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12月に入っても、日中はたまに暖かくなりますねー。
小春日和でいい感じです。
そんな日には、高地性の子たちは外で日光浴です。

最近はいい天気の日も多いですが、今年の秋は本当にひどい天気でしたねー……。
そんな天候不順に際して、なにかと評判のバイオゴールド製品お試しセットを買ってみました。



バイオゴールドオリジナル。
お試しっていう割には、ちょっと高すぎないです……?
有機的で肥料焼けしにくいとのことですが、表記の使用目安量があまりに多すぎるので、
ウツボカズラですし、4号鉢に1粒から試してみました。
使ってみた感じは、結構ベタつく感じ。
素焼き鉢の縁に置くと、染みがついて汚くなります。
もっとも、素焼き鉢なんて使ってるうちに汚れてくるので、
気にするようなことじゃないと思いますが。

化成肥料に比べると三大要素は控えめで、どちらかといえば有用菌による土壌改善が主でしょうか。
鉢あたりの使用量がやたら多いのも、そのせいかもしれないですね。
推奨通りに使ったら、肥料でマルチング状態になって見た目ひどいことになりそうですが。

全てが無機質で構成されたバイオゴールドの土に有機質を補充するといった用途では最適そうです。
うちでは無機用土より、有機用土の方が生育がいいので、
上手く使えば有機用土側の特性を付加できるのかも……?
ただ、有機用土の栄養源だけでなく、ふかふかで根張りがいいという特性も大きいと思うので、
一概にはいえなさそうですが。

あと、湿度高めの環境だと白いふわふわがついて、とにかく見た目が汚いです。
有用菌の一種らしく、問題ないというかむしろいいらしいですが、
室内に置くにはちょっと……。
匂いはないので、見た目だけ我慢できるならいいかもです。



バイタルV-RNA
困ったときの救世主。
導入時の植え付け……、特に輸入苗なんかだと根も傷んでるし、便利かもです。
……めちゃくちゃ高いですが。
たしかに効果はあるような気がしますが、普段使いするとお財布が死にます。



死にかけてたシブヤンエンシス、葉が展開してきました。
大きさは1/3以下になりそうですが……。
本来の生命力……とも考えられなくもないですが、初期のあの状態を考えると、
やっぱり何かしらの効果はあったんじゃないかなって。
弱った子にちびちび使いつつ、導入時用だと思います。
気軽に普段使いできるようなものじゃないです。



バイオゴールドバイタル。
V-RNAは高すぎてあれなので、普段使い用……なのかしら。
それでもメネデールの倍以上の値段がするのですが……。
まさに血の一滴です。
希釈率も低いため効率もよろしくなく、潅水代わりに使うと、
下から流れ出た分がもったいなさすぎてあれなので、
普段はアトマイザーに入れて葉面塗布にしか使ってないです。
見た感じ、ただのイソジンガーグルみたいなのに……。
効果は……うーん……どうなんでしょうこれ。
劇的な効果とかは、特にないと思います。
こういうものって、日頃の管理や観察、環境作りができた上での付加要素だと思うので、
一番大切な部分を見落としちゃいけないと思います!


全体的にちょっと辛辣な評価になってしまった気もするのですが、
決して悪いものではないと思います!
……値段相応かと言われると、なんとも言えないですが……。
ただ、バイオゴールドオリジナルは有機肥料として無機用土との相性は悪くないと思います。
それに、これ以外の有機肥料といえば油粕とかですが、
油粕を使った鉢を室内置きとか、正気の沙汰とは思えないですし。

バイタルV-RNAも、輸入時や導入時にあると安心感が違います。
常備薬代わりに小瓶をひとつくらい持っとくのも、悪くないんじゃないかなって。
バイオゴールドバイタルは……、ちょっといいところを見つけてやれなかったです。
ただ、本来は育成期に使うべきものらしいので、
今の時期は、ちょっと季節がよくなかったのかも。
春以降に使えば、また違った一面があるのかもしれないです。



在来系ベントリコーサ。
今年中には発芽してくれたら嬉しかったのですが、ちょっと厳しそうですね……。
ちっとも芽は出ないのですが、V-RNAを試してみたところ、
根だけはスリット鉢からはみ出る程度に生えてきているようです。
もういっそ鉢増ししてしまいたい気もしますが、まだ芽も出てないですし……。
あの白い袋に薄紅リップの可憐な姿は、いつになったら見られるのでしょうか……。


余談なのですが、前回からコメント返信の方式を変えました。
新着の半分が自分ので埋まってしまうのもあれですし……。
……というか、返信の機能がついてたことにさっき気付きました。
このブログにも、そんな機能がついてたんですねー……。

そんなわけで、こちらからの返信は以後、新着コメントには表示されませんが、
きちんと返信していますので、これからもよろしくおねがいします。
返信済みのコメントにはアイコンがつくはずなので、目安にしていただければ……!



今週からいよいよ12月に入り、今年もそろそろ終わりに近付いてきました。
師も走り出す忙しさ、師走とはよく言ったものです。
それに引き換え、この時期になるとウツボカズラはどうしても動きが鈍ってしまい、
日々の変化の経過の記録が難しくなってきますねー……。
アリストリコーサは元気ですが、そればっかり書いても仕方ないですし。



N. ampullaria (williams Red x Herlequin BE-3659)
いつもおなじみの赤いアンプラリア。
最近は晴れても外気温は上がらないため、日中は室内の窓際にいます。



この寒い中、新しい袋ができました。
冬なので陽射しは弱く短く、さらに室内のため、どうしても日照が不足してしまいがちです。
完成した袋はとても小さくなってしまった上に、色も全然出ていません。
冬ですし、こんなもんかなー、とも思うのですが、
成長が止まらないだけいいのかもしれないです。
ゆっくりだけど成長を止めずに続けてくれたら、春以降の立ち上がりも早いでしょうし。
今はこのまま耐えて、綺麗な袋は春になってからに期待しましょう。



袋は小さくなったのですが、葉っぱは逆に大きくなりました。
連続でリーフジャンプしているため、調子が悪いわけではなさそうです。
夜間は温室に入っているので、夜温と湿度は十分な影響でしょうか。
袋が大きくなるには、日照がとても大切そうですが、
アンプラリアの場合、草体が育つには温度と湿度が重要なのかもしれないですね。
……とは言っても、季節の関係でどうしても短くなってしまっただけで、
現在でも可能な限り、陽に当てるように努力はしているのですよ。
光はすべての植物の基本ですし、軽視していい項目ではないと思います。

温度と湿度と日照時間、そのすべてを特に意識せずとも達成可能という点では、
やっぱりアンプラリアは夏の植物なんだなー……って思います。



高地性アンプラリア。
うちの環境に馴染むのに時間が掛かっていますが、
成長再開したので慣れてきたんじゃないかな……。
導入先にもよりますが、動き出してからまともに成長を始めるまで半年くらい掛かります。
まだとても小さな株で、ついてきた袋も緑一色で今後どうなるかわかりません。



高地性とは言っても海抜1000メートル前後のため、
どちらかといえば低地寄りのインターメディエイトに近いと思います。
耐寒性もほとんど毛の生えた程度で、それなりに保護してあげないと厳しそうです。
一般的な中~高地性のような感覚で管理すると、低温障害を起こします。
秋以降にお迎えしたため、夏の暑さはどうなるかわかりませんが、
この感じだと、暑さはまず問題にならないんじゃないかなって思います。

冬にアンプラリアの成長が爆発するっていうのも考えにくいですし、
今は耐えてもらって、春以降に向けて力を溜めておいてほしいところです。
この子は成長したらどんな袋になるのか、楽しみですねー!


先日の季節外れな初雪もすっかり溶けてしまいました。
……が、天気がよくなっても外気温は全然上がらなくなってきましたねー。
窓越しの室内は、暖かいのですが……。
明日から12月、いよいよ本格的な冬の到来です!



以前登場したオカルティクスな植物、マンドラゴラです。
秋の日照の全く無い中展開した葉は、陽射しへの耐性が全く備わっておらず、
天候の回復と同時に枯れ落ちてしまいました。
一時期は地上部が全滅したため、結構焦ってしまったりもしたのですが、
徐々に新しい葉も出てきて安心したのでした。



先日の雪の寒さに誘発されたのか、花芽がいっぱい出てきました。
こんな大きさで咲いて、大丈夫なのか……と、ちょっと心配になりますが、
地下の本体はそれなりの大きさがあるので、大丈夫だ問題ない!……って感じなのかもしれません。
今年こそ、種が採れたらうれしいんだけどなー……。

耐寒性はかなり強く、なんの保護もなく雪に埋もれたり凍結させても全然平気なのですが、
さすがに花までそんな扱いをしていると、結実できずに落ちてしまうのかもですね。
花芽が出て以降は、凍結しない程度に保護してあげた方がいいのかもしれません。


今年の気候、本当にどうしちゃったのでしょうか……。
先日紅葉したと思ったら、11月も終わる前からまさかの初雪で大雪です。
初霜すらまだなのですが……。
おかげで、取り込むのは霜降りそうになったらでいいかー、
……と、外に出しておいた植物の一部が傷んだかもです。
ネペンテスはもちろん、ヘリアンフォラやセファロタスあたりは取り込んであるので無事ですが。



かなり大量に降って、派手に積もりはしたのですが、
午後には晴れて、元来氷が張るような時期でもないため、
日の当たる部分はすぐに溶けてくれました。
……が、日の当たらない部分はいつまでも残りそうな予感がします。
凍結しなさそうなあたりは、ちょっと安心なのですが。



寒い季節は植物の成長も鈍るので、少し寂しいですね。
先日は、ずっと使っていた霧吹きが壊れました。
寒いとプラスチックも割れやすくなって困ります。
100均の霧吹きは、買ってもすぐに壊れてしまいます。
引き金の部分がよく折れるんですよねー……。
今まで使ってたのは園芸店で買ったちゃんとしたやつで、
結構長持ちしてたので、ちょっと残念です。
……とはいっても、315円ですが。
消費税率が時代を感じさせます。



今日のトランカータ。
植物の動きが停滞してきた昨今、寒さも気にしないトランカータは見ていて気持ちいいです。
葉っぱも大きくなって、袋も徐々に膨らんできました。
この子は今でも外に出したりしてますが、やっぱり屋外管理の方が気楽でいいです。
まだ11月というのに、早くも春が恋しくなってきました……。


11月も終盤に近付いて、なんかまた急に秋めいてきました。
朝晩はさすがにかなり冷え込むのですが、日中は20度を超えることもちらほら……。
今年の気候、本当になんなんでしょうね……。

………
……


早いもので、初めての輸入から1ヵ月が経ちました。
……ので、今回はその経過報告を書いてみようと思います。
詳しい品種紹介は、後々個別で記事にしたときに書きます!



N. xhookeriana
低地性のため成長が早く、雑種なので丈夫です。
届いたときは葉がくしゃくしゃに折れてて、袋も標本の押し花みたいな状態でしたが、
代謝が早く、すぐに根付いて成長を再開しました。



真新しい大きな葉が出て、次の芽も展開を始めています。
袋はまだ出来ていませんが、もう何枚か展開したら、つけ始めるんじゃないでしょうか。
古いくしゃくしゃの葉は健在で、ちょっとみすぼらしいです。



N. madagascariensis
こちらも低地性です。
交配種ではなく原種なのでフーケリアナほどではないですが、こちらも展開が早いです。
葉が濃ゆい緑で、かなり硬いです。
袋もいくつかついてましたが、曲がってたりちんちくりんで、
まだちょっと見られるような姿ではない感じ。



新しい葉が出てきました。
色艶が全然違いますね……、新緑色で綺麗な葉っぱです。
やっぱり袋はまだですが……。
この時期は低地性にとってはあまりいい時期ではないので、
フーケリアナも含めて、来年の春以降に期待です!




N. burbidgeae x edwardsiana
今回大当たりだったらしいバビエドです。
MTを代表する交配種で、どうやら自然交配とのことですが……!
徒長して、脇芽も大きな巨大な株が届いたかと思ったのですが、
開けてみたら、徒長した子と脇芽っぽい子はなんと別個体でした。
嬉しい誤算なのですが、鉢が足りなくて急遽余ってた鉢に植えたため、
サイズが中途半端で他と並ぶと違和感があって気持ち悪いです。
変なところで几帳面です。




うちに来て以降、ちっとも動かなかったのですが、
1ヵ月経過したので腰水を止めてから、急に芽が動き出しました。
慣れない環境で作った芽は、なんだか頼りない感じ。
期待できるのは次以降になりそうです。

古い葉が枯れ込んできましたが、一番古い葉からではないのがちょっと心配です。
どの葉も少なからず傷が入っているので、
早く新しい葉と入れ替わってくれたら、安心できるのですが。



N. sibuyanensis
前回登場した子です。
MTのシブヤンエンシスは赤くて丸い、とっても綺麗でかわいい袋をつけます。
今回の輸入のメインで、この子がほしくての注文という意味合いが大きかったのですが……。



先日も書いた通り、絶不調です……。
途中の葉から、だんだん枯れ込んできています。
新芽は若干動いているような気もするのですが、微妙な感じ。
このまま展開して、新しい葉をつけてくれれば安心なのですが。



今回の輸入個体ではないですが、同じような症状が出ても、
新しい葉を展開して逃げ切れた子もいるので、希望は捨てずにいきたいと思います。
こっちの子も危機的状況は脱したものの、袋もなくて不調に違いはないのですが……!

とりあえずは1ヵ月が経過したので、みんな腰水は終了です。
急に乾かすのもよくないとは思うので、潅水多めで管理していますが、
近いうちに通常管理へと移行していきたいと思います。
バビエドあたりは暖かい日には外に出て日光浴したりもしていますが、
むしろその方が調子よさそうな感じです。
やっぱり育成燈の光やサーキュレーターの風よりも、
自然の陽射しと風の方が、ずっといいのでしょうねー。
なんだかとってもオーガニック的です!


プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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