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気付けばもう2月ですが、仕事が終わらなーい!!!
自分の作業能率の悪さが、つくづく嫌になります……。

そういえば先日の記事で、凍結防止に散水ノズルをバケツに漬けておいたところ、
底まで凍結して無意味だった、という内容を書いたのですが、
それを見た知人から、『さすがに東京でバケツが底まで凍るのは有り得ない』と指摘されたのですが……。



論より証拠です。
ハンマーで叩いても刺さりはするけど割れないので15センチ以上凍ってるだろうなと思い、
思いっきり引っ張ったところ、底まですっぽ抜けました。
さすがに私もこんな状況になっているとは夢にも思わず、変な笑いが出てきました。
都内でも青梅や奥多摩の方なら山岳地帯ですし、こんなことも有り得そうですが、
先日は渋谷で濡れタオルチャレンジが成功するという珍事も起きましたし……。
濡れタオルを振り回すと、そのままの形で凍結するというアレです。
-8度は半端じゃなかったです。
そこで出てきた疑問が一つ。
こんな日にミストシャワーを起動したら、一体全体どうなっちゃうのです?

………
……




こうなりました。
こんな馬鹿げた実験、本当にやる方もどうかしてると思うのですが、存外に楽しかったり。
噴霧された水がそのまま凍り付き、それが重なって盛り上がってくるようです。
ノズルの周りには、霧が吹かれたそのままの形で凍ったような、
放射状の氷が付着していて面白かったのですが、
そっちの画像も撮っとけばよかったですね……。



上部のノズルからは氷柱が生えてきました、床側には氷筍が生えてます。
今では寒波も過ぎ去り、こんなわけのわからない凍り方はしなくなりましたが……。
日は少しずつ伸びてはきましたが、時期的には今月が一番の厳冬期です。
来月にもなれば寒さも和らいでくるとは思いますが、本当に春が待ち遠しいですね……。
今の時期はウツボカズラも動きが非常に少なくて、あまり記事にできるようなこともありません。
どうしても冬になるとお茶濁し的な記事が多くなってしまいますねー……。


週が明けた辺りから寒波もようやく和らいで、気温も上がるようになってきました。
……とはいっても、最高気温も10度には届かない感じですけれど。
けれど気温が上がったため、雪もやっと解け始めました。
ただ、明日からは、また雪の予報なのですが……。

それはさておいて、今日見える月は、特別な月らしいです。
その内容はといえば、年に一度起きる地球と月の最接近によるスーパームーン。
4年に一度起きる、1ヶ月の間に2回目の満月が昇るブルームーン。
およそ3年周期で起こる皆既月食により、月が真っ赤に染まるブラッドムーン。
それらが全て、一度に起きるのだそうです、その名もスーパーブルー・ブラッドムーン。
これらの現象の周期が全て重なるのは、およそ150年に一度の出来事だそうです。
おそらくは一生に一度の出来事、ちょっと楽しみです。



N. lowii mulu / Y's Exotics
一昨年の秋に導入した超極小苗のムル産ローウィー。
ようやくリーフスパン5センチといったところです。
元々は2センチ足らずの苗でしたので、一応は倍以上に育っています。
それでもまだまだ小さいですけれど……。
根元の古い枯れ葉を見れば、どれくらい大きくなったのか成長具合が分かると思います。



古い袋が枯れ始めました。
かなり長持ちはしたのですが、今の段階でこの袋が枯れたら、生きてる袋残らなくないです……?
ここ数日暖房はしていたものの、室温も極端に下がってしまったのも一因かもですねー。
あとは、新しい袋の完成するまでが、異様に長すぎることも。
葉が出てから袋になるまで、余裕で3ヶ月以上掛かりますからね……。
葉が展開するのは、1ヶ月半くらいなのですが。
感覚が麻痺してますが、十分すぎるほど遅いです。



次の袋、次第に大きくはなっていますが、まだまだ準備が出来ているとは言い難い状況。
この感じだと、袋になるのは桜の季節に間に合えばいいな……というところ。
現在4ミリ程度、動かざることローウィの如し、です。



最新の葉っぱ。
現状で他の葉と同じくらいのサイズですが、もう少し大きくなりそうです。
株は小さいものの、葉は厚く硬く、しっかりしています。
つやつやとワックスの掛かったような質感に、細かな産毛も綺麗ですね。
次の新芽は……まだ見えませんね。
見えてくるのは、この葉が完全に伸び切ってからでしょうか。
この葉の先端の蔓が袋になるのは、おそらく低地性種も屋外栽培に完全移行した後。
梅雨明けの夏本番くらいになるんじゃないかなって思います。
なんて気の長い話なのでしょう……。
今年の秋くらいには、成長が軌道に乗るといいのですけれど……。

………
……


そんな感じで、ローウィを超極小苗から1年ちょっと育ててみましたが、
今のところの感想は、成長というより動きそのものが非常に遅いと思います。
ただ、うちで育てているのは、このムル産の一個体だけ。
このクローンは上位袋が赤くなる個体群とされていますが、
同時に特に成長が遅い傾向があると、どこかで読んだ覚えがあります。
それなら他の産地の個体なら、どのように成長するのかが気になります。
ローウィは産地によって上位袋の形態が大きく異なるみたいですし……。
……ので、いくつかの産地のローウィを並べて育ててみたいと思います。
入手の当てがあるわけでもないのですが、とりあえずは入手するのが目標ということで。
とりあえずはトラスマディ産辺りの個体を探してみようかと思います。

先日大雪を降らせた前線は、そのまま北へと通り抜けたのですが、
それを連れてきた寒波といえば、ずっと居座っているのでした……。
陽は昇るのですが、気温は全く上がらずに、昼間の最高気温も1度前後。
ギリギリプラスなので真冬日とはならないのですが、もうここまで来ると大差ないです……。
夜になるとマイナス8度くらいまで下がってしまいます。
ホース先端のノズルの凍結による破損対策として、水を張ったバケツに突っ込んでいるのですが、
先日は底まで凍ってしまって意味がなかったです……。
屋内の水道まで凍ってるレベルの寒波ですしねー……。



N. burbidgeae x edwardsiana / Malesiana Tropicals
昼間は雪の照り返しで、陽の当たる室内は意外に気温が上がります。
反面、夜間は暖房を稼働した状態でも5度前後まで下がってしまいます。
外気温が-10度近いことを考えると、小さな保温器具にしてはがんばってる方かなって。
さすがにあんまりこの状況が続くようであれば、高地性種も温室内へ退避させます。

画像はMTのバーエドの片割れ、地上組です。
夏季は袋を引きずらない分、吊り鉢の方が調子よさげですが、
冬季になると、過度の乾燥に晒されない分、こちらの方が袋の持ちはいいみたいです。
徒長……というよりは茎だけ長く伸びてヤシの木状態ですが、これは輸入時からこんな感じです。
切り飛ばして挿し直せばバランスよくなりそうですが、わざわざそこまでしなくてもいいかなって。
やるとしたら根元から脇芽が出てきたら、かな……。



袋。
大きくもなく微妙な感じですが、持ちはいいです。
それにしても、やっぱり牙系の特徴は交配種になると発現しませんねー。
牙系は劣性遺伝ですが、御三家とハマタみたいな異なる系統の牙同士を交配すると、どうなるのでしょうか。
個人的な予想では、お互いに打ち消し合ってテンタクラタのような牙のない子になりそうな気がします。

いつも言ってる気がしますが、牙系はいつか原種で育ててみたいところです。
ヴィロサやマクロは無理としても、エドやハマタ辺りなら……。
後者の中でもエドは未だに高価ですし、挑戦するならハマタでしょうねー。
エド、実生苗が大量に出回ったりして値段落ち着かないかな……。



最新の葉と新芽の様子。
綺麗な色で艶もあり、状態は悪くなさそうですが、
気温が低いため、動きはとにかく遅いです。
もっとも、この子は夏の間もそんなに早く成長するタイプではなかったですが……。
一昨年の秋に輸入して、去年の夏頃から袋を着け始めたので、
今年くらいには本調子で一気に大きくなってくれないかなって。
ゆっくりでもいいので、新しい袋をコンスタントに着けてくれるようになれば嬉しいです。
この子、袋が長持ちする代わりに、着ける頻度は結構低めですし……。

………
……


話は変わり、植物とは関係ないですがブログとして大切なこと。
ブログを始めてしばらく経ちますが、画像用アップローダーの容量の残りが半分以下になりました。
このブログは度重なる仕様変更によって容量上限が大きく減少し、増量申請も不可能となっています。
つまり、いっぱいになったらそれっきりなのです。
その代わりといってはあれですが、一つのアカウントでブログを10個まで併設できるのですが……。
まだ半分なので、すぐにどうにかなってしまうということはありませんが、
おそらくは来年くらいには一杯になってしまうと思われます。
……ので、今後どうしていくのかも、予定を考えていかないとなのです。
同じところで二期目を作るか、他所に移住するか……。
テンプレートを使い回せるという点では、同じ場所で作った方が楽なのですよねー。

雪は降り積もり、大地を白く覆い尽くす。
空は薄暗く黒く濁り、止めどなく降り続く雪。
やがて混沌とした時は過ぎ去り、朝陽が街を満たしてゆく。
輝く太陽が昇る時、私達の願いはきっと届くだろう。
夜が明けるのを信じ、今を進もう。



そんなわけで、前線を伴った寒波の到来によって、こちらは大雪となりました。
画像はネペンテスの屋外栽培スペース。
小春日和だったつい先日まで熱帯高山性植物が並んでいたとは、
にわかに信じ難いレベルで見事に凍り付いています。
雪は音もなく降り出し、遮光用の薄い寒冷紗が一枚張ったままになっており、
気付いたときには上にかなり積もってしまっていました。
慌てて留め具を外して雪を下ろして一安心。
後述しますが、放置してたらたぶん、いろいろなものが壊れていたかと思います……。



作業がてら、ついでに雪だるまも作ったり。
マンリョウの目玉にどんぐりの鼻、葉っぱの耳に枯れ枝のヒゲ。
一見するとうさぎがモチーフのようにも見えますが、なんだこの動物……。



雪ウサギ。
雪の中で、しばらくはしゃいでいましたが、やっぱり寒かったらしく、
ちょっと遊んだらすぐ家の中に帰ってしまったのでした。



雪の降る夜、一夜明けて。
なんだかんだで30センチ以上積もりました。
昨日の段階では薄っすら積もってた感じの栽培棚も、完全に埋まってしまいました。
遮光用寒冷紗、そのままにしてたら完全に台ごと壊れてたやつです。
あとは、屋根から落ちた雪でベランダが完全に埋まったので、それを下ろしたり、
通路の雪かきをしたり、いろいろ大変でした……。
たまに降ると楽しい気分になりますけれど、後始末が大変なのですよねー……。

喉が痛いのはだいぶ収まってきたのですが、頭痛だけはずっと残っています。
ロキソニンが常服薬状態になっているのはよくない兆候なので、なんとかしたいところですが……。
元々偏頭痛持ちなので、頭痛薬は手放せないのですけれど。

まだまだ寒い日も多いですが、時折寒波の和らぐ小春日和もままあります。
そんな日には、植物を外に並べたり、春以降に向けて高地性種の植え替えをしたりするのですが、
そういう屋外での作業の際に、必ず邪魔をしてくるヤツが、うちには居るのです……。



うさぎ。
品種とかは不明ですが、たぶん雑種。
所謂ミニウサギって呼ばれてるやつです。
ケージに入ってるようにも見えますが、基本的には出入り自由です。
うちにやってきたのは去年の春頃、元々は迷子だったのでした。
ものすごい噛み癖で、アグレッシブな性格。
手を出せば噛まれるどころか、わざわざ追いかけてきて噛みます。
たぶんこんな性格だから、捨てられたんだろうなぁ……。
一応警察にも届けてはありましたが、当然落とし主が現れるはずもなく、
そのままの流れでうちで飼う形に……。
こんな凶暴なうさぎをうちで飼うとか、正直気が重かったのですけれど……。



半年もしたらすっかり慣れて、すっかり丸い性格に。
名前を呼べば付いて来るし、常に足元をぐるぐる回っています。
撫でることもできるようにはなりましたが、やっぱり最初の凶暴なイメージが強いので、
まだちょっと怖いです……、第一印象って大事です。
正直なところ、とてもかわいいのですが……。
屋外で作業しているときにはちょっと……いえ、かなり邪魔です。
潅水の際には足元をうろうろしており、濡らさないように気を遣いますし、
枯れ葉の除去や植え替え中には構ってほしくて足を噛んでアピールしてくるので手元が狂いますし、
靴を脱いで縁側に上がって、戻ってくると靴の中でくつろいでますし、
やっと靴から追い出したと思えば、靴の中にうんこしてますし……。
まあ、あまりにも邪魔すぎるときには、ケージの中に戻すんですけどね……。

邪魔だ邪魔だとは言いつつも、やっぱりかわいいですし、
なんだかんだで今となってはすっかり家族の一員なのでした。

プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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