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先日年が明けたと思ったら、早くも1月が終了です……。
本当に、時間が経つのは早いですねー。
この調子だと、今年もあっという間に過ぎ去ってしまうのでしょうか。

本当は輸入苗の経過報告とかも書きたかったのですが、
ほとんど変化が無く、面白くもなさそうだったので割愛されました。
変化はなくとも記録は大切だと思うので、そのうち書きます……。

輸入といえば、BEからの第三弾があったのですが、国内に入ってくるのは3月頃となりました。
最近はこの寒波ですし、私もそれがいいと思うよ!



N. attenboroughii
前回の登場が去年だったので、一月振りくらいでしょうか。
寒いのであまり成長は早くないのですが、前回新芽だった部分が展開しつつあります。
結構大きくなりそうな、いい感じです。
成長は遅いですが、最近は形質に少しずつ変化が見られるようになってきました。



前回はまだ先端部だった袋。
袋が完成する前から半開きになってます。
今はもうほぼ完成しているのですが、結構前から蓋が開いてました。
小さいうちから開いてしまってがっかりしてたら、そのまま気にせず大きくなる感じの……。
うちではラジャとアッテンボロギに見られる現象なので、
もしかしたらラジャ近縁種の幼苗に見られるとか、そんな感じなのでしょうか。

前回までの袋はすべて無地の緑一色だったのですが、
今回の袋から、薄っすら斑模様が見られるようになりました。
蓋も小さく立ち上がりそうなので、少しずつ特徴が出ているようです。
一つだけ真っ赤な袋がありますが、あれは古いだけなので……。



前回展開中だった新芽からできた葉と、その先端部。
リーフジャンプ……とまではいきませんでしたが、ちょっと大きくなりました。
蔓も伸びたので、先端がちょっとオーバーラン気味です。
前回二つの袋は蓋が立ち上がりつつあり、形質の変化が見られたのですが、
この袋はそれらとはまた違った変化がありそうな予感です。
今までは、通常のネペンテスの下位袋と同じような付きかたをしていたのですが、
今回は蔓が立ち上がって、上向きに袋をつけそうな感じなのです。
この感じだと、アッテンボロギ特有の釣鐘型の袋になってくれるのではないでしょうか。
まだ待機中の袋が一つあるので、この袋が膨らんでくるのは先のことになりそうですが、
これから先、どんな袋をつけてくれるのか……楽しみです!
現在展開中の新芽も結構いい感じですし!



今週から2月に入り、今期一番の厳冬期となります。
そこで、実験……と言ってしまうと聞こえは悪いのですが、試してみたいことがあるのです。
被験体は、このアッテンボロギ。
実験なんて言えば大層な響きですが、夜間に低地性の温室に取り込んでみるというだけです。
前々から高地性に強いている環境が厳しすぎるとは思っていたのですが、
先日のボゲリーの結果を見て、夜温を保ったらどうなるか、少し気になったのです。
アッテンボロギもそこまで高い標高に自生するわけではないですし、
寒さには耐えても好きなわけではなさそうですし……。
期間は2月からの厳冬期の1ヵ月ほどの予定。
これで成長が早くなるなどの変化が見られたら、
来期からの越冬の環境を見直さなければ……です。
せっかくなら、冬でも成長してほしいですし。



氷雨降る夜、一夜明けて。
は、ハエトリグサァァァ!!?
なんか大変なことになってますが、大丈夫なのこれ……。


本当に寒いですねー……。
世界を覆っていた分厚い雲は、風に押し流されて晴れ間が再び覗くようになりました。
アトリエは南側が全面窓のサンルームのような構造になっているため、
陽射しが入るととても暖かく、昼間は20度以上まで気温が上がります。
……が、外は冷たい北風が吹き荒び、一歩外に出れば極寒の世界です。
雲はなくなっても寒波の直中に変わりはなく、外気温は基本的に氷点下を大きく下回り、
日中の最高気温も3度程度にしかならない日が多いです。
本当に、春が待ち遠しいですねー……。



N. maxima wavy leaf
先日のサンシャインでお迎えした最後の個体です。
葉が波打つという形質を持った変異種、だそうです。
実をいえば、最初はそんなに興味があったわけではなかったのです。
葉が波打つっていっても、どうせちょっとベラベラする程度だろうしー……って。
そんな感じで、せっかくだから成長するとどうなるのか、調べてみたのですが……。
思ってたより、ずっとかっこいいです!
ただ、葉が波打つ特徴は、かなり大きくならないと発現しないみたいですが……。



袋。
だからどうしたってくらい、まだ特徴は出てないです……。
今はまだ色も形も出ていませんが、ウェービーリーフの個体は、
カラフルになる傾向があるみたいなので、今後にも期待です。



ボゲリーは最初からついていた袋は枯れつつあります。
やっぱりどうしても、袋の部分は環境の変化には弱いですねー。
基本的に導入時にはどんなネペンテスもこうなるので、
仕方ないことだとは思いますが、それでもやっぱりちょっと残念ではあります。
最初に紹介しちゃってよかったかも……。



ただ、それを乗り越えて、うちの環境でゼロから作られた袋は長持ちしますし、
その状態になって、初めて本当にうちの子になってくれた、という感じがします。
そうなると愛着も一層湧きますしねー。
ボゲリーは古い袋が枯れた分、新芽を急ピッチで展開しています。
夜間は温室に入れているので、夜温が保てているというのもあるかもですが、
1週間でこの成長は、それなりに早いんじゃないかなって思います。

……というか、いくら高地性メインといっても、
やっぱり夜温が低すぎて代謝が鈍っているように感じます。
もう少し室温を高く保てれば、冬の間も成長させられると思うのですが……。
現状だと保温設備の性能不足で、これが限界です。
……ので、残り一月あまりの厳冬期を、なんとかがんばって乗り切ってもらいます。
春になったら、次期に向けて大きめのオイルヒーターがほしいです。
季節外れセールで安価に売られたりしないかなー。


寒い! 寒すぎます!!
どうやら世界とやらは冬の間にも何度と来ない、寒波の底にあるようです。
温室に入った低地性の子はともかく、最低限の加温しかしていない高地性の子はかなり寒そうです……。
普段は15度くらいは保てるのですが、ここ数日は10度前後になってしまっています。
先日のN. vogeliiをはじめ寒さに弱い個体、養生の必要な個体等は、
一時的に温室に避難した方が安心かもしれないですねー。
それより問題は、庭で凍結したことで破裂した水道管をどうするか、なのですが……。



N. ventricosa
いつも登場の挿し穂がようやく育ったのかな?
……なんてことはなく、先日のサンシャインにてお迎えした個体の一つです。
今は全く特徴が出ていないのですが、赤い袋をつける系統らしいです。
べ、別に在来系の挿し穂が全然動かないから買ったとか、そんなんじゃないんだからね!
紅白で縁起がいいかなって思っただけだし……変な勘違いしないでよね!



冗談はさておいて、袋です。
本当に緑一色ですねー。
赤くなる要素の片鱗も見えないどころか、ベントリコーサっぽさもあまりないです。



ただ、成長は遅くはないと思うので、今年中には多少の特徴も見られるかもです。
こういう一切特徴のない袋から育てていくのって楽しいです。
アリストリコーサとか、そんな感じでしたし。



N. lowii Thomas Alt clone
緑一色と言えばこの子。
最近育ってきましたが、小さすぎて個別記事にするほどでもないので、ついでに登場です。
本来は下位袋はもちろん、上位袋まで真っ赤になるはずのクローンなのですが、
アントシアニンフリーなのかと見紛うばかりに緑一色ですし。
現在、袋をつけてくれそうな次の葉っぱが展開中なので、そちらに期待です。



相変わらず動きのない在来系の挿し穂。
3月くらいになったら普通の鉢に移し替えて、他の子と同じように管理してみようと思います。
さすがに今年中には小さな袋くらい見てみたい気もしますが、
展望がまったく見えず、本当にちゃんと育つの……って感じです。
なんとか草らしい姿になってくれれば、安心できるのですが。


体調不良の原因は、どうやら典型的な風邪症候群だったようですが、
年末からずっとこじらせており、ちっとも良くなりません……。
温かい格好をして休んでおくように……と、念を押されたのですが、
個人的には温かい格好、してたと思うんだけどなぁ……。
今は着る毛布で簀巻きにされてます。



N. vogelii
先日のサンシャインにてお迎えした個体です。
他の個体は早急に植え付けないとな状態だったため、ついでに一緒に植え替えました。
植え替え……というよりは、鉢替えに近いと思いますが。
個人的には、素焼き鉢の方が用土内部の乾き具合とかわかりやすくて使いやすいです。
3号のスリット鉢だったので、4号の素焼き鉢に移して隙間を用土で埋めただけです。
言葉だけだと簡単そうに聞こえますが、意外と大変です。



袋。
買ったときはばたばたしすぎててじっくり見られなかったのですが、
こうして改めて見ると、すごく綺麗な袋ですねー……。
大抵、幼苗の袋は全く特徴の出ない地味なものなのですが、
ボゲリーは小さいながらも、とても綺麗です。
このサイズでありながら、リップにはストライプが密に入っているし、
赤黒い斑模様もいい感じです。
細長い形も、袋の付け根のくいっと曲がった感じも最高に好みです。



まだ蓋の開いてない袋。
ボゲリーは、先日輸入したプラティチラに近縁なのですが、
袋の感じはたしかによく似てますねー。
もっとも、プラティチラはまだ特徴のない幼苗なのですが……。
あちらも下位袋のうちから結構綺麗になると思うので、どちらも大きく育てていきたいです。
ただ、ボゲリーの輸入時期が一昨年の末となっているのですが、
その時期から国内にあってこのサイズ……と、考えると、
ひょっとして成長はかなり遅かったりするのでしょうか。
他の高地性品種に比べると耐寒性が極端に弱いとも聞きますが、
そのあたりも関わっているのでしょうか……。



新芽。
袋は綺麗なのがついていますが、まだまだ葉数も少なく頼りないです。
これからどんどん新しい葉をつけて、大きくなってくれたらうれしいです!


前回に引き続き、池袋サンシャインシティーにて行われていたイベントの画像です。



N. fusca
看板のところに、ででん!……と鎮座していた看板個体。
とにかく大きくてかっこいいです!
細長い袋が最高ですね……。
フスカの近縁種はいろいろあって、マキシマやプラティチラ、ボゲリーなど、
有名どころだとビーチなんかも近しい種類なのです。
……知ったのは、最近ですが。
それにしても、フスカってこんなにも巨大化するのですねー……。



N. veitchii bario
去年のオープンハウスでも見かけた、とにかく巨大なビーチ・バリオ。
今回は本家の温室ではないので個体数は少なかったですが、その存在感は圧巻です。
一緒に写ってる値段シールにも圧巻、ですね!
初日はあまりにも人が多くて忙しそうだったのですが、
後日改めて伺わせていただいた際にはお話することができました。
うちには山田さんのところの『赤ずきん』の子供がいますが、
どうやらこの個体も、その中の一個体なのだそうです。
実生なので個体差はありますが、うちのも6年ほど育てたらこんな姿になるそうです。
先は長いですが、上手く育ってくれたらいいですねー……。



ボッシアナの黒い個体……だったっけ。
このあたりは似た個体や交配種が多くて記憶が曖昧です。
後ろには、キャベツと名高いピンギキュラ・ギガンテアがたくさんいます。
先日の輸入の際に入ってきたらしい変種ハエトリグサもいっぱい居ました。



タランゲンシス交配種(黒)。
何と交配したかはわからないですが、毒々しい模様の丸い袋がたまらないです。
アリストロキオイデス交配種と似た雰囲気を感じます。



タランゲンシス交配種(赤)。
こちらも何と交配したかはわからないのですが、赤い袋がいいですねー。
黒い方と比べると、袋が細長いですが、もう片親の影響でしょうか。



N. lingulata
憧れの品種です。
幼苗のうちから袋は真っ黒なのですねー。
こんなサイズでも、なかなかいいお値段がします。
栽培難易度の全く不明な高額苗をお迎えする勇気はないので、手が出せません……。
もう少し、情報が出てきてくれたらいいんですけどねー。



N. palawanensis
こちらも黒々としてかっこいいですねー。
ラジャの近縁種で、出回るようになったのはごく最近のこと。
猛烈な推しを受けましたが、思いっきり予算オーバーなので買えないです!
実を言うと、近くの大谷園芸のブースにて、この1/3くらいの値段で売られてました。
大谷さんのところは、いろんな品種がとにかく安価なのが魅力ですし。
ただ、そちらは大きさがこの1/6くらいしかない極小苗でしたので、
こちらが高いといったようなことはないと思います。
アッテンボロギがそうだったように、もう何年かしたら、
価格も落ち着くんじゃないかなって思います。
うちで育てられるようになるのは、そうなってからですねー……。

………
……




そんなわけで、少数ですが買ってきました。
大谷園芸から2鉢、ヒーローさんから1鉢です。
やっぱり室内の照明よりも、自然光の方が綺麗に写るなー……。

大谷さんのところの個体は浅植えでぐらぐらしており、
帰ったら植え替えたほうがいいかも、とのことでした。
詳しい紹介は、追々個々にしていきたいと思います。


プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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