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最近、本当にずっと雨ばかりで困ってしまいます。
先日久々に、本当に久しぶりに晴れ間が覗いたのですが、
今日になったらまたいつもの曇天に逆戻り……。

今年の梅雨は空っ梅雨でしたが、まるでその分の雨が今になって全部降ってるみたいです。
ダムはもう台風でいっぱいになりましたし、本当に今更という感じなのですが……。



ネペンテス・アッテンボロギ。
先月初めにちらっと登場して、それ以来でしたね。
あのときはまだ順化中でしたが、今ではすっかり養生も済んでいます。
少し前にヒーローさんのリストにも順化済みのものが並びましたが、一瞬で売り切れたようです。
希少な品種も入手の機会は増えましたが、競争率が高いですね……。

前回と比べると、葉っぱも結構増えていい感じ。
袋は小さくなりましたが、おそらくは輸入時の環境の急変によるものですので、
これから次第に大きくなっていくんじゃないかなって思います。



袋の大きさは1センチくらい。
輸入前についてたであろう袋の半分くらい。
順化も無事に終わったので、これから元のサイズに戻ったり、大きくなってくれるはず。
アッテンボロギらしさは、今のところ袋には全く出ていません。
ちょっと小さすぎますしね……。
これはこれでかわいい気もしますけど、やっぱり特徴くらいは出てほしいですし。



小さいながらも葉っぱには特徴が出てきています。
葉表面は無毛で、縁取るように金茶色の毛、文献通りの特徴です。
今でこそ私にも手の届く種類になりましたが、数年前は今の何十倍の値段がしたそうです。
数年前ってことは発見されたばかりのことですし仕方ないかもですが、
当時は偽物が横行したこともあったそうで……。

今では海外の業者、『Borneo Exotics』が実生苗だかフラスコ苗だかを販売していますので、
安心して入手することができるようになりました。
競争率は高いですけど……。
うちのアッテンボロギも、この『Borneo Exotics』由来の子なのです。

自生地での写真を見ると、かなり個体差が激しいようですが、
この子は大きくなったらどんな袋をつけるのでしょうねー……、今から楽しみです。
袋も葉っぱもどんどんサイズアップしてくれれば嬉しいのですが。




サイズアップといえば、この前ちぎれたトランカータがまさかのリーフジャンプです。
リーフジャンプとは、前回の葉に比べて新しい葉が倍近い大きさに急成長すること。
ウツボカズラは徐々にというより、こんな感じで段階的に大きくなっていきます。
他のブログなどで、たまに1年足らずでありえないサイズに育て上げる人を見ますが、
そういう人たちはきっと新しい葉を出すごとに、この現象を起こしていると思われます。
たぶん自生地より速い成長速度です。
栽培に必要な設備に加え、それらを完璧に生かせるような知識や技術があるのでしょうね。
私もいつか、あんな風になれたらなぁ……。

袋のない蔓の先端が鉢の縁からはみ出るくらいに育っているのが物悲しいです。
ちゃんと袋が形成されてれば、うちの中ではいいサイズになってたと思いますし……。
袋もないですし、葉っぱが完成したら早いとこ次の芽を出してほしいところ。
早く新しい袋を見てみたいのです。

今回から写真を原寸表示にしてみたのですが、解像度が低くて粗が目立ちますね……。
データの軽さを重視したのが裏目に出たようです。
メモリースティックとデータ移動の方式を変更したので、次の記事からは改善されるはず……。
せっかくだからきれいな画像で見てもらいたいですし!
撮り方も、もっと魅力を余すことなく伝えられるようがんばっていきたいところです!



すっかり他の子の紹介の際に、隅っこに袋の端だけ写ってるだけになりつつありますが、
それでもうちのベントラータは元気にしています。



毎日見てるとあんまり変わった気がしなかったんですが、
こうして比べてみると、結構こんもり育ってきた感じですね。
4号鉢で二芽立ちって、かなり狭い気もするのですが、
そもそも鉢を大きくしたところで芽の出る位置は一緒ですし、変わらない気も……。
片方挿してもよかったのですが、今更って気もするのでこのままいきます!

挿すといえば、この個体、春に荒れ果てていた主茎を切り落としたのですが、
こんなボロボロの茎じゃ無理っぽいとは思いつつも、一応挿すだけ挿しといたんです。
使った用土も、たまたま手元にあった水苔です。
普段は根が絡むのを嫌って鹿沼土を単用で使うのですが……。
当時どれだけ適当に扱ってたんでしょうねー……。
育成だけを考えるなら、たしかに水苔が一番よさそうなのですが。

そして、あのときに挿したボロボロの茎が、今どうなったかというと……。



しっかり育って袋までつけてるのでした。
切ったのは3月下旬くらいだったはずなので、半年とちょっと。
とても丈夫な種類ではあるのですが、すごく順調です。
適当に水苔を巻いて鉢に突っ込んであるだけなので、そろそろしっかり鉢上げしたいところ。
このところ暑さも一段落して、週間天気予報もいっそ清々しいくらいに曇り時々雨しかないですし。
他にも植え替え……というよりは鉢替え、鉢増ししたい子もいるので、
近いうちに済ませておこうかと思います。



こちらはベントリコーサの挿し穂。
8月の初めに挿されたもので、まだ動きはありません。
早く動き出してくれれば一安心できるのですが……。
半分は同じ血を引いてるのですし、ベントラータのように上手くいけばいいのですが……。
あと数ヵ月もすれば発芽してくると思いますし、できることといえば信じて待つくらいです。
ベントラータのときとは違い、一日千秋の思いで今か今かとそのときを待っています。

なにか動きがあれば、そのときはまた報告させていただきます!


このブログの開設以来、当初からカテゴリーにあったにも関わらず、一つも記事がない項目。
それがアクアリウムです!
こう書くと今回はいよいよアクアネタなのかな?って感じですよね!
うちには小さな海水水槽があります。
昔は淡水で水草をやってた時期もあり、今でもまたやりたいなぁ……と思うことはあるのですが、
時間も手間もなく、結局再開には至っていません。

海水水槽で育てるものといえば、煌びやかな海水魚だったり、いろとりどりのサンゴだったり……。
通常であればそんなところですが、うちで飼っているのはウニです。
うちを訪れるお客さんの全員が食べられるのか聞いてきますが、食べられないやつです。
ウツボカズラといいウニといい、常人からは理解されにくい趣味ですが、私は気に入っています。

今回は、そんなウニたちと関係ありそうで関係ない、少しだけ関係のあるお話。



ユーフォルビア・オベサ。
詳しいことは知らないのですが、一目惚れして衝動買いしてしまった子です。
でも、ユーフォルビア(トウダイグサ)って名前は、園芸植物の中ではよく聞くやつです。
サボテンだったり多肉植物だったり、普通の観葉植物や花だったりと、ものすごく多種多様です。
有名どころだと、ポインセチアなんかもこの仲間です。
この丸っこいのとポインセチアが同属の植物なんて、にわかには信じがたいですね。
でも、どうしてこの丸いのに一目惚れしたかというと……。



私、ビーチコーミングが好きなんです。
うちから海まで、すごく遠いのですが、憧れなんかに似たものもあるのかもしれません。
流れついた綺麗なものや、珍しいものを集めてみたり。



中でも大好きなのが、うちでも飼ってるウニの殻なのです。
幾何学的な模様や形なんて、到底自然の造形物には見えません。
そんなウニの殻と今回のオベサに、私はシンクロニシティを感じたのです!



並べてみました。
なかなか面白い感じ。
このままインテリアっぽくなりそうですが、ウニの殻はとても軽く壊れやすく、
外でやると風で飛ばされて悲しいことになる未来しか見えないので、室内でしかできないです。

調べてみたところこのオベサ、育てるのは簡単らしいですが、
環境の悪化、日照不足や過湿、肥料過多などによって形が崩れやすいとのこと。
この丸い姿こそ醍醐味ですし、このまま丸いまま育ってくれたらいいですね!


園芸用の植物って、本当にたくさんの種類がありますよね。
星の数ほどある植物たちの中から個々の好みの植物を探すのは楽しいですし、
気に入った植物を見つけたときは、とても嬉しかったりします。
最近はホームセンターの園芸コーナーも充実しており、
ちょっとマニアックな植物も入手できたりして、本当に楽しい時代になりました。
そういった場所に並ぶのは、栽培の簡単なものが多いですし!

しかし、一般的には簡単と云われる植物でも、どうしても相性が悪く上手くいかないものがあります。
私にとっての、このアエオニウム、『黒法師』もそんな中の一つ。
園芸種名のZwartkopはオランダ語で黒帽子という意味、和名との言葉遊びが面白いですね!
和名の黒法師の他にも、闇夜笠やサンシモンといった名で呼ばれます。
典型的な冬型の多肉植物の一つで、場末のホームセンターにも非常に安価に売られる入門種ですが、
うちではどうも上手く育たないのです。
栽培方法を調べてみても、普通に典型的な多肉植物で、変わったことはなさそうなのですが……。



この子は春くらいにうちに来た、とても小さな個体。
用土は軽石とバーミキュライト基体、うちではあまり使わないタイプのやつです。
枝分かれしてたくさんの頭をつけるより、一本立ちの方が好きです。
ひょろりと伸びた茎の先に開くロゼットの異形感が、
まるで物語に出てくる怪物みたいで大好きなのです。
メテオパラサイトの触手的なやつ……?
本当に、異界の植物みたいで素敵ですよね!

うちではある程度大きくなると、突然茎に腐りが入ってお亡くなりになることが多いので、
ひょっとしたら潅水が多すぎるのかもしれません。
夏場に雨が吹き込んだりで、意図せず濡れてしまうことが多いのも問題かも……?

この子の栽培のコツを掴んで、分頭した芽を挿して増やして、
小さな鉢でたくさん並べたりしたら、きっと壮観でしょうねー。
ただ、ひょろ長くて頭でっかちなので、小さな鉢に植えると必然的にバランスが悪くなります。
あんまりバランスが悪くなったら、挿木で仕立て直します。

うーん……、今年こそ、しっかり育てられると嬉しいのですが……。


あれほど喧しかった蝉の声もすっかり鳴りを潜め、昼間は随分と静かになりました。
時折思い出したようにソロ演奏する蝉の声は、なんとも哀愁を感じさせます。
代わりに、夜には虫の音が賑やかです。
鈴虫やら蟋蟀やら、名も知らないバッタの類。
あ、でも、バッタはうちの植物たちの葉っぱをもぐもぐするのでダメです!



最近では夜温も低めで、雨が降ると日中も涼しいため、最盛期だったアンプラリアの成長も打ち止めです。
ただ、涼しいとはいってもまだ20度を下回るようなことはないので、まだ生育温度の範疇のはず。
どうやら適温の範囲内であっても、急激に温度が変化するのは負担がかかるようです。
このあたりはアクアリウムだと一般的な話ですが、
環境変化の少ない場所に自生する植物にも当てはまりそうな話です。
それに、範囲内とはいっても最盛期より気温は確実に下がってきていますしね。



あっという間に膨らんで完成していた袋も、今ではとてもゆっくり成長しています。
新芽が葉っぱに成長するまでにも、結構時間が掛かります。
秋分の頃までには、低地性品種は夜間は室内に取り込むことになりそうです。



こっちは以前に言っていた別個体。
ようやく輸送ダメージも癒え、環境にも馴染んでいい感じの葉や袋になってきたのですが、ここで夏終了。
本格的な成長は来年以降になりそうです。
冬の間の管理に失敗すると暖かくなってからも調子が上がらないので気をつけます。
グランドピッチャー、早く見てみたいですしね!
つけてくれるのは、一体いつになることやら……。

部屋の内装も一段落したので、そろそろ本格的に冬支度を始めないとです!


プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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