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海水水槽を畳んで久しいのですけれど、やっぱり部屋に海が無いと寂しいですね。
超小型水槽だと手間が掛かるし、大型水槽だとランニングコストが掛かるし……。
……ということで、30センチキューブ辺りで再開してみようかと思ってます。

海洋生物は基本的に微少な環境の変化にも極めて弱く、超小型水槽は非常に難易度が高いのですが、
タイドプールの生物のみを集めることで維持していました。
環境の変化しない外洋とは異なり、タイドプールはお風呂みたいな温度になったり、
水が蒸発して比重が極端に高くなったり、雨が降れば薄まったりするような、
そんな環境の中で生きている生物が多いので、ありえないくらい丈夫なのです。

難点を挙げるとすれば、飼育生物としては地味すぎて華が無いことくらいでしょうか。
ミドリイソギンチャクは蛍光タンパク質を持っているので綺麗なんですけどねー。



N. veitchii bario Akazukin x stripe peristome / Y's Exotics

……冒頭の話、今回の記事と全く関係ないですね。
前回のトランカータといえば、ビーチも外せないかなって。
一纏めにされることも多いですが、意外に近縁というわけでもないみたいです。
やっぱり去年の異常気象で調子を落としたらしく、葉は小さくなってますねー。
今後の復活に期待です。



本種は冬でも袋を着けることが多いのですが、やっぱり調子を落としていたこともあり、
今の時期になってやっと袋を作り始めました。
前期は4号鉢を飛び出していたのに、葉が小さくなったことで用土の上に作ってますし。

小さいですけど、以前登場したビーバビの途中の袋と着き方が似てますね。
やっぱり片親が一緒なので、似るのかもです。
こちらも早くビーチらしい、綺麗な襟が見られるサイズに育ってほしいです。



頂芽から新しい葉に。
本種特有の毛深い感じは健在です。
調子を戻したこの葉が、どこまで大きくなってくれるのか。
今回は控えめサイズだったとしても、次回以降はまた縁から飛び出したらいいですね。

そう考えると、交配種ってやっぱり強いですねー……。
どうしても原種に思い入れがあるとかでなく、ただネペンテスを育ててみたいだけなら、
交配種を選んでおいた方が圧倒的に楽だし簡単だと思います。
ビーバビはEP産なので当たり外れも大きいところはありますけど、
大人気の売れ筋交配種なのでコンスタントに生産しているみたいですし。

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無題
ビーチーはなかなか思い通りになりませんね。トランカータと似ているようで違うという点は私も感じています。なんとなくより蒸れに弱い気がします。ビーチーの方がより着生種寄りなのかもしれません。
ただ、去年の夏でも多少成長が鈍る程度で済んだあたり、乾燥気味の水やりにさえ慣れればビーチーも強健な部類だとは思います。
jaz***** 2019/06/13 (Thu) 21:24 編集
Re:無題
≫jaz*****さん

調子がいい時は毎回リーフジャンプして倍々に大きくなってくれるのですが、
去年の異常気象はさすがに堪えたみたいで動きが鈍っています。
バリオはビーチの中でも高地性に分類されますが、去年の夏を多少のダメージで超えられる辺り、
やっぱりかなりの強健種であることは間違いないと思います。
実際、連日40度を超えるような記録的な猛暑でなければ盛夏が一番の成長期ですしね。
2019/06/17 (Mon) 00:54
無題
こんばんは。
海水水槽を立ち上げた事がないですが
ウツボやアンボイナ、オニオコゼ等魅力的な生き物が多いのでスペースと予算に余裕が有ればやってみたいです。
イソギンチャクも良いですね!
のんびりした生き物は見ていて飽きないです。

ノーシアナのオバQ口と丸腹が好きなのでveitchii にもその姿を期待してしまいます。
veitchii のイメージが交配種ばかりで詳しく調べていなかったので勉強します。
なまくら 2019/06/13 (Thu) 22:36 編集
Re:無題
≫なまくらさん

こんばんは!
海水水槽は淡水でのセオリーが全く通用しない点が多々あるので、
全くの別物と思って始めるといいと思います!

イモガイ系は沖縄でビーチコーミングするときは絶対に意識するので馴染み深いです。
本当に綺麗な貝ではあるのですけれど、殺意が高すぎます……。
私もイソギンチャクが大好きなので、やるならメインのイソギンチャクと、その近縁の、
スナギンチャクやディスクコーラル系のソフトコーラル中心になると思います。

本当は海洋生物としてはウニが一番好きなのですが、
レイアウトを荒らしまくるのでサンゴ水槽との相性は最悪ですねー……。
デリケートなサンゴは倒されて砂に突っ込んだだけで死んだりするので……。
あとは以前リビングで飼ってたときに、来客から「いつ食べるのか」と百万回言われたので。

その辺りがお好みなら、veitchii x northianaは見た目も育てやすさも最適だと思います!
veitchiiは片親に使うと見事な襟が遺伝しやすいので、交配に好んで使われるイメージです。
2019/06/17 (Mon) 00:57
無題
こんばんは。
コロコロツンツンしていてウニは愛嬌あって可愛いですし、ヒトデや貝類ものんびりしていて好きです。

私は伊勢海老の様なエビを飼育している友人宅に
遊びに行く度
「高級エビフライはいつ出てくる?」
と友人を構っています。
が、勝手に名前を付けて、餌を差し入れして飼い主以上に溺愛しています。
同じ水槽内の舌平目も可愛くて丸ごと持って帰りたい位です。
なまくら 2019/06/17 (Mon) 22:37 編集
Re:無題
≫なまくらさん

こんばんは!
ウニは本当にかわいいのです……、餌食べてる姿とか最高です……。

飼育用の伊勢海老というと、ゴシキエビ辺りでしょうか。
エビも食材としてのイメージが強いですが、よく観察するとめちゃくちゃカッコイイですよね。
餌にがっついてくれるタイプの生物は給餌が楽しすぎますねー。

底物系も愛嬌あってかわいいですよね。
淡水だとナマズやハゼ辺りがメジャーですけど、淡水カレイも不思議な感じで面白いです。
淡水シタビラメというのも居るらしいので、一度調べてみてはいかがでしょうか。
2019/06/20 (Thu) 00:36
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Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

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