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最近は曇り空の日が多いですね。
雨までは降らないので、どうしても乾燥気味になりがちです。
毎日降られても困ってしまいますが、たまにはお湿りがほしいところです。



N. aristolochioides x ventricosa BE-3447 #1 / Borneo Exotics
花序(雌花)
開花当初に比べると、子房がかなり膨らみました。
印象としては、出来損ないのバナナみたいな感じ。
種は採れそうな感じですけど、一人で育てるには持て余しそうな気もします。
頒布するのもいいかなって思ったけど、やりとりが大変そう。

ネペンテスの結実は初めての経験なので、回収する時期もよくわからないですねー。
早いと未熟種子で発芽しなさそうですし、遅いと鞘がはじけて種が飛び散りそうです。

実生栽培に関する情報は少数ながらありますけど、結実に関することはほぼ何もないので、
少しでも情報を残せたらいいかなーと思います。
そもそも、ネペンテス関連のブログ自体がほとんど無い気もします……。
更新停止したところを除くと、本当に数えるほどしかないです。
というかYahooブログがサービス終了したら、国内のネペンテスブログって全滅じゃないですか……?
やっぱり趣味としてはかなりのマイノリティなのでしょうねー。



袋。
横から見ても面白い形です。
実生からだと、ここまで育つのにどれだけ掛かるんでしょうねー。
そういった意味でも、やっぱり挿し木からの増殖の方が簡単なのでしょうね。



地面を濡らす程ではないのですが、時々俄雨が降ります。
そんなときに陽が差すと、虹がかかったりもします。
虹なんて久しく見ていませんでしたが、やっぱり綺麗ですね。
根っこがどこにあるのかなんて、全ての責務を投げ出して探しに行きたいところです。

時期外れの暑さも、ようやく一段落しましたねー。
本日分のネペンテス画像を準備しようと思ったのですが、曇ってて綺麗に写らないし、
ビーバビはいい感じの袋を作っている途中なのですが、大きすぎて草体が画面に収まらないし、
どの子をどのアングルで撮ろうか考えていたら蚊に咬まれまくるしで、嫌になって撤退しました。
次どの子にするかは、適当に考えておきますね。



Heterometrus sp.
持ち腹繁殖個体。
一回目の脱皮を終えて、全員背中から降りたので隔離しました。

ちなみに、降りてすぐに幼体の姿が一匹も見えなくなってかなり焦ったのですが、
どうやら全員床材に潜っていただけのようです。
出産前にケージ内を延々と耕していたのは、幼体を潜りやすくする為だったのでしょうか。
どちらかといえば、ただ落ち着ける場所を探していただけのような気もしますが……。

荒れ果てたレイアウトをリセットしつつ、床材に潜った幼体を全て回収しました。
数は数えていませんが、結構居ました。
小さな幼体のシェルターには落ち葉を使います。
重なるように積もらせておくと、大量の床面積を稼ぐことができます。
床材の乾燥も防げますしねー。
あとは樹皮を隙間がたくさんできるように重ねておくのもいいですよ。

餌としては、レッチの幼虫を活きたまま放しています。
小さい上にものすごく素早いので扱いにくいですが、反撃の恐れもなく、
よく動いて食欲を刺激してくれるみたいなので、餌としてはいいかもですね。
何匹居るかは数えていませんが、減ってきたと思ったら補充してます。

飼育下では天敵という脅威は排除できますが、
多頭飼育という方法を採っている以上、兄弟でも天敵には成り得ますし、
そもそも脱皮不全という死因があり、成長過程での死亡率も決して低くはない生き物ですので、
全員を大きく成長させることは、まず不可能ではあるのですが、
一匹でも多く、大きく育ててあげたいところです。

………
……




Hadrurus arizonensis
デザートヘアリースコーピオン

給餌間隔は隔週程度なのですが、最近急激に太って餌を食べなくなりました。
オスっぽいとのことでしたが、なんか産みそうな気配……。
まだわからないですけどねー。
デザヘアの幼体はアジフォレと違って優しくはないので、
独り立ちした瞬間から仁義なき共食いが始まります。

……ので、こっちも生まれたら、さすがに全員分のプラケは用意できないと思うので、
デリカップ飼育という形になりそうです。
そうなったら個別にパネヒ管理とか無理なので、温室飼育になるんでしょうねー。
ちょっと大変そうではありますけれど、スナサソリ科の繁殖はかなり興味があるので、
もしか生まれたら、育てつつも別系統からの導入とかも考えていきたいところです。

暑……。
なんか気温35度とかあるんですけど……。
真夏っていうならまだわかるんですよ、去年は45度とか普通にありましたし。
何がダメかって、まだ5月の梅雨入り前ですよ……?
今の時期からこんな調子だと、夏には一体どうなってしまうんです……?



N. hamata Gunung Lumut clone4 / Wistuba
度々枯れた疑惑の出るウィスツバ産ハマタ。
ちゃんと生きてます。
去年のあの異様な暑さの最中に輸入して、よく順化できたなーとは思います。

最近は昼間はは真夏のような暑さですが、夜温はがっつり下がるので、
高地性種にはなかなか理想的な環境だとは思います。



袋。
フォーカスが全然合いません。

それにしても緑一色の袋ですねー。
ハマタ特有の毛虫にも似た禍々しさが欠片もありません。
これだけ見ると日照不足による一過性のものに見えますが、
どうやら本個体群はこの色で固定されてるみたいです。

これはこれで珍しい気もするし、綺麗だとは思うのですが、
やっぱりハマタのイメージ通りの禍々しい模様も見てみたさがあります。
別個体輸入してもいいんですけど、最近は懐事情的にもちょっと……。
何所とは言いませんがウィスツバって、もやしみたいな苗送ってくる割りには、
結構いい値段するんですよね……。



次の袋も膨らみそう。
冬の間は全然の鳴かず飛ばずでしたが、やっぱりそこはスマトラ高山系。
春になって環境が改善さえすれば、着袋率はとてもいいです。
ボルネオ高山系のゴリマッチョなネペンテスもかっこいいですけど、
丈夫で環境にも煩くなく、コンパクトに仕立てられて袋もよく着けるスマトラ高山系の方が、
この国で栽培するには都合がいい気がします。

前回登場のラジャも今は小さな苗ですが、将来的にどうしましょうね。



頂芽。
撮りたいところにフォーカスが合わない、あるあるですよね。
成長の早い種類なので、もう少し株が充実してくれたら嬉しいところ。
ただ、徒長するとものすごく動かしにくいので、ずっと同じ場所で栽培可能な環境がほしいです。

……この後何時間かしたら、また次回分の記事を書くことになりそうな予感。

昨日はずっと土砂降りの一日でした。
本格的な雨の日って、随分と久しぶりな気がします。
雨の後のネペンテスはとても調子がいいので、夏の夕立なんかは結構嬉しかったりします。

……あと数週間もしたら、梅雨入りしてうんざりするほど降るんでしょうけれど。



N. rajah Thomas Alt clone / Y's Exotics
導入当初の超極小苗から比べると、かなり大きくなりました。
……ただ、普通はこれくらいのサイズから導入することが多いと思うので、
ようやくスタートラインに立ったところ、という感じです……。

安さに惹かれて極小苗で導入すると、スタートラインに立つのに数年掛かるので、
その数年を待てない方は、最初からある程度のサイズから始めた方がいいと思います。
このサイズでも、何万円もしたりするようなことはないと思います。
国内では最も出回っている、トーマスオルト・クローンに限った話ですけど……。
世界的には貴重なのに、国内だと大量に出回っている所為で見向きもされない種類ってありましたよね。
在来系ベントリコーサっていうんですけど。



袋。
蓋はまだ開いてないですが、後は持ち上げるだけといったほぼ完成形。
まだ2センチくらい……まだまだ幼苗の袋ですね。
こうして見ると、アッテンボロギの小さかった頃を思い出しますねー。

アッテンボロギもこれくらいのサイズから一気にぐいぐい成長したので、
今年の成長期になるこれからの季節に期待です。



屋外に移動してから、本当に調子がいいです。
これ以外にも、三つくらい途中の袋があります。



頂芽から展開した新葉。
冬の間動いてなかった部分なので、周りの葉に比べると一回り小さそう。
でも、まだまだ展開途中なので、もう少しは大きくなるかと。
これからの梅雨や夏にかけて成長期なので楽しみです。
今期の野外栽培期間中に、4号鉢を飛び出すくらいのLSにしたいですね。

最近、何をやっても上手くいかない気がします……。
心身共に弱り切ってもいるのですが、この状況をなんとかしようと藻掻いてみても、
空回りするばかりで好転することもなく……。



N. lowii Trusmadi seedgrown / Carnivorous and more
実は二代目、トラスマディ産の実生ローウィ。
初代は突風でお亡くなりに……。
去年の春頃は電信柱をなぎ倒す勢いの突風暴風が吹き荒れていましたが、
それに引き換え、今年は穏やかな気候です。
それなりに風の吹く日はありますけれど、看板が飛んできたり、古い木造家屋が倒壊したり、
電柱がなぎ倒されてインフラストラクチャに障害が出るようなこともないです。



リーフスパンは小さいですが、葉数が多いので越冬からの立ち直りも早く、新しく袋を作り始めています。
本種は小さいうちは非常に動きが遅いので、焦らず急がずのんびり見守ります。
実は反対側に同時進行で、もう一つ袋を作っていたりします。



頂芽が展開して新葉に。
初々しい新緑色で、ツヤツヤで綺麗ですね。
まだまだ若い葉なので、これからもう少し大きくなると思います。
蔓の先の蕾も、ちゃんと膨らんでくれそう。
この子のこれからに期待です。



N. lowii mulu / Y's Exotics
こちらはムル産のローウィ。
時々登場するラジャと一緒に超極小苗の状態で導入したのですが、
ラジャに比べると成長率は今一つ、といったところ……。
トラスマディ産の個体とは全く逆な感じで、
リーフスパン自体は着々と大きくなっているのですが、葉数が全然増えません……。

問題点としては、葉を一枚完成させるまでの期間があまりにも長すぎて、
展開する頃には下葉の寿命が尽きてしまっているのが原因かと……。
それでも一時期に比べたら、増えてきてはくれてるのですけどね。

本種の成長が遅いとはいっても、さすがに自然界でここまで遅いということもないでしょうし、
何かしらの環境が合っていないのではないでしょうか。
ローウィの幼苗は下手に手を加えると枯れますし、一応ゆっくりですが育ってはいるので、
もうしばらくは、このまま様子を見ようかと思います。

以前聞いた栽培家の話だと、ムル産の個体は癖が強い傾向にあり、
数ある産地のローウィの中でも栽培自体が特に難しいみたいなことを聞いたのですが、
実際のところ、どうなのでしょうねー。
確かにムル産のローウィの話とか全然聞いたことないですし……。
……と思ったけど、原種のローウィ育ててる人自体があんまり居ないですよね。
表面上に出てこないだけで、水面下での栽培家はいっぱい居るような気がしますけれど。

………
……


そういえば、アリストリコーサの花はそろそろ終わりなのですが、
雌花の方は子房が膨らんできているので、受粉は成功していると思います。
種が採れたらいいですねー。

プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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