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暑かったり寒かったり、連日こうも気温差が激しいと、体調がおかしくなってしまいます。
私は相も変わらずの風邪気味ですが、それ以外にも身体はボロボロだったりする訳で。
夜温が低いのでカメを仕舞おうと持ち上げたところ、手首をいわしたり、
先日不注意から頭を打ったところ、激しい眩暈と耳鳴り、耳閉感に襲われたり。
本当に、ボロボロすぎて嫌になってしまいます。



N. peltata BE-3464 / Borneo Exotics
高地性種は軒並み不調だった今期の屋外栽培期間でしたが、
なぜかペルタタは例年に比べて調子がよかったです。
以前は春以外にはどうやっても袋を着けなかったのですが、
今年は今でも袋を作っています。
一体全体どうしちゃったのでしょうね。



BEペルタタらしく、細長い袋の形は健在。
今後成長しても、丸くなることはないです。
シブヤンエンシスのスクアット辺りと交配したら、面白そうな気もします。
……それにしても、用土表面が汚いです。
この子を植え替えたの、かなり前のことですしねー……。
特に鉢は狭くはなってないですし、調子を落としているということもないので、
そのうち表土だけ入れ替えようかと思います。



現在出来かけの袋。
今の時期に新しい袋が膨らんでいるなんて初めての出来事です。
こんな風に順調に袋を着けてくれていると、育てていて楽しくなります。
逆に厳冬期の屋内栽培とか、全然袋が着かないのでつまんないです。
それでも春以降に期待を込めて、しっかりお世話しないとなのですが。

次の葉っぱは大きくなってはいるのですが、袋は着かなさそうな感じ。
ペルタタの袋も、今年はこれで最後かもですねー。
来年まで見られなくなると思うと、ちょっと寂しくもありますが、
次の春にはもっと大きな袋を見られるように、がんばってお世話しないとです。

ここ最近、雨が続いています。
暑さも一段落して湿度も高く、陽射しもきつくないので、
せっかくなので少しずつ植え替えを進めています。



裏に見えるのは、先日登場した無花果。
それと、ヘゴの成長速度は育ててみなければわからないと以前に書いたのですが、
一夏管理してみたところ、アホみたいに大きくなりました。
恐らくは大きな鉢に植えることが重要なのかと思いますが、
成長スペースさえあれば、かなりの早さで急成長するようです。
実際、温室に地植えにされたヘゴとか、とんでもない大きさになりますしねー……。
都合の関係で、雨の夕方に画像を用意しているので、暗くて画質も今一つです。
それ以外にも、このところスマホが不具合連発なので、そろそろ買い換えたいところです。
さすがに古い機種ですしねー……。



特に具合の悪かったジャンバン。
茎の細かった部分を埋め戻しました。
去年の夏は全然平気だったのですが、今年の異常な暑さはさすがに堪えたようです。
やはり高温により弱ったのか、葉に常在菌に侵された痕が見えます。
なんとか持ち直してくれたらいいのですけれど……。

基本的には植え替えではなく、表土の傷んだ部分のみを交換していきたいところなのですが、
ビーチやボゲリーは4号鉢では明らかに手狭になりつつあるので、
思い切って5号鉢に鉢増ししてみる予定です。
ラジャは表土のみ交換の予定なのですが、有機用土は水分多めだとダンゴムシ等が大量に沸いて、
それはもう酷い見た目になっています……、葉は大きくなっているのですが。
もしか万が一にでも、コガネムシとか入り込んでいたら、それだけが怖いです。
一度、用土の上にオルトランでも撒いておくべきでしょうか。

先日まで寒いと思っていたら、急に暑いです。
この寒暖差はちょっと身体の方にもきついですねー……。
私の方はといえば、喉が痛くて鼻水が出て、頭が痛いのですが……。
熱でもあるのかなー。
急転直下いらっしゃったりはしないです、恋心。
相も変わらずの風邪ひきテンションですよ。



Lycoris radiata
曼珠沙華、彼岸花、地獄花、幽霊花、死人花、捨子花、剃刀花、狐花、蛇花、etc...
どれでも好きな名前で呼ぶといいです。
ここに挙げた以外にも、日本全国で千以上の名前があるそうです。
イーノックより、ずっとすごい!!
軽く14イーノック近いです。(1Enoch=72)

それだけたくさんの名前があるということは、昔から身近な花だったのでしょうね。
それにしては、どれも不吉な名前ばかりのような気もしますが、
本種が有毒植物ということも関係しているのかもです。



L. Xalbiflora Koidz.
たまに白い花が混ざってます。
日本に自生する本種には種子は出来ず、栄養生殖のみで増殖して数を増やしていったため、
遺伝的には全て同一の個体だと言われています。
以上のことから、日本の彼岸花はたった一つの球根から増殖したと言われることもありますが、
元々同一の遺伝子を持った個体が導入以前より大量に存在していたらしく、
現在ではその学説は否定されているそうです。
ちなみにこの白い彼岸花は、シロバナマンジュシャゲと呼ばれるものです。
近縁種で種子繁殖も可能で遺伝的に多様なコヒガンバナから作出されたそうです。
彼岸花は基本的に三倍体なので、交配とかはできないです。

………
……


ようやく暑さも一段落して、高地性ネペンテスも山場を乗り切ったかと思ったのですけれど、
一部の高地性種がどうも調子がよくなさそうです。
今年の夏は連日40度超えの日がずっと続いたので、さすがに暑がらせてしまったかもしれません。
このまま力尽きたりしなければいいのですが……。
今後の経過を注意深く観察してみます。

最近ネペンテスの管理がおざなりになってる気がします……。
暑さも一段落したことですし、鉢の藍藻を落としたり、
傷んだ用土表土の交換をしていこうかと思います。
苔が全滅したところにゼニゴケとか出始めて気持ち悪いですし。
今年の冬支度も、そろそろ始めていかないとですしね!



N. xLadyluck
実はこういう普及種も居ます。
ただ、去年の冬の寒さに当ててしまったため、主茎はかなり傷んでしまいました。
それでも、アンプラリアの血が入っていながら去年の低温で枯死しなかったのは、奇跡に近い気もします。
暖房かけてても室温は5度切ってましたからね……、外気温は氷点下10度でした。
やっぱりホムセンで売られるようになるまで普及した超強健種です。
ベントリコーサは片親に使うと、本当に強くなりますねー……。
現在は脇芽が出て、そちらに袋を着けています。



袋のサイズも半分くらいになってしまいました。
去年の夏には15センチ以上のサイズで太さもあったので、
そこから比べると大幅なランクダウンです……。
それでもレディーラックらしい深紅の袋は健在です。

こういう普及種はよく駄物扱いをされるのですが、本交配種は本当に綺麗です。
素晴らしい交配種だったからこそ、大量に増殖されて普及に至った訳ですし。



主茎の方もそれなりに頂芽は動いているのですが、
メインは完全にこちらの脇芽に移った感じです。
これはもう元主茎は切り落として、こちらの脇芽に注力させた方がよさそうです。

それと、脇芽も複数出ているので、一つ切り取って挿し木にして、
4号鉢辺りで新しく栽り直してみるのも面白そうかと思います。
小さな鉢なら、加温している温室の片隅に間借りできますし。
冬は耐えられるとはいっても、やっぱりそこはアンプラリア系交配種。
夏の方が絶好調ですし、冬だって暖かく過ごせるに越したことはないのです。
昼夜の寒暖差もなかなか激しくなってきました。
先日は雨も降ったりしましたし。
こんな気候で元気になるものといったらアレです。
みんな大好きキノコ観察です。
おそらく楽しみにしているのは私くらいなのでしょうけれど……。



Amanita orientogemmata
ウスキテングタケの幼菌
いつも観察している場所だと初めて見ました。
キノコの旬は秋中旬頃のイメージが強いですが、
テングタケ科の仲間は晩夏から初秋の頃にかけて多く見られます。

本属に限った話ではありませんが、キノコ全般は発生から消滅までの期間が短く、
少しでも時期がずれると全く見られなかったりすることも多いです。
環境の多様な野山や森であれば、ポコポコと長期間に渡って発生するのかもですが、
今回観察しているような小規模な森林公園の場合、一気に発生して一気に消滅してしまうため、
一日でも遅れたりすると、溶けかけの老菌しか残ってなかったりします。



テングタケ科のキノコには、タマゴタケを始めとした非常に美味しい食用菌と、
ドクツルタケを始め、猛毒キノコ御三家のような致死性の毒キノコが混在しています。

……ちなみに御三家は、消化吸収される前に吐き戻す以外に有効な治療法が存在せず、
解毒剤が存在しない上に即効性の毒ではないため、数週間苦しみ抜いた上でじわじわと死に至ります。
もしか何か悲しいことがあっても、食べない方がいいです。
それと、致死性の毒を持っていても、味の方は上記の食用菌以上に美味らしく性質が悪いです。

そんな美味しいor死……といった両極端なイメージを持つテングタケ科ですが、
本種を始め、テングタケやベニテングタケ等、
死にはしないけど普通に毒キノコというのも多いです。
効能は、下痢や嘔吐、発汗腹痛等々……。
普通に美味しいと聞きますけど、毒キノコなので絶対食べちゃダメなやつです。
死にはしないといっても、食中毒で上記の症状が出ると死ぬほど辛いですよ。



A. javanica
キタマゴタケ
過去画像ですが、よく似た食用菌も生えるのが性質が悪いです。
ちなみにさらに性質が悪いことに、この近辺にはタマゴタケモドキまで出るそうです。
見た目は本種に非常によく似たキノコですが、こちらは御三家に勝るとも劣らない猛毒菌です。
元々素人のキノコ狩り自体が推奨されたものではないですが、
この付近でのキノコ狩りは絶対にやめといた方がいいやつです……。

ここではテングタケ科のキノコが結構見られるのですが、
本科のキノコは大型で見栄えがして、色や形も美しい種類が多いので、
今後も観察していけたらと思います。

プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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