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先日、ヒーローズピッチャープランツにて行われていたオープンハウスに行ってきました。
場所は南アルプスの山々を臨む、八ヶ岳山麓。
標高が高いため、とても涼しい場所でした。
周囲には別荘的な建物も至る所に点在し、避暑地として使われているようです。
ヒートアイランド現象に悩まされるうちからすると、羨ましい限りです。
一夏をこんな場所で過ごせたなら、きっと素敵だろうなぁって……。
温室に入ってまず目に入るのが、巨大なトランカータの数々。
圧倒的な大きさで、うちの子の数十倍はあるでしょうか……?
袋なんて、肘まですっぽり入ってしまいそうな感じです。
そんな一つでもヤバい雰囲気満載の袋がそこいら中にごろごろと、所狭しとぶら下がっていました。
成株サイズなので、巨大な花もわさわさ咲かせています。
曰く、雄花ばっかりで雌が全然いないとのこと。
やっぱり雌雄異体だと受粉させるのは大変そうですね。
トランカータは挿木も難しく、実生の重要性が大きいのでなおさらです。
幼苗からこのサイズに成長するには、7~8年ほど掛かるそうです。
うちの子も、まだまだ先は長いですが、のんびりじっくり見守っていきたいです。
奥に進むと見えてくるのは、ベントリコーサの大群生。
大きいものから小さいものまで、数百はありそうです。
色も、赤や緑、白いものから斑点系まで千差万別。
実生で大量に育てつつ、形質の優れたものを挿木増殖しているそうです。
吊り鉢仕立てになっているのは大株の数々。
15センチを超えるような袋が鈴生りに、それこそ数え切れないほどぶら下がっています。
ベントリコーサ自体はわりとよく見る種類なのですが、ここまで巨大なのは初めて見ました。
掘出し物的なすごいやつもいましたが、その話はまた後程。
ネペンテス・ペルタタ。
ずっと気になっていた種類の一つです。
ラジャ系の丸く魅力的な袋をつけるのですが、小さいうちは細長い袋をつけます。
……というか、このサイズになってもまだ細長いのですね。
栽培下で丸く大きな袋をつけているのは、国内ではごく一部。
栽培についての情報なんかもほとんど出回っておらず、曖昧な存在だったのですが、
ある程度大きくなれば、あとは丈夫なので普通に管理しとけばすくすく育つとのこと。
とても魅力的です、ぐぬぬ……。
ビーチ・バリオ。
みんな大好きビーチの中でも、さらに大人気の個体群ですね。
拳よりも二回り以上大きな袋の大株仕立てで、それだけでもすごいのですが……
そんなやつらが大量に並んでいる光景は、壮観としか言いようがないです。
惹かれるものはあるのですが、やっぱり蒸れと暑さに弱く、気難しいとのこと。
うちの環境では、とても育てられないだろうなぁ……。
交配種なら難しくないし、きれいな襟も引き継いでくれるので、そういうのを集めるのもよさそうです。
出ました、すごいやつ。
ネペンテス・トラスマディエンシス、マクロフィラとローウィの自然交配種です。
これ以外にも、お店のリストには並んでいないローウィ系の交配種が結構たくさんありました。
私もローウィ系の交配種が気になっているのですが、国内ではほとんど出回っていません。
ローウィ系交配はエキゾチカプランツのお家芸なイメージですが、最近はほとんど入荷しないそうです。
今回並んでいたのも大株ばかりで、私には手の出せないものばかりでした。
実生なのでそれぞれの個体差は激しいのですが、どれも魅力的です。
挿木で増殖したりもしているらしいので、いつか手に入ったらいいなぁ……!
さらにすごいやつらも無造作に並んでたりします。
ネペンテス・エドワードシアナ、この子はトンブユコン由来の個体だそうです。
こんなの写真でしか見たことないし、生で見る機会なんてないだろうなーと思ってたのですが、
まさかこんな形で遭遇することになるとは……!
しかも結構な大株です。
ものすごく希少な種類ですが、栽培は意外と難しくないらしく、
最近は値段も落ち着いてきているとのこと。
それでも私には、到底手の出せないものなのですが……。
まさに高嶺の花というに相応しい存在、高地性だけに。
温室内は定期的にミストシャワーを散布しており、じめじめした環境で体感温度は高めです。
発動機が作動する際に大きな音がするので、その度にびっくりしてしまいました。
今回挙げた種類の他にも、たくさんのネペンテスが一面に並んでおり、どれも魅力的でした。
ネペンテス以外にもたくさんのハエトリグサや、セファロタスもあったのが意外でした。
写真だけでは伝わらない、実物を見てこその綺麗さというのは、やっぱりすごいです。
実際に栽培についてのお話を聞いたりすることもできるので勉強になるし、何より楽しいです!
帰り際に、温室の隣に実っていた桃をお土産にいただきました、すごくいい匂いです。
都合が合えば、また遊びに行きたいところです、本当にありがとうございました!
場所は南アルプスの山々を臨む、八ヶ岳山麓。
標高が高いため、とても涼しい場所でした。
周囲には別荘的な建物も至る所に点在し、避暑地として使われているようです。
ヒートアイランド現象に悩まされるうちからすると、羨ましい限りです。
一夏をこんな場所で過ごせたなら、きっと素敵だろうなぁって……。
温室に入ってまず目に入るのが、巨大なトランカータの数々。
圧倒的な大きさで、うちの子の数十倍はあるでしょうか……?
袋なんて、肘まですっぽり入ってしまいそうな感じです。
そんな一つでもヤバい雰囲気満載の袋がそこいら中にごろごろと、所狭しとぶら下がっていました。
成株サイズなので、巨大な花もわさわさ咲かせています。
曰く、雄花ばっかりで雌が全然いないとのこと。
やっぱり雌雄異体だと受粉させるのは大変そうですね。
トランカータは挿木も難しく、実生の重要性が大きいのでなおさらです。
幼苗からこのサイズに成長するには、7~8年ほど掛かるそうです。
うちの子も、まだまだ先は長いですが、のんびりじっくり見守っていきたいです。
奥に進むと見えてくるのは、ベントリコーサの大群生。
大きいものから小さいものまで、数百はありそうです。
色も、赤や緑、白いものから斑点系まで千差万別。
実生で大量に育てつつ、形質の優れたものを挿木増殖しているそうです。
吊り鉢仕立てになっているのは大株の数々。
15センチを超えるような袋が鈴生りに、それこそ数え切れないほどぶら下がっています。
ベントリコーサ自体はわりとよく見る種類なのですが、ここまで巨大なのは初めて見ました。
掘出し物的なすごいやつもいましたが、その話はまた後程。
ネペンテス・ペルタタ。
ずっと気になっていた種類の一つです。
ラジャ系の丸く魅力的な袋をつけるのですが、小さいうちは細長い袋をつけます。
……というか、このサイズになってもまだ細長いのですね。
栽培下で丸く大きな袋をつけているのは、国内ではごく一部。
栽培についての情報なんかもほとんど出回っておらず、曖昧な存在だったのですが、
ある程度大きくなれば、あとは丈夫なので普通に管理しとけばすくすく育つとのこと。
とても魅力的です、ぐぬぬ……。
ビーチ・バリオ。
みんな大好きビーチの中でも、さらに大人気の個体群ですね。
拳よりも二回り以上大きな袋の大株仕立てで、それだけでもすごいのですが……
そんなやつらが大量に並んでいる光景は、壮観としか言いようがないです。
惹かれるものはあるのですが、やっぱり蒸れと暑さに弱く、気難しいとのこと。
うちの環境では、とても育てられないだろうなぁ……。
交配種なら難しくないし、きれいな襟も引き継いでくれるので、そういうのを集めるのもよさそうです。
出ました、すごいやつ。
ネペンテス・トラスマディエンシス、マクロフィラとローウィの自然交配種です。
これ以外にも、お店のリストには並んでいないローウィ系の交配種が結構たくさんありました。
私もローウィ系の交配種が気になっているのですが、国内ではほとんど出回っていません。
ローウィ系交配はエキゾチカプランツのお家芸なイメージですが、最近はほとんど入荷しないそうです。
今回並んでいたのも大株ばかりで、私には手の出せないものばかりでした。
実生なのでそれぞれの個体差は激しいのですが、どれも魅力的です。
挿木で増殖したりもしているらしいので、いつか手に入ったらいいなぁ……!
さらにすごいやつらも無造作に並んでたりします。
ネペンテス・エドワードシアナ、この子はトンブユコン由来の個体だそうです。
こんなの写真でしか見たことないし、生で見る機会なんてないだろうなーと思ってたのですが、
まさかこんな形で遭遇することになるとは……!
しかも結構な大株です。
ものすごく希少な種類ですが、栽培は意外と難しくないらしく、
最近は値段も落ち着いてきているとのこと。
それでも私には、到底手の出せないものなのですが……。
まさに高嶺の花というに相応しい存在、高地性だけに。
温室内は定期的にミストシャワーを散布しており、じめじめした環境で体感温度は高めです。
発動機が作動する際に大きな音がするので、その度にびっくりしてしまいました。
今回挙げた種類の他にも、たくさんのネペンテスが一面に並んでおり、どれも魅力的でした。
ネペンテス以外にもたくさんのハエトリグサや、セファロタスもあったのが意外でした。
写真だけでは伝わらない、実物を見てこその綺麗さというのは、やっぱりすごいです。
実際に栽培についてのお話を聞いたりすることもできるので勉強になるし、何より楽しいです!
帰り際に、温室の隣に実っていた桃をお土産にいただきました、すごくいい匂いです。
都合が合えば、また遊びに行きたいところです、本当にありがとうございました!
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プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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