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先月後半に落ち込んでいた間に溜まりに溜まったタスクに押し潰されそうです。
現代日本では、どうやら感傷に浸っている暇もあまり無さそうです。
技術者を消耗品のように使い潰してゆく社会というのも、どうかと思いますけど。
私の代わりは居なくとも、上位互換がいくらでも出回っているのです。



前回に続いてまたも先月の画像なのですけれど、
傷心旅行というわけでもないのですが、水族館に行ってきたのでした。



コモンウミウシ
Goniobranchus aureopurpureus
ウミウシの仲間ってマリンアクアでの飼育が流行ったりと、
お店で売られていたりするのをよく見かけるのですが、
生態が不明で何を食べているのかわからなかったり、
正気の沙汰とは思えないような謎の専食や単食性を持っていたりするので、
水槽での寿命は餓死するまで、とよく言われています。
本種はとある特定の種類のカイメンのみを専食するらしいですが、
カイメンの種類の判別も含めて、個人で用意するのはまず不可能です。
すぐに死ぬからすぐに次が売れる、ペットショップの暗黒面が少しだけ垣間見えましたね。



不明種、書いてあったはずだけど忘れました。
調べようともしたのですが、ウミウシで検索してみると分ると思いますけど、
種類も学名も書かずに『かわいー!』としか言ってないクソみたいなブログばっか出てきます。
うちの事かよ畜生。



タテヒダイボウミウシ
Phyllidia varicosa
何が悲しくて週末に画像見てウミウシの種類の判別なんてしなくちゃいけないんですか私は。
こんなことならプレートも一緒に撮ってきたらよかったです。



ハナオトメウミウシ
Dermatobranchus ornatus
ウミウシの名前っていちいち可愛かったりするのがずるいですよね、あざとい。
シルエットはどれもぶっちゃけアシヒダナメクジなのですけれど、
カラフルなことと、海に棲んでるというだけで許されてる感あります。
カタツムリだって殻があるだけで人気者だったりしますし、
エビとかだって、たまたま海に棲んでただけの蟲とか言われてましたし。
それでも可愛くて綺麗と思ってしまうあたり、人間とは悲しいものですね。
ちなみにアメフラシも展示していましたが、あれは本当に巨大なだけのナメクジなので割愛です。

……過労による情緒不安定で、いつもに増して何言ってるのかわかんねーですね。

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無題
ミノウミウシ類はイソギンチャク専食な上に獲物の刺胞を体に取り込んで自衛に用いるというどう編み出したのか想像もつかない機構を備えているので私は好きです。
シルエットは確かに普段ベランダで踏み潰しているナメクジと変わりませんね。
jaz***** 2018/08/12 (Sun) 22:56 編集
Re:無題
≫jaz*****さん

ミノウミウシは水槽内でスナギンチャクやボタンポリプ系のサンゴを食い荒らすので、
どちらかといえば害虫のようなイメージが強いです……。
この手の生物は海に棲んでいるから許されているのです。
巨大な甲殻類が茂みとかに居たら怖いですし……ヤシガニのことですけど。
2018/08/15 (Wed) 01:13
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Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

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