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以前、どこかの記事で書いたかもしれませんが、うちでは昔ヘリアンフォラを育てていました。
当時のヘリアンフォラは密閉栽培が基本で、常時100%近い湿度を維持できなければ忽ちに萎れてしまい、
気温が25度を超えれば蒸れてとろけるように溶けて消滅してしまうとされ、
食虫植物というカテゴリの中でも特に難しいとされるものの一つでした。
ヘリアンフォラにはいくつかの種類があり、他の植物同様交配種の方が簡単なのですが、
ミノールという種類は原種の中でも比較的容易とされています。
うちにいたのはこのミノールで、冷房なしでの密閉栽培でしたが、
たしかにそれなりに育ちはする、という感じでした。
本当は交配種がほしかったのですが、当時はほとんど出回らなかったのです。
ただ、衣装ケースでの密閉栽培だったので観賞的な価値は一切ありませんでした。
(蓋を開けなければ見えないですし、長々と開けてるわけにもいかないので……。)
その後、長期間に渡り物理的に世話の出来ない状況が続き、絶えてしまったのですが、
ヘリアンフォラという植物への憧れはあったものの、
あんな感じのハコモノ栽培なら、別にいいかなぁ……と、手を出さずにいました。
………
……
…
時は流れて、つい先日の話。
なにやら食虫植物の即売会が高島平にて行われているとのことで、こっそり行ってみたのでした。
高島平といえば、住宅街の中で巨大な淡水エイが見られるという密かな人気スポットがあったりします。
帰りに寄ってみるのもいいなー、なんて思いつつ、指定の住所に行ってみると……。
板橋区立熱帯環境植物館。
ドンピシャでその場所だったのでした……。
そのとき知ったのですが、あのエイがいるのって水族館じゃなくて植物園だったんですね……。
入り口ではポートジャクソンネコザメのつかみ捕りなんかもやってたり。
ここって水族館じゃなくて植物園ですよね……?
その話は置いといて。
即売会ではいろんな植物が売っていました。
ネペンテスはもちろん、サラセニアからハエトリグサ、セファロタスなんかもありました。
基本的には低地性~中地性、高地性は交配種などと、一般的に育てやすいとされる種類がメインでした。
アルボマルギナタやアンプラリアなど、珍しくはないけど普通のお店では入手困難なものや、
ラフレシアナ・コシカワなどといったちょっと珍しいタイプまで。
ラフレシアナ・コシカワはちょっとほしかったかも……。
そんな中に、ヘリアンフォラまでもが並んでいたのでした。
特に覆いやカバーはなかったのですが、萎れたりはしないようです。
密閉栽培ではなく、通常の環境で育てられたのだそうで……。
以前に根の発達した個体は通常環境でも生きられると聞いたことはあったのですが、
実際に目の当たりにすると、ちょっと衝撃的ですね……。
品種はヘテロドクサxミノールとのこと。
前からほしかった交配じゃないですかーーー!!
密閉しなくても育てられそうですし、せっかくなのでこの子をお持ち帰りすることに。
うちでも特に密閉することなく普通に外に置いてますが、萎れるようなこともないです。
今までの知識では、このような状況に置かれたヘリアンフォラは数刻と持たずに干乾びるのですが……。
超高湿度の環境に置かれたものに比べると成長は遅れますが、
蒸れたりするようなこともなく、葉の質自体も強そうなので、気楽に育てられそうです。
とにかく成長がゆっくりなので時間はかかりそうですが、これも増殖したら面白そうですねー!
とりあえず、目下の課題はこの鉢いっぱいにすることかな……。
当時のヘリアンフォラは密閉栽培が基本で、常時100%近い湿度を維持できなければ忽ちに萎れてしまい、
気温が25度を超えれば蒸れてとろけるように溶けて消滅してしまうとされ、
食虫植物というカテゴリの中でも特に難しいとされるものの一つでした。
ヘリアンフォラにはいくつかの種類があり、他の植物同様交配種の方が簡単なのですが、
ミノールという種類は原種の中でも比較的容易とされています。
うちにいたのはこのミノールで、冷房なしでの密閉栽培でしたが、
たしかにそれなりに育ちはする、という感じでした。
本当は交配種がほしかったのですが、当時はほとんど出回らなかったのです。
ただ、衣装ケースでの密閉栽培だったので観賞的な価値は一切ありませんでした。
(蓋を開けなければ見えないですし、長々と開けてるわけにもいかないので……。)
その後、長期間に渡り物理的に世話の出来ない状況が続き、絶えてしまったのですが、
ヘリアンフォラという植物への憧れはあったものの、
あんな感じのハコモノ栽培なら、別にいいかなぁ……と、手を出さずにいました。
………
……
…
時は流れて、つい先日の話。
なにやら食虫植物の即売会が高島平にて行われているとのことで、こっそり行ってみたのでした。
高島平といえば、住宅街の中で巨大な淡水エイが見られるという密かな人気スポットがあったりします。
帰りに寄ってみるのもいいなー、なんて思いつつ、指定の住所に行ってみると……。
板橋区立熱帯環境植物館。
ドンピシャでその場所だったのでした……。
そのとき知ったのですが、あのエイがいるのって水族館じゃなくて植物園だったんですね……。
入り口ではポートジャクソンネコザメのつかみ捕りなんかもやってたり。
ここって水族館じゃなくて植物園ですよね……?
その話は置いといて。
即売会ではいろんな植物が売っていました。
ネペンテスはもちろん、サラセニアからハエトリグサ、セファロタスなんかもありました。
基本的には低地性~中地性、高地性は交配種などと、一般的に育てやすいとされる種類がメインでした。
アルボマルギナタやアンプラリアなど、珍しくはないけど普通のお店では入手困難なものや、
ラフレシアナ・コシカワなどといったちょっと珍しいタイプまで。
ラフレシアナ・コシカワはちょっとほしかったかも……。
そんな中に、ヘリアンフォラまでもが並んでいたのでした。
特に覆いやカバーはなかったのですが、萎れたりはしないようです。
密閉栽培ではなく、通常の環境で育てられたのだそうで……。
以前に根の発達した個体は通常環境でも生きられると聞いたことはあったのですが、
実際に目の当たりにすると、ちょっと衝撃的ですね……。
品種はヘテロドクサxミノールとのこと。
前からほしかった交配じゃないですかーーー!!
密閉しなくても育てられそうですし、せっかくなのでこの子をお持ち帰りすることに。
うちでも特に密閉することなく普通に外に置いてますが、萎れるようなこともないです。
今までの知識では、このような状況に置かれたヘリアンフォラは数刻と持たずに干乾びるのですが……。
超高湿度の環境に置かれたものに比べると成長は遅れますが、
蒸れたりするようなこともなく、葉の質自体も強そうなので、気楽に育てられそうです。
とにかく成長がゆっくりなので時間はかかりそうですが、これも増殖したら面白そうですねー!
とりあえず、目下の課題はこの鉢いっぱいにすることかな……。
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無題
こんばんは。
先日は当方のブログへのコメントありがとございました。
10年以上やっていながら栽培品もブログもショボイですがまた遊びに来てやってください。
即売会に行かれたんですね。
見るとついつい欲しくなっちゃうような品種が並んでいたのではないかと想像しております。
ヘリアンフォラは私も最初は衣装ケースで栽培していましたが、暫くしてアクリル水槽に移しました。
水槽なら外からの確認も容易ですし、湿度も確保できます。
が、大量の鉢を入れたくてまた衣装ケースに戻りました(笑)
最近はネペンテスとガラス温室で同居している株があります。
水槽ごと外に置いて外気を送風して栽培したことはあるのですが、完全に外に出したこと(湿度50%以下にしたこと)は無いんです。
どうも勇気が無くて(笑)
屋外で、しかも砂利系でこれだけ元気に育つんですね。
今後の栽培記録も楽しみにしています。
先日は当方のブログへのコメントありがとございました。
10年以上やっていながら栽培品もブログもショボイですがまた遊びに来てやってください。
即売会に行かれたんですね。
見るとついつい欲しくなっちゃうような品種が並んでいたのではないかと想像しております。
ヘリアンフォラは私も最初は衣装ケースで栽培していましたが、暫くしてアクリル水槽に移しました。
水槽なら外からの確認も容易ですし、湿度も確保できます。
が、大量の鉢を入れたくてまた衣装ケースに戻りました(笑)
最近はネペンテスとガラス温室で同居している株があります。
水槽ごと外に置いて外気を送風して栽培したことはあるのですが、完全に外に出したこと(湿度50%以下にしたこと)は無いんです。
どうも勇気が無くて(笑)
屋外で、しかも砂利系でこれだけ元気に育つんですね。
今後の栽培記録も楽しみにしています。
Re:無題
>>れおん6000さん
こんばんは!
普段たくさんの食虫植物が並んでる光景なんて目にしないので、
いろんな種類が見られるイベントはとても楽しいです!
赤アルボとかコシカワラフレとか、いろいろほしかったのですが、
特にセファロタスあたりは、ヘリアンフォラと一緒に育ててみたかったです。
今度見かけたら、買ってしまいそう……(笑)
水槽栽培も以前やってたことがあるのですが、60センチ規格だとどうしても高さが足りず、
手狭になったネペンテスを出してみたところ、あっという間に干乾びてしまったことがあり、
それ以来密閉に近い状態での栽培はやってないです……。
常時湿度100%に近い環境で育った個体は、どうも外界への適性を失くすようで……。
きちんと順化させれば大丈夫だとは思うのですが。
私も最初はちょっと怖かったのですが、元々かなりのスパルタ栽培をされていたようです。
一回り大きい鉢に移しましたが、用土も鹿沼土単用のようでした。
交配種ゆえの強健さからできることなのかもしれないですが……!
水苔植えはハエトリグサのような直根で、しかも休眠するようなタイプ以外には、
不器用なので使いにくいです。私だけの話かもしれないですけど(笑)
ただ、綺麗なので表面に苔が生えてるような状態は好きかもです。
こちらこそ、また遊びに覗わせていただきます!
いろんな種類の栽培記録、楽しみにしてますよー!
こんばんは!
普段たくさんの食虫植物が並んでる光景なんて目にしないので、
いろんな種類が見られるイベントはとても楽しいです!
赤アルボとかコシカワラフレとか、いろいろほしかったのですが、
特にセファロタスあたりは、ヘリアンフォラと一緒に育ててみたかったです。
今度見かけたら、買ってしまいそう……(笑)
水槽栽培も以前やってたことがあるのですが、60センチ規格だとどうしても高さが足りず、
手狭になったネペンテスを出してみたところ、あっという間に干乾びてしまったことがあり、
それ以来密閉に近い状態での栽培はやってないです……。
常時湿度100%に近い環境で育った個体は、どうも外界への適性を失くすようで……。
きちんと順化させれば大丈夫だとは思うのですが。
私も最初はちょっと怖かったのですが、元々かなりのスパルタ栽培をされていたようです。
一回り大きい鉢に移しましたが、用土も鹿沼土単用のようでした。
交配種ゆえの強健さからできることなのかもしれないですが……!
水苔植えはハエトリグサのような直根で、しかも休眠するようなタイプ以外には、
不器用なので使いにくいです。私だけの話かもしれないですけど(笑)
ただ、綺麗なので表面に苔が生えてるような状態は好きかもです。
こちらこそ、また遊びに覗わせていただきます!
いろんな種類の栽培記録、楽しみにしてますよー!
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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