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久方ぶりに晴れました。
今週はずっと雨でしたしねー。
でも、去年みたいに3ヵ月間降り続くのに比べたらマシです。

どちらかといえば、今回は長雨よりも強風による被害の方が大きいです。
今月に入ってから昼夜を問わず、常時10メートル程の風が吹いており、
それだけならちょっと風が強い程度で済ませられるのですけれど、
時折30メートル級の突風が割と頻繁に吹いたりするので、油断できないです。
春は毎年風が強いですが、ここまでではなかったです。
ネペンテスにも少なからず被害が出ており、私の気分を重くさせる要因の一つです。
そういえば去年栽培場に侵入者があって荒らされたのも5月だったし、
私にとって、5月は厄月なのかもしれませんね……。



N. rajah Thomas Alt clone / Y's Exotics
表題の通り、ラジャを植え替えてきました。
ラジャは種小名が示す通りネペンテスの、延いては食虫植物の王ともいうべき存在です。
……とは言っても、うちのは小さくて威厳も何もあったものじゃないですけれど。
お迎え当時のリーフスパン2センチ未満の超極小苗から比べたら、多少は育っています。



植え替えてみてわかったことがいくつか。
この子は元々ピートモスか何かに植わっていると思っていたのですが、
鉢から抜いてみたら、真っ黒になった水苔でした。
ラジャは植え替えを嫌うと聞いていたので、
導入時に根鉢を崩さないように植え付けたせいで全く気付いてませんでした。
今回は傷んだ水苔の部分は出来るだけ外して、新しい用土で植え付けました。



今回用いたのは有機用土。
アリストリコーサを始め、いろいろと結果を出している用土ですので、今回も使っていこうかと。
うちでは有機と無機の二種類の用土を使っていますが、
今後は出来れば有機側をメインにしていきたいです。
無機用土はセラミスを配合しているため、残土の処分が大変なのです。
畑土に混ぜ込んでも半永久的に残りますからね、アレ……。
ただ、ローウィやトランカータ辺りは有機用土との相性が微妙そうな気もするので悩みどころです。
実際に試したことはないので、あくまでイメージ的な問題なのですが、なんとなく……。
用土辛めに管理するので、一度乾いてしまうと萎縮して水を吸いにくくなる有機は微妙かなって。



仕上げに前の鉢の表土を覆っていた苔を貼っておきました。
今はまだ貼り付けた感がありますが、ミスト管理して一夏もすれば馴染むはずです。

ラジャは植え替えに弱い面もありますが、調子を落とさずに育ってくれたらいいですね。
というか、植え替えてみたら傷んだ水苔から根も全然伸びてなかったですし。
しばらく様子を見て、今後の推移を観察していこうかと思います。

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無題
ご無沙汰してます。

やはりラジャは最高ですよね。 現地で沢山の株を見ましたが、あの巨大な草体と袋は他種とは別物の威圧感があります。
ただ、幼苗を育成には気を使います。 コツがあるんですが、栽培環境で育成法が変わるのでコレと云う栽培管理法を明確にするのが難しいですね・・・
トーマスアルトと云えば、当方も2014年頃に瓶詰めの1cm位のを沢山植えてて、2年近く上手く育っていたんですが、たった一日の管理ミスでほぼ全滅。
残った苗も根をやってしまっていたのでジワジワと小さくなり枯れてしまいました。

因みに、幼苗はミズゴケで柔らかめで植え込み、用土は乾かし気味(完全に乾かない)に栽ると根がよく伸び成長も早いですね。 でもこれが一番難しいんですけどね・・・
濡らし過ぎると根が直ぐ腐るし、乾かし気味だとちょっとした油断で一日でパーですからね・・・
10cmを超えると一気に強くなるんですけどね。
中村 URL 2018/05/22 (Tue) 18:39 編集
Re:無題
≫中村さん

こんばんは!
ラジャは最高にかっこいいですよね、王の名を冠する種小名は伊達じゃないです……!
自生している姿は画像でしか見たことないですが、やっぱり実際に現地へ赴けば、
さぞかし圧巻な光景なのでしょうねー……、いつかは自分の目で見てみたいものです。

極小苗は、ほんの少しの油断が取り返しのつかない事態に直結するので気が気じゃないです。
2年も育てた苗をワンミスでロストだなんて、本当にがっかりしてしまいそうです。
やっぱり本種は根を傷めてしまうと取り返しがつかないのですね。
本個体は植え替えから10日ほど経ちましたが、じわじわと成長再開してきたので、
今のところは大丈夫そうですが、油断しないように気を付けます。

一日中付きっ切りになれるような状況じゃないと、
水分量を完璧な状態で維持し続けるのは難しそうですね……。
うちの個体も早く10センチを超えてくれれば安心なのですけれど、
今年の秋までにどこまで大きくできるか……といったところです。
2018/05/23 (Wed) 01:32
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

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