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先日は暑かったのですが、その翌日から一気に真冬のような気候になりました。
この気温差だけでも体調ぶっ壊れそうなのですが、
今週は朝4時まで残業して、そのまま朝6時にお仕事再開という生活をしていたところ、
見事に風邪をひきました、これで仕事休めるんじゃないですか?(名推理)



N. aristolochioides x ventricosa BE-3447 #1 / Borneo Exotics
タイトル通りですが、アリストリコーサを植え替えてきました。
……とは言っても、去年末だか今年だかに植え替えたばっかりで、
用土も全く傷んでいなかったので実質的には鉢増しです。

徒長し始めたら成長率が指数関数的に加速し始めて、
支柱代わりの竹籤では到底支えきれないのと、鉢スタンドに乗せたところで袋を引きずるので……。
今年の猛暑でも弱らないどころか成長全く衰えないですし、
去年の記録的な寒波の中でも平気で袋を作り続けるしで、
正直、この交配種の強さはベントラタ並みじゃないかなって思いました……。
この強さなら、ホムセンネペンとしても十分やっていけますよ……。



完全に徒長しているので、着く袋も完全な上位袋に移行しました。
主茎分解して挿木にしたら、いくらでも増えそうな気がします。
なんなら花でも咲きそうですが、この子を受粉させる予定はないです。
多重交配になりますしねー……。
何か明確な目標があれば、ダイエリアナのような傑作が生まれ得るのかもしれませんが。



脇芽の方からは下位袋も着いています。
育て始めたばっかりの頃は、幼苗特有の全く特徴のない袋を着ける株だったのですが、
初めて特徴の出た袋を着けてくれたときには、それはもう嬉しかったのです。
そのときの袋が、丁度こんな感じの袋でした。
懐かしいなぁ……。



徒長した主茎と育った脇芽があるので、上位袋と下位袋が同居しています。
こうして比べてみると違いは一目瞭然ですね。
行燈仕立てにして蔓の逃げ場はいくらでもあるので、存分に暴れちゃってください。
どこまで伸びるのか、少し楽しみにしています。

この調子でベントラタも大鉢に植え替えて暴れさせたいところ……なのですが、
今回の植え替え、死ぬほど大変だったんですよ……。
育てたことある人ならわかると思いますけれど、
ネペンテスの蔓って意外に硬くて言うこと聞かないですし、
誘引しようとがんばっていると、袋がひっくり返って謎汁撒き散らしますし……。

ただ、一鉢本当に狭くてかわいそうな子がいるので、
その子だけ近いうちにがんばって植え替えてきます。
行燈仕立てにするので、鉢は7号深鉢でいいかなって思います。
前回言ってた7号以上は平鉢にするって設定はどこいったんですか……。

暑い……?
もう師走というのに気温は30度目前で、本当にどういうことなんですか……?
時期外れの夏日は今日限りで、明日からは一気に最高気温が10度下がるとの予報ですが、
そもそも12月に20度ある時点で、もう充分おかしいと思うんですよ。
今年は予報通りの暖冬になってくれたらいいですねー……。
前回の記録的な暖冬は2015年のことでしたが、その年のネペンテスは大豊作だったらしいので。
あの年、本当に1月や2月も昼間は20度ありましたからね……。



N. inermis Gunung Gadut / Wistuba
鉢が汚い。(小学生並みの感想)
夏にかなり暑がらせてしまい袋はまだないのですが、今回はこの子です。
前回登場したのが6月でしたが、半年足らずで支柱代わりに使っていた竹籤の長さが足りなくなりそうです。
本当に成長速度は意味がわからないくらいに速いです。




暑い間はまともな葉を着けませんでしたが、涼しくなってからは次々リーフジャンプします。
ステムもどんどん太くなるので、6月に埋め戻しも兼ねて植え替えたのに、
早くも既にドーピングコンソメスープみたいな体型になっています……。



新しい葉には、なんとか袋を着けてくれそうな感じです。
本種をはじめ、スマトラ高山系は冬でもしっかり袋を着けてくれるので、これからに期待です。

……ただ、成長は早いように見えますが、上手く育っていれば、
既に上位袋になっててもおかしくないのですよね……。
本種は上手く栽れれば、幼苗からでも1年くらいで上位袋に移行します。

ただ、1年半くらい育てて2度の夏を越えさせてみて、わかったことも。
本種は他所で言われている通り、用土は乾燥気味の方がよく育ちますが、
真夏の期間だけは、ミストで温度を下げることに専念した方が秋以降の成長がいいです。
今年は特に暑かったこともあるのですが、秋に3ヶ月近く成長を停滞させてしまいました。
代謝の速い本種にとって3ヶ月って、すごい長い期間だと思うんです。



暖かい日はいつも外に居るのですが、今日は特に暑いくらいでご機嫌です。
バリバリ、グシャグシャ、バキバキ、ゴクン。
そんな感じに、今日も大量の大根の葉っぱと小松菜を食べるのでした。

……最近屋内に取り込むためにこの子持ち上げると、視界がラメみたいにキラキラするんですよ。


新しいブログの方はまだ非公開なのですが、
新たに栽培を始める方に向けての情報的な側面も持たせられたら……と思いました。
試しに一記事書いてみたところ、なかなか見やすくていい感じ。
……だったのですが、一記事辺りの編集量が割とえげつない感じでした。
移転したら週二更新は難しくなりそうです……。
こっちはメモ帳に文書いて貼り付けてるだけですしね。



N. burbidgeae x edwardsiana / Malesiana Tropicals
先週に引き続きバーエド。
前回塗った癒合剤もしっかり乾いたので、植え替えていきます。

……最近は陽が落ちるのが早すぎです。
植木鉢の影から察してほしいのですが、影は伸び切ってすっかり斜陽の時間です。
これ以上遅くなると寒いので、カカッっと植え替えていきましょう。



劇的ビフォーアフター。
途中の写真?そんなものウチにはありませんよ……。
一枚目の画像よりも明らかに暗くなっている時点で、
時間の無さと切羽詰まった感をお察しいただけましたら幸いです。

本来なら真ん中にばっちり持ってきたかったのですが、
存外に茎が長かったことと、根も大きくて思ったより余裕がなかったです。
これなら6号鉢に植えてもよかったかな?

ちなみに7号以上にする際は、平鉢を使っていく予定です。
鉢が深くなりすぎて、内部に水分が停滞しすぎるのです。
用土の中に鉢底石用の大粒ヴィーナスライトを混ぜ込むという荒業もあるのですが、
あんまり鉢の背が高いのもバランス悪くなりますし、
なにより私が鉢動かすのが大変なんです、お察しください。
ちなみにレディーラック植えてるのが7号深鉢です、早くも設定ガバガバなんですけど……。



植え替え直後の草の画像だけでも面白くないですし、別個体のバーエドの袋です。
本種は自然交雑種で、基本的には雑種は栽培が非常に簡単というセオリーがあるのですが、
本種はなぜか栽培に独特の癖があり、枯れるようなことはないのですが、
着袋率が極端に悪く、葉も同じ大きさのものを出し続け、ちっとも大きくなりません。

……というよりも、国内で本種を大きく育て上げられている方は、私の知る限り中村様しか居ません。
うちの個体を見ても他所の栽培記録を見ても全然大きくなっておらず、まるで造花のようです。
ただし、中村様のところでは1年で信じられないくらいに巨大化しており、
癖を掴んで適切な環境を整えることができれば、成長は遅くないみたいです。

この子が一気に巨大化するくらいの素晴らしい環境を、私も構築できたらいいな……。

ブログ移転に向けて準備を進めていて、新しいテンプレートを用意しているのですけれど、
めっちゃくちゃ難しいんです……。
適当なテンプレ改変してそれっぽく仕上げようとしたのですが、
人気のものは改変防止用にタグをあえてスパゲッティー化やブラックボックス化させていたり、
さらにはダミーコードまで満載されていたり、そのまま使えってことなのでしょうね……。

なお、改変の可不可は作者によって違っているらしく、
改変前提の親切なテンプレートもあったりで、現在はそちらで作業を進めています。

あと、森野は発注した新しいヘッダー早くして?



N. burbidgeae x edwardsiana / Malesiana Tropicals
今気付いたけど、前回バーエドのことビーバビって書いてていろいろとダメです。
あなた疲れているのよ……。

以前に脇芽が出始めたけど、もうしばらくは様子見と言っていた個体ですが、
脇芽も大きくなってきたし、いい加減主茎も邪魔になってきたので切り戻すことにしました。
真っ直ぐ伸びてくれてたらよかったのですが、ここまでフリーダムに伸びられると……ね。



この辺の木質化した部分に狙いをつけて、切っていきます。
切るときにはハサミを使います。
カッターとかカミソリとか、一枚刃ではまず切れません。
ハサミは使う前に一応アルコール消毒していますが、本来なら炙った方が確実です。
枯れ葉のトリミングなんかに使うのは適当でいいですが、
生体部分を切る際には、その辺しっかりしていきましょう。



思いっきり白飛びしてますが、切り口には癒合剤を塗布しておきます。
さっきから裏にちらほら写ってたやつですね。
ちなみにこの癒合剤、匂いを嗅いだり成分を見たりすればわかるのですが、
主成分は酢酸ビニル樹脂、要するに殺菌剤の入ったボンドです。

……だからといって、傷口に木工用ボンドを塗ったりなんかしないように。



このまま植え替えも行っていこうかと思ったのですが、
癒合剤が乾くまで、しばらく養生させることにしました。
決して急用が入ったとか、そういうわけでは決してないのです。

切り取った主茎の方は、木質化した長すぎる部分をトリミングして水挿しにしておきました。
ちなみに本体から分断してしまえば、力を込められるので大型のカッターならスパッと切れます。
カミソリではどうやっても切れないです。
切り戻すことが主目的だったので、発根はしたらいいやって感じです。
次回は鉢に残った脇芽の方の植え替えを行っていきます。

今日はビーバビの植え替えや挿木でもしてみようかと思ったのですけれど、
週末に分単位の綿密なスケジュールを突然ぶち込むのはやめてほしいのです。
……というわけで、今日も撮り貯めたシブヤンエンシスです。
ちなみにMTのシブヤン・レッドピッチャーは今現在袋が着いていないため割愛されてます。
やはり低地性として育てられている分、気温の低下には弱いのかもしれません。



N.sibuyanensis BE-3164 / Borneo Exotics
輸入時から最高に状態がよく、スムーズに順化してくれた子です。
袋もすぐに着け始めて、シブヤンがみんなこの子みたいに素直だったらいいのに……。
導入時のリーフスパンは5センチ程度で、現在は4号鉢の縁から飛び出し、
13センチをなんとか超えたといったところです。
劇的に大きくなったというわけでもないのですが、それなりに順調かも。



袋もまだ作ってます。
本当に、なんて素直でいい個体なんでしょうこの子は……。
おそらくは日照の関係上、シブヤンエンシスにおいては今年最後の袋になりそうですが、
来年も、春も早くから袋を着けてくれることを期待しましょう。

正直かなり小さな袋ですが、もう晩秋というよりすっかり冬になりかけたこの気候で、
シブヤンエンシスが袋を着けてくれている事自体が、うちの環境では奇跡みたいなものなので。
ここ最近は、本当に寒くて寒くて……。
それもそのはず、今週末からはもう12月に突入ですよ。
今年ももう、終わりなんだなぁ……。

……という訳で、撮り貯めたシブヤンエンシスの記事も、これでもうおしまいです。
何故なら未来のことは、まだ何も記録されていないからです。
本種は本当に好きな種類なので、また記事にできるような変化があれば書いていきます!

プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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