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ぽかぽか陽気の天気が続いていますが、どうやらそれも今日で最後のようです。
明日以降になると、晴れた日中の気温も急激に下がってゆくらしく、
気候も晩秋から初冬へと移り変わってゆくようです。
晩夏から晩秋の頃までずっと雨が降り続いていたので、
今年の秋は実質10日前後しか無かったような気もしますけれど……。



N. ampullaria Sulawesi highland
まだ気温は20度近くあるので、気温的にはまだ低地性も屋外で日向ぼっこも可能なのでしょうが、
陽が傾いたり陰ったりすると一気に気温が下がってしまうので、
そういうギリギリの管理は、常に付きっ切りじゃないと怖くてとてもできないです。
……ので、低地性種は屋内で管理しています。
明日以降は晴れても寒いらしいので、いずれは高地性も屋内管理でしょうねー。
ということで、今回はこちらの高地性アンプに潅水していきます。



屋外管理の際の潅水は、何も考えずにホースでぶっ掛ければいいのですが、
室内でそんなことをすれば、当然床も水浸しです。
タイルとリノリウム張りの排水も整ったような部屋なら可能かもしれませんが、
そういうのってアトリエじゃなくてラボラトリーの類ですよね。
そういう部屋って大抵窓とか一つもついてないですし。
精緻な細工を施した飾り鏡に、どこかの未開部族の民芸品のようなグロテスクな小像、仮面。
吐き気を催すような色彩に織り上げられたタペストリーに、赤ん坊の頭ほどもある水晶球……。
そういう部屋にはそんなアンティークがよく似合うと、個人的にはそう思うのです。

話は逸れましたが、用土表面がこんな感じに乾いたら水を遣ります。
鹿沼土は乾湿が判りやすくていいですね。



霧吹きで用土表面をよく濡らします。
屋外で上から掛けられる場合は特に気にしないのですが、
私が屋内でやる方法だと、乾いた粒が散らかってしまいますので。



容器に入れて水を遣ります。
画像だと鉢受け皿使ってますけど、本当はもっと深いバケツか洗面器を使って、
鉢の縁くらいまでドブ漬けしちゃった方が楽だし早いです。
画像のは本当に撮影用ですね……。
素焼き鉢とかなら時間を置けば、毛細管現象で水も染み渡るでしょうけれど、
一鉢にそこまで時間を掛けてる余裕もないので……。
そんなわけで、この後バケツに突っ込んで水を吸わせました。

今はまだ大丈夫ですが、これからの季節は水道水もキンキンに冷えてくるので、
微温湯とかにした方がいいかもです、低地性種は特に。
温度は手で触って、冷たいとぬるいの中間くらいです、たぶん25~30度くらいです。
あと、一度鉢を漬けた水は、たぶん使い回さない方がいいと思います。



用土に十分水を吸わせたら水切り台に乗せて、よく水を切ります。
しばらく時間が掛かるので、6鉢くらい乗せてから、大抵別の作業してます。
低地性は温室に入ってて全然乾かないので、週一くらいのペースでいいのですが、
高地性は部屋でそのまま管理なので、3日もあればカラカラに乾いてしまいます。
作業の合間の時間に鉢をザブーンして水切り台に乗せて、
また作業に戻るといった感じで世話してますが、結構大変です。
ホースで水掛けるだけなら、5分で終わるんですけどねー……。

書き終わってみて思ったけど、正直何書いてるかわかんないですね。

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無題
全体像で見る高地性アンプラリア、美しいですね。私は、群仙園で底面給水ではなく上からの潅水が鉢内の空気を入れ替えられるので良いと聞いたので、ネペンテスにも当てはまるのではないかと上からの潅水にしています。
jaz***** 2017/11/13 (Mon) 21:40 編集
Re:無題
≫jaz*****さん

たしかに潅水による根回りのガス交換は重要ですね。
腰水のような形での底面吸水ではそのような効果は得られませんが、
鉢の縁、用土の上まで水に浸けてから一気に引き上げることで同様の鉢内部の水流を作っています。
本当は上部から潅水できればいいのですが、うちの環境だと難しいので……。
2017/11/15 (Wed) 00:30
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Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

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