね……。
この子は『BE-3659』というクローン体らしく、個体差はないようです。
うーん……、ある程度育てたら、片方放出するかも……?
目まぐるしく変わる天気の中で撮ってきたので、それぞれ色味が違いますね(笑)
曇りがちの晴れは好きな天気ですけど、撮影時は快晴の方が簡単かも……!
以前、どこかの記事で書いたかもしれませんが、うちでは昔ヘリアンフォラを育てていました。
当時のヘリアンフォラは密閉栽培が基本で、常時100%近い湿度を維持できなければ忽ちに萎れてしまい、
気温が25度を超えれば蒸れてとろけるように溶けて消滅してしまうとされ、
食虫植物というカテゴリの中でも特に難しいとされるものの一つでした。
ヘリアンフォラにはいくつかの種類があり、他の植物同様交配種の方が簡単なのですが、
ミノールという種類は原種の中でも比較的容易とされています。
うちにいたのはこのミノールで、冷房なしでの密閉栽培でしたが、
たしかにそれなりに育ちはする、という感じでした。
本当は交配種がほしかったのですが、当時はほとんど出回らなかったのです。
ただ、衣装ケースでの密閉栽培だったので観賞的な価値は一切ありませんでした。
(蓋を開けなければ見えないですし、長々と開けてるわけにもいかないので……。)
その後、長期間に渡り物理的に世話の出来ない状況が続き、絶えてしまったのですが、
ヘリアンフォラという植物への憧れはあったものの、
あんな感じのハコモノ栽培なら、別にいいかなぁ……と、手を出さずにいました。
………
……
…
時は流れて、つい先日の話。
なにやら食虫植物の即売会が高島平にて行われているとのことで、こっそり行ってみたのでした。
高島平といえば、住宅街の中で巨大な淡水エイが見られるという密かな人気スポットがあったりします。
帰りに寄ってみるのもいいなー、なんて思いつつ、指定の住所に行ってみると……。
板橋区立熱帯環境植物館。
ドンピシャでその場所だったのでした……。
そのとき知ったのですが、あのエイがいるのって水族館じゃなくて植物園だったんですね……。
入り口ではポートジャクソンネコザメのつかみ捕りなんかもやってたり。
ここって水族館じゃなくて植物園ですよね……?
その話は置いといて。
即売会ではいろんな植物が売っていました。
ネペンテスはもちろん、サラセニアからハエトリグサ、セファロタスなんかもありました。
基本的には低地性~中地性、高地性は交配種などと、一般的に育てやすいとされる種類がメインでした。
アルボマルギナタやアンプラリアなど、珍しくはないけど普通のお店では入手困難なものや、
ラフレシアナ・コシカワなどといったちょっと珍しいタイプまで。
ラフレシアナ・コシカワはちょっとほしかったかも……。
そんな中に、ヘリアンフォラまでもが並んでいたのでした。
特に覆いやカバーはなかったのですが、萎れたりはしないようです。
密閉栽培ではなく、通常の環境で育てられたのだそうで……。
以前に根の発達した個体は通常環境でも生きられると聞いたことはあったのですが、
実際に目の当たりにすると、ちょっと衝撃的ですね……。
品種はヘテロドクサxミノールとのこと。
前からほしかった交配じゃないですかーーー!!
密閉しなくても育てられそうですし、せっかくなのでこの子をお持ち帰りすることに。
うちでも特に密閉することなく普通に外に置いてますが、萎れるようなこともないです。
今までの知識では、このような状況に置かれたヘリアンフォラは数刻と持たずに干乾びるのですが……。
超高湿度の環境に置かれたものに比べると成長は遅れますが、
蒸れたりするようなこともなく、葉の質自体も強そうなので、気楽に育てられそうです。
とにかく成長がゆっくりなので時間はかかりそうですが、これも増殖したら面白そうですねー!
とりあえず、目下の課題はこの鉢いっぱいにすることかな……。
当時のヘリアンフォラは密閉栽培が基本で、常時100%近い湿度を維持できなければ忽ちに萎れてしまい、
気温が25度を超えれば蒸れてとろけるように溶けて消滅してしまうとされ、
食虫植物というカテゴリの中でも特に難しいとされるものの一つでした。
ヘリアンフォラにはいくつかの種類があり、他の植物同様交配種の方が簡単なのですが、
ミノールという種類は原種の中でも比較的容易とされています。
うちにいたのはこのミノールで、冷房なしでの密閉栽培でしたが、
たしかにそれなりに育ちはする、という感じでした。
本当は交配種がほしかったのですが、当時はほとんど出回らなかったのです。
ただ、衣装ケースでの密閉栽培だったので観賞的な価値は一切ありませんでした。
(蓋を開けなければ見えないですし、長々と開けてるわけにもいかないので……。)
その後、長期間に渡り物理的に世話の出来ない状況が続き、絶えてしまったのですが、
ヘリアンフォラという植物への憧れはあったものの、
あんな感じのハコモノ栽培なら、別にいいかなぁ……と、手を出さずにいました。
………
……
…
時は流れて、つい先日の話。
なにやら食虫植物の即売会が高島平にて行われているとのことで、こっそり行ってみたのでした。
高島平といえば、住宅街の中で巨大な淡水エイが見られるという密かな人気スポットがあったりします。
帰りに寄ってみるのもいいなー、なんて思いつつ、指定の住所に行ってみると……。
板橋区立熱帯環境植物館。
ドンピシャでその場所だったのでした……。
そのとき知ったのですが、あのエイがいるのって水族館じゃなくて植物園だったんですね……。
入り口ではポートジャクソンネコザメのつかみ捕りなんかもやってたり。
ここって水族館じゃなくて植物園ですよね……?
その話は置いといて。
即売会ではいろんな植物が売っていました。
ネペンテスはもちろん、サラセニアからハエトリグサ、セファロタスなんかもありました。
基本的には低地性~中地性、高地性は交配種などと、一般的に育てやすいとされる種類がメインでした。
アルボマルギナタやアンプラリアなど、珍しくはないけど普通のお店では入手困難なものや、
ラフレシアナ・コシカワなどといったちょっと珍しいタイプまで。
ラフレシアナ・コシカワはちょっとほしかったかも……。
そんな中に、ヘリアンフォラまでもが並んでいたのでした。
特に覆いやカバーはなかったのですが、萎れたりはしないようです。
密閉栽培ではなく、通常の環境で育てられたのだそうで……。
以前に根の発達した個体は通常環境でも生きられると聞いたことはあったのですが、
実際に目の当たりにすると、ちょっと衝撃的ですね……。
品種はヘテロドクサxミノールとのこと。
前からほしかった交配じゃないですかーーー!!
密閉しなくても育てられそうですし、せっかくなのでこの子をお持ち帰りすることに。
うちでも特に密閉することなく普通に外に置いてますが、萎れるようなこともないです。
今までの知識では、このような状況に置かれたヘリアンフォラは数刻と持たずに干乾びるのですが……。
超高湿度の環境に置かれたものに比べると成長は遅れますが、
蒸れたりするようなこともなく、葉の質自体も強そうなので、気楽に育てられそうです。
とにかく成長がゆっくりなので時間はかかりそうですが、これも増殖したら面白そうですねー!
とりあえず、目下の課題はこの鉢いっぱいにすることかな……。
プロフィール
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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