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いよいよ蝉も鳴き始めて、夏も本番ですねー。
このところは夜温が30度以下にならない超熱帯夜が続いていましたが、
夕立が降ると一気に気温が10度以上下がり、一転して過ごしやすくなります。
湿度も上がるし、ウツボカズラの理想的な環境が自然に出来るので嬉しいです。
昼間暑くて夜はスコールで冷やされるという環境は、自生地に限りなく近いので、
一日一回くらい、夕立には積極的に降ってほしいところです。
ミストシャワーで疑似的に再現してはいるものの、自然現象には敵いませんし……。
ただし、台風やら行き場を失くした梅雨前線やら、災害レベルの雨は勘弁です。
九州、大丈夫かなぁ……。
N. inermis
前回の記事で植え付けた直後のイネルミス。
クロロフィルの抜けた新芽がなんとも貧弱ですねー。
この状態から本当に育つのか、正直かなり不安だったのですが……。
予想に反して、かなり順調に順化してくれています。
徐々に陽に当てたところ、あの青白かった新芽にもクロロフィルが戻り、
この1ヵ月で葉を2枚も展開し、現在3枚目を展開中です。
しかも、なぜか立て続けにリーフジャンプしており、元々の葉の3倍近くなりそうです。
新しい葉には、すでに袋もつけそうな感じだし……。
順化の方法とかうちの環境とか、余程イネルミスに合ってたのかもしれないですね。
N. campanulata
植え付け直後のカンパニュラータ。
新芽が貧弱なのは、イネルミスと一緒。
こちらも1ヵ月でどうなったのかといえば……。
イネルミスほどの勢いはないですが、順当な感じ。
新しく展開した葉はやや小さくなったものの、こちらもクロロフィルが戻り、緑色になりました。
イネルミスに比べると、古い葉の傷みがやや目立ちますね。
葉の展開速度も少し遅めなので、早いところうちの環境に適応した葉をいっぱい出してほしいところです。
N. sibuyanensis
大きなシブヤンエンシス。
葉っぱを1枚展開していますが、それ以外はあまり変わらない感じ。
カンパニュラータと同じような経過ですねー、イネルミスの調子が良すぎるだけかもです。
新芽の先っちょを害虫にかじられていますが、それ以外は問題なさそうかなー。
シブヤンはそんなにすぐに袋はつけないだろうし……。
N. jamban
こちらは到着が遅れて、植え付けたのは先週なので、まだ変化はあまりない感じ。
新芽は微妙に動いてる感じはするのですが……。
成長は非常に早いらしいので、無事に活着してくれたらいいですねー。
挿し木や脇芽からの増殖もできるみたいなので、数を増やしていきたいところ。
うちでも増殖させる意味や目的も、新しくできましたし。
ベントラータやグラシリスなんかは徒長部分で今すぐにでも増やせそうな気もしますが、
あの子らは貰っても困るだけな気もしますし……!
基本的に、輸入苗についている出来かけの袋は膨らむことなく枯れてゆくのですが、
この子についてた袋の芽は、なんか生きてて動いているようにも見えます……。
うちに来てから日が浅いので、まだ生きてるように見えてるだけかもですが……。
でも、こんな芽の状態からでも、ジャンバンらしい独特な雰囲気の片鱗が見て取れますねー。
ジャンバンは小さなうちから特徴的な袋をつけてくれるので楽しみです。
………
……
…
順化の方法についてですが、うちではミストシステムを用いた方法を採っています。
寒い季節なら、衣装ケースや水槽などに入れておけばいいのですが、
今の季節にそんなことをしたら、一瞬で蒸れて茹で上がって死んでしまいます。
しっかりとした冷却装置やインキュベーターなどの設備があればいいのですが、
そんなおハイソなもの、持っているはずもなく……。
逆に蒸れを意識して通気性ばかりに気を取られていると、今度はあっという間に干乾びてしまいます。
相反する二つの要素を両立するために、うちでは屋外でミストを掛けつつ順化しているのでした。
ネペンテスは葉からも吸水できるので、葉が濡れている間は通気性がよくても干乾びません。
検疫で根のほとんどを毟られていて、根からの吸水も期待できないのでちょうどいいです。
……今回の苗は、元々根がなかったですけど……。
とりあえずは、根が出て通常環境でも生きられるようになるまで、
弱らせずに生き残らせることが大切なのだと思います。
いろいろ書きましたが、あくまでうちでの一例なので、
この通りにしたからと、上手くいく保証もないです。
それぞれの環境や植物の特性から、上手くいく方法を模索していく以外なさそうです。
このところは夜温が30度以下にならない超熱帯夜が続いていましたが、
夕立が降ると一気に気温が10度以上下がり、一転して過ごしやすくなります。
湿度も上がるし、ウツボカズラの理想的な環境が自然に出来るので嬉しいです。
昼間暑くて夜はスコールで冷やされるという環境は、自生地に限りなく近いので、
一日一回くらい、夕立には積極的に降ってほしいところです。
ミストシャワーで疑似的に再現してはいるものの、自然現象には敵いませんし……。
ただし、台風やら行き場を失くした梅雨前線やら、災害レベルの雨は勘弁です。
九州、大丈夫かなぁ……。
N. inermis
前回の記事で植え付けた直後のイネルミス。
クロロフィルの抜けた新芽がなんとも貧弱ですねー。
この状態から本当に育つのか、正直かなり不安だったのですが……。
予想に反して、かなり順調に順化してくれています。
徐々に陽に当てたところ、あの青白かった新芽にもクロロフィルが戻り、
この1ヵ月で葉を2枚も展開し、現在3枚目を展開中です。
しかも、なぜか立て続けにリーフジャンプしており、元々の葉の3倍近くなりそうです。
新しい葉には、すでに袋もつけそうな感じだし……。
順化の方法とかうちの環境とか、余程イネルミスに合ってたのかもしれないですね。
N. campanulata
植え付け直後のカンパニュラータ。
新芽が貧弱なのは、イネルミスと一緒。
こちらも1ヵ月でどうなったのかといえば……。
イネルミスほどの勢いはないですが、順当な感じ。
新しく展開した葉はやや小さくなったものの、こちらもクロロフィルが戻り、緑色になりました。
イネルミスに比べると、古い葉の傷みがやや目立ちますね。
葉の展開速度も少し遅めなので、早いところうちの環境に適応した葉をいっぱい出してほしいところです。
N. sibuyanensis
大きなシブヤンエンシス。
葉っぱを1枚展開していますが、それ以外はあまり変わらない感じ。
カンパニュラータと同じような経過ですねー、イネルミスの調子が良すぎるだけかもです。
新芽の先っちょを害虫にかじられていますが、それ以外は問題なさそうかなー。
シブヤンはそんなにすぐに袋はつけないだろうし……。
N. jamban
こちらは到着が遅れて、植え付けたのは先週なので、まだ変化はあまりない感じ。
新芽は微妙に動いてる感じはするのですが……。
成長は非常に早いらしいので、無事に活着してくれたらいいですねー。
挿し木や脇芽からの増殖もできるみたいなので、数を増やしていきたいところ。
うちでも増殖させる意味や目的も、新しくできましたし。
ベントラータやグラシリスなんかは徒長部分で今すぐにでも増やせそうな気もしますが、
あの子らは貰っても困るだけな気もしますし……!
基本的に、輸入苗についている出来かけの袋は膨らむことなく枯れてゆくのですが、
この子についてた袋の芽は、なんか生きてて動いているようにも見えます……。
うちに来てから日が浅いので、まだ生きてるように見えてるだけかもですが……。
でも、こんな芽の状態からでも、ジャンバンらしい独特な雰囲気の片鱗が見て取れますねー。
ジャンバンは小さなうちから特徴的な袋をつけてくれるので楽しみです。
………
……
…
順化の方法についてですが、うちではミストシステムを用いた方法を採っています。
寒い季節なら、衣装ケースや水槽などに入れておけばいいのですが、
今の季節にそんなことをしたら、一瞬で蒸れて茹で上がって死んでしまいます。
しっかりとした冷却装置やインキュベーターなどの設備があればいいのですが、
そんなおハイソなもの、持っているはずもなく……。
逆に蒸れを意識して通気性ばかりに気を取られていると、今度はあっという間に干乾びてしまいます。
相反する二つの要素を両立するために、うちでは屋外でミストを掛けつつ順化しているのでした。
ネペンテスは葉からも吸水できるので、葉が濡れている間は通気性がよくても干乾びません。
検疫で根のほとんどを毟られていて、根からの吸水も期待できないのでちょうどいいです。
……今回の苗は、元々根がなかったですけど……。
とりあえずは、根が出て通常環境でも生きられるようになるまで、
弱らせずに生き残らせることが大切なのだと思います。
いろいろ書きましたが、あくまでうちでの一例なので、
この通りにしたからと、上手くいく保証もないです。
それぞれの環境や植物の特性から、上手くいく方法を模索していく以外なさそうです。
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プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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