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明日から、いよいよ9月!
夏もとうとう終わってしまいましたねー、そう思うとなんだか寂しいですね。
……とはいっても、暑さも寒さも彼岸までと言いますし、残暑はもう少しだけ続きそうな気配です。
最期まで気を抜かず、暑さを乗り切っていきましょう!
さて、今日登場するのは、ネペンテス・グラシリス。
数あるネペンテスの中でも、最小種の一つとされるものです。
最小種とは言っても袋の大きさの話なので、本体の草の部分はわさわさと蔓のように伸びます。
成長も非常に早く、最小種という響きで水槽栽培なんてすると大変なことになるやつです。
現地では雑草のように、どこにでも生えているような種類らしいです。
実際かなりの強健種で、高温期にはウツボカズラとは思えないような速度で成長し、
にょきにょきと伸びに伸びた茎は、挿木にすればほぼ活着します。
盛夏に限って言えば、あのアラタよりも丈夫だと思います。
夏になれば、毎年どのホームセンターにも安定して並ぶくらいの普及種です。
うちにいるのも、ホームセンターにてお迎えした個体です。
まだ充実した株ではありませんが、ぐんぐんと徒長してます。
増殖の際、徒長した頂点付近で挿し穂を作られた個体なのかもしれません。
袋も最初からアッパーピッチャー(上位袋)をつけました。
ただでさえ細長い袋が、よりスリムに!
これはこれでいい気もしますが、せっかくだから脇芽を出してロワーに戻ってほしいところ。
あるいは、そのまま伸び続けてグランドピッチャーをつけてくれるのもいいかもですね!
そう、グラシリスはアンプラリアと同じようにグランドピッチャーをつける種類なのです。
アンプラリアやグラシリス、ネペンテスではありませんがセファロタスのように、
地面に直接袋をころころと並べる種類は結構好きだったりします。
ヘリアンフォラも好きですよ!(今は育てていませんが……。)
そして、アンプラリアとの共通点がもう一つ。
夏季限定で強健種と書きましたが、寒さにはアンプラリア以上に弱いです。
雑草化しているとはいっても、常夏の国での話ですし。
この種類がホームセンターに並べられるなら、アンプラリアも十分可能だと思うのですが、
グラシリスほど成長は早くないため、大量生産には向いていません。
大量生産が難しいということは単価も高くなり、秋も深まれば加温なしでは枯死するため、
売れ残ったものは廃棄する前提の商売では採算が取れないのでしょうね。
実生から大量生産するという手もあるかもしれませんが、
出荷可能なサイズに育てるまでの手間を考えると、やっぱり単価は高くなりそうです。
そもそも、温室なしでは越冬できないような種類をホームセンターに並べるのもあれですが……。
グラシリスとか冬場は室内に取り込んだくらいじゃ越冬できないので一年草扱いが多いですし。
ワンコインで買えるグラシリスならともかく、アンプラリアで越冬失敗なんて悲しすぎますし。
とはいっても、値段に関係なく大事にしてあげなくちゃいけませんけど!
在来系ベントリコーサの話だってありますしね!
話は変わりますが、袋に繋がる蔓がくるくると巻いています。
たぶんアッパーの特徴だと思うのですが、何かに巻きつこうとしています。
上方に長く伸びた細い茎だけで袋の重さを支えるのは大変そうですし。
近くに巻きつけるものが何もなかったので、このような形になっていますが、
あったらあったで大変だったと思います。
他のウツボカズラに巻きついたら離せなくなりますし、
物に巻きついたら動かせなくなってしまいます。
この性質は意外と厄介かもしれないですね……!
夏も終わって今年のピークは過ぎてしまったかもですが、
今後どのように成長していくのかが楽しみです。
他の子と絡まったりしないよう注意しつつ、成長を観察していきたいと思います。
夏もとうとう終わってしまいましたねー、そう思うとなんだか寂しいですね。
……とはいっても、暑さも寒さも彼岸までと言いますし、残暑はもう少しだけ続きそうな気配です。
最期まで気を抜かず、暑さを乗り切っていきましょう!
さて、今日登場するのは、ネペンテス・グラシリス。
数あるネペンテスの中でも、最小種の一つとされるものです。
最小種とは言っても袋の大きさの話なので、本体の草の部分はわさわさと蔓のように伸びます。
成長も非常に早く、最小種という響きで水槽栽培なんてすると大変なことになるやつです。
現地では雑草のように、どこにでも生えているような種類らしいです。
実際かなりの強健種で、高温期にはウツボカズラとは思えないような速度で成長し、
にょきにょきと伸びに伸びた茎は、挿木にすればほぼ活着します。
盛夏に限って言えば、あのアラタよりも丈夫だと思います。
夏になれば、毎年どのホームセンターにも安定して並ぶくらいの普及種です。
うちにいるのも、ホームセンターにてお迎えした個体です。
まだ充実した株ではありませんが、ぐんぐんと徒長してます。
増殖の際、徒長した頂点付近で挿し穂を作られた個体なのかもしれません。
袋も最初からアッパーピッチャー(上位袋)をつけました。
ただでさえ細長い袋が、よりスリムに!
これはこれでいい気もしますが、せっかくだから脇芽を出してロワーに戻ってほしいところ。
あるいは、そのまま伸び続けてグランドピッチャーをつけてくれるのもいいかもですね!
そう、グラシリスはアンプラリアと同じようにグランドピッチャーをつける種類なのです。
アンプラリアやグラシリス、ネペンテスではありませんがセファロタスのように、
地面に直接袋をころころと並べる種類は結構好きだったりします。
ヘリアンフォラも好きですよ!(今は育てていませんが……。)
そして、アンプラリアとの共通点がもう一つ。
夏季限定で強健種と書きましたが、寒さにはアンプラリア以上に弱いです。
雑草化しているとはいっても、常夏の国での話ですし。
この種類がホームセンターに並べられるなら、アンプラリアも十分可能だと思うのですが、
グラシリスほど成長は早くないため、大量生産には向いていません。
大量生産が難しいということは単価も高くなり、秋も深まれば加温なしでは枯死するため、
売れ残ったものは廃棄する前提の商売では採算が取れないのでしょうね。
実生から大量生産するという手もあるかもしれませんが、
出荷可能なサイズに育てるまでの手間を考えると、やっぱり単価は高くなりそうです。
そもそも、温室なしでは越冬できないような種類をホームセンターに並べるのもあれですが……。
グラシリスとか冬場は室内に取り込んだくらいじゃ越冬できないので一年草扱いが多いですし。
ワンコインで買えるグラシリスならともかく、アンプラリアで越冬失敗なんて悲しすぎますし。
とはいっても、値段に関係なく大事にしてあげなくちゃいけませんけど!
在来系ベントリコーサの話だってありますしね!
話は変わりますが、袋に繋がる蔓がくるくると巻いています。
たぶんアッパーの特徴だと思うのですが、何かに巻きつこうとしています。
上方に長く伸びた細い茎だけで袋の重さを支えるのは大変そうですし。
近くに巻きつけるものが何もなかったので、このような形になっていますが、
あったらあったで大変だったと思います。
他のウツボカズラに巻きついたら離せなくなりますし、
物に巻きついたら動かせなくなってしまいます。
この性質は意外と厄介かもしれないですね……!
夏も終わって今年のピークは過ぎてしまったかもですが、
今後どのように成長していくのかが楽しみです。
他の子と絡まったりしないよう注意しつつ、成長を観察していきたいと思います。
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プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真
コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨
毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
Illustration:森野久真
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